作成日: 2025/5/30 更新日:2025/5/30
大学の総合型選抜(旧AO入試)のまとめガイド-受かるための対策や入試の特性を大公開

このページでは、総合型選抜(旧AO入試)での受験を検討している方向けに、試験概要やスケジュール、対策方法などを分かりやすく解説します。主な内容は次のとおりです。
- 総合型選抜(旧AO入試)の基本概要や特徴とポイント
- 学校推薦型選抜(公募推薦)や一般選抜との違いと共通点
- 総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリット
- 実施時期やスケジュール
- 合格するための具体的な準備内容や対策
後半では、総合型選抜(旧AO入試)での受験を検討している方からよくある15の質問に回答していますので、あなたの疑問も解消できるでしょう。
最後まで読んで総合型選抜(旧AO入試)についての理解を深め、対策を始められるようにしましょう!
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 総合型選抜(旧AO入試)の基本概要や特徴とポイントとは?
- 1-1 「AO入試」の意味は?なんの略?
- 1-2 総合型選抜(旧AO入試)の合格率とは
- 1-3 総合型選抜(旧AO入試)の出願条件とは
- 1-4 専願制の大学と併願制の大学がある
- 1-5 スポーツや文化活動の一芸入試とは
- 1-6 国公立大学と私立大学の総合型選抜(旧AO入試)の違いとは
- 1-7 総合型選抜(旧AO入試)の実施大学は今後も増加する
- 2 学校推薦型選抜(公募推薦)や一般選抜との違いと共通点とは
- 3 総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリットとは
- 4 総合型選抜(旧AO入試)の実施時期やスケジュールとは
- 5 総合型選抜(旧AO入試)で合格するための具体的な準備内容や対策とは
- 5-1 高校に調査書を発行してもらう
- 5-2 評定平均を高める
- 5-3 英検などの英語資格で高成績を取る
- 5-4 大学や学部・学科のアドミッションポリシーを詳しく理解する
- 5-5 部活動などの課外活動や探究学習に取り組む
- 5-6 出願書類を用意する
- 5-7 小論文の対策をする
- 5-8 英語や数学などの学力試験の問題を解けるようにする
- 5-9 大学共通テストの対策をする
- 5-10 面接時に質問で聞かれることに答えられるようにする
- 5-11 口頭試問に答えられるようにする
- 5-12 プレゼンテーションの発表準備をする
- 5-13 グループディスカッションの対策をする
- 6 よくある質問と回答
- 6-1 出席日数や欠席日数は評価される?
- 6-2 12月以降に行われる総合型選抜(旧AO入試)もある?
- 6-3 総合型選抜(旧AO入試)で受かりやすいおすすめ大学とは?
- 6-4 大学のオープンキャンパスに参加した方がいい?
- 6-5 理系の総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?
- 6-6 総合型選抜の専門塾や対策塾に行くべきか?
- 6-7 おすすめの対策本について教えてください
- 6-8 総合型選抜(旧AO入試)に落ちたらどうすればいい?
- 6-9 浪人生も総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?
- 6-10 医学部も総合型選抜(旧AO入試)で受験できる?
- 6-11 通信制高校から総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?
- 6-12 不登校でも総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?
- 6-13 専門学校の総合型選抜(AO入試)の特徴とは?
- 6-14 総合型選抜(旧AO入試)の面接での服装とは?
- 6-15 合格後の過ごし方とは?
- 7 今回の内容のまとめ
総合型選抜(旧AO入試)の基本概要や特徴とポイントとは?

総合型選抜(旧AO入試)は、日本の大学入試制度の一つです。
総合型選抜(旧AO入試)では、学力試験だけでなく、志望理由書や面接、小論文などを通じて、学力に加え、次の点などを多面的に評価して合否を判断します。
- 志望動機や将来の展望、学習意欲
- 受験者個々の特性や能力、人間性
- 適性(アドミッション・ポリシーとの合致度)
このように、総合型選抜(旧AO入試)では、従来の学力偏重の入試では測りきれない受験者の潜在能力や個性、適性を評価することが可能となっています。
「AO入試」の意味は?なんの略?

AO入試とは、Admissions Office入試「アドミッションズ・オフィス入試」の略称です。
アドミッションズ・オフィスとは入学選考事務局のことであり、各大学のアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)に沿って選考することから名付けられました。
アドミッションポリシーに記されている「求められる能力や特性」は大学や学部によって異なります。
そのため、総合型選抜(旧AO入試)では、受験者は志望する大学や学部のアドミッションポリシーをよく理解し、それに沿った準備をすることが重要です。
ちなみに、「総合型選抜」という名称は「学力試験の成績だけではなく、志望理由書や面接、課外活動の実績などを基に、総合的に合否を判断すること」に由来しています。
大学ごとに総合型選抜(旧AO入試)の評価基準やプロセスは異なるため、受験を希望する大学の評価基準やプロセスの詳細を事前に確認することが重要です。以下に、ここまでの内容をまとめます。
- 総合型選抜(旧AO入試)は、学生の多様な能力や個性、将来の可能性を重視した入試制度であり、学力以外のさまざまな側面を評価する選考方法が特徴的です。
- 各大学のアドミッションポリシーを熟知し、求められる人物像に合致するかを検討することが不可欠です。
総合型選抜(旧AO入試)の合格率とは
総合型選抜(旧AO入試)の合格率は、大学や学部、年度によって異なります。なぜなら、大学や学部により募集人数や志願者数が毎年異なるからです。
一般的に、人気のある大学や学部では競争が激化し、合格率が低くなる傾向があります。
総合型選抜(旧AO入試)で受かる確率や落ちる確率については以下のページで詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)で難しいことを目安の倍率とともに解説
なお、Fラン大学の総合型選抜(旧AO入試)は特に合格率が高いですが、合格を勝ち取るためには、しっかりとした準備が必要です。詳しくは以下のページでご確認ください。
Fラン大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴をおすすめの大学と共に解説
総合型選抜(旧AO入試)の出願条件とは

