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作成日: 2024/12/17 更新日:2024/12/27

関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?出願条件や倍率と共に解説

関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)の特徴とは?出願条件や倍率と共に解説

関関同立を公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)で受験しようとした場合、出願条件や倍率が気になりますよね。

そこで本記事では、関関同立各大学の出願条件と併願の可否や倍率などの観点から公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)について具体的に詳しく解説していきます。

また、出願条件に評定を課さない学部や志望校選びのポイント、公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)を受験するメリットとデメリットや合格するための準備と対策のほか、受験生がよく抱く疑問とその回答も掲載していますので、最後まで読み進めて関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)についての理解を深めましょう。

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

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年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

同志社大学と関西大学の2025年度公募推薦入試の出願条件(評定と併願の可否)とは?

同志社大学と関西大学の2025年度公募推薦入試の出願条件(評定と併願の可否)とは?

関西地方の名門大学である同志社大学と関西大学は公募推薦入試を実施しています。次の表は2025年度の同志社大学と関西大学の公募推薦入試の主な出願条件と併願の可否をまとめたものです。

同志社大学

学部
学科
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
3.5
入学をとくに希望し、入学後の勉学について明確な意志をもつ者
英文
4.0かつ英語4.1
TOEIC600点
文学部英文学科で学ぶことを強く希望する者
美学芸術
TOEIC500点
文学部美学芸術学科で学ぶことを強く希望する者

国文

文学部国文学科で学ぶことを強く希望する者
社会
社会福祉
社会学部社会福祉学科で学ぶことを強く希望し、将来福祉関係の分野で貢献したいという強い意志をもつ者
文化情報
文化情報
外国語(英語)、国語、数
学のいずれか4.0
文化情報学部で学ぶことを強く希望する者
理工

インテリジェント情報工学、情報システムデザイン、電気工学、電子工学、機械システム工学、機械理工、機能分子・生命化学、化学システム創成工学、環境システム、数理システム

全体4.3かつ外国語全科目4.3
理工学部で学ぶことを強く希望する者
グローバル地域文化
グローバル地域文化
全体3.5かつ外国語4.1
TOEIC530点または英検2級
可(グローバル地域文化学部で学ぶことを強く希望する者)

参照元同志社大学 2025年度 入学試験要項

関西大学

学部
学科
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
4.0
簿記2級かつ英検2級
商学部での勉学を特に希望すること
システム理工
数学4.5かつ国語4.0
専願
物理・応用物理
英語、数学、理科の通算3.5

機械工学、電気電子情報工学

英語、数学、理科の通算4.0
環境都市工学
都市システム工学
エネルギー環境・化学工学
英語、数学、理科の通算3.5
化学生命工学
生命・生物工学
化学・物質工学
専願・併願

参照元
2025年度 関西大学 学校推薦型選抜 商学部公募制推薦入学試験 入学試験要項
システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部 公募制推薦入学試験 入学試験要項

評定は出願条件において特に重要なので、定期テスト対策の徹底などを通して、一定以上の評定を確保する必要があります。

同志社大学や関西大学では学業成績に重点が置かれており、一部の学部・学科を除き、評定平均値が基準を満たすことが求められます。

なお、全体の評定平均値に加え、特定の科目での成績が考慮されることもあります。

同志社大学では、比較的柔軟な併願が可能となっており、他校との組み合わせを考える際に有利ですが、関西大学では、専願を求められる学部・学科も存在します。

これらの条件を踏まえ、自分の学力や志望する学部の特徴を理解し、しっかりと準備を進めることが重要です。

関関同立各大学の2025年度総合型選抜(旧AO入試)の出願条件(評定と併願の可否)とは?

2025年度の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件(評定と併願の可否)とは?

