作成日: 2026/2/18 更新日:2026/2/18
芸術家になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「芸術家のなり方は?」
「芸術家になるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- 芸術家とはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- 芸術家になるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、芸術家に関するよくある質問にも答えています。
芸術家に興味のある人や、芸術家を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
芸術家とは

芸術家とは、絵画・音楽・文学・演劇・映像などの芸術分野において、自分ならではの感性や価値観を作品として表現する人のことです。
美しさや感動を生み出すだけでなく、社会や人間、時代の在り方を問いかけ、新しい視点や気づきを与える役割も担います。
技術や知識に加え、想像力・表現力・継続的な創作への情熱が求められ、自分の表現を通して人々の心に影響を与える存在といえます。
以下に芸術家の仕事内容や給料についてまとめます。
- 芸術家の仕事の考え方と分野
- 芸術家の給料・給与・年収
- 芸術家のやりがい
- 芸術家の働き方
- 芸術家に必要な知識、資格、スキル
- 芸術家という職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
芸術家の仕事の考え方と分野
芸術家と一口にいっても、その定義は非常に曖昧です。
日本において「芸術家」という名称の職業が、制度上明確に存在しているわけではありません。
実際には、写真・音楽・映像・絵画・文芸・演劇・建築など、職業として成り立っている多様な芸術分野が存在しています。
本記事では、これらの芸術系職業を総称して「芸術家」と呼ぶことにします。
芸術家の仕事は、特定の肩書きに縛られるものではなく、自らの表現や作品を社会に向けて発表し、評価や対価を得ながら活動していく点に共通性があります。
芸術家の活動分野は非常に幅広く、表現方法や作品の形態によってさまざまな種類に分かれます。
職業として成り立っている芸術分野の例は以下の通りです。
分野 | 主な職種 |
|---|---|
視覚芸術・写真 | 画家、彫刻家、版画家、写真家、フォトグラファー、カメラマンなど |
音楽 | 楽器演奏者、ミュージシャン、作曲家、音楽家など |
映像・メディア | 映画監督、ビデオグラファー、映像作家、脚本家、アニメーション作家など |
絵画・ビジュアル表現 | 画家、漫画家、絵本作家、イラストレーター、アニメーターなど |
文学・言語表現 | ライター、ジャーナリスト、エッセイスト、小説家、編集者など |
演劇・パフォーミングアーツ | 俳優、声優、ダンサー、演出家、放送作家など |
建築・空間表現 | 建築家、建築デザイナーなど |
現代芸術・その他 | 現代美術作家、インスタレーションアーティストなど |
芸術家とは、特定の職業名を指す言葉ではなく、表現を仕事として成立させている人々の総称です。
分野や活動スタイルは異なっても、自らの作品を社会に発表し、文化や人々の価値観に影響を与える点は共通しています。
自分の興味や得意分野に合ったジャンルを見つけ、表現を磨き続けることが、芸術家としての活動を広げる第一歩となるでしょう。
参考:デザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:カメラマンになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:アートディレクターになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:アニメーターになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:画家になるには?なり方・仕事内容・必要なことを解説内容を解説
芸術家の給料・給与・年収