総合型選抜(旧AO入試)では、出願に際して以下の条件が課される場合があります。
出願条件 | 説明 |
評定平均 | 高3の1学期までの全科目の通算成績が対象(特定の科目の成績も対象になることがある) |
英語能力検定試験 | 英検の取得級やCSEスコアなどが対象 |
履修科目 | 特定の科目の履修が必要な場合もある |
スポーツや文化活動などの一芸に秀でた実績 | 実績を示す証拠書類の提出が必要 |
出願条件の有無や詳細は大学や学部によって異なるため、各大学の入試要項を確認することが重要です。
専願制の大学と併願制の大学がある
総合型選抜(旧AO入試)では、大学選びにおいて専願制と併願制の違いが重要なポイントとなります。
専願制 | 併願制 |
合格した場合に必ず入学することを出願条件としているので、入学辞退ができない | 合格しても入学を辞退できるるので、滑り止めの選択肢を広げることが可能 |
専願制でも、他の大学とも併せて受験できますが、専願制で合格した場合は入学辞退ができません。
そのため、専願制で合格した場合は、他の大学に合格しても、必ず専願制で合格した大学に入学する必要があります。
従って、受験生は、自分の希望や条件に応じて、専願か併願可を考慮して受験するかしないかを決定することが必要です。
各大学の募集要項を詳しく確認し、専願制か併願制かを理解した上で出願するようにしましょう。なお、併願のポイントについては以下のページにまとめているので、併せてご覧ください。
総合型選抜(旧AO入試)の併願とは?複数受験の注意点を解説します
スポーツや文化活動の一芸入試とは

スポーツや文化活動の実績が評価される一芸入試は、特定の分野での優れた能力や実績を持つ学生を対象とした総合型選抜(旧AO入試)です。
例えば、スポーツでの全国大会出場経験や、文化活動での顕著な成果が評価されることが多く、学力試験だけでは見えない個人の才能や努力を大学側が重視します。
そのため、一芸入試は、特定の技能や知識を活かして大学での学びを深めたいと考える学生にとって、大きなチャンスとなります。
なお、大学によっては実技試験が課される場合もあり、自分の強みを直接アピールできる場となります。
このように、自らの得意分野を活かし、個性を発揮したいと考える学生にとって、一芸入試は魅力的な選択肢と言えるでしょう。
一芸入試の詳細は以下のページにて解説しているので、詳しく知りたい場合はぜひご覧ください。
一芸入試とは?種類や実施大学例、おすすめな人の特徴、注意点を解説
国公立大学と私立大学の総合型選抜(旧AO入試)の違いとは
国公立大学と私立大学の総合型選抜(旧AO入試)には、いくつかの違いがあります。
国公立大学 | 私立大学 |
共通テストや大学個別の学力試験などが課される場合が多い | 面接や小論文、課外活動の実績が重視される傾向がある |
出願時に一定の評定平均が求められることが一般的 | 出願条件に評定平均が含まれない場合も多い |
他大学との併願が可能な場合が多い | 専願制の場合が多い |
このように、国公立大学と私立大学の総合型選抜(旧AO入試)には、それぞれ特徴があります。
そのため、受験生は、自分の適性や目標に合わせて、どちらの大学の総合型選抜(旧AO入試)がより自分に合っているかを検討することが重要です。
なお、国公立大学の総合型選抜(旧AO入試)については以下のページにて詳しく説明しているので、ぜひご参照ください。
国公立大学の総合型選抜入試(AO入試)の特徴とは?実施大学も紹介
総合型選抜(旧AO入試)の実施大学は今後も増加する

日本の大学入試制度において、総合型選抜(旧AO入試)は次の観点から大きな注目を集めています。
総合型選抜(旧AO入試)の特徴 | 説明 |
従来の学力試験に依存しない | 学力以外の要素を重視する大学や、特色ある教育プログラムを持つ大学では、総合型選抜(旧AO入試)を採用する傾向が強まっています。 |
選考基準が多様であり、バックグラウンドが異なる受験者の多様な能力や個性を柔軟に評価できる | 少子化の中で学生を確保し、社会の変化に応じた人材育成を目指す多くの大学では、学生の多様性を尊重し、多面的な人物評価を行う総合型選抜(旧AO入試)の導入を進めています。 |
このような情勢を踏まえると、今後も総合型選抜(旧AO入試)を実施する大学は増加すると予想されます。
学校推薦型選抜(公募推薦)や一般選抜との違いと共通点とは

総合型選抜(旧AO入試)での受験を検討する上では、学校推薦型選抜(公募推薦)や一般選抜との違いと共通点を理解することが重要です。
総合型選抜(旧AO入試) | 学校推薦型選抜(公募推薦) | 一般選抜 |
出願条件を満たせば自由に出願できる | 出願には、出願条件を満たし、高校からの推薦を得ることが必要 | 自由に出願できる |
専願の場合がある | 併願できる | |
評定平均や活動実績も評価対象となり、学力試験だけでは測れない受験生個々の特性や能力が重視される | 共通テストや大学個別の学力試験の点数で合否が決まる | |
これらを踏まえて、自分に合った選抜方法を選ぶことが合格への第一歩です。なお、総合型選抜(旧AO入試)と公募推薦の違いについては以下のページにて詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。
総合型選抜と指定校推薦入試の違いとは

総合型選抜(旧AO入試)と指定校推薦入試は次の点で異なります。
総合型選抜(旧AO入試) | 指定校推薦入試 |
出願条件を満たせば自由に出願できる | 特定の高校に在籍する生徒に対して、大学が推薦枠を設ける制度 |
学力試験だけでなく、志望理由書や面接、小論文などの多様な評価方法を通じて、学生の個性や意欲が重視される | 校内選考があり、評定平均や出席状況が重視される |
各大学や学部の選考基準によって合否が決まる | 推薦を受けた生徒はほぼ確実に合格できる |
指定校推薦の場合、校内選考を通過することでほぼ確実に進学できるため、他の受験生に先んじて大学生活の準備ができるという利点があります。
総合型選抜(旧AO入試)と指定校推薦入試の違いは以下のページにて解説しているので、理解を深めることで、自分に最適な受験戦略を立てる手助けとなるでしょう。
総合型選抜と指定校推薦は両方同時に出願が可能?両試験の違いや同時対策のコツと共に解説
総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリットとは

次に総合型選抜のメリットとデメリットについて解説します。
総合型選抜の主なメリットのまとめ
総合型選抜(旧AO入試)のメリットは次の点にあります。
総合型選抜(旧AO入試)のメリット | 説明 |
学力試験が苦手な学生にもチャンスがある | ・学力試験では測れないリーダーシップや問題解決能力、創造力などをアピールするチャンスがあります。 |
多様な才能や個性を持つ学生が評価される | ・特に、自分の得意分野や興味を深く追求してきた学生にとっては、自分を最大限に表現できる舞台と言えるでしょう。 |
早い時期に進路が決まる | ・総合型選抜(旧AO入試)では、一般入試よりも早い9月~11月頃に合格発表が行われます。 ・合格すれば、早めに大学生活の準備ができ、共通テストや一般入試のプレッシャーから解放されます。 |
一般入試よりも倍率が低いことがある | ・大学・学部によっては、一般入試よりも倍率が低く、受験者数も少ないため競争率が低めです。 (ただし、人気大学では倍率が高くなることもあります。) |
面接やプレゼンテーションの経験が将来役立つ | ・総合型選抜(旧AO入試)での面接やエントリーシートの作成は、就職活動にも役立ちます。 ・早いうちから「自分を表現する力」や「論理的に話す力」を身につけることができます。 |
総合型選抜の主なデメリットのまとめ
一方で総合型選抜(旧AO入試)には次のようなデメリットも存在します。
総合型選抜(旧AO入試)のデメリット | 説明 |
多岐にわたる準備が必要で、負担が大きい | ・志望理由書や学修計画書、活動報告書などの提出書類が多く、学力試験や小論文、面接などの対策も必要です。 |
何をどのように準備すれば良いかが分かりにくい | ・評価基準を満たすにはどのように対策を立てれば良いのかが受験生にとっては分かりにくいという声もあります。 |
専願(合格したら必ず入学)の場合がある | ・一部の大学の総合型選抜(旧AO入試)は「専願制」であり、合格したら必ず入学しなければなりません。 ・合格後に「やっぱり他の大学を受験したい」と思っても変更できないため、慎重に志望校を決める必要があります。 |
受験できる大学・学部が限られる | 総合型選抜(旧AO入試)を実施していない大学や学部では受験ができません。 |
詳しくは以下のページで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
総合型選抜のメリットとデメリットとは?向いている人の特徴と共に徹底解説
総合型選抜(旧AO入試)に受かる人の特徴とは

総合型選抜(旧AO入試)に受かる人の特徴は次のとおりです。
総合型選抜(旧AO入試)に受かる人の特徴 | 説明 |
自己分析がしっかりとできている | ・自分の強みや興味を明確にし、それをどのように大学で活かすかを説明できる能力が求められます。 |
学外でのボランティアなどの課外活動に積極的に参加した実績がある | ・コミュニケーション能力やリーダーシップ、問題解決能力など、社会で求められるスキルを培った経験が評価されます。 |
英語力や専門的な知識がある | ・英検や数検、簿記などの取得級やスコアも加点要素となります。 |
大学のアドミッションポリシーに合致している | ・提出書類や面接を通じて、大学側が求める人物像にどれだけ合致するかをアピールすることが大切です。 |
志望理由が明確 | ・「なぜこの大学・学部に入りたいのか?」をしっかり説明できる人は、面接や志望理由書で高評価を得やすいです。 ・特に、大学での学びを将来にどう活かしたいかを考えている人は、志望理由書や面接で説得力が増します。 NG例「とりあえず入りやすそうだから」 OK例「この大学の〇〇学部で、環境問題について研究し、将来は環境コンサルタントになりたい」 |
コミュニケーション力がある | ・総合型選抜(旧AO入試)では、面接やプレゼンテーションが行われることが多いため、自分の意見を論理的に伝えられる人が有利です。 |
文章を書くのが得意 | ・エントリーシートや小論文の出来が合否を左右するため、文章力がある人は有利です。 ・事前に添削指導を受けるなどの対策をするとよいでしょう。 |
総合型選抜(旧AO入試)での合格を目指す上では、過去の合格者の例を参考にし、自分自身の強みを最大限に活かす戦略を立てることが重要です。
詳しくは以下のページで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
総合型選抜(旧AO入試)に受かる人の特徴とは?向いている人や対策も解説
総合型選抜(旧AO入試)の実施時期やスケジュールとは

多くの大学では、総合型選抜(旧AO入試)の出願は9月から10月にかけて受け付けられ、選考は10月から11月にかけて実施されます。
ただし、総合型選抜(旧AO入試)の実施時期やスケジュールは大学によって異なります。
具体的なスケジュールは大学の入試サイトや説明会で公表されているため、志望する大学の情報を早めに確認することが重要です。
なお、同一大学でも学部ごとに異なるスケジュールや選考方法が存在するため、それに応じた対策が必要です。
また、提出書類の準備や小論文、面接対策には特に時間がかかるため、早めに準備に取り組むことが求められます。
総合型選抜(旧AO入試)の日程や流れとプロセスとは

総合型選抜(旧AO入試)の一般的な流れは次のとおりです。
時期 | やるべきこと |
6月 | 大学の募集要項を確認 |
6月〜7月 | エントリー受付開始(必要な大学のみ) |
8月〜9月 | 出願開始(エントリーシートや調査書を提出) |
9月〜11月 | 面接・小論文・プレゼンテーションなどの選考 |
10月〜12月 | 合格発表 |
12月〜1月 | 入学手続き |
各大学や学部によってプロセスは異なるため、詳細を希望する大学の募集要項で確認し、しっかりと準備することが重要です。なお、総合型選抜(旧AO入試)をⅠ期とⅡ期に分けて実施している大学もあります。
詳しくは以下のページで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
エントリーシート提出や面談が必要な場合もある
総合型選抜(旧AO入試)を受験する際、エントリーが求められることがあります。詳細は以下のページにて解説しているので、一度ご確認ください。
また、エントリーに際してはエントリーシート(志望理由や自己PRなどを記入した書類)の提出が必要です。エントリーシートについては以下のページにまとめてありますので、併せてお読みください。
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーシートの書き方を例文と共に解説
エントリー後はエントリーシートの内容に基づいて面談が行われます。面談の詳細については以下のページにてご確認ください。
受験の準備はいつから始めるべきか?