関関同立の各大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件について詳しく解説します。次の表は2025年度の関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の主な出願条件と併願の可否をまとめたものです。

関西大学

学部
学科・専攻・プログラム
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
法(英語運用能力重視型)

英検準1級級かつCSEスコア2,300点

または

TOEIC L&R 785点かつS&W 310点

志望(出願)できる学部(学科、専攻、専修)は1つのみ(志望学部での勉学を強く希望し入学を志す者)
法(文献読解能力重視型・法曹志望者特化型)
総合人文
3.5

英検2級またはTOEIC L&R 500点(外国語能力重視型のみ)

経済

経済

英検2級など(グローバルリーダー志向型のみ)

英検準1級、TOEIC L&R 740点、簿記1級など
社会
社会学
4.0
心理学
全体3.8かつ国語、外国語(英語以外の外国語を含む)、地理歴史、公民、数学、理科3.8
メディア
3.5
社会システムデザイン
3.8
政策創造
政策創造

英検準1級かつCSEスコア2,300点、TOEIC L&R 785点かつS&W 310点、簿記2級など

外国語
中国語
全体3.8かつ英語、国語それぞれ4.0

クロス留学、英語教員、日本語教育、グローバルキャリア
全体3.8かつ英語4.2

英検2級かつCSEスコア2,100点

人間健康
人間健康
3.5

総合情報
総合情報
社会安全
社会安全
システム理工
数、物理・応用物理、機械工学、電気電子情報工学

数検準1級など

環境都市工学
都市システム工学、エネルギー環境・化学工学

化学生命工学
生命・生物工学、化学・物質工学
ビジネスデータサイエンス
ビジネスデータサイエンス
3.5

英検準1級、簿記1級など

参照元
2025年度 関西大学 総合型選抜 アドミッション・オフィス入学試験(AO入試) 入学試験要項
ビジネスデータサイエンス学部 アドミッション・オフィス入学試験(AO入試) 入学試験要項

関西学院大学

学部
入学試験名称
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
神、国際
探究評価型、グローバル

英検2級またはCSEスコア1950点

または

TOEIC L&R/S&W1150点

合格した場合は本学に入学すること
学部特色

文、人間福祉、教育、総合政策
探究評価型、グローバル、学部特色

英検2級またはCSEスコア1950点

または

TOEIC L&R/S&W1150点

社会、法
探究評価型、グローバル
経済
学部特色
数学4.0または数検2級
探究評価型、グローバル

英検2級またはCSEスコア1950点

または

TOEIC L&R/S&W1150点

学部特色
4.3(商業科等を卒業見込みの者)

簿記1級など

英検2級(商業科等を卒業見込みの者)

理、工、生命環境
探究評価型

英検準2級またはCSEスコア1700点

または

TOEIC L&R/S&W 625点

グローバル

英検2級またはCSEスコア1950点

または

TOEIC L&R/S&W1150点

など

学部特色
3.8

英検準2級またはCSEスコア1700点

または

TOEIC L&R/S&W 625点

建築
探究評価型

英検準2級またはCSEスコア1700点

または

TOEIC L&R/S&W 625点

グローバル

英検2級またはCSEスコア1950点

または

TOEIC L&R/S&W1150点

など

学部特色

参照元
関西学院大学 探究評価型入学試験要項 2025年度
グローバル入学試験要項 2025年度
学部特色入学試験要項 2025年度
【2025年度入試】関西学院大学が指定する英語資格・検定試験のスコアについて

同志社大学

学部
学科
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
TOEIC LISTENING
AND READINGテスト650点
志願はいずれか1学部のみ(同志社大学で勉学したいと強く希望し、第一志望として入学を志す者)
文化情報
文化情報
英語、国語、数学いずれか4.0
生命医科学
医情報
全体、外国語、数学、理科いずれも3.8
スポーツ健康科学
スポーツ健康科学
推薦選抜入学試験との併願可(神学部で一神教(キリスト教、ユダヤ教、イスラーム教)を中心に宗教を専門的に深く学ぶことによっ
て、将来の夢を実現したいという強い意志をもっている者)
社会
教育文化
英検要受験
社会学部教育文化学科で学ぶことを強く希望する者
法律、政治
4.0
TOEIC LISTENING
AND READINGテスト700点または英検準1級
法学部で学ぶことを強く希望する者
経済
経済
3.4
TOEIC LISTENING
AND READINGテストまたは英検要受験
経済学部で学ぶことを強く希望する者
心理
心理
TOEIC LISTENING
AND READINGテスト450点または英検準2級
心理学部への進学を希望し、合格した場合は入学する強い意思を持つ者
グローバル・コミュニケーション
グローバル・コミュニケーション【英語コース】
TOEIC LISTENING
AND READINGテスト650点または英検準1級
グローバル・コミュニケーション学部で学ぶことを強く希望する者
グローバル・コミュニケーション【中国語コース】※評定と検定試験のいずれかを満たせば出願可
全体4.0かつ外国語4.2
TOEIC LISTENING
AND READINGテスト500点または英検2級

