年内入試ナビ

作成日: 2025/3/07 更新日:2025/3/08

総合型選抜入試(旧AO入試)で受かりやすい大学はどこ?倍率が低い学校などを紹介

総合型選抜入試(旧AO入試)で受かりやすい大学はどこ?倍率が低い学校などを紹介

近年、大学入試で総合型選抜入試や学校推薦型選抜入試を選ぶ人の割合が一般入試を選ぶ人の割合を上回ったことで、総合型選抜入試の受験を検討し始めている方も多いのではないでしょうか。

そこで、このページでは、総合型選抜入試(旧AO入試)で受かりやすい大学を、倍率や出願の難易度、試験対策のしやすさ別にご紹介します。

また、次の点についても詳しく解説していきます。

  • 総合型選抜入試で受かりやすい大学・学部・学科の調べ方
  • 学校推薦型選抜入試で受かりやすい関東・関西でおすすめの人気大学
  • 総合型選抜入試(旧AO入試)の合格率を上げるための対策
  • 総合型選抜入試を受験する人におすすめの塾一覧

総合型選抜入試で受かりやすい大学をお探しなら、ぜひ最後まで目を通して志望校選びの一助にしてください。

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

総合型選抜入試で受かりやすい大学・学部・学科ってどうやって調べればよいの?

総合型選抜入試で受かりやすい大学・学部・学科ってどうやって調べればよいの?

大学や学部・学科の受かりやすさは、倍率や出願条件、選抜内容との相性などの特徴から判断できます。

そのため、以上の点に注目して各大学の公式サイトや受験情報サイトで過去の入試データや最新の入試情報、募集要項を確認することで、総合型選抜入試で受かりやすい大学・学部・学科を見つけられます。

なお、大前提として、大学のレベルが高いほど入試難易度は高くなります。「同じレベルの大学の中」で受かりやすい大学・学部・学科については、次の条件を満たす大学や学部・学科が受かりやすいと言えます。

  • 倍率が低い
  • 出願条件に評定平均がないなど出願のハードルが低い
  • 試験対策がしやすく受験の負担が少ない

ここからは、倍率や出願条件などの面からジャンル分けして人気大学の中でも総合型選抜入試に受かりやすい大学・学部・学科をご紹介します。

総合型選抜入試の受験を検討していて、受かりやすい大学・学部・学科をお探しの場合は、ぜひ目を通してみてください。

関東・関西で倍率が低い穴場の人気私立大学

人気大学の中でも、次の大学・学部は総合型選抜入試の倍率が低いです。

  • ​早稲田大学 人間科学部 FACT選抜
  • 中央大学 国際経営学部 自己推薦入学試験
  • 関西学院大学 経済学部 学部特色入学試験

早稲田大学 人間科学部 FACT選抜

早稲田大学
項目
内容
出願期間
2024年9月1~9日
試験日

【一次】書類審査

【二次】2024年10月12日

合格発表日

【一次】2024年9月27日

【最終】2024年11月1日

主な出願書類
・志望理由書
・外国語資格・検定試験の合格証明書・スコアシート(原本)
・事前課題
二次選考
・論述試験(数量的データの分析・論考・表現を含む)
・面接
募集人数
若干
出願に必要な評定平均値
・全体3.9
・理科・国語の通算4.1
倍率(2024年度)
1.2
特筆すべき出願条件
・専願
・現役または1浪
・欠席日数が40日以内

参照元:以下

2025年4月入学 早稲田大学 人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学 人間科学部 FACT選抜入学試験 2024年度入試結果

早稲田大学の人間科学部で実施しているFACT選抜は2024年度の倍率が1.2倍であり、かなり合格しやすいです。

ただし、評定平均などの出願条件があり、出願までに課題実験とレポート執筆が必要となる事前課題がある点に注意しましょう。

参照元:早稲田大学 人間科学部 2025年度 1次選考(書類審査):「事前課題」

試験内容も大学独自のものとなっているため、FACT選抜の傾向に沿った専門的な対策が重要です。また、出願資格が国内者向けと帰国生向けで分かれているので、入試要項でしっかり確認しましょう。

中央大学 国際経営学部 自己推薦入学試験

項目
内容
出願期間
2024年9月2~6日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年10月26日

合格発表日

【一次】2024年10月14日

【最終】2024年11月6日

主な出願書類
・志望理由書
・志願者経歴書
・英語資格・検定試験の合格証明書等
二次選考
・小論文
・面接(英語と日本語で実施)
募集人数
25
出願に必要な評定平均値
3.8
倍率
・2024年度:1.56
・2023年度:1.65
特筆すべき出願条件
・自由応募制(他の入試制度や同学他学部、他大学との併願可)
・英検CSE2.0スコア 2304以上(受験級は準1級以上に限る)

参照元:中央大学 2025年度 国際経営学部 自己推薦入学試験要項

中央大学の国際経営学部で実施している自己推薦入試は、2023・2024年度の倍率が共に1.6倍程度であり、同程度のレベルの他大学や他学部と比べて合格しやすいと言えます。

出願には英検準1級相当以上の英語スキルが必要なので、英語に自信があり、英検準1級相当の資格を取得している場合はチャレンジしてみると良いでしょう。

関西学院大学 経済学部 学部特色入学試験

関西学院大学
項目
内容
出願期間
2024年9月2~9日
試験日

【一次】2024年9月28日

【二次】2024年10月26日

合格発表日

【一次】2024年10月18日

【最終】2024年11月15日

主な出願書類
・自己推薦書
・学びの計画書
選考内容

【一次】

・書類審査
・筆記審査(日本語小論文)