総合型選抜(旧AO入試)の受験準備は、できるだけ早めに開始することが理想です。総合型選抜(旧AO入試)では、学力や活動実績が評価されるため、高校1年生から次の準備に取り組むことが重要です。
- 評定平均を上げる
- 課外活動に積極的に参加する(部活動・ボランティア・探究活動など)
- 英検スコアを上げる
- 興味のある分野の勉強を深める(探究学習・読書・資格取得)
併せて、次の準備などは高校2年生のうちに新たにやっておいたほうがよいでしょう。
- 志望大学・学部を決める
- オープンキャンパスに参加する
- 選考の対策を始める(小論文など)
余裕を持って対策を進めることで、自信を持って入試本番に臨むことができるようになります。対策時期の詳細は以下のページにて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)で合格するための具体的な準備内容や対策とは

総合型選抜(旧AO入試)で合格するためには、次の準備が必要です。
準備 | 説明 |
高校に調査書を発行してもらう | 早めに発行を依頼しましょう。 |
評定平均を高める | 日々の高校での学習に励みましょう。 |
英検などの英語資格で高成績を取る | 英検などの受験も視野に入れましょう。 |
大学や学部・学科のアドミッションポリシーを詳しく理解する | 大学や学部のアドミッションポリシーを詳しく理解し、それに基づいて自己分析を行うことが重要です。 |
部活動などの課外活動や探究学習に取り組む | アピールポイントを作りましょう。 |
出願書類を用意する | 志望理由書や学修計画書、活動報告書、課題レポートなどは、自分の強みやこれまでの経験を具体的に示す内容にしましょう。 |
小論文の対策をする | 自分の考えや意見を具体的に伝えられるようにしましょう。 |
英語や数学などの学力試験の問題を解けるようにする | 過去問を解いて出題傾向を掴みましょう。 |
大学共通テストの対策をする | 一部の大学・学部では大学共通テストが課されます。 |
面接時に質問で聞かれることに答えられるようにする | 過去の自分の経験を具体的に話せるようになり、大学の求める人物像にいかに合致するかをアピールできるようにしましょう。 |
口頭試問に答えられるようにする | 学部で学ぶ内容の基礎知識を身につけましょう。 |
プレゼンテーションの発表準備をする | 学びに対する意欲や姿勢、自己表現力が問われます。 |
グループディスカッションの対策をする | 柔軟な思考力やコミュニケーション能力が問われます。 |
これらの対策を総合的に行うことで、総合型選抜(旧AO入試)での合格可能性を高めることができます。
受験期に向けてのポイントは以下のページにて解説しているので、ぜひご覧になって、どのような状況にも柔軟に対応できる準備を整えましょう。
大学の総合型選抜入試(AO入試)対策で何する?やるべきことを解説
高校に調査書を発行してもらう

総合型選抜(旧AO入試)においては、高校に調査書を発行してもらうことが必要です。調査書は、あなたの高校での学業成績や活動履歴、出席状況などを証明する公式な書類です。
大学側があなたのこれまでの努力や能力を評価するための基礎資料となります。まずは、進路指導の先生や担任の先生に相談し、必要な手続きを確認しましょう。
発行には通常、数日から1週間程度の時間がかかるため、余裕を持って依頼することが重要です。また、調査書は受験校数分必要であるため、必要な部数を事前に確認しておくと安心です。
詳しくは以下のページをご参照ください。
評定平均を高める
評定平均を高めるためには、日々の学習への取り組みが重要です。
心がけること | 説明 |
授業での理解を深める | 積極的に質問して疑問点を解消し、関連する資料や参考書を活用して知識を広げることがポイントです。 |
定期テストや小テストに向けた計画的な復習 | 苦手な科目には、特に重点的に時間を割いて復習に取り組むことで、確実に点数を上げることができます。 |
授業ノートの見直し | 自分なりの要約を作成することで、理解度を確認し、記憶の定着を図りましょう。 |
これらの地道な努力が、評定平均を高める大きな鍵となります。なお、総合型選抜(旧AO入試)での評定平均の影響については、以下のページにてご確認ください。
総合型選抜で評定平均はどのように影響する?評定が低い場合の対策も解説
英検などの英語資格で高成績を取る

英検などの英語資格で高成績を取ると英語力を証明できるので、語学力をアピールして総合型選抜(旧AO入試)での評価を高めるうえで非常に有利です。
高成績を取るためには、まず各級の出題傾向を把握し、目標とする級に応じた次の対策を行うことが重要です。
- リスニングやスピーキングの能力向上には、日常的な英会話の練習やオンライン教材の活用が効果的です。
- ライティングセクションでは、論理的な文章構成と適切な表現力が求められるため、日頃から多くの文章を書く練習を心掛けましょう。
- 試験の形式や内容に慣れるために過去問を繰り返し解くことも忘れずに行いましょう。
- 定期的に問題集を活用して自身の弱点を把握し、弱点を克服することが大切です。
こうした準備を通じて英語資格で高成績を収めることで、総合型選抜(旧AO入試)でのアピールポイントとなり得ます。
なお、総合型選抜(旧AO入試)での英検の扱いについては以下のページにて詳しく解説しています。
総合型選抜(旧AO入試)・公募推薦は英検無しでも合格できるのか?
また、総合型選抜(旧AO入試)では、英検以外にも取得しておくと有利な資格があります。詳しくは以下のページにてご確認ください。
大学や学部・学科のアドミッションポリシーを詳しく理解する
アドミッションポリシーは、大学や学部・学科が求める学生像や入学者に望む資質を明確にしたものです。
総合型選抜(旧AO入試)においてアドミッションポリシーを理解することが重要な理由は次のとおりです。
アドミッションポリシーを理解することが重要な理由 | 説明 |
受験する大学が求める人物像に自分がどの程度合致しているのかを判断できる | 志望理由書や面接で自分の強みやこれまでの活動実績を効果的にアピールする材料となる |
どのような課外活動や学習経験が評価されるのかを知ることができる | 活動報告書や学修計画書において、アドミッションポリシーに沿った自己アピールを行うことが求められる |
受験後の学びの方向性やキャリアプランを具体的に描く手助けとなる | 出願書類の準備において志望理由や将来のビジョンなどを記載する上でも役立つ |
総合型選抜(旧AO入試)では、それぞれの大学の教育方針や特色を反映した選抜方法が取られています。
そのため、最終的には、大学のアドミッションポリシーを深く理解し、それに沿った形で自分を表現し、大学側に自分が適した候補者であることを納得させることが鍵となります。
各大学のアドミッションポリシーは入試サイトや募集要項で公開されているため、必ず確認しましょう。アドミッションポリシーについての詳細は以下のページにまとめていますので、ぜひご覧ください。
大学のアドミッション・ポリシーとは?総合型選抜(旧AO入試)の書類や面接での活用法も解説
部活動などの課外活動や探究学習に取り組む

