作成日: 2024/10/24 更新日:2025/9/11
大学の総合型選抜(旧AO入試)のエントリーとは?出願との違いや目安の登録時期と共に解説

総合型選抜では出願に先立ってエントリーが必要となる場合があります。
しかし、エントリーとはどういうものなのか、エントリー方法や注意点、出願との違いなどについてよくわからないという高校生も多いかもしれません。
そこで、本記事では総合型選抜において重要なエントリーにおいて、以下のことについて解説します。
- 総合型選抜のエントリーとは何か
- エントリーと出願の違い
- エントリーを行う時期と方法
- エントリーをする際に求められる事前準備
- エントリーを成功させるためのポイント
- エントリーについてのよくある質問とその回答
以上のような事について詳しく解説していきますので、是非最後までお付き合い下さい。
なお、本記事では詳しく触れられていない総合型選抜の対策のポイントや提出書類については、「総合型選抜の始め方ガイド」に詳しく記載しています。
「総合型選抜の始め方ガイド」は年内入試ナビの無料会員に無料で配布しておりますので、ぜひ以下より年内入試ナビの無料会員になりましょう。↓
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーとは何か
- 2 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーで行うこと
- 3 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーと出願の違いを比較
- 4 総合型選抜(旧AO入試)のエントリー時期やその期間
- 5 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーに関する注意事項
- 6 総合型選抜(旧AO入試)のエントリー方法
- 7 総合型選抜(旧AO入試)のエントリー時に必要となる事前準備
- 8 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーを成功させるポイント
- 9 総合型選抜(旧AO入試)のエントリーについてよくある質問とその回答
- 9-1 いつからエントリーの準備を始めたらいいの?
- 9-2 私立大学と国公立大学のエントリー期間の違いは?
- 9-3 公募推薦入試や一般入試でもエントリーは必要なの?
- 9-4 エントリーする大学はどうやって選んだらいいの?
- 9-5 何校くらいにエントリーすればいい?
- 9-6 エントリーしたら必ず受験しないといけない?
- 9-7 エントリーなしで受験できる大学はある?
- 9-8 エントリーの段階で不合格になったらどうすればいいの?
- 10 今回の内容のまとめ
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーとは何か

総合型選抜のエントリーとは、総合型選抜入試を受験する際に一番初めに行う手続きのことです。
具体的には、オンラインや郵送であなたの個人情報や志望理由などの指定された内容が含まれた情報を大学に送ることを指します。
エントリーの必要性や定められる条件は各大学でバラバラ
多くの総合型選抜入試において出願の前にエントリーすることが受験生に課されています。
ただし、出願の前にエントリーをする必要があるかどうかやエントリーの締切日、エントリーの際に入力が必要な情報は入試によって異なります。
加えてエントリーをする際の条件として、オープンキャンパスなどの大学が開催するイベントへの参加が定められているケースもあります。
以上のように、総合型選抜入試におけるエントリーは大学・学部・学科によって大きく異なります。
そのため、あなたが志望する大学・学部・学科の募集要項を必ず確認しましょう。
総合型選抜におけるエントリーの存在意義

次に大学側が出願に先立って受験生にエントリーを課す目的について解説します。
エントリーを課す目的を解説する前に大前提としてご理解頂きたいのは、総合型選抜に出願する際には、調査書、志望理由書など多くの書類を大学に提出することになります。
各書類は当然、大学側が確認することとなり、大学側が行う書類審査にもかなりの労力がかかることになるので、以下のような意図で出願に先立ってエントリーを課すことがあるというわけです。
- どのくらいの人数の受験生が出願するのかを前もって知っておきたい
- 出願より前に選抜を行って出願する受験生の数を絞りたい
- 意欲の高い受験生の出願書類だけを書類審査したい
エントリーが必要な総合型選抜の場合、エントリーをしないと出願ができないことがほとんどです。
そのため、総合型選抜を受験する際は、エントリーのし忘れがないように気をつけてください。
参考記事:出願時に求められる代表的な書類一覧を解説
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーで行うこと