【二次】

・面接(口頭試問・プレゼンテーション含む)
募集人数
13
出願に必要な評定平均値
数学4.0
倍率(2024年度)
1.2
特筆すべき出願条件
・専願​
・英検2級以上またはCSEスコア1950点以上

参照元:以下

関西学院大学 2025年度 学部特色入学試験要項

関西学院大学 2024年度【2023年度実施】学部特色入学試験結果

【2025年度入試】関西学院大学が指定する英語資格・検定試験のスコアについて

関西学院大学・経済学部の学部特色入試では、出願に際して、数学の評定平均4.0以上または数検2級以上が必要です。経済学部では数学を活用するので、出願時点で英語のみならず一定水準の数学の能力も求められます。

試験内容は、小論文と面接・口頭試問・プレゼンテーションなので、一般的な総合型選抜入試対策で対応可能です。倍率が低めなので、出願資格を満たせる場合は、ぜひチャレンジしてみると良いでしょう。

評定平均を出願条件にしていない総合型選抜入試を実施している関東・関西の人気私立大学

評定平均が出願条件にない総合型選抜を実施している私立大学

続いて、評定平均なしで総合型選抜入試を受験でき、倍率も低めな人気の私立大学の一例をまとめました。

  • ​早稲田大学 先進理工学部 特別選抜入学試験
  • 法政大学 法学部 国際政治学科 英語外部試験利用自己推薦入学試験
  • 中央大学 経済学部 高大接続入学試験 資格・実績評価型
  • 中央大学 経済学部 英語運用能力特別入学試験
  • 日本大学 生物資源科学部 総合型選抜

それぞれの詳細についてはこれからご紹介します。

早稲田大学 先進理工学部 特別選抜入学試験

早稲田大学 先進理工学部
項目
内容
出願期間
2024年9月26日~10月3日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年11月23日

合格発表日

【一次】2024年11月7日

【最終】2024年12月5日

主な出願書類
・志望理由書
・出願資格を証明する書類
二次選考
学科別面接
募集人数
若干
倍率(2024年度)
化学グランプリ入試:1.0倍(志願者2名・合格者2名)
特筆すべき出願条件
① 専願
② 次のいずれかにおいて基準以上の成績を収めた者
(1)日本数学オリンピック
(2)全国高校化学グランプリ
(3)日本情報オリンピック
(4)高校生・高専生科学技術チャレンジ
(5)日本学生科学賞
(6)日本生物学オリンピック
(7)全国物理コンテスト 物理チャレンジ

参照元:以下

2025年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部「特別選抜入学試験」入学試験要項

早稲田大学 先進理工学部 特別選抜入学試験 2024年度入試結果

早稲田大学の先進理工学部では、数学オリンピックや化学グランプリなどの7種類の大会で実績がある受験生を対象とした特別選抜入試を実施しています。

出願のハードルが高く、2024年度は化学グランプリ入試のみ志願者がいました。書類選考と面接のみで合否が決まるため、出願資格を満たせそうであればチェックしてみてください。

法政大学 法学部 国際政治学科 英語外部試験利用自己推薦入学試験

項目
内容
出願期間
2024年10月8〜18日
試験日

【一次】書類審査

【二次】2024年11月24日

合格発表日

【一次】2024年11月15日

【最終】2024年12月10日

主な出願書類
・英語外部試験のスコアを証明する書類
・志望理由書(自己推薦書)
二次選考
オンライン面接(自己プレゼンテーション、英語での質疑応答あり)
募集人数
5
倍率(2024年度)
1.9
特筆すべき出願条件
英検準1級以上

参照元:以下

法政大学 2025年度 法学部国際政治学科 英語外部試験利用自己推薦入学試験要項

法政大学 法学部国際政治学科 英語外部試験利用自己推薦入学試験 過去の志願者・合格者数

法政大学・法学部の国際政治学科では、英語資格・検定試験の成績が英検準1級相当以上の受験生を対象に自己推薦入試を実施しています。

基準以上の資格・スコアがあれば書類審査とオンライン面接だけで受験できる入試となっており、2024年度の倍率も1.9倍と低めです。

そのため、法学部志望で英語力に自信のある方はぜひチェックしてみてください。

中央大学 経済学部 高大接続入学試験 資格・実績評価型

中央大学
項目
内容
出願期間
2024年9月12〜19日
試験日
2024年10月26日
合格発表日
2024年11月8日
主な出願書類
・志願者経歴書・活動実績報告書
・自己推薦書
・活動実績報告書に記載した事項について、客観的にその事実を証明する資料(各種試験合格証明書、賞状等)
選考内容
・筆記試験:小論文・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1か国語選択)
・面接
募集人数
資格・実績評価型と自己推薦型を合わせて20
倍率(2024年度)
2.3
特筆すべき出願条件
① 自由応募制(他の入試制度や同学他学部、他大学との併願可)
② 次のいずれかに該当する者
(1)簿記2級以上または簿記実務検定1級合格
(2)基本情報技術者試験または応用情報技術者試験合格
(3)環境問題・社会福祉・社会保障問題をテーマとして掲げている論文賞・コンペティション等において入選以上
(4)国際バカロレア資格を取得または取得見込み
(5)「経済入門」を履修し成績A以上