総合型選抜(旧AO入試)において、部活動などの課外活動や探究学習は非常に重要なポイントです。
なぜなら、これらの活動を通じて得られるリーダーシップ、協調性、問題解決能力は、大学が求める人材像に合致するからです。
部活動では、チームでの役割を通して自分自身の強みを見つけ、どのようにチームに貢献できるかを学べます。
一方、探究学習では、自主的にテーマを設定し、調査・研究を行うことで、自分の興味を深めたり専門的な知識を得たりすることに加え、主体性と論理的思考力を養えます。
これらの経験は、活動報告書や面接でのアピールポイントとなり、他の受験生との差別化に繋がります。
したがって、総合型選抜(旧AO入試)での合格を目指すなら、これらの活動に積極的に取り組み、その成果を具体的に示すことが重要です。
なお、総合型選抜(旧AO入試)でのボランティア経験の扱いについては以下のページにて解説しているので、参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)でボランティアは活動実績になる?証明書についても解説
また、活動実績の作り方については以下のページにまとめてあります。
【総合型選抜で活動実績がない人向け】これから実績を作る際のポイントを解説
出願書類を用意する
総合型選抜(旧AO入試)における出願書類の準備は、合否を左右する重要なステップです。なぜなら、出願書類は、受験生の個性や意欲、適性などを多角的に評価する重要な書類だからです。
出願書類 | 説明 |
志望理由書 | なぜその大学や学部を選んだのかを具体的に明示し、自分の将来の目標と結び付けて説明します。 |
学修計画書 | 大学入学後にどのような学びを追究したいのか、具体的な計画を示すことが求められます。 |
活動報告書 | ボランティアやクラブ活動などの課外活動を通してこれまで得た経験や学び、スキルを具体的にアピールします。 |
課題レポート | 特定のテーマに対する自分の考えや分析力を示す場です。 |
※出願書類の詳細については、以下のページをご覧ください。
総合型選抜(旧AO入試)の出願書類とは?必要書類の一覧や書類選考で落ちる原因を解説
出願書類で記載した内容は面接の際の質問に繋がるので、自己分析を深めてしっかりとした準備を行うことが大きなポイントとなります。
自分自身をしっかりと効果的にアピールするために、自分の強みや魅力を最大限に引き出して伝えることが重要です。
なお、芸術系の学部などを志望する場合はポートフォリオを求められることがあるので、以下のページも参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)で求められるポートフォリオとは?作り方のポイントも解説
志望理由書

志望理由書は、総合型選抜(旧AO入試)において自分の個性や意欲を伝える重要な書類です。
志望理由書の書き方 | 説明 |
自分がその大学や学部を選んだ理由を具体的に述べる | 大学のアドミッションポリシーと自分の目標や価値観を結びつけることがポイントです。 |
自分のこれまでの経験や活動を踏まえる | 具体的なエピソードや成果を交えて、自分の強みや独自性をアピールしましょう。 |
将来のキャリアビジョンと大学での学びがどのようにリンクするかを示す | 大学で何を学びたいのか、どのように社会貢献できるのかを明確にする |
志望理由書は一度書いたら終わりではなく、何度も見直し、より良いものに仕上げることが求められます。詳しくは以下のページをご覧ください。
総合型選抜(旧AO入試)の志望理由書の書き方とは?構成や例文、書き出し方も解説
学修計画書
学修計画書は、あなたが大学で学びたいことをどのように学び、成長するかの具体的なプランを示す書類です。
学修計画書の書き方 | 説明 |
志望する大学のカリキュラムや教育方針を理解し、それに沿った学修目標を設定 | 自分の興味や将来のキャリアを考慮に入れることが大切です。 |
具体的な学びのステップや時間配分も含める | 例えば、1年次には基礎を固め、2年次以降に専門的な科目に進むといった流れを示すと、計画性が伝わります。 |
課外活動やインターンシップをどのように活用するかについても触れる | より実践的な学びを意識していることをアピールできます。 |
これらの計画が自分の成長や社会貢献にどう繋がるかを明確にする | 大学側にあなたの熱意と具体的なビジョンを伝えましょう。 |
詳細は以下のページにてご確認ください。
総合型選抜の学修計画書の書き方を例文やテンプレート付きで徹底解説
活動報告書

活動報告書は、部活動やボランティア、地域活動などの課外活動でのこれまでの取り組みや成果を詳細に示し、これまでの経験から学んだことをアピールするものです。
活動の目的、役割、成果、学びなどを明確に記載し、あなたの個性や強みが具体的に伝わるように工夫しましょう。詳細な書き方については、以下のページにて解説しています。
総合型選抜の活動報告書の書き方とは?何を書くべきか例文で徹底解説
また、活動報告書は、ただ単に事実を羅列するのではなく、あなたの成長過程を物語るストーリーとして捉え、読み手に共感を与える内容に仕上げることが成功の鍵です。詳しくは、こちらのページにてご確認ください。
総合型選抜(旧AO入試)は自己PRの質が鍵?効果的な伝え方や良い例文と共に解説
課題レポート
課題レポートでは、与えられたテーマに対する自分の意見や解決策を自分の言葉でしっかりと表現することが求められます。
一般的には、序論で課題の背景を説明し、本論で詳細な分析や考察を行い、結論で自身の考えをまとめるという流れが理想的です。
自分の思考力や問題解決能力をアピールして他の受験生と差をつけるためには、次のことが重要です。
- 関連する社会的な問題や課題を取り上げ、独自の視点や具体的なデータを用いて自分の考えをしっかりと展開する。
- レポートの構成は論理的で一貫性があり、読み手にとって理解しやすいものにする。
- 文献や資料を引用する際には出典を明記することも忘れないようにする。
詳細な書き方については、以下のページにて解説しています。
総合型選抜(旧AO入試)の課題レポートの書き方とは?書き出しや例文も解説
小論文の対策をする