エントリーが課されている総合型選抜入試の場合、まずはエントリーすることから入試が始まります。
そのため、大学の公式ウェブサイトに掲載されている募集要項でエントリーに関する情報を必ず確認しましょう。
具体的なエントリーの仕方や流れは各大学・学部・学科で異なっていますが、これからご紹介する2つは事前に確認しておいてください。
①エントリーは通常オンラインで行う
氏名・住所・通っている高校名などの個人情報を入力するだけのエントリーもありますし、志望理由や自己PRを書く必要があるエントリーもあります。
事前にエントリーの内容を把握しておき、準備をしてから実際のエントリーに臨むようにしてください。
②エントリーから書類選考が行われることも
エントリーの際に行われる書類選考に通過できないと出願することすらできません。つまり不合格が確定ということになります。
書類選考がない場合でも、面接の際にエントリー時に記入した内容に基づく質問が行われたり、エントリー時の記載内容が合否を決める際の判断材料の1つにされたりすることもあります。
そのため、エントリー時に大学へ送る書類は万全の準備をして完成度を高めておいてください。
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーと出願の違いを比較

総合型選抜におけるエントリーと出願は似ていますが、いくつかの違いがあります。主な違いについては以下の通りです。
エントリー | 出願 | |
条件 | オープンキャンパスや学校説明会への参加が求められることもあるが、条件を設けていないケースもある | 事前にエントリー済みであること |
費用(無料か有料か) | 一般的には無料 | 受験料が必要 |
時期 | 早くて6月ごろから受付開始 | 9月以降に受付開始 |
提出書類 | エントリーシート・自己PR・志望理由書などが代表的であるが、オンラインで必要事項を記入して申し込むだけのものもある | 願書・調査書・卒業(見込)証明書・自己推薦(PR)・志望理由書・小論文など |
併願の可否 | 可能 | 不可の場合が多い |
*総合型選抜の詳細は大学・学部・学科ごとに千差万別であるため上記の違いが当てはまらない入試もあります。
そもそも出願とは何か
出願とは、志望大学が設定した期間内に必要な書類の提出や受験料の支払いなど定められた行動をとることでその入試に正式に申し込む手続きをとることです。
出願が大学に受理されると、その入試の正式な選考プロセスが始まります。
つまり、エントリーとは総合型選抜の出願をするための事前申請であるのに対し、出願は総合型選抜を受験をするための申し込みということになります。
総合型選抜(旧AO入試)のエントリー時期やその期間

総合型選抜のエントリーは、大学が定めた期間内にする済ませておく必要があります。
エントリー期間については、高校3年生の6月から受付が開始され、8月頃にかけて行われるのが一般的です。
ただし、大学・学部・学科によってエントリーできるタイミングは異なっているため、志望校の募集要項でスケジュールを確認しておくようにしましょう。
総合型選抜のエントリー前後のスケジュール
エントリーのスケジュールは各大学で異なりますが、ほとんどの大学では、6月頃にその年の入試の募集要項を公表します。
6月頃にその年の募集要項を公表した後のスケジュールとしては、主に以下のようなパターンがあります。
- 募集要項公表後すぐにエントリー期間に入る入試
- 夏休みが始まった頃にエントリー期間が始まる入試
- 夏休みのオープンキャンパスや説明会でエントリーを受け付ける入試
- そもそもエントリーの必要がない入試
それぞれの具体的な時期やスケジュールについては、志望校の最新の募集要項を確認するのが最も確実です。
なお、最新の募集要項が公表されていないタイミングでも、前年度の募集要項をチェックすれば、大枠のスケジュールは把握できるかもしれません。
総合型選抜のエントリー完了後、出願をするタイミング