参照元同志社大学 2025年度 入学試験要項

立命館大学

学部
学科
評定(以上)
検定試験(以上)
併願の可否
産業社会
現代社会
3.5
可(ただし、他学部の併願は不可)
国際関係
国際関係(国際関係学専攻講義選抜方式)
英検2級またはTOEIC Listening and Readingテスト550点
国際関係(グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式)
英検準1級またはTOEIC Listening and Readingテスト740点
アメリカン大学・立命館大学国際連携(ジョイント・ディグリー・プログラム総合評価方式)
TOEFL iBTテスト76 点
人文(人間研究学域・国際文化学域・国際コミュニケーション学域の国際方式)
英検2級またはTOEIC Listening and Readingテスト550点
人文(人文学プロポーズ方式)
経営
国際経営

英検2級かつCSE スコア2250点または準1級

または

TOEIC Listening and Readingテスト650点

政策科学
政策科学

総合心理
総合心理
グローバル教養
グローバル教養
TOEFL iBTテスト68点(Writingセクション18点)
映像
映像
経済
経済
英検2級またはTOEIC Listening and Readingテスト550点(英語重視方式のみ)
スポーツ健康科学
スポーツ健康科学(グローバル・アスレティックトレーニング型)
英検2級またはTOEIC Listening and Readingテスト550点
スポーツ健康科学(教員熱望型)
3.5
食マネジメント
食マネジメント
情報理工
情報理工
英検またはTOEIC Listening and Readingテスト要受験
理工
数理科学、物理科学、電気電子工学、電子情報工学、機械工学、ロボティクス、環境都市工学
全体および数学、理科、英語それぞれ3.0
生命科学
応用化学、生物工学、生命情報学、生命医科学
3.5(探究活動評価方式のみ)
薬、創薬科学

参照元
立命館大学 2025年度(総合型選抜)AO選抜入学試験 産業社会学部「産業社会小論文方式」<特色ある活動と学びを深めた皆さん対象>入学試験要項
国際関係学部「国際関係学専攻講義選抜方式」入学試験要項
国際関係学部「グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式」入学試験要項
「ジョイント・ディグリー・プログラム総合評価方式」入学試験要項
文学部「国際方式(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・中国語・朝鮮語)」入学試験要項
「人文学プロポーズ方式」入学試験要項
経営学部「英語重視方式」入学試験要項
政策科学部「政策科学セミナー方式」入学試験要項
「UNITE Program(数学(統計))方式」入学試験要項
総合心理学部「総合心理学部総合評価方式(課題論文型、データサイエンス型)」入学試験要項
グローバル教養学部「4 月入学総合評価方式(10 月選考)/(12 月選考)」入学試験要項
映像学部「プレゼンテーション方式(映像撮影型、絵コンテ作画型)」入学試験要項
経済学部「英語重視方式」入学試験要項「情報・数学重視方式」入学試験要項
スポーツ健康科学部「CREA 方式(グローバル・アスレティックトレーニング型、教員熱望型、課題発見・解決型、数学的素養型)」入学試験要項
食マネジメント学部「プレゼンテーション方式(課題論文型、UNITE Program 型)」入学試験要項
情報理工学部「ISSE 方式」入学試験要項
「UNITE Program 方式」入学試験要項
理工学部「理工セミナー方式」入学試験要項生命科学部「探究活動評価方式」入学試験要項
「基盤科目学習方式(数学物理型、数学英語型、数学情報型)」入学試験要項
薬学部「課題探究型方式」入学試験要項