芸術家の給料や年収は、その活動の成功度や作品の評価、知名度などに大きく依存します。
そのため平均的な給料を出すことは非常に困難です。
芸術家は自営で活動することが多く、固定給を得る雇用形態ではないため、収入が不安定なことが少なくありません。
多くの芸術家は作品の販売、依頼制作、ワークショップや講演などを通じて収入を得ています。
成功した芸術家は高額な報酬を得ることもありますが、そうでない場合は副業やアルバイトをしながら活動を続けることも一般的です。
芸術家のやりがい
芸術家のやりがいは、自分自身の内面や価値観を表現し、それが他者の心に届くことにあります。
作品を通して感動や気づきを与えられる点は、芸術家ならではの大きな魅力です。
以下では、芸術家のやりがいについてまとめました。
やりがいのポイント | 内容 |
|---|---|
他者に影響を与えられる | 作品が人の心に響き、新しい視点や感動を届けられる |
自己表現ができる | 自分の考えや感性を自由に形にできる |
評価による達成感を感じられる | 作品が認められることで自信や喜びにつながる |
自己成長を実感できる | 試行錯誤を重ねる中で表現力や技術が磨かれる |
挑戦し続けられる | 困難や挫折を乗り越えることで新たな可能性が開ける |
芸術家の道は決して平坦ではありませんが、自分の信じる表現を追求し続けることで、大きな喜びと達成感を得られます。
情熱や忍耐力を持ち、独自のスタイルを築いていくことが、芸術家としてのやりがいと成長につながります。
芸術家の働き方

芸術家の働き方は非常に幅広く、表現分野や目指すキャリアによって大きく異なります。
個人で自由に活動するスタイルから、組織に属して制作に携わる形まで、多様な選択肢が存在します。
以下では、芸術家の働き方についてまとめました。
項目 | 内容 |
|---|---|
職種 | 画家、彫刻家、イラストレーター、音楽家、俳優、演出家、作家、映像作家など |
雇用形態 | フリーランスが多い、ヒット作を生み出せば億万長者にもなり得る 本業は全く別の会社員、副業としてカメラマン、といったパターンもある |
勤務先 | 自宅・アトリエ、ギャラリー、劇場、制作会社、出版社、映像・広告関連企業など |
特徴 | 自分のペースで働ける一方、収入は不安定になりやすい 企業所属の場合は安定性があるが、表現に制約が生じることもある SNSやオンラインを活用した自己プロデュースが重要 |
芸術家の働き方は多様であり、自分の価値観や目標に応じて柔軟に選ぶことができます。
映像、ゲーム、舞台などはチームでの制作が多いようです。
創作活動に加えて、発信力やビジネス視点を持つことで、活動の幅が広がり、持続可能なキャリアを築くことが可能になります。
芸術家に必要な知識、資格、スキル
芸術家として活動し、評価を得ていくためには、作品を生み出す感性だけでなく、専門的な知識や実践的なスキルが求められます。
分野ごとの技術力に加え、自分の作品を世の中に届けるための力も重要です。
以下では、芸術家に必要な知識、資格、スキルをまとめました。
■必要な知識
- 美術理論、音楽理論、映像・文学の基礎などの専門知識
- 表現技法や制作工程に関する知識
- 芸術史や先行作品への理解
- 著作権や契約など、活動に関わる基本的な法律知識
- 市場動向やトレンドに関する知識
■あると有利な資格
- 教育・指導に関わる場合は教員免許や指導資格が求められることがある
- 一部の分野では、検定や公的資格が評価の参考になる場合がある
■必要なスキル
- 高い表現力・創造力・技術力
- 対象の特徴や変化を的確に捉え、表現に活かす観察力
- 既存の枠にとらわれず、新しい表現を生み出す発想力
- 継続的に作品を生み出すための集中力・忍耐力
- コミュニケーション能力
- 自己プロデュース力
- マーケティングやビジネスに関する基礎スキル
芸術家に必要なのは、専門的な知識や技術力だけではありません。
自分の作品を社会に届け、評価につなげるための発信力やビジネス視点も重要です。
多様な知識とスキルを身につけることで、芸術家としての可能性を広げ、持続的な活動を実現できるでしょう。
芸術家という職業の注意点