エントリー期間が終了した9月頃から総合型選抜入試の出願が始まります。
願書や調査書、卒業(見込)証明書、志望理由書、小論文など出願書類は多岐にわたるので、出願はエントリーと比較して準備に多くの時間を要します。
そのため、エントリーが終わったらすぐに出願書類の準備に取り掛かるようにしましょう。
余裕を持ったスケジュールにすることで、出願書類の完成度を上げることができ、徹底的に対策を練りながら出願書類を仕上げることができます。
参考記事:一般的な受験日程と最適な対策開始時期の目安
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーに関する注意事項
総合型選抜のエントリーをする際に注意しておきたいポイントは以下の通りです。
- エントリー期間内であるか
- エントリー条件を満たしているか
- 消印有効か、必着か(郵送方法)
ここではそれぞれのポイントについて詳しく解説します。
エントリー期間内であるか
繰り返しになりますが、総合型選抜にエントリーできる期間は大学・学部・学科によって異なるため、エントリーを検討している大学があれば、募集要項で早めにエントリー期間を確認しておくことが大切です。
なかには、エントリーの受付期間が短期間のものもあり、複数の大学へのエントリーを検討している場合にはそれぞれのタイミングをしっかり把握したうえで準備を進められるようにしましょう。
なお、エントリーが締め切られるタイミングは締切日の深夜ではなく、午前中や正午に設定されている場合もあります。
そのため、エントリー期間を把握する際は、日付だけでなく時間も必ずチェックし、締切日にエントリーするのはなるべく避けたほうが良いでしょう。
エントリー条件を満たしているか
一定の条件を満たしていないとエントリーができないケースも少なくありません。
総合型選抜で設けられているエントリー条件としては、以下のようなものがあります。
- 学校説明会やオープンキャンパスへの参加
- 英検やTOEFL、IELTSなどのスコアの提出
- 推薦状の提出
- 合格したら入学できるか(専願)
- 期日内に必要な情報を提出できるか
学校説明会やオープンキャンパスは複数回実施されることが一般的ですが、複数の大学にエントリーする場合には日程が重なってしまうこともあるでしょう。
そのため、事前に大学の優先順位を決めておき、エントリーする大学をある程度絞っておくのが無難かもしれません。
参加するには事前にWEBでの申請が必要な場合もあるため、エントリー期間だけでなく学校説明会やオープンキャンパスの日程も確認したうえで計画的に準備を進めるようにしましょう。
また、総合型選抜では併願ができる入試も多いですが、「合格したら入学することを確約することができる者しか受験できない」とする入試も少なくありません。
そのため、滑り止めの大学・学部・学科の入試にエントリーする場合は募集要項を確認して併願が可能かどうかを確認しておきましょう。
消印有効か、必着か(郵送方法)
郵送で書類を提出する際には、消印有効か必着かを必ず確認しましょう。
消印有効とは、提出期限の日付までに郵便局で消印が押されていれば、書類が遅れて到着しても受理されることを意味します。
一方、必着は、提出期限の日までに大学側が書類を受け取っている必要があるため、余裕を持って郵送する必要があります。
この違いを理解したうえで余裕をもって書類を郵送できるように準備しましょう。
総合型選抜(旧AO入試)のエントリー方法

総合型選抜のエントリー方法は主に以下のような流れとなっています。
- エントリーする大学・学部・学科の募集要項を確認し、エントリー期間や必要な書類を把握する
- エントリーのし忘れが生じないよう、エントリーのスケジュールを決める
- エントリーシートを作成する(必要な場合のみ)
- エントリーシートと必要な書類を揃えてエントリーを行う
先述したように、エントリーはオンラインで完結する場合がほとんどですが、なかには書類の提出が必要となるケースもあります。
エントリーシートに書く内容は、自己PRや志望理由、大学での学習計画などが一般的で、書く分量はそれほど多くない場合がほとんどです。
しかし、エントリーシートに書いた内容を元に書類選考が行われることがあるため、手を抜かずにしっかり書いておくようにしましょう。
参考記事:この出願資料に関する特集ページ
総合型選抜(旧AO入試)のエントリー時に必要となる事前準備

総合型選抜のエントリーに必要な準備は主に以下の2つです。ここでは、それぞれの事前準備について詳しく解説します。
- 出願資格の有無を確認する
- エントリーの際に記載が必要な内容を確認する
出願資格の有無を確認する
受験を検討している大学・学部・学科の募集要項をそれぞれのウェブサイトから入手し、記載されている出願資格を満たしているかどうかの確認をしましょう。
あなたがその出願資格を満たしている場合はエントリーして問題ありませんが、出願資格を満たしていない場合、エントリーはできたとしてもその先に進むことはできないでしょう。
先に進めなければエントリーに費やした時間が無駄になってしまいますので、エントリーはせず他の入試へのエントリーや出願を検討してください。
自分が出願資格を満たしているかどうか分からない場合は、大学の入試問い合わせ窓口に直接問い合わせて確認することもできます。
エントリーの際に記載が必要な内容を確認する

次に、エントリー時に記載が必要な内容を確認しましょう。
志望理由、自己PR、学業成績などエントリーの際に記載が必要な内容は大学・学部・学科ごとに異なります。
記載しなければならない項目の数や必要な文字数が多ければ多いほど、用意や作成に時間がかかるので、十分な時間を確保したうえで準備に臨むようにしましょう。
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーを成功させるポイント