総合型選抜は、従来の学力試験だけでなく、多角的な評価を行う入試制度であり、各大学で求められる条件が異なります。

学業成績に加え、課外活動の実績が重視される傾向があり、独自の選考基準により、特に社会貢献活動や学業以外の活動におけるリーダーシップやコミュニケーション能力を発揮した経験が評価されます。

また、大学での学びへの適性の高さを重視するため、語学力や留学経験が選考において有利になることがあります。併願の可否についても大学ごとに異なり、各大学の募集要項を確認することが重要です。

志望校の出願条件をしっかりと理解し、自分に合った大学を選ぶことが成功の鍵となります。

2025年度の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)では出願条件に評定を課さない学部もある

出願条件に評定を課さない学部もある

関関同立の2025年度公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)では、一部の学部が出願条件として評定を課しません。これは、学部独自の選考基準に基づき、多様な学生を受け入れるための措置です。

評定を出願条件にしていない入試は、自己の個性や実績をアピールするチャンスを評定平均が振るわない受験生にも提供します。

課外活動、ボランティア経験、特別な技能や資格などが評価対象となるため、志望学部が求める能力や資質を示すことが重要です。

こうした学部を志望する場合は、早めに情報収集を行い、それに基づいて戦略的な準備を進めることが、合格への鍵となります。

どの学部が評定平均を出願条件にしないのかは年度によって変わる可能性があるため、大学の最新の公式な入試情報を確認することが重要です。

参考記事:特別入試の合否と通知表の成績の関係とは

同志社大学と関大の過去の公募推薦入試の合格者数や受験倍率(競争率)と難易度

同志社大学と関大の過去の公募推薦入試の合格者数や受験倍率(競争率)と難易度

次の表は2024年度の同志社大学と関西大学の公募推薦入試の合格者数と受験倍率をまとめたものです。

同志社大学

学部
学科
合格者数
受験倍率
14
2.1
英文
23
1.3
美学芸術
5
6.8

国文

2
2.5
社会
社会福祉
13
2.2
文化情報
文化情報
16
2.3
理工
インテリジェント情報工学
情報システムデザイン
電気工学
電子工学
機械システム工学
機械理工
機能分子・生命化学
化学システム創成工学
環境システム
数理システム
3
2.3
グローバル地域文化
グローバル地域文化
25
3.2

参照元同志社大学 2024年度 推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験(公募制)志願者・受験者・合格者数

関西大学

学部
学科
合格者数
受験倍率
15
1.9
システム理工
3
1.7
物理・応用物理
7
1.9

機械工学

8
2.0

電気電子情報工学

6
2.2
環境都市工学
都市システム工学
11
1.2
エネルギー環境・化学工学
5
1.0
化学生命工学
生命・生物工学
5
4.2
化学・物質工学(専願)
21
1.5
化学・物質工学(併願)
16
1.4

参照元
関西大学 入試情報 2024年度 公募制推薦入試(商学部)
(システム理工学部|環境都市工学部|化学生命工学部)

これらの大学は人気校であるため、毎年多くの受験生が志望し、競争が激化しています。特に、人気学部は倍率が高くなる傾向があり、難易度も上がります。

過去のデータを参考にすると、同志社大学では神学部や文学部・美学芸術学科、関西大学では化学生命工学部・生命・生物工学科が高倍率となっています。

倍率は年度や学部によって異なりますが、同志社大学では2〜3倍、関西大学では1〜2倍になるのが一般的です。合格を勝ち取るためには、過去の試験傾向を分析し、対策を練ることが重要です。

これらの情報を基に、受験生は自身の学力や興味に応じた戦略を立て、入念な準備を行うことが求められます。

関関同立の過去の総合型選抜(旧AO入試)の合格者数や受験倍率(競争率)と難易度

関関同立の過去の総合型選抜(旧AO入試)の合格者数や受験倍率(競争率)と難易度

関西の名門私立大学であり、全国から多くの受験生が集まる関関同立の過去の総合型選抜(旧AO入試)の合格者数や受験倍率(競争率)、その難易度について詳しく解説します。

