作成日: 2025/2/21 更新日:2025/2/21
通信制高校は総合型選抜入試(旧AO入試)に不利?推薦入試との違いも解説

通信制高校に通っていると、総合型選抜入試(旧AO入試)を受けられるのか、不利にならないのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、このページでは、通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)で受験する際の3つの注意点について詳しく解説します。
また、通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている3つの理由や合格するために必要な5つの対策、他の入試方式との違いに加えてよくある疑問への回答も載せているので、ぜひ参考にしてください。
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年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている3つの理由
- 2 通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)で受験する際の3つの注意点
- 3 通信制高校に通う学生が合格するために必要な6つの対策
- 3-1 欠席日数を0にし、評定平均を上げる
- 3-2 評価の対象となる資格を取得する
- 3-3 自己分析をし、志望校を研究する
- 3-4 志望大学・学部に関連した探究学習を行い、活動実績を増やす
- 3-5 出願書類の完成度を上げる
- 3-6 面接対策を徹底的に行う
- 4 他の入試方式との比較
- 4-1 総合型選抜入試(旧AO入試)以外の代表的な入試方式の一覧
- 4-2 総合型選抜入試(旧AO入試)と公募推薦入試の違い
- 4-3 総合型選抜入試(旧AO入試)と指定校推薦入試の違い
- 4-4 総合型選抜入試(旧AO入試)と一般選抜の違い
- 5 通信制高校に通う学生が総合型選抜入試(旧AO入試)についてよく抱く疑問
- 5-1 通信制高校に通っている場合でも総合型選抜入試(旧AO入試)を受験できる?
- 5-2 通信制高校に通っていることは総合型選抜入試(旧AO入試)で不利になる?
- 5-3 通信制高校に通う学生のうち、総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている学生の特徴は?
- 5-4 総合型選抜入試(旧AO入試)に合格するために塾は必要?
- 5-5 通信制高校でのオール5の成績は評価されるの?
- 6 まとめ
通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている3つの理由

通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)を利用しやすい主な理由は以下の3つです。
- 出願条件を満たしやすい
- 学力以外の面を判断してもらえる
- 探究学習や課外活動、資格取得に取り組みやすい
ここからは、それぞれについて詳しく解説します。
出願条件を満たしやすい

大学の総合型選抜入試(旧AO入試)では、出願時に一定の評定平均が求められる場合があります。
その点、通信制高校では、全日制の高校と比較して高い評定平均を取りやすいため、出願基準を超えやすくなります。
なお、総合型選抜入試(旧AO入試)では、評定平均が高いほど選考において有利に働きます。
そのため、通信制高校で高い評定平均を取れると、総合型選抜入試(旧AO入試)に合格しやすくなります。
学力以外の面を判断してもらえる
総合型選抜入試(旧AO入試)では、大学が求める人物像との適合性や学びに対する意欲等が重視されます。そのため、学力試験の点数で合否が決まる一般選抜とは異なり、学力試験が行われない場合もあります。
ちなみに、総合型選抜入試(旧AO入試)では、出願書類や面接などによって合否を判定されます。そのため、学力に不安を抱えている学生でも、自分の活動実績や得意分野をアピールすることで合格を目指せます。
このように、総合型選抜入試(旧AO入試)では個々の強みを活かせるため、通信制高校に通う学生にとっても挑戦しやすい入試方式です。
探究学習や課外活動、資格取得に取り組みやすい

総合型選抜入試(旧AO入試)では、以下のような探究学習の成果や学外での活動実績、資格などが重視されます。
- 志望学部・学科での学習に繋がる専門分野の学習
- ボランティアやインターンシップ等での活動実績
- 英検や簿記などの検定試験の取得級やスコア
通信制高校の学生は、自由な時間を活用して多種多様な学習や活動に取り組める機会が多いです。そのため、上記の内容に取り組んでアピールポイントを作れれば、総合型選抜入試(旧AO入試)で有利になります。
参考記事:慈善活動は活動実績になるのか
参考記事:英語の検定と合否の関係性とは
通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)で受験する際の3つの注意点

通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)を利用する際の主な注意点は以下の3つです。
- 出願に必要な科目を履修し損ねるリスクがある
- 自主的に動かないと活動実績を増やせない
- 学校で進路相談や三者面談などを十分に受けられないケースもある
ここからは、それぞれについて詳しく解説します。
出願に必要な科目を履修し損ねるリスクがある