参照元:中央大学 2025年度 経済学部 高大接続入学試験要項【自己推薦型】【資格・実績評価型】

中央大学・経済学部の高大接続入試【資格・実績評価型】は、日商簿記2級や基本情報技術者試験合格といった資格・実績を持つ受験生を対象とした入試です。

出願条件をクリアしていれば小論文と外国語の筆記試験、面接で受験できます。倍率も約2倍と低めなので、MARCHの総合型選抜入試の中では合格しやすいと言えるでしょう。

中央大学 経済学部 英語運用能力特別入学試験

項目
内容
出願期間
2024年9月12〜19日
試験日
2024年10月26日
合格発表日
2024年11月8日
主な出願書類
・志願者経歴書・活動実績報告書
・自己推薦書
・外国語運用能力を証明する書類
選考内容
・小論文
・面接
募集人数
20
倍率(2024年度)
2.0
特筆すべき出願条件
・自由応募制(他の入試制度や同学他学部、他大学との併願可)
・英検CSE2.0スコア2200以上(受験級は2級以上に限る)

参照元:中央大学 2025年度 経済学部 ◆英語運用能力特別入学試験 ◆ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語特別入学試験 入学試験要項

中央大学・経済学部の英語運用能力特別入学試験は、英検CSEスコア2200以上などの英語資格・検定試験のスコア基準を満たしている受験生を対象とした入試です。

高い英語力が求められますが、英語資格・検定試験を活用したオーソドックスな総合型選抜入試のため、対策もしやすいでしょう。

日本大学 生物資源科学部 総合型選抜

日本大学
項目
内容
出願期間
2024年9月24〜27日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年11月2日(動物・海洋生物・食品開発・獣医保健看護学科は2024年11月2・3日)

合格発表日

【一次】2024年10月16日

【最終】2024年11月11日

主な出願書類
・志望理由書
・小論文課題
二次選考
・学科内容に関連する実験・実習・演習(一次選考小論文等に関連する内容)とそれらに関連する発表
・口述試問
※学科により課される内容は異なる
募集人数
・バイオサイエンス学科:15
・動物学科・海洋生物学科・アグリサイエンス学科・食品開発学科・食品ビジネス学科・国際共生学科:10
・森林学科・環境学科:8
・獣医保健看護学科:5

※獣医学科は募集なし

倍率(2024年度)
1.0〜6.1
特筆すべき出願内容
専願

参照元:以下

令和7年度 日本大学生物資源科学部 総合型選抜 募集要項

日本大学 2024年度 入学試験状況(総合型選抜等)

日本大学の生物資源科学部では、専願以外に特別な出願条件がなく、誰でもチャレンジ可能な総合型選抜入試を実施しています。

倍率は獣医保健看護学科が6.1倍、海洋生物学科が2.8倍、食品ビジネス学科が1.8倍と高いものの、その他の学科は1.0〜1.3倍であり、合格しやすいです。

試験内容は学科独自のものですが、出願のハードルが低いので、興味があれば募集要項に目を通してみてください。

評定平均を出願条件にしていない総合型選抜入試を実施している人気の国公立大学

評定平均を出願条件にしていない

続いて、評定平均なしで総合型選抜入試を受験でき、倍率も低めな人気の国公立大学をご紹介します。

  • ​東京都立大学 人文社会/経済経営/都市環境/システムデザイン学部 グローバル人材育成入試
  • 東京都立大学 理学部 生命科学科 ゼミナール入試
  • 大阪大学 文学部 人文学科 総合型選抜
  • 東北大学 経済学部 経済/経営学科 AO入試(総合型選抜)Ⅲ期
  • 九州大学 法学部 総合型選抜Ⅱ

各大学の総合型選抜のの詳細についてはこれからご紹介していきます。

東京都立大学 人文社会/経済経営/都市環境/システムデザイン学部 グローバル人材育成入試

東京都立大学
項目
内容
出願期間
2024年11月1~6日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年11月30日(都市環境学部は2024年11月27日)

合格発表日

【一次】2024年11月20日

【最終】2024年12月16日(人文社会学部・システムデザイン学部は2025年2月12日)

主な出願書類
・志望理由書
・外部英語検定試験の成績証明書等
二次選考

【人文社会学部】

・小論文
・面接(口頭試問含む)
・大学入学共通テスト(6教科7科目)

【経済経営学部】

・小論文(英語による解答)
・面接(口頭試問含む・日本語と英語を用いる)

※入学後の学業の参考とするため、大学入学共通テストの受験必須

【都市環境学部・地理環境学科】

・小論文
・面接(口頭試問含む)

【システムデザイン学部】

・面接
・大学入学共通テスト(3教科4科目)
募集人数
17(学部・学科の内訳あり)
倍率(2024年度)
1.0〜2.5
特筆すべき出願条件
・専願
・英検準1級CSEスコア​2300以上、英検1級CSEスコア2304以上