芸術家は自由な表現ができる魅力的な職業である一方、働き方や収入面などにおいて注意すべき点も多く存在します。
事前に特徴やリスクを理解しておくことが、長く活動を続けるためには重要です。
以下では、芸術家という職業の注意点をまとめました。
注意点 | 内容 |
|---|---|
収入の不安定さ | 作品の売れ行きや依頼数によって収入が大きく変動し、安定しにくい |
資金管理の必要性 | 将来に備え、計画的な貯蓄や収支管理が欠かせない |
時間管理の難しさ | 制作に時間がかかり、締め切りや展示会に向けた計画性が求められる |
精神的な負担 | 評価されない時期や競争の激しさから、挫折を感じやすい |
継続的な自己研鑽 | 常に新しい発想や表現を生み出すため、学び続ける姿勢が必要 |
収入源の複線化 | 副業や別の仕事を持ち、収入を分散させる工夫が求められる |
才能によって成否が大きく分かれる | いくら努力しても、それを上回る才能が現れる |
制作費、活動費がかかる | フリーランスの場合、材料費や交通費などの制作費・活動費全般を自分で負担する |
芸術家という職業は不安定さや厳しさを伴いますが、その分、表現を通じて人々に影響を与えられる大きな魅力があります。
現実的な課題を理解し、創造性とビジネス感覚をバランスよく持つことで、持続可能な芸術家としてのキャリアを築くことができるでしょう。
芸術家になる方法

芸術家になるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、芸術家のなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 専門分野を定める
- 芸術大学・専門学校で学ぶ
- 作品制作をし続ける
- 実務経験を積む
- 作品を販売する
それぞれ見ていきましょう。
専門分野を定める
芸術家として活動していくためには、まず自分が取り組む専門分野を定めることが重要です。
分野は大きく「ジャンルは何にするか」「作品をどう届けるか」という二つの軸で考えると整理しやすくなります。
【ジャンルの例】
- 絵画
- 立体作品(彫刻・造形など)
- 写真
- 映像
- 音楽
- 演劇
幼少期から続けてきた表現分野や、自然と興味を持って取り組んできたジャンルを専門にする人は多く見られます。
一方で、競合の少ない分野や自分の個性を出しやすい領域を選ぶなど、戦略的に決める方法もあります。
【作品の届け方の例】
- 展示会で発表する
- 作品を販売する
- インターネットで配信する
- 依頼を受けて制作する
- チームで制作に関わる
同じジャンルでも、展示中心で活動する人もいれば、販売や配信、受注制作を軸にする人もいます。
自分の強みや目指す活動スタイルを踏まえ、ジャンルと届け方の両方を考えて専門分野を定めることが、方向性を明確にする第一歩です。
芸術大学・専門学校で学ぶ

芸術大学や専門学校では、基礎的な技術や理論を体系的に学ぶことができます。
専門分野の指導を受けながら制作に取り組めるため、独学よりも改善点が分かりやすく、成長のスピードを上げやすい環境です。
主なメリットは次の通りです。
- 講師に作品を直接見てもらえるため、課題や改善点を具体的に把握できる
- 独学よりも技術力や表現力を効率よく高めやすい
- 工房、スタジオ、編集室などの専門設備を使える
- 展覧会や発表の機会が多く、実践経験を積みやすい
- 同じ志を持つ仲間や講師とのつながりが、人脈形成につながる
こうした環境の中で学ぶことで、技術面だけでなく、発表経験や人とのつながりも含めた総合的な力を身につけることができます。
作品制作をし続ける
芸術家として成長するためには、継続的に作品を制作し続けることが欠かせません。
試行錯誤を重ねながら数多くの作品を生み出すことで、自分ならではの表現やスタイルが磨かれていきます。
失敗や行き詰まりも経験の一部と捉え、挑戦を続ける姿勢が重要です。
実務経験を積む