次の表は2024年度の関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の総合型選抜(旧AO入試)の合格者数と受験倍率をまとめたものです。

関西大学

学部
合格者数
受験倍率
31
3.2
15

5.5

経済
10
4.2
9
2.7
社会
11
8.5
政策創造
7

4.1

外国語
14

1.6

人間健康
10

9.4

総合情報
23

3.2

社会安全
7

3.0

システム理工
1

5.0

環境都市工学
6

4.0

化学生命工学
4

4.5

ビジネスデータサイエンス
新設

参照元
関西大学 入試情報 2024年度 AO入試 志願者・合格者数
ビジネスデータサイエンス学部設置の正式決定について

関西学院大学

学部
入学試験名称
合格者数
受験倍率
探究評価型
0

志願者なし

グローバル
1

1.0

学部特色
5

1.2

国際
探究評価型
13

1.9

グローバル
23

1.6

学部特色
5

3.0

探究評価型
7

1.1

グローバル
9

1.4

学部特色
22

1.7

人間福祉
探究評価型
0

志願者5人

グローバル
5

2.0

学部特色
7

3.3

教育
探究評価型
8

1.6

グローバル
5

1.2

学部特色
34

1.4

総合政策
探究評価型
7

1.3

グローバル
8

1.4

学部特色
22

1.5

社会
探究評価型
21

1.5

グローバル
11

1.2

探究評価型
5

1.4

グローバル
9

1.2

経済
探究評価型
6

1.5

グローバル
5

1.0

学部特色
10

1.2

探究評価型
5

4.0

グローバル
11

1.8

学部特色
8

2.0

探究評価型
0
志願者4人
グローバル
0

志願者なし

学部特色
1

3.0

探究評価型
0

志願者6人

グローバル
0

志願者1人

学部特色
1

3.0

生命環境
探究評価型
3

1.0

グローバル
1
学部特色
4

1.5

建築
探究評価型
3

1.7

グローバル
1

2.0

学部特色
5
1.6

参照元
関西学院大学 2024年度【2023年度実施】探究評価型入学試験
グローバル入学試験学部特色入学試験

同志社大学

学部
学科
合格者数
受験倍率
10
2.2
文化情報
文化情報
23
3.0
生命医科学
医情報
3
2.3
スポーツ健康科学
スポーツ健康科学
4
11.0
6
6.7
社会
教育文化
10
2.0
法律、政治
17
2.0
経済
経済
18
1.8
心理
心理
4
11.0
グローバル・コミュニケーション
グローバル・コミュニケーション
37
1.6

参照元
同志社大学 2024年度 アドミッションズオフィス方式による入学者選抜(AO入試)結果
推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験(公募制)志願者・受験者・合格者数

立命館大学

学部
学科
合格者数
受験倍率
産業社会
現代社会
53
3.7
国際関係
国際関係(国際関係学専攻講義選抜方式)
28
2.3
国際関係(グローバル・スタディーズ専攻総合評価方式)
27
1.4
アメリカン大学・立命館大学国際連携(ジョイント・ディグリー・プログラム総合評価方式)
5
1.0
人文(人間研究学域・東アジア研究学域・国際文化学域・国際コミュニケーション学域の国際方式)
54
2.2
人文(人文学プロポーズ方式)
71
2.3
経営
国際経営
23

3.3

政策科学
政策科学
15

4.4

総合心理
総合心理

5.5

グローバル教養
グローバル教養
30
1.3
映像
映像
25
3.5
経済
経済
24
2.3
スポーツ健康科学
スポーツ健康科学
20
4.8
3.4
食マネジメント
食マネジメント
29
情報理工
情報理工
14
1.6
理工
数理科学・物理科学・電気電子工学・電子情報工学・機械工学・ロボティクス・環境都市工学
46
1.5
生命科学
生物工学・生命情報学・生命医科学
6
2.0
薬・創薬科学
5