参照元:以下

東京都立大学 2025年度 総合型選抜(グローバル人材育成入試)学生募集要項

2024年度 東京都立大学 学部入試(多様な選抜)実施状況

東京都立大学のグローバル人材育成入試は、英語力の高い受験生を対象とした総合型選抜入試です。書類選考と小論文や面接、大学入学共通テストの成績で合否を決定します。

経済経営学部と都市環境学部・地理環境学科では大学入学共通テストの成績が問われないため、共通テストを課さない総合型選抜入試をお探しの方におすすめです。

システムデザイン学部も大学入学共通テストが数学・理科・情報の3教科のみなので、一般的な国公立大学受験よりも負担は少ないでしょう。

東京都立大学 理学部 生命科学科 ゼミナール入試

項目
内容
出願期間
2024年10月2~4日
試験日
2024年10月17日
合格発表日
2024年11月1日
主な出願書類
志望理由書
選考内容
・研究発表ゼミナールの履修成績
・面接(口頭試問含む)
募集人数
15
倍率(2024年度)
1.5
特筆すべき出願条件
・専願
・2024年度に同大学理学部生命科学科が行った研究発表ゼミナールを修了した者

参照元:以下

東京都立大学 2025年度 総合型選抜(ゼミナール入試)学生募集要項 理学部 生命科学科

2024年度 東京都立大学 学部入試(多様な選抜)実施状況

ゼミナール入試は、9月に東京都立大学で実施される研究発表ゼミナールを修了した受験生向けの総合型選抜入試です。

参照元:2024年度 東京都立大学 理学部 生命科学科「研究発表ゼミナール」募集要項

出願書類と研究発表ゼミナールの履修成績、面接で合否が決定されるため、研究発表ゼミナールに参加していれば、実質的に書類選考と面接のみで受験できます。

倍率も1.5倍と低めなので、興味があれば上記の研究発表ゼミナールの募集要項からチェックしてみてください。

大阪大学 文学部 人文学科 総合型選抜

大阪大学
項目
内容
出願期間
2024年11月1~8日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年12月15日

合格発表日

【一次】2024年12月6日

【最終】2025年2月12日

主な出願書類
・志望理由書
・志願者評価書
・活動実績報告書
・文学部の学びに関係する探究の成果など
二次選考
・小論文
・面接
・大学入学共通テスト(6教科8科目)
募集人数
30
倍率(2024年度)
1.6
特筆すべき出願条件
・専願
・現役または1浪​

参照元:以下

令和7年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集概要

大阪大学 令和6年度 総合型選抜・学校推薦型選抜 実施状況

大阪大学の文学部・人文学科では、次の実績等がある受験生を対象とした総合型選抜入試を実施しています。

  • 文学に関連する探究学習の成果
  • 高い語学力
  • 卓越したボランティア活動や社会活動
  • コンテストの受賞歴

さまざまな活動実績が評価されるため、自分の得意なことを活かして受験したい方におすすめです。ただし、大学入学共通テストで6教科8科目の合計点が概ね75%以上必要なので注意しましょう。

東北大学 経済学部 経済/経営学科 AO入試(総合型選抜)Ⅲ期

項目
内容
出願期間
2025年1月21~24日
試験日

【一次】書類審査

【二次】2025年2月10日

合格発表日

【一次】2025年2月6日

【最終】2025年2月12日

主な出願書類
・志望理由書
・活動報告書・自己評価書
・英語の資格・検定試験の成績証明書等
・志願者評価書
二次選考
・大学入学共通テスト(6教科8科目)
・面接
募集人数
・文系:58
・理系:10
倍率(2024年度)
・文系:1.6
・理系:2.0
特筆すべき出願条件

専願​

参照元:以下

東北大学 令和7年度(2025年度)AO入試(総合型選抜)Ⅲ期 学生募集要項

東北大学 令和6年度AO入試Ⅲ期第2次選考状況

東北大学の経済学部では、大学入学共通テストを課す総合型選抜入試(AO入試Ⅲ期)を実施しています。

6教科8科目の共通テスト受験が必須となりますが、評定平均や英語資格・検定試験に関する出願基準はなく、倍率も1.6〜2.0倍と低いのでおすすめです。

九州大学 法学部 総合型選抜Ⅱ

九州大学
項目
内容
出願期間
2024年10月21日~11月1日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2025年2月1日

合格発表日

【一次】2024年12月23日

【最終】2025年2月12日

主な出願書類
・志望理由書
・英語能力試験の成績証明書の原本
二次選考
・大学入学共通テスト(6教科8科目)
・英語試験
・面接(英語と日本語により実施)
募集人数
10
倍率(2024年度)
1.9
特筆すべき出願条件
現役または1浪

参照元:以下

九州大学 令和7(2025)年度 学生募集要項 総合型選抜Ⅱ

九州大学 令和6年度試験別志願者数等調

九州大学・法学部の総合型選抜入試は、大学入学共通テストの受験が必須であることと、一次の書類選考で英語能力試験の成績が重視されることが特徴です。

評定平均値や英語資格・検定試験の成績基準は設けられていないので、誰でも出願できます。英語力を重視した試験内容になっているため、英語に自信があるなら積極的にチャレンジしてみてください。

試験対策がしやすい関東・関西で狙い目の人気大学

試験対策がしやすい関東・関西で狙い目の人気大学

次に、試験対策がしやすい総合型選抜入試を実施している人気大学をご紹介します。受験しやすく狙い目の人気大学をお探しの場合は、ぜひこれからご紹介する以下の大学・学部をご覧ください。

  • ​東京理科大学 工/創域理工/先進工学部 総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)・総合型選抜(女子)
  • 東京学芸大学 教育学部 総合型選抜
  • 関西大学 外国語学部 総合型選抜 アドミッション・オフィス入学試験(AO入試)
  • 立命館大学 国際関係学部 AO選抜入学試験 グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式