総合型選抜(旧AO入試)において、小論文は非常に重要です。そのため、次の対策を着実に行うことで、小論文での高評価を目指しましょう。
小論文対策 | 説明 |
テーマに対する深い理解と自分の意見を持つ | ・志望する大学や学部の過去の出題傾向を調べ、どのようなテーマが出題されるのかをリサーチしましょう。 ・そのテーマに関連する最新のニュースやトピックを日々チェックし、知識を更新します。 |
実際に書く練習を欠かさず行う | ・書くことで、自分の考えを整理し、論理的に構築するスキルが身につきます。 |
書いた小論文は第三者に読んでもらい、添削を受ける | ・自分では気づかない弱点や改善点を見つけることができます。 |
時間を計って書く練習を行う | ・本番に備えた時間管理能力を養います。 |
小論文については、以下のページにて詳しく解説しているので、参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)の小論文の頻出テーマや代表的な型を解説
英語や数学などの学力試験の問題を解けるようにする
総合型選抜(旧AO入試)では、学力試験が課されることがあります。英語や数学などの基礎学力が問われるため、問題集や過去問を活用して、各科目の基本的な知識を確実に身につけましょう。
特に英語では、リーディングや文法の強化が重要です。数学では、公式や定理の理解を深め、応用問題にも対応できるように練習を重ねましょう。詳しくは、以下のページにて解説しています。
大学共通テストの対策をする

総合型選抜(旧AO入試)においては、大学共通テストが課されることがあります。
共通テストで高得点を取得することで、学力の高さを示す証拠となり、他の受験生との差別化を図ることが可能です。共通テストの対策方法は次のとおりです。
対策方法 | 説明 |
日々の学習計画を立て、基礎から応用まで幅広くカバーする | 特に、国語や数学、英語などの基本科目は重点的に取り組み、過去問や模擬試験を活用して実践力を養うことが効果的です。 |
時間管理能力を向上させる | 限られた時間内でいかに効率よく問題を解くかを意識しながら練習を重ねることで、本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるでしょう。 |
共通テストについては以下のページにてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
総合型選抜は共通テストなしで受験できる?共通テストなしで出願できる国公立大学も紹介
面接時に質問で聞かれることに答えられるようにする
面接時に質問で聞かれることに答えられるようにするためには、事前の準備が重要です。
事前の準備 | 説明 |
大学ごとのアドミッションポリシーを理解し、それに基づいた自己分析を行う | 自分自身をより深く理解し、自分の強みや弱み、志望動機を明確にして、面接でどう具体的に伝えるかを考えましょう。 |
過去の面接でよく聞かれる質問をリストアップし、それに対する答えを準備する | 模擬面接を通じて実際の面接をイメージしながら練習することで、面接官の質問に的確に答えられるように準備しましょう。 |
こうした準備を通じて、自信を持って総合型選抜(旧AO入試)の面接に臨むことができるようになるでしょう。
なお、本番では話し方や表情、姿勢にも気を配り、面接官に好印象を与えることを心掛けましょう。詳しくは以下のページをご覧ください。
総合型選抜(AO入試)の面接対策|聞かれること・受かる人の話し方も解説
口頭試問に答えられるようにする

口頭試問は、総合型選抜(旧AO入試)において受験者の理解力や応用力を試す重要なプロセスです。試験官が提示する質問に対して、的確かつ論理的に答えることが求められます。
口頭試問を成功させるためには、過去の口頭試問の事例を調査し、どのような質問がされるのかを把握することが有効です。また、模擬試験を通じて、実際に声に出して答える練習を重ねることも大切です。
これにより、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。なお、口頭試問については以下のページにまとめています。
総合型選抜(旧AO入試)の口頭試問とは?対策や面接との違いも解説
プレゼンテーションの発表準備をする
プレゼンテーションでは、自身の学びへの姿勢や意欲を効果的に示すことが重要です。発表準備をするためには、まず発表のテーマや目的、流れを明確にして資料作りを行いましょう。
資料はシンプルで分かりやすくすることが大切です。また、図やグラフを活用して視覚的に情報を伝えると、理解が深まりやすくなります。資料が出来たら、何度も練習を重ね、準備を万全にしましょう。
話す内容をしっかりと頭に入れておくことで、緊張せずにスムーズにプレゼンテーションを進めることができます。また、質問を受けることも想定して準備を進めておくことが成功の鍵です。
以下のページを参照して十分な対策をすることで、自信を持って臨むことができるでしょう。
総合型選抜(旧AO入試)のプレゼンテーション対策と合格を勝ち取るコツを徹底解説!
グループディスカッションの対策をする

総合型選抜(旧AO入試)においては、選考プロセスの一つとしてグループディスカッションが課されることがあります。
グループディスカッションでは、受験生同士がテーマに基づき意見交換を行い、協調性やリーダーシップ、論理的思考力が試されます。
自分の意見をしっかりと述べるだけでなく、他の参加者の意見を尊重し、議論を円滑に進める能力も評価されます。対策として、まずは過去のテーマを調べ、どのような議論が展開されるかを理解しましょう。
次に、模擬グループディスカッションを行い、発言のタイミングや内容を磨くことが重要です。また、ニュースや社会問題についての知識を深め、幅広いテーマに対応できる準備をしておくことも大切です。
日頃からニュースや社会問題に関心を持ち、多角的な視点で考える習慣を身につけることが重要です。グループディスカッションについては、以下のページにて詳しく解説しています。
総合型選抜のグループディスカッションとは?討論の流れを対策方法と共に解説
よくある質問と回答

ここからは、総合型選抜(旧AO入試)について多くの受験生が抱く疑問に答えていきます。これからお伝えするポイントを押さえることで、総合型選抜(旧AO入試)に備えることができます。
出席日数や欠席日数は評価される?