参照元立命館大学 2024年度 AO選抜入学試験「各学部独自方式」試験結果

総合型選抜は、学力試験だけでなく、面接や小論文、活動実績などが多面的に評価される選考方式です。

過去のデータを見ると、受験倍率は年によって変動がありますが、一般入試での倍率が高い、いわゆる「人気学部」で高倍率となることが多いです。

例えば、同志社大学の心理学部や関西大学の人間健康学部は、毎年高い倍率を誇ります。合格者数についても、各大学や学部によって異なるため、年度ごとの詳細なデータ分析が必要です。

このように、受験生は過去の傾向や難易度を把握し、自分に合った戦略を立てることが重要です。また、総合型選抜の特性上、学力以外の要素が大きく影響するため、しっかりとした準備と自己アピール力が求められます。

参考記事:合格に繋がる自己アピールとは

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)における志望校選びのポイント

志望校選びのポイント

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)では、志望校選びが合否を左右する大きなポイントとなります。志望校を選ぶ際は次の点が重要です。

  1. 自分の興味や将来のキャリアに合った学部・学科を選ぶ
  2. 過去の入試データを分析し、受験倍率や合格者数を確認する
  3. オープンキャンパスや説明会に参加し、直接大学の雰囲気を感じる

各大学の学風や教育方針に注目し、自分に最も合った環境を見極めることで、現実的な志望校選択を行うことができます。また、評定による出願条件がある場合は、自分の学業成績との相性を考慮することが不可欠です。

最終的には、複数の選択肢を持ちながら、第一志望の大学に向けた戦略を立てることが成功への鍵です。

参考記事:合格するためにオーキャン参加は必須なのか?

関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)との違いと選び方

関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)は、どちらも学力だけでなく受験生を多様な観点で評価しようとする入試です。

どの観点を重視するかは入試によって大きく異なりますが、公募推薦のほうが評定平均を出願条件に設定することが多いようです。

また、総合型選抜のほうが公募推薦よりも入試時期が1ヶ月ほど早く、早期に合否が決定するため、進路を早く確定したい学生に向いています。

参考記事:2つの試験形式の相違点の特集ページはこちら

年度による関関同立の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)の変化を確認する

関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)の公募推薦入試と総合型選抜(旧AO入試)では、社会の変化や大学の教育方針に基づき、年度によって選考方法や出願条件が見直され、様々な変化を遂げています。

例えば、学部によっては評定基準が緩和されたり、選抜内容が変わったりすることで、合格者数や受験倍率(競争率)には年度によって変動があります。

また、総合型選抜では、学力だけでなく、資格・検定の取得や部活動、ボランティアなど多様な経験やスキルを評価して選抜を行う傾向が強まっており、志望理由書や課外活動の実績がより重要視されています。

受験生は最新の情報を把握し、これらの変化による年度ごとの特徴を理解することが重要です。各大学の公式発表や過去の傾向を参考にしつつ、自分の強みを活かせる入試形態を選ぶことが、合格への鍵となるでしょう。

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)を受験するメリットとデメリット

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)を受験するメリットとデメリット

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)を受験することには、特有のメリットとデメリットがあります。

まずメリットとして、関関同立という西日本トップの私大群に、一般入試で合格可能性のある学力・偏差値がなくても合格できる可能性があります。

一方、デメリットとしては、募集人数が限られているため競争率が高くなる傾向があります。また、受験準備が早期に必要となるため、高校生活のスケジュール管理が重要です。

さらに、合格後に入学を辞退することが難しい場合もあるため、慎重な決断が求められます。これらを踏まえ、自身の進路計画と照らし合わせて、受験するかどうかを検討することが大切です。

参考記事:改めて考えるAO入試の良い点とは?