各大学・学部の総合型選抜の詳細については、これから解説します。

東京理科大学 工/創域理工/先進工学部 総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)・総合型選抜(女子)

東京理科大学
項目
内容
出願期間
2024年10月28~30日
試験日
2024年11月17日
合格発表日
2024年12月6日
主な出願書類
・志願者調書
・外部英語資格・検定試験のスコア証明書(総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)のみ)
選考内容
・書類審査
・小論文(内容は学科ごとに異なる)
・面接
・口頭試問(内容は学科ごとに異なる)
募集人数
・総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価):各学科8〜12(学科ごとに異なる)
・総合型選抜(女子):各学科3
出願に必要な評定平均値
数学、理科それぞれ4.0
倍率(2024年度)
・総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価):1.4〜2.2(学校推薦型選抜(公募制)結果
・総合型選抜(女子):1.4〜1.8
特筆すべき出願条件
・専願
・現役のみ
・英検CSEスコア1950以上

参照元:以下

東京理科大学 2025年度 総合型選抜募集要項【総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)】【総合型選抜(理学部第二部)】【総合型選抜(女子)】

東京理科大学 2024年度 学校推薦型選抜(公募制)結果

東京理科大学 2024年度 総合型選抜(女子)結果

東京理科大学では、2025年度から学校推薦型選抜(公募制)が総合型選抜に変わり、男女ともに総合型選抜入試が受験できるようになりました。

細かい試験内容は学科ごとに異なりますが、志望学科に関連する教科・科目の知識を問う学力試験が中心となっています。

そのため、得意科目の学力に自信のある人は対策しやすく、一般入試の対策に注力してきた人が受かりやすいでしょう。

作成する出願書類も志願者調書のみで大きな負担はなく、倍率も高くて2.0倍程度なので狙い目です。

東京学芸大学 教育学部 総合型選抜

項目
内容
出願期間
2024年10月1〜7日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年11月23・24日

合格発表日

【一次】2024年11月11日

【最終】2024年12月5日

主な出願書類
・入学希望理由書
・活動報告書
・学修計画書
二次選考
・小論文
・適性検査(プレゼンテーション・実技等)
・面接(個人または集団)
募集人数
各学科1〜17(学科ごとに異なる)
出願に必要な評定平均値
なし
志願倍率(2025年度)
2.88
特筆すべき出願条件
専願

参照元:以下

東京学芸大学 令和7年度 学生募集要項 総合型選抜

東京学芸大学教育学部 令和7年度総合型選抜 志願状況

東京学芸大学の教育学部では、2025年度から次のコースで大学入学共通テストを課さない総合型選抜入試を実施しています。

  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 家庭
  • 技術
  • 情報
  • 現代教育実践
  • ものづくり技術
  • 生涯スポーツ

実技教科のコースでは実技、その他のコースではプレゼンテーションを課す適性検査があり、学科ごとに特技を活かせる試験内容になっているため、特技を活かして受験したい場合はおすすめです。

また、書類審査と小論文・面接がありますが、大学入学共通テストは不要なので、学力試験に不安がある人でも受かりやすい選考になっています。

参考記事:共テを受けずに総合型選抜は受けられるのか?

関西大学 外国語学部 総合型選抜 アドミッション・オフィス入学試験(AO入試)

関西大学
項目
内容
出願期間
2024年9月1~5日 
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年10月20日

合格発表日

【一次】2024年10月3日

【最終】2024年11月1日

主な出願書類
・活動報告書
・入学志望理由書
・推薦書
・将来設計書
・課題レポート(中国語プログラムのみ)
・資料説明票
・出願資格を証明する資料
二次選考
・課題エッセイ
・面接(口頭試問含む)
募集人数
15
出願に必要な評定平均値
・中国語:全体3.8かつ英語、国語それぞれ4.0
・クロス留学・英語教員・日本語教育・グローバルキャリア:全体3.8かつ英語4.2
倍率(2025年度)
2.0
特筆すべき出願条件
・中国語:なし
・クロス留学・英語教員・日本語教育・グローバルキャリア:英検2級以上かつCSEスコア2,100点以上

参照元:以下

2025年度 関西大学 総合型選抜 アドミッション・オフィス入学試験(AO入試)入学試験要項

関西大学 2025年度 AO入試 志願者・合格者数

関西大学の外国語学部では、プログラム別に総合型選抜入試を実施しています。出願条件は厳しめですが、二次選考は課題エッセイと面接、口頭試問のみであり、学力試験なしで受験できます。

倍率も低めなので、出願条件を満たしている場合はおすすめです。

立命館大学 国際関係学部 AO選抜入学試験 グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式

項目
内容
出願期間
2024年9月2~9日
試験日

【一次】書類選考

【二次】2024年10月20日

合格発表日

【一次】2024年10月11日

【最終】2024年11月6日

主な出願書類
・Application Essay
・Letter of Reference(推薦書)
・英語外部資格試験の証明書
二次選考
面接(英語)
募集人数
13
出願に必要な評定平均値
なし
倍率(2024年度)
1.4
特筆すべき出願条件
英検準1級以上

参照元:以下

立命館大学 2025年度(総合型選抜)AO選抜入学試験 国際関係学部「グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式」入学試験要項

立命館大学 2024年度 AO選抜入学試験「各学部独自方式」試験結果

立命館大学の国際関係学部を総合型選抜入試で受験するなら、グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式がおすすめです。