総合型選抜のエントリーを成功させるためのポイントは、以下の3つです。それぞれの特徴についてはこれから1つずつ解説していきます。
- 志望する大学・学部・学科の情報を徹底的に収集する
- オープンキャンパスや説明会に積極的に参加する
- 大学・学部・学科のアドミッション・ポリシーを踏まえて書類を作成する
志望する大学・学部・学科の情報を徹底的に収集する
志望する大学・学部・学科の情報を収集するためには、大学のウェブサイトやパンフレットを活用して各学部のカリキュラムや特色、教員の専門分野などの確認が必要です。
また、学部・学科ごとに独自のウェブサイトを用意している場合もありますので、もしある場合にはそちらもあわせて確認しておきましょう。
志望する学部・学科が定まった場合は、その分野の主な研究内容や社会的意義などについて学んでおくことも非常に重要です。
大学が発信している情報だけではなく、塾などが公開しているブログ記事を活用して各大学・学部・学科への理解を深めることもできます。
SNSやインターネットの口コミ情報を参考にすることもできますが、それらはあくまでも個人の感想であり、真意が疑わしいものであるということを心得ておきましょう。
オープンキャンパスや説明会に積極的に参加する

大学は夏休みを中心に、オープンキャンパスや学校説明会など様々なイベントを開催します。
このようなイベントに積極的に参加することには以下のようなメリットがあります。
大学の雰囲気を感じられる上に生徒や教授に質問できる
オープンキャンパスや学校説明会では、その大学があなたが本当に行きたい大学かどうかを判断するための情報を得ることができます。
大学が開催する様々なイベントに参加すれば、大学や学部の雰囲気を直接感じることができるだけでなく、大学の先生方や現役の大学生と直接交流できる可能性もあります。
こうした機会を利用して生の声を聞いたり、気になることを質問したりすれば、志望校に対して抱いている不安や疑問が解消されるかもしれません。
授業の体験や入試の対策に役立つワークショップにも参加できる
大学が開催するイベントでは、模擬授業を行うことも多いです。
あなたが学びたいと思っている分野の授業を体験することは、具体的な学習目標を設定するきっかけにもなります。
しかも、エントリーシートの書き方や面接対策など、入試対策に直接的に役に立つワークショップが開催される場合もあります。
以上のように、学校説明会やオープンキャンパスは受験対策に必要な情報がたくさん得られる貴重な機会でもあるため、イベントが開催される場合は積極的に参加するようにしましょう。
参考記事:大学が開催するオープンスクールとは?
大学・学部・学科のアドミッション・ポリシーを踏まえて書類を作成する
それぞれの大学・学部・学科はアドミッション・ポリシーを公開しています。
アドミッション・ポリシーとは、どのような学生に入学してほしいかを文章化したものです。
したがって、総合型選抜の書類選考ではその書類の種類を問わずあなたがアドミッション・ポリシーに合致した人物であることをアピールすることが最優先となります。
そのため、高校3年間で得た学びやスキルのどのような点をアピールするべきかを迷った際には、アドミッション・ポリシーを確認したうえでアドミッション・ポリシーに即した形でアピールすることが大切です。
参考記事:このポリシーに関する特集ページ
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーについてよくある質問とその回答

次に受験生からいただくことの多いエントリーに関する質問とそれへの回答を紹介します。
いつからエントリーの準備を始めたらいいの?
エントリーの準備は、志望校の募集要項が公表されたタイミングで始めるのが良いでしょう。
先述したように、受験する年度の6月ごろに公表されるのが一般的ですが、公表前でも昨年度の募集要項を見れば大まかな概要は把握できるかもしれません。
募集要項でエントリー期間やエントリー時に必要な書類などを把握して、なるべき早めにエントリーの準備を開始しましょう。
私立大学と国公立大学のエントリー期間の違いは?

一般的な傾向として、私立大学のほうがエントリー開始時期は早く、国公立大学は遅いです。
私立大学のエントリーは6月頃に開始されることが多い一方で、国公立大学のエントリーは秋頃からということもあります。
ただし、私立大学の入試のなかには2期入試・3期入試を行うものもあり、その場合、1月頃までエントリーができるケースもあります。
以上のようにエントリー期間はどの大学・学部・学科のどの入試を受けるかによって大きく変わるため、具体的な日程は各入試の募集要項で必ず確認するようにしましょう。
公募推薦入試や一般入試でもエントリーは必要なの?
公募推薦入試や一般入試ではエントリーは不要です。
公募推薦入試の場合は、エントリーの代わりに学校からの推薦を得ることが出願条件となります。
一般入試は高校を卒業見込みまたは既に高校を卒業していれば誰でも出願できます。
エントリーする大学はどうやって選んだらいいの?