総合型選抜(旧AO入試)において、出席日数や欠席日数は受験生の責任感や時間管理能力を示す一つの指標とされることがあります。
そのため、欠席が多すぎる場合は、不合格になる可能性が極めて高くなってしまうケースもあります。
ただし、欠席が多い場合でも、その理由が正当であり、かつ欠席を補うための努力や成果を示すことができれば、マイナス評価を避けることが可能です。
たとえば、病気による欠席が多かった場合は、回復後にどのように学業に取り組んだかを具体的に説明することが重要です。詳しくは以下のページをご参照ください。
12月以降に行われる総合型選抜(旧AO入試)もある?
総合型選抜(旧AO入試)は、通常、9月から11月にかけて実施されることが多いです。しかし、一部の大学では12月以降にも出願を受け付けています。
ただし、12月以降の総合型選抜(旧AO入試)は、募集人数が少ない場合もあるため、事前に大学の情報をしっかり確認することが重要です。
情報収集を怠らず、入試日程や必要な準備を確認し、スケジュールに余裕を持って挑戦しましょう。
総合型選抜(旧AO入試)で受かりやすいおすすめ大学とは?

総合型選抜(旧AO入試)は、学力だけでなく、個性や能力も評価する入試方式です。そのため、自身の適性に合い、自分の強みを活かせる大学があなたの「受かりやすい大学」であるといえます。
また、受かりやすい大学の選定においては、過去の合格実績を踏まえることも重要です。詳しくは以下のページにて解説していますので、ぜひご覧ください。
総合型選抜入試(旧AO入試)で受かりやすい狙い目大学を大特集
大学のオープンキャンパスに参加した方がいい?
大学のオープンキャンパスは、次の理由から受験生にとって非常に有益な機会です。
- 実際のキャンパスを訪れることで、大学の雰囲気や施設を直接体感でき、パンフレットやウェブサイトでは分からないリアルな情報を得ることができます。
- 教授や在学生との交流を通じて、学びたい分野の具体的な内容や大学生活についてのイメージを膨らませることができるでしょう。
- 模擬授業や研究発表を見学することで、興味のある分野の学びを深めるきっかけとなり、志望理由書や面接でのアピールポイントにもなり得ます。
このように、総合型選抜(旧AO入試)での受験を考えている場合、オープンキャンパスに参加することは、大学のアドミッションポリシーを深く理解し、自身の適性や目標と照らし合わせる絶好のチャンスとなります。
オープンキャンパスへの参加は、単なる情報収集にとどまらず、進路選択の重要なステップとして位置付けられるので、積極的に参加すると良いでしょう。
オープンキャンパスの詳細については以下のページをご覧ください。
総合型選抜を受けるならオープンキャンパス参加は必須?参加しないデメリットと共に解説
理系の総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?

理系の総合型選抜(旧AO入試)では、一般的な文系の総合型選抜(旧AO入試)とは異なり、理系特有の知識やスキルが求められます。主な特徴は次のとおりです。
- 特定の科目を履修していることを出願条件とすることが多い
- 学部・学科との関連のある課外活動実績を求められることが多い
- 大学や学部によっては、数学や科学に関連する課題や実験レポートによって研究適性や専門性が評価されることがある
- 面接では、技術的な質問や専門的な知識を問われることが多く、普段からの学習や研究の成果を活かす場となる
このように、理系の総合型選抜(旧AO入試)は、理系分野での実践的な能力と専門的な知識を兼ね備えた学生を求める選抜方式です。詳しくは以下のページにまとめていますので、参考にしてください。
理系の総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?効果的な対策方法や挑戦するメリットと共に解説
総合型選抜の専門塾や対策塾に行くべきか?
総合型選抜(旧AO入試)を受験する際、専門塾や対策塾に通うべきかどうかは多くの受験生が悩むポイントです。
専門塾では、出願書類の書き方や面接の対策、小論文の指導など、個別のニーズに応じたサポートを受けられます。
そのため、特に、受験に不安を感じている方や、具体的な指導を求める方には有効です。しかし、塾に通わずに独学で成功している受験生も多くいます。
独学の場合、自己管理能力や計画性が重要となるので、自分の学習スタイルや目標を考慮して塾に通うかどうかを決めることが大切です。
必要に応じて以下のページも活用しながら、自分に最適な選択をしましょう。
総合型選抜(旧AO入試)の塾は行くべきか?塾が必要な人と塾なしでも問題ない人の特徴を解説
なお、オンラインで専門的な対策ができる塾を使うのも一つの方法です。詳しくは以下のページをご覧ください。
総合型選抜対策ができるおすすめのオンライン塾6選!選び方のコツも解説
おすすめの対策本について教えてください

総合型選抜(旧AO入試)を成功に導くためには、適切な対策本を選ぶことが重要です。受験生の多くが抱える課題は、出願書類の書き方や面接対策、小論文の作成方法です。
これらのスキルを効率よく身につけるためには、具体的な例やテンプレート付きで実践的なアドバイスが詰まった書籍が特に役立ちます。
また、面接の際の質問例や、自己分析を深めるためのワークシートが含まれているものも多く、実践的な対策に最適です。総合型選抜(旧AO入試)は一筋縄ではいかない部分も多いです。
そのため、基本から応用までカバーする参考書を活用して準備を進めることが合格への鍵となります。対策本は、以下のページに載っているものを選ぶのがおすすめです。
総合型選抜(旧AO入試)を受験する人におすすめの対策本10選
総合型選抜(旧AO入試)に落ちたらどうすればいい?
万が一総合型選抜(旧AO入試)に落ちた場合は、次のステップを考えることが重要です。志望校への再挑戦を視野に入れる場合は、総合型選抜(旧AO入試)の再受験や他の入試方式への切り替えを検討しましょう。
学校推薦型選抜や一般入試など、まだチャンスはあります。また、他大学への進学も選択肢として考慮する場合は、まだ出願できる総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦を早急に検討することが大切です。
当サイトでは、出願締切や出願条件などから大学を検索できるので、ぜひ活用してください。
浪人生も総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?

浪人生も総合型選抜(旧AO入試)を受験することは可能です。
総合型選抜(旧AO入試)では、学力試験だけではなく、個人の特性や活動実績、志望理由などを多角的に評価されるため、浪人生にとってもチャンスが広がります。
浪人生が受験する際に注意すべき点は、受験資格や出願条件を事前に確認することです。なぜなら、一部の大学では浪人生の出願を制限している場合があるからです。
そのため、出願前に各大学の募集要項をしっかりと調べ、受験可能か確認してください。浪人生の総合型選抜(旧AO入試)受験については以下のページで解説しています。
浪人生でも総合型選抜(旧AO入試)は受けられる!受けるメリットや対策を解説
医学部も総合型選抜(旧AO入試)で受験できる?
医学部を総合型選抜(旧AO入試)で受験することは可能です。ただし、医学部の総合型選抜(旧AO入試)には他の学部と異なる厳しい条件が設けられることが多いです。
例えば、出願に際して高い評定平均や推薦書の提出が求められる場合があります。医学部の総合型選抜(旧AO入試)については、以下のページにて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
医学部の総合型選抜入試とは?国公立・私立大学のAO入試を一覧で紹介
通信制高校から総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?