通信制高校では、自分のペースで学習を進められるという利点がある一方で、履修科目の選択に注意が必要です。
なぜなら、総合型選抜入試(旧AO入試)では、大学が求める履修要件を満たしていない場合、そもそも出願することができないからです。
特に、理系学部や専門性の高い学部では、特定の科目の履修が必須となることが多いです。
そのため、志望する大学の入試要項をしっかり確認し、早めに履修計画を立てて計画的に履修科目を選択しないと、必要な科目を履修し損ねるリスクがあります。
なお、受験資格を得るために必要な科目を履修していない場合は、追加で授業を受ける必要があります。そのため、授業を受けられるかをなるべく早く高校に確認するようにしましょう。
自主的に動かないと活動実績を増やせない
総合型選抜入試(旧AO入試)では、活動実績が評価の対象となります。しかし、通信制高校では、全日制の高校ほど部活動や生徒会活動・委員会活動等が活発ではないケースが多いです。
そのため、活動実績を増やすには、積極的に学校外でのボランティア活動やインターンシップ等に参加するなどの自主性が求められます。
通信制高校では自由な時間を作りやすいので、自主性を持って行動することで実績作りに注力し、他の受験生に差を付けるようにしましょう。
学校で進路相談や三者面談などを十分に受けられないケースもある

通信制高校の場合、学校やカリキュラムによっては大学受験に特化していない場合や進路指導の担当者が少ない場合があります。
学校で十分な進路相談や三者面談などをできない場合は、外部の進路支援サービスを利用するなどして自身で積極的に情報を収集し、自分の目標に合った進路を選択することが必要です。
また、受験に向けて一緒に努力する仲間がいない場合、モチベーションが下がってしまう人も多いです。そのため、自ら積極的にオンラインコミュニティ等を活用し、他校の受験生と交流を持つのがおすすめです。
他校の受験生と交流を持つことで、たとえ大学に進学するのが自分だけでも孤立感が和らぎ、受験に対する意欲を高められます。
通信制高校に通う学生が合格するために必要な6つの対策

通信制高校に通う学生が総合型選抜入試(旧AO入試)に合格するためには、以下の対策が必要です。
- 欠席日数を0にし、評定平均を上げる
- 評価の対象となる資格を取得する
- 自己分析をし、志望校を研究する
- 志望大学・学部に関連した探究学習を行い、活動実績を増やす
- 出願書類の完成度を上げる
- 面接対策を徹底的に行う
ここからは、それぞれについて詳しく解説します。
欠席日数を0にし、評定平均を上げる

総合型選抜入試(旧AO入試)では、欠席や遅刻が多いと学習意欲や自己管理能力が低いと判断されかねません。
通信制高校では、スクーリングの時間数が取れていれば欠席日数は0になるので、決められている出席日数を守って出席するようにしましょう。
また、総合型選抜入試(旧AO入試)での合格の可能性を高めるには、評定平均を上げることが重要です。そのため、レポートやスクーリングと特別活動、単位認定試験にしっかりと取り組みましょう。
なお、効率的に成績を上げるには、次の点が重要です。
- 定期的な学習と復習を心がけることで理解度を深める
- 教科書だけでなくオンライン教材や参考書も活用し、多角的な視点で学ぶ
このように努力を積み重ねて評定平均を向上させることで、総合型選抜(旧AO入試)で合格しやすくなります。
関連記事:合否と学校の通知表の成績の関係性について
評価の対象となる資格を取得する
資格取得は自律性や計画性を示す証拠にもなるので、総合型選抜入試(旧AO入試)において大きなアピールポイントになります。
そのため、志望する大学や学部の求めるスキルや知識に沿った資格を計画的に取得し、自身の専門性や興味を具体的に証明できるようにしましょう。
例えば、IT系や理数系の学部を志望する場合、プログラミング関連の資格や数学検定などが評価されるケースがあります。
また、英検やTOEICのような語学系資格は、国際系の学部をはじめ、ほぼ全ての学部・学科で有利に働きます。そのため、英検2級以上の取得を目標にすると良いでしょう。
自己分析をし、志望校を研究する
総合型選抜入試では、大学が求める人物像にどれだけ合致しているかが評価されます。
そのため、まずは自己分析をし、あなた自身の価値観や将来のキャリア目標などを明確にすることで、自分がどのような人物かを言語化しましょう。
次に、志望校のアドミッション・ポリシーを読み込み、志望校が求める人物像に当てはまる点を確認します。
その上で、志望校の他大学との違いを知るために、どのような分野に強いのかや卒業後の主な進路などを調べましょう。以上のプロセスを経ることで、志望校に進学したい明確な志望理由を書けるようになります。
参考記事:大学が定めるアドミッション・ポリシーの特徴と読み方
志望大学・学部に関連した探究学習を行い、活動実績を増やす