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)に合格するための準備と対策

合格のために重要な準備とは

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)で合格を目指すためには、次のような準備や対策を行いましょう。

  1. 情報収集
  2. 評定平均の向上や英検取得
  3. 課外活動や探究活動への注力
  4. 出願書類の作成
  5. 学力試験・小論文・面接対策

それぞれについて簡単に補足します。

出願条件や入試形式を把握した上で出願の準備をする

公募推薦や総合型選抜を利用して関関同立の合格を目指すのであれば、まずは各大学の公式ウェブサイトや入試情報を確認し、最新の出願条件や入試形式を把握することが重要です。

その上で、出願条件を満たせるように、評定平均の向上や英検などの取得に取り組むようにしましょう。また、過去の試験問題や合格者の体験談を参考にすることで、試験の傾向を掴むことができますのでこちらもチェックしておきましょう。

他にも、課外活動や探究活動へ注力し、出願書類に書ける内容を作り込むことも欠かせません。

実際に出願書類を作成する際には、自己分析を行い、自分の強みや志望動機を明確にしておくことが重要になります。

参考記事:出願時に提出が求められる主な書類を大公開

二次選抜の対策もする

上記を一通り終えましたら、学力試験や小論文対策として計画的な学習スケジュールを立て、苦手分野の克服に努めることが必要です。その際には、模擬試験や予備校の対策講座を活用するのも一つの手です。

また、面接対策としては、志望理由書や活動報告書の内容に沿って面接試験での具体的な質問例を用意し、スラスラと答えられるように練習しましょう。

加えて、試験日程や試験会場の場所、アクセス方法に関する情報を確認することも重要です。健康管理にも注意を払い、万全の体調で臨むことを心掛けましょう。

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)に関するよくある質問

よくある質問とその回答

多くの受験生や保護者が関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)に関して疑問に感じるポイントをまとめています。

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)の受験準備に塾は必要か?

受験準備に塾は必要か?

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)の受験準備に塾が必要かどうかを考える際、まずは各自の学習スタイルや学力、目指す大学の入試傾向をしっかりと把握することが重要です。

塾は専門的な指導を受けられる場として有効である一方、自主学習で成果を上げる学生も多くいます。

塾に通うことで得られるメリットとしては、最新の入試情報を効率的に得て対策できる点やモチベーションを維持しやすい環境が挙げられます。

ただし、通塾には費用がかかるため、塾に通うか否かは受験生一人ひとりの目標や学習スタイルに応じて判断するべきです。

参考記事:合格のために専門の対策スクールは必要か

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)後の流れは?

合格後の流れは?

関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)の合格者は、合格通知を受け取った後、入学を希望するのであれば入学手続きを進めることが求められます。

(ただし、併願不可の入試であれば、合格通知を受け取ったら必ず入学手続きを進める必要があります。)

入学手続きを進める場合は、入学金の支払い期限に注意し、期日までに必要な手続きを完了させることが重要です。これらの手続きは、各大学の指示に従って進める必要があり、必要書類の提出も欠かせません。

また、入学決定後にはオリエンテーションの案内が届き、ここで大学生活に関する重要な情報を得ることができます。入学前に必要な学習準備や、大学での履修登録の方法についても確認しておくと良いでしょう。

参考記事:特別入試で複数の大学に出願する際の大原則と効果的な受験戦略とは?

今回の内容のまとめ

今回の内容のまとめ

本ページでは、関関同立の公募推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)に関する詳細な情報を提供しました。その中でも、関関同立の推薦入試について理解するために重要なポイントを最後に記載していきます。

  • 各大学の出願条件や選抜内容は年度によって変わる可能性があるため、各大学の最新の公式な入試情報で評定や併願の可否をチェックすることが欠かせません。
  • 過去の合格者数や受験倍率などの具体的なデータを通じて難易度を比較し、自分に適した志望校を選びましょう。
  • 出願に際して、全体の評定平均値に加え、特定の科目での成績が考慮されることもあります。
  • 同志社大学の公募推薦入試では、比較的柔軟な併願が可能ですが、関西大学の公募推薦入試では、専願を求められる学部・学科も存在します。
  • 倍率は同志社大学の公募推薦入試では2〜3倍、関西大学の公募推薦入試では1〜2倍になるのが一般的です。

各項目で紹介した情報を参考にし、あなたが関関同立の推薦入試についてより深く理解し、志望校合格への道を切り開くのにお役立ていただければ幸いです。

参考記事:特別入試の合格を目指すのであれば読んでおきたい書籍の特集ページ

この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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