通信制高校から総合型選抜(旧AO入試)を受験することは可能です。多くの大学が、通信制高校の生徒を対象にした総合型選抜(旧AO入試)を行っています。
通信制高校の生徒が総合型選抜(旧AO入試)を受ける際に重要なのは、自分の学びや活動をしっかりとアピールすることです。
通信制高校での学びのスタイルや独自の経験を活かし、出願書類や面接で積極的に自己表現を行うことが求められます。
通信制高校の生徒が総合型選抜(旧AO入試)を通じて大学進学を目指す上でのポイントについては、以下のページを参照してください。
通信制高校は総合型選抜入試(旧AO入試)に不利?推薦入試との違いも解説
不登校でも総合型選抜(旧AO入試)を受験できる?
総合型選抜(旧AO入試)は、多様な背景を持つ受験生に門戸を開く入試制度です。そのため、不登校の生徒でも挑戦可能です。
学校の出席日数が少なくても、学業成績以外の特長や個性をアピールすることで受験が可能です。
特に、出願書類や面接で自己表現する機会が多く、これまでの活動や興味関心をしっかりと伝えることが重要です。
また、学修計画書や志望理由書などの書類の作成も、自己の強みや将来のビジョンを明確に示す良い機会になります。
総合型選抜(旧AO入試)では、学力試験の点数だけに頼らず、多面的な評価を行うため、自分の得意分野を活かすチャンスがあります。
そのため、何らかの事情で学校に通えなかった人々にも適した入試制度になっています。
したがって、不登校だからといって諦めずに、自分の可能性を信じて挑戦してみる価値があります。詳細は以下のページでご確認ください。
不登校の人が総合型選抜を受験する際の注意点と合格の秘訣を解説
専門学校の総合型選抜(AO入試)の特徴とは?

専門学校の総合型選抜(AO入試)には、大学とは異なる次の特徴があります。
特徴 | 説明 |
意欲や将来のビジョンの具体性を重視する | 実技試験や面接において適性や意欲を評価する傾向が強いため、事前にしっかりとした準備が必要です。 |
特定の分野での経験や実績が評価されることが多い | 志望する分野に関連したプロジェクトや活動経験があると有利です。 |
専門学校では、特定の業界との強い結びつきがあることが多く、総合型選抜(AO入試)の段階でその業界のニーズに応えられる人材かどうかを見極められることもあります。
このように、専門学校の総合型選抜(AO入試)は、学力試験の成績ではなく、実務的な能力や適性が問われる点が特徴です。
そのため、自分の強みを最大限にアピールできるよう、以下のページを参照しながらしっかりと入念な準備を行いましょう。
専門学校の総合型選抜(AO入試)とは?特徴やメリット、流れも解説
総合型選抜(旧AO入試)の面接での服装とは?
総合型選抜(旧AO入試)の面接は、個性をアピールする場であると同時に、第一印象が大切な場でもあります。服装はその印象を左右する重要な要素の一つです。
基本的には高校の制服が無難ですが、高校を卒業している場合や制服がない場合は、シンプルで清潔感のあるスーツが適しています。色は黒、紺、グレーなどの落ち着いた色が好ましいです。
また、女性の場合はスカートの丈にも注意し、アクセサリーは着けないようにしましょう。全体として、清潔感を重視し、面接官に好印象を与えることを心がけましょう。
なお、面接時には、服装に加えて、身だしなみや姿勢も重要です。そのため、以下のページを参照しながら髪型や靴の汚れにも気を配り、清潔感を保ちましょう。
総合型選抜(旧AO入試)の面接での服装や髪型、持ち物の身だしなみの注意点
合格後の過ごし方とは?

総合型選抜で大学に合格した後は、次のように過ごしましょう。
過ごし方 | 説明 |
自分の努力を労う時間を持つ | ・受験という大きな山を越えた後は、心身のリフレッシュが必要です。 ・合格したことを家族や合格した友人と喜び合い、自分の成果をしっかりと受け止めることも忘れずに。 |
入学前教育や準備に取り組む | ・新しい学びのスタートに備えて、興味のある分野の本を読んだり、関連するスキルを身につけるためのオンラインコースを受講したりしてみましょう。 ・一人暮らしを始める場合は新生活の準備が必要です。 |
入学前に大学生活に必要な情報を集める | ・オリエンテーションや新入生向けイベントに参加することで、友人作りや大学の雰囲気を知る機会を得られます。 ・学生生活を充実させるために、サークルや部活動の情報を調べ、どの活動に参加するかを考えておくのも良いでしょう。 |
これにより、入学後の大学生活をスムーズに始める準備が整います。合格後の過ごし方については、以下のページで詳しくまとめているので、併せてご覧ください。
総合型選抜(旧AO入試)に受かったら何をするべき?合格後の過ごし方や入学までの流れを解説
今回の内容のまとめ

このページでは、総合型選抜(旧AO入試)の概要をお伝えしてきました。最後に、特に重要な点をまとめます。
- 総合型選抜(旧AO入試)は、多様な才能を持つ学生を受け入れるために、学科試験だけでなく多角的な選抜方法を通して評価が行われる試験です。
- 単なる学力だけでなく、多様な能力が評価されるので、多くの学生にとって自分自身の可能性を試せる魅力的な選択肢になっています。
- 総合型選抜(旧AO入試)では、自己分析を通して自分の興味やキャリアプランを明確にし、何を学び、将来にどう活かすかを考えて自分に合った大学を選ぶことが重要です。
- 大学ごとに出願条件や選考方法が異なり、必要な対策が多岐にわたるため、早期からの情報収集やしっかりとした準備が求められます。
- 出願書類の提出や面接の対策、自己アピールの方法などをしっかりと計画し、万全の態勢で臨むことが合格への鍵となります。
ここまでの内容を踏まえ、合格に向けての準備や対策を始めましょう!
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。