総合型選抜入試(旧AO入試)においては、志望大学・学部に関連した探究学習を通して自分の興味・関心を深め、学びたい分野に関する知識を身につけることが重要です。
なぜなら、探究学習を行うことにより、志望理由書や面接で具体的なエピソードを交えた説得力のある説明ができるようになるからです。
なお、最新の研究トピックに触れると、意欲的で積極的な学生として評価されやすくなります。
そのため、オンラインセミナーやワークショップに参加し、大学の教授や現役の学生との交流を通じて研究の動向を把握しておくと良いでしょう。
同様に、総合型選抜入試(旧AO入試)での合格に向けては、課外活動の活動実績を積むことも重要なステップです。
そのため、積極的に活動に参加し、活動を通じて得た経験や学び、スキルをしっかりと記録して具体的な成果としてまとめることで、出願書類や面接での説得力が高まります。
出願書類の完成度を上げる
出願書類は書類選考や面接で評価対象になります。そのため、次の点を意識して読みやすく印象的な書類に仕上げましょう。
- 大学や学部・学科が求める人物像やスキルを詳細に調査し、それらに基づいて自分の経験や能力を的確に表現する
- 具体的な活動内容や成果を盛り込み、志望理由や自己PRの内容に説得力を持たせる
- 文章の構成や文法にも注意を払い、誤字脱字がないようにする
なお、書き上げたら先生などの第三者に読んでもらい、客観的なアドバイスを得ましょう。何度も書き直すことにより、より洗練された出願書類に仕上げることができます。
面接対策を徹底的に行う

総合型選抜入試の面接では、大学の理念や学部の特徴に即して志望理由や自分の強みを回答することが求められます。
面接を重視している大学も多いので、模擬面接を繰り返し行い、アドバイスを受けながら精度を上げましょう。なお、面接以外に小論文や学力試験などが課される場合もあります。
その場合は、過去の出題傾向を分析し、論述の練習や試験勉強などを徹底的に行うことで、総合型選抜入試(旧AO入試)の合格率を高められます。
他の入試方式との比較

大学入試の方式には、総合型選抜入試(旧AO入試)以外に、公募推薦入試・指定校推薦入試・一般選抜などがあります。ここからは、それぞれの特徴と総合型選抜入試(旧AO入試)との違いを解説します。
総合型選抜入試(旧AO入試)以外の代表的な入試方式の一覧

公募推薦入試・指定校推薦入試・一般選抜の主な特徴は以下のとおりです。
項目 | 公募推薦入試 | 指定校推薦入試 | 一般選抜 |
選考方法 | ・書類選考、小論文、学力試験、面接などを組み合わせる | ・校内選考が行われる ・面接が中心 | ・学力試験 |
特徴 | ・大学が求める特性や意欲が重視される ・出願には学校長の推薦が必要 | ・推薦枠が少ない | ・試験当日の成績のみで合否を判断 |
メリット | ・学力以外の多様な能力の評価も受けられる ・早期に合否が分かる | ・通っている高校からの推薦を得られればほぼ合格する | ・学力のみで勝負できる ・併願できる |
デメリット | ・大学ごとの独自対策が必要 ・併願できない場合がある | ・志望校の推薦枠があるとは限らない ・推薦枠を勝ち取るのが難しい | ・一発勝負のプレッシャーがある ・倍率が高い |
総合型選抜入試(旧AO入試)と公募推薦入試の違い
総合型選抜入試(旧AO入試)は自己推薦入試なので、出願条件を満たしていれば自由に出願できます。一方、公募推薦入試は学校推薦型選抜入試(旧推薦入試)の一種なので、出願に際して学校長の推薦が必要です。
なお、試験内容には大差はなく、自己推薦書や志望理由書、小論文、面接などを通して学力試験では測れない多様な能力や個性が評価されます。
参考記事:公募推薦を実験するメリットとデメリット
総合型選抜入試(旧AO入試)と指定校推薦入試の違い

総合型選抜入試(旧AO入試)は、大学が設ける出願条件を満たせば、誰でも受験することができます。一方、指定校推薦入試は高校が指定した生徒のみが受験できます。
指定校推薦入試の推薦枠を勝ち取るには校内選考を通過する必要があり、校内選考では主に評定や活動実績、素行が評価されます。
指定校推薦入試では、推薦枠を勝ち取れればほぼ確実に合格できますが、推薦枠が少なく、推薦枠を勝ち取るのは難しいです。
参考記事:指定校推薦のメリット・デメリットの特集ページ
総合型選抜入試(旧AO入試)と一般選抜の違い
総合型選抜入試(旧AO入試)は、学力に加えて志望理由や活動実績も重視する入試方法です。そのため、優れた活動実績を有している学生は選考で特に有利になります。
一方で、一般選抜の合否は学力試験の結果に基づくため、学力だけで大学進学を目指したい学生におすすめです。
通信制高校に通う学生が総合型選抜入試(旧AO入試)についてよく抱く疑問

ここからは、通信制高校に通う学生が総合型選抜入試(旧AO入試)についてよく抱く疑問とその回答をご紹介します。疑問を解消し、早めに大学入試の方式を選択しましょう。
通信制高校に通っている場合でも総合型選抜入試(旧AO入試)を受験できる?