エントリーする大学を選ぶ際は、以下の4つの観点を意識してみると良いでしょう。
- 自己分析を行い、学びたい専門分野や将来のキャリアパスに合う大学を見つける
- 大学の評判やランキングを参考にしつつ、自分にあった学習環境を探す
- キャンパスライフや学生サポートの充実度をオープンキャンパスなどで確認し、必要なサポートが得られるかどうかを確認する
- 自分の実力と大学のレベルを見極め、合格する可能性のある大学を選ぶ
エントリーする大学に迷ったら、まずは自己分析を行い、自分の学びたい専門分野や将来のキャリアパスに合う大学を見つけましょう。
そして、大学の評判やランキングを参考にしつつ候補を絞りましょう。
その際、自宅から通えるかどうかや少人数講義が充実しているかといったポイントも重要な判断材料となり得ます。
加えて、入学後の就職支援、留学プログラムなど自分が求めるサポート体制が整っているかどうかも確認しておくと良いでしょう。
オープンキャンパスや学校説明会では、学校の雰囲気がわかるだけでなく、そのようなサポート体制についても確認できるため、積極的に参加するのがおすすめです。
最後にあなた自身の実力を考慮し、合格する可能性があるかどうかの確認をすることも重要です。
なお、年内入試ナビの無料会員に無料配布中の「総合型選抜の始め方ガイド」でも「受験先を誤らないための5つのコツ」について紹介しております。
まだチェックできていない人は、以下より確認してみましょう。
何校くらいにエントリーすればいい?
エントリーする学校の数は一般的には5校前後が目安となりますが、それより多くても問題ありません。
エントリーは無料でできるため、気になった大学にはとりあえずエントリーをしておいて、その後出願する学校を3校前後に絞り込むようにしましょう。
ただし、エントリーする学校の数があまりにも多すぎるとエントリーの準備に時間が取られてしまい、定期テストや英検、小論文、面接などの対策に割く時間がなくなってしまう可能性があります。
そのため、エントリーする大学の入試スケジュールをしっかりと整理し、エントリーの準備に忙殺されて受験対策が疎かになることは避けましょう。
参考記事:複数の大学に出願する際の留意点を解説
エントリーしたら必ず受験しないといけない?
総合型選抜において、エントリーをしたからといって必ず受験しなければいけないというわけではありません。
エントリー段階ではまだ正式な出願をしているわけではないため、エントリー後に考えが変わった場合や他の進路を選びたいと思った場合は、受験をしなくても問題ありません。
そのため、総合型選抜での受験を検討している大学がある場合は、無理のない範囲で気軽にエントリーしておくと良いでしょう。
エントリーなしで受験できる大学はある?
一般的に、総合型選抜ではエントリーが必須となっていることが多いものの、以下のような大学・学部・学科ではエントリーが不要となっています。
- 横浜市立大学 国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部
- 早稲田大学 地域探究・貢献入試
参照元:2026年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 入学試験要項
エントリーの段階で不合格になったらどうすればいいの?
総合型選抜でエントリーして不合格になった場合、まずはエントリーシートの内容を振り返り、何が不合格の要因となったのかを分析しましょう。
このとき、学校の先生やご両親、塾の先生などからアドバイスをもらうことも有効です。
次に、一般入試など他の選抜方法を検討するか、他の総合型選抜入試へのエントリーを検討しましょう。
Ⅱ期入試やⅢ期入試を行っている大学は不合格後に同じ学部・学科に再エントリーが可能です。
不合格となったときに重要なのは、不合格の原因を踏まえて自分に合った大学や入試を選び直すことです。
参考記事:Ⅰ期とⅡ期の入試の違いとは
今回の内容のまとめ

本記事では総合型選抜のエントリーについて詳しく解説しました。以下にて今回の記事の要点をまとめます。
- エントリーとは総合型選抜の出願を行ううえでの事前申し込みのこと
- エントリーが必要な入試ではエントリーをしないと出願ができない
- エントリーは無料でできる場合がほとんどだが、出願には費用がかかる
- エントリーは出願と比べると必要な書類が少ないことが多い
- エントリーは高校3年生の6月~8月に行うことが多い
- エントリーはオンラインで必要事項をフォームに入力して行うことが多い
- エントリー内容が書類選考や面接に影響することもあるため丁寧に準備する
- エントリーの有無やタイミング、期間などの情報はその入試の募集要項で確認する
この記事を参考にしてあなたが総合型選抜入試のエントリーを理解し、受験対策の一助としていただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
関連記事:特別入試に臨む人のおすすめの書籍一覧
最後になりますが、本記事では紹介しきれなかった総合型選抜と公募推薦の違いや、総合型選抜で受かりやすい人の特徴については、年内入試ナビの無料会員にお配りしている「総合型選抜の始め方ガイド」でまとめております。
まだ手に入れていないようでしたら、ぜひこの機会にお受け取り下さい。

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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。