出願には英検準1級相当以上の英語スキルが必要になりますが、出願条件に評定平均がなく、書類選考と英語面接だけで合否が決まります。

そのため、出願基準を満たせる英語資格・検定試験のスコアがあるなら、ぜひチャレンジしてみると良いでしょう。

学校推薦型選抜入試で受かりやすい関東・関西でおすすめの人気大学

受かりやすい

こちらでは、学校推薦型選抜入試で合格しやすくておすすめの人気大学をご紹介します。

  • 上智大学 神学部・外国語学部(ポルトガル語学科)
  • 関西大学 環境都市工学部

上智大学 神学部・外国語学部(ポルトガル語学科)

上智大学

上智大学の公募推薦入試は全学部・学科で実施されており、中でも神学部と外国語学部(ポルトガル語学科)は倍率が低くなっています。

2024年度は、神学部が1.3倍、外国語学部(ポルトガル語学科)は1.0倍でした。

参照元:上智大学 2024年度 入学試験データ 特別入学試験 志願者・合格者数一覧

選考内容は学部・学科によって異なりますが、次のような幅広い経験やスキルが評価されるのが特徴です。

  • 評定平均
  • 外国語資格・検定試験のスコア
  • レポート課題
  • 課外活動や社会貢献活動など

上智大学は国際性を重視しており、語学力や異文化理解力がある学生は特に歓迎される傾向にあります。さらに、リーダーシップや創造性、協調性といった人間性も重要な評価ポイントとなります。

なお、公募推薦入試では、出願書類の内容に加え、各学科が設定する学科試験と面接によっても審査されます。

自己推薦書や面接など、自己アピールの機会が多く設けられているため、自分の強みを最大限に発揮できるよう準備をすることが合格の鍵です。

参照元:上智大学 入試情報 推薦入学試験(公募制)

関西大学 環境都市工学部

関西の名門私立大学である関関同立のうち、関西大学と同志社大学では公募推薦入試を実施しています。

関西大学で公募推薦入試を実施しているのは、商学部、システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部の4学部であり、中でも、環境都市工学部は倍率が低くなっています。

2024年度は、都市システム工学科が1.2倍、エネルギー環境・化学工学科が1.0倍でした。

参照元:関西大学 入試情報 2024年度 公募制推薦入試(システム理工学部|環境都市工学部|化学生命工学部)

学部ごとに細かい出願基準が設けられていますが、試験内容は筆記試験(商学部は小論文)と面接のみなので対策しやすいです。

参照元:以下

2025年度 関西大学 学校推薦型選抜 商学部公募制推薦入学試験 入学試験要項

2025年度 関西大学 学校推薦型選抜 システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部 公募制推薦入学試験 入学試験要項

ちなみに、同志社大学では、次の学部で公募推薦入試を実施しています。

  • ​神

  • 社会
  • 文化情報
  • 理工
  • グローバル地域文化

参照元同志社大学 2025年度 入学試験要項

出願条件に評定平均がない学部・学科や倍率が低く狙い目の学部・学科もあるので、興味があれば以下のページをぜひチェックしてみてください。

関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?出願条件や倍率と共に解説

総合型選抜入試(旧AO入試)の合格率を上げるための対策

総合型選抜入試(旧AO入試)の合格率を上げるための対策

総合型選抜入試(旧AO入試)は大学・学部・学科ごとにさまざまな選考がおこなわれる入試制度です。そのため、多様な評価基準がある分、合格率を上げるための対策方法も複数存在します。

総合型選抜入試(旧AO入試)の合格率を上げるための代表的な対策については以下にまとめてみましたので、ご覧ください。

  • 評定平均を高くする
  • 英検をはじめとした外国語の資格・検定を取得する
  • 大学や学部・学科の研究をする
  • アドミッションポリシーを踏まえ、志望理由書や面接での回答を作り込む
  • 探究学習に注力する
  • 部活動や課外活動などで優秀な成績を収める
  • 出願書類の完成度を高める
  • 選考方法を理解する
  • 面接や小論文、学力試験などの対策を徹底的に行う

それぞれの対策内容の詳細についてはこれから解説します。

評定平均を高くする

評定平均を高くする

総合型選抜入試では、評定平均が合否に大きく影響します。評定平均については、高校1年から3年1学期または前期までの通算成績が評価対象になります。

そのため、高校1年生のうちから授業に真面目に取り組み、提出物をきっちりと出し、試験で高成績を収め続けることで、可能な限り高い評定を取ることが重要です。

参考記事:通知表の成績と合否の関係とは

英検をはじめとした外国語の資格・検定を取得する

英検をはじめとした外国語の資格・検定を取得する事も総合型選抜で志望校の合格を実現する事に繋がります。なぜなら、英検をはじめとした外国語の検定や資格は調査書に書かれるので、大学側の合否対象の評価項目の1つになると考えられるためです。

色々な外国語の資格・検定がありますが、英検の準1級の取得は特におすすめです。

というのも、難関大学を中心に、英検準1級以上を取得している人だけが出願できる総合型選抜入試がある上に、英検準1級は大学中級レベルと言われるので、英語力の高さのアピールにもなるためです。

英検準1級の取得には、一定の学習量が必要です。そのため、早いうちから英語学習に取り組み、少しでもハイスコアを取れるようにしましょう。

参考記事:英検の取得と合否の関係性とは

大学や学部・学科の研究をする

大学や学部・学科の研究をする

総合型選抜入試(旧AO入試)は、大学や学部・学科の教育理念や特色あるプログラムに興味を持ち、アドミッションポリシー(求める学生像)に合致する受験生を選抜する入試です。