通信制高校に通っている場合でも、総合型選抜入試(旧AO入試)を受験することは可能です。一般的に、総合型選抜入試(旧AO入試)の出願条件は以下のように定められています。
- 高等学校等の卒業、または卒業見込みがある者
- 大学の教育理念に共感する者、大学での勉学に強い意欲を持つ者
- 学部・学科が定める評定平均、英語資格・検定試験等の基準を満たしている者
上記の条件を満たせば、誰でも受験することができます。そのため、通信制高校に通う学生でも、総合型選抜入試(旧AO入試)で大学に進学できる可能性は十分にあります。
通信制高校に通っていることは総合型選抜入試(旧AO入試)で不利になる?
通信制高校に通っていること自体が総合型選抜入試(旧AO入試)での選考において不利益を及ぼすことは基本的にありません。
ただし、通信制高校から総合型選抜入試(旧AO入試)を受けるケースが少なく、学校で進路サポートを十分に受けられない可能性があります。
そのような場合は、専門の塾に通うなどして対策することをおすすめします。
参考記事:総合型選抜の対策が得意なオンライン塾の特集ページ
通信制高校に通う学生のうち、総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている学生の特徴は?

通信制高校に通う学生のうち、総合型選抜入試(旧AO入試)を受けた方が良い学生の特徴は以下のとおりです。
- 自分のビジョン・強みを人前で語れる
- 自分の好きなこと・特技がある
- 学校外の活動に積極的に参加している
- 自己管理能力が高い
総合型選抜入試(旧AO入試)は、学力以外の個性や能力も重視する入試方法です。そのため、上記の特徴に当てはまる学生は総合型選抜入試(旧AO入試)に向いています。
総合型選抜入試(旧AO入試)に合格するために塾は必要?
通信制高校から総合型選抜入試(旧AO入試)で大学進学を目指すなら、次の理由から塾を利用することをおすすめします。
- 出願書類の作成や面接・小論文対策等、専門的な指導を受けられる
- 志望大学の傾向や評価基準を熟知しているプロからのアドバイスを得られる
- 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨したり担当講師に伴走してもらったりすることでモチベーションを維持しやすくなる
- 入試対策でやるべきことを管理してもらえるので、時間を有意義に使える
通信制高校では十分な対策ができない可能性もあるので、塾を利用することで合格の可能性を大きく高められます。
通信制高校でのオール5の成績は評価されるの?

通信制高校でも絶対評価で成績がつけられるため、テストや課題にしっかり取り組めばオール5を取れる可能性は十分にあります。
通信制高校では全日制高校よりもオール5を取りやすい傾向がありますが、オール5の成績は学業に対する真摯な取り組みを示す証拠になるので、高く評価される場合も多いです。
ただし、総合型選抜入試(旧AO入試)では評定平均だけでなく、出願書類や面接などの内容も踏まえて合否が判定されます。
そのため、オール5の成績を取ったことに満足せずに、各選考の対策を進めてより合格率を高めることが重要です。
まとめ

今回は、通信制高校の学生が総合型選抜入試(旧AO入試)に向いている理由や注意点について詳しく解説しました。ここまで取り上げた内容の中で、特に重要なポイントを以下にまとめました。
- 通信制高校の学生が大学進学を目指すなら総合型選抜入試(旧AO入試)がおすすめ
- 通信制高校では高い評定を取りやすく、総合型選抜入試(旧AO入試)に出願しやすい
- 通信制高校では周りに受験をする人がおらず、モチベーションの維持が難しいケースがある
- 部活動や生徒会活動・委員会活動などが少ないので、自主的に学校外での活動を増やすことが重要
- 通信制高校に通うこと自体が総合型選抜入試(旧AO入試)の選考で不利になるケースは基本的にはない
- 通信制高校から総合型選抜入試(旧AO入試)で大学進学を目指すなら、塾を利用してプロにサポートしてもらい、効率的に合格率を高めるのがおすすめ
このページを参考にして総合型選抜入試(旧AO入試)で合格を狙いましょう。
参考記事:この入試の善し悪しと向いている人の特徴を解説
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。