そのため、アドミッションポリシーに対する理解が不足し、大学側が求める人物像を把握していないと、的外れな受験対策をしてしまうことになります。

まずは志望する大学のウェブサイトやパンフレットを通じてアドミッションポリシーの内容を丁寧に確認し、各大学や学部・学科が掲げる教育方針や価値観をしっかり理解することが重要です。

アドミッションポリシーを踏まえ、志望理由書や面接での回答を作り込む

総合型選抜入試での合格を目指すには、アドミッションポリシーに沿って志望理由書や面接で次の姿勢や意欲などを示すようにしましょう。

  • 学問への関心や主体的な学びの姿勢
  • 入学後に自らの能力や興味を活かして自己成長を目指す姿勢
  • 将来は社会で活躍できる人材となって社会貢献したいという意欲

志望理由書や面接では、アドミッションポリシーの内容に自分の経験や特技、強みがどのように合致していて、大学でどのような学びをしたいのかを具体的に述べることが大切です。

例えば、特定の課外活動で培ったリーダーシップや協調性を大学の求める人材像に結びつけることで、説得力のあるアピールが可能になります。

このように、自分の強みや経験に基づく具体的なエピソードや実績に基づき、自分の強みや経験が学部や学科ごとに求められるアドミッションポリシーにマッチしていることを示すことが重要です。

参考記事:総合型選抜で合否の鍵を握るアドミッションポリシーの特集ページ

探究学習に注力する

探究学習に注力する

総合型選抜入試(旧AO入試)においては、探究学習に尽力してきた受験生は特に有利です。なぜなら、大学での学習内容に直結する探究学習を行っていると、志望理由の裏付けになり、説得力が増すからです。

例えば、自主的に行った研究プロジェクトで多様な視点から研究テーマにアプローチし、洞察力や独自の問題解決能力を発揮した経験などは、総合型選抜入試では大きなアピールポイントになります。

そのため、総合型選抜入試を検討する場合は、ぜひ志望学部・学科での学習内容に直結する探究学習に力を入れましょう。

部活動や課外活動などで優秀な成績を収める

​部活動や課外活動などで優秀な成績を収めた人も総合型選抜入試(旧AO入試)において非常に有利です。

なぜなら、スポーツ競技での全国大会出場経験や文化部活動での受賞歴があると、努力や能力、リーダーシップ、コミュニケーション能力を具体的に示すものとして総合型選抜入試で高く評価される傾向があるからです。

特に、各大学が掲げるアドミッションポリシーに合致した強みを発揮している場合、大いに評価されます。

そのため、自分の活動をしっかりと振り返り、自己PRや志望理由書においてどのようにアピールすれば他の受験生と差別化しやすいかを考えることが重要です。

参考記事:アピールできる活動実績がない時の対処法とは?

出願書類の完成度を高める

総合型選抜入試での合格を目指すなら、出願書類の完成度を高めることが非常に重要です。なぜなら、出願書類によって書類選考が行われることがあり、出願書類の出来は最終的な合否の判断にも影響するからです。

自己分析が不十分であり、自分の強みや志望する大学・学部・学科でないといけない理由を明確に伝えられないと、試験官には魅力的に映りません。

そのため、早めに自己分析をして書類作成に取り掛かり、塾や学校の先生などの信頼できる第三者に添削してもらうことで出願書類の完成度を高めましょう。

なお、出願書類を抜け漏れなく準備し、期日までに提出するには、漏れがないように出願先ごとに書類のチェックリストを作成し、綿密にスケジュールを管理することが重要です。

出願書類には、志望理由書や自己推薦書、調査書、英語資格・検定試験の成績証明書などが含まれることが多く、学校や外部機関に書類を作成してもらわなければならないものもあります。

また、大学や学部・学科、入試の種類によって出願期間や出願書類が異なる上、書類の不備があったり提出が遅れたりすると出願が受理されません。

そのため、必要な書類をきちんと確認して余裕を持って準備を進め、必ず期日までに提出するようにしましょう。

参考記事:大学側に提出する主な書類一覧

選考方法を理解する

選考方法を理解する

総合型選抜入試は、大学や学部・学科、入試の種類によって選考方法が全く異なります。そのため、志望校の選考方法を理解することが総合型選抜入試での合格への第一歩です。

まずは、最新の募集要項を確認し、志望校の選考基準や選考のプロセスをしっかりと把握しましょう。

選考が何段階かに分かれているケースの他、年内に個別試験が完了しても大学入学共通テストを受験する必要があるケースなどもあるので要注意です。

​​面接や小論文、学力試験などの対策を徹底的に行う

選考方法についてしっかり理解できたら、大学が公表している情報や過去問を参考に、面接の形態や小論文のテーマ・出題形式、学力試験の内容などを事前に調査し、対策を立てましょう。

面接では、自分の意見を論理的に伝えることが重要です。

そのため、模擬面接を通じて志望理由書などで書いた内容を自分の言葉でしっかり伝える練習を重ね、話す内容や態度を改善し、自信を持って臨めるようにしましょう。

また、小論文では、与えられたテーマに対して自分の考えを明確に示すことが大切です。

そのため、過去問などで頻出テーマを確認したら、日頃からそのテーマに関連する多様なトピックについて考察し、書く練習を積み重ねることで、表現力を高めましょう。

参考記事:当日試験官に聞かれる事とは?

参考記事:小論文の正しい書き方と代表的な型を解説

総合型選抜入試を受験する人におすすめの塾一覧

総合型選抜入試を受験する人におすすめの塾一覧

総合型選抜入試(旧AO入試)は、一般入試とは異なるアプローチでの評価が行われるため、特に対策が重要です。そこで、ここでは、総合型選抜入試対策におすすめの塾をご紹介します。

  1. ​ホワイトアカデミー高等部
  2. 総合型選抜の塾 洋々
  3. 坪田塾
  4. 翔励学院

総合型選抜入試受験者におすすめの塾① ホワイトアカデミー高等部

ホワイトアカデミー

ホワイトアカデミー高等部は、社会人プロ講師によるマンツーマン指導が受けられる総合型選抜入試専門塾です。上智大学や慶應義塾大学、MARCHなどの難関大学の総合型選抜入試における合格実績があります。

出願書類・小論文の添削や面接指導はもちろん、評定平均や英検、探究活動の対策など、総合型選抜入試に関わる幅広いサポートを行っています。

項目
内容
校舎の所在地

〒163-1030 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーセンターN30階

授業形式
マンツーマン指導
おすすめポイント
・社会人プロ講師によるマンツーマン指導
・回数無制限の小論文・面接指導
・出願書類の添削や評定平均・英検・探究活動のサポートも実施
・万が一不合格でも追加料金なしで一般入試までサポート

​​ホワイトアカデミー高等部の公式サイトはこちら

総合型選抜受験者におすすめの塾② 総合型選抜の塾 洋々

洋々は、ビジネス界で活躍するさまざまな分野のプロやエキスパートが講師を務める総合型選抜入試専門塾です。

ビジネスにおける知見を活かし、自分の強みで勝負できる戦略の構築からプロジェクトの設計、プロジェクト進行中のマネジメントまで行います。

志望校の出願書類や試験形式に合わせて必要な講座を必要な分だけ受講できるのも特徴です。

項目
内容
校舎の所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-10-4 メゾン・ド・ユー2階
授業形式
完全個別指導
おすすめポイント
・さまざまな分野のプロ/エキスパートによる完全個別指導
・早慶上智・MARCHだけでなく、国公立や関関同立、海外大学の合格実績も豊富
・志望校の試験形式に適した講座を選択して受講可能

​​総合型選抜の塾 洋々の公式サイトはこちら

総合型選抜受験者におすすめの塾③ 坪田塾

坪田塾

坪田塾は偏差値40から慶應義塾大学に現役合格した「ビリギャル」でお馴染みの個別指導塾です。

中高生の指導を行っており、高校生コース・高卒生コースでは、一般入試向けの教科指導の他に総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試対策も行っています。

学習を効率化する反転学習や坪田塾ならではの「教えない、支える指導」、教育心理学に基づく性格別アプローチ、居場所の創出など、さまざまな特徴を持つ塾です。

項目
内容
校舎の所在地
関東・関西・名古屋エリアに展開、オンライン校あり
授業形式
個別指導
おすすめポイント
・一人ひとりの状況に合わせた完全個別カリキュラムで指導
・学習面だけでなくメンタル面のサポートも充実
・講師が教えるのではなく、生徒の自習力の獲得をサポート

坪田塾の公式サイトはこちら

総合型選抜受験者におすすめの塾④ 翔励学院

翔励学院は約20年の小論文指導実績を持つ専門家による個別指導が特徴の小論文個別指導塾です。

総合型選抜入試の小論文や出願書類はもちろん、一般選抜入試や帰国生入試などさまざまな入試形式に対応しています。早慶やMARCH、国際基督教大学(ICU)などの難関大学の合格実績も豊富です。

項目
内容
校舎の所在地
JR・私鉄各線「渋谷駅」より徒歩5~7分
授業形式
個別指導
おすすめポイント
・長年小論文指導をおこなう専門家が小論文の書き方から一人ひとり個別指導
・志望校の出題傾向に合わせて指導
・志望理由書や出願書類の指導も可能

翔励学院の公式サイトはこちら

総合型選抜入試で受かりやすい大学に関するまとめ

まとめ

このページでは、総合型選抜入試に受かりやすいおすすめの大学と合格するために必要な対策方法などについて解説してきました。最後にこのページのポイントをまとめます。

  • 総合型選抜入試で受かりやすい大学の特徴としては、合格倍率が低い、出願条件に評定平均がないなど出願のハードルが低い、試験対策がしやすく受験の負担が少ない、という4つの点がある。
  • 総合型選抜入試で合格するためには、評定平均を高くする、英検などを取得する、探究学習に注力する、部活動や課外活動などで優秀な成績を収める、出願書類の完成度を高める、面接や小論文、学力試験などの対策を徹底的に行うことなどが必要である。
  • 総合型選抜入試対策なら、ホワイトアカデミー高等部や洋々などの専門塾がおすすめ

総合型選抜入試で合格を勝ち取りたいなら、ぜひ今回紹介した総合型選抜入試に受かりやすい大学・学部を参考に志望校選びをしてみてください!

関連記事:MARCHの総合型選抜の特徴とは?

この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


Recommend

今のあなたが狙える大学


Recommend

少し頑張れば目指せる大学