展示会への参加、制作アシスタント、舞台や制作現場での活動などを通じて実務経験を積むことは、技術面だけでなく仕事の進め方を学ぶ機会になります。
現場では制作力に加え、スケジュール管理やチームでの連携、依頼主とのやり取りなど、活動を継続するために必要な実践力が身につきます。
また、個人で活動する芸術家を支援する公的制度も用意されています。
たとえば文化庁では、文化芸術活動を支援する補助事業や助成制度を実施しており、作品制作や発表活動に必要な経費の一部が支援対象となる場合があります。
申請を通じて企画書作成や活動計画の整理を行う経験も、将来の仕事獲得に役立ちます。
作品を販売する
完成した作品は、個展やオンラインショップ、SNSなどを活用して販売することで、評価や収入につなげることができます。
価格設定や見せ方を工夫することで、作品の価値を伝えやすくなります。
販売経験を重ねることで、市場やファンのニーズを理解し、芸術家としての活動をより安定させることができるでしょう。
芸術家になりたい高校生の進路

芸術家になりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 短大や専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
芸術家を目指す進路の一つとして、大学に進学する方法があります。
大学では専門分野の技術だけでなく、理論や教養も幅広く学べるため、表現の引き出しを増やしたい人に向いています。
おすすめの学部・学科
- 美術学部・芸術学部
- 音楽学部・音楽学科
- 映像学部・映像学科
- 文学部
- デザイン学部・メディア芸術学科
学べる内容
- 芸術理論や芸術史などの基礎知識
- 専門分野における制作技法・表現方法
- 作品制作を通じた実践的なスキル
- 他分野の教養を活かした総合的な表現力
大学進学は、専門性と幅広い視点の両方を身につけたい人に適した進路です。
時間をかけて基礎を固めながら、自分の表現を深めていくことができます。
短大や専門学校に進学する
短大や専門学校は、より実践的・集中的に技術を身につけたい人に向いている進路です。
早い段階から現場を意識した学びができる点が特徴です。
おすすめの学部・学科
- デザイン・イラスト系学科
- 映像・映画・アニメ系学科
- 音楽・演劇・パフォーマンス系学科
学べる内容
- 実務に直結する制作技術や表現スキル
- 現場を想定した課題制作や実習
- ポートフォリオ(作品集)の制作
- 業界の動向や仕事の進め方
短大や専門学校は、即戦力となる技術を身につけ、早く現場で活躍したい人に適しています。
目的意識を持って学ぶことで、卒業後の進路につながりやすい選択肢といえます。
おすすめの大学

以下では、芸術家を目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|
美術学部 芸術学科 | 日本最高峰の芸術大学として知られ、多くの著名な芸術家を輩出している 高度な専門教育と厳しい制作環境の中で、技術力と独創性を徹底的に磨ける ■目指せる芸術家の例 ・芸術理論や美術史を専門とする芸術研究者・美術史家 ・芸術を言語化・発信する美術評論家・アートライター ・展覧会や作品解釈を担うキュレーター(学芸員) | |
音楽学部 演奏学科 音楽総合学科 | 長い歴史を持つ音楽大学で、クラシック音楽教育を軸に、演奏・作曲・理論を専門的に学べる 個人レッスンや実技科目が充実しており、演奏力・表現力を徹底的に磨く教育体制が整っている ■目指せる芸術家の例 ・クラシックを中心とした演奏家(ピアニスト・管弦楽奏者など) ・声楽家・オペラ歌手として舞台で活躍する音楽家 ・作曲家・編曲家として楽曲制作に携わる芸術家 | |
文学部 芸術学科 | 美術・映像・音楽・演劇などを横断的に学び、芸術を多角的に捉える力を養う 実技だけでなく、芸術史・芸術理論・批評の視点を重視し、「考える力」「言語化する力」を伸ばす教育が特徴 ■目指せる芸術家の例 ・美術・映像・演劇・音楽を横断的に学ぶ現代美術作家・表現者 ・映画・舞台・アートを理論と実践の両面から捉える映像作家・演出家 ・芸術批評や文章表現を活かしたライター・評論家・キュレーター |
芸術家を目指すうえで大学進学は、専門的な技術や知識を体系的に学び、制作環境や人脈を得られる重要な選択肢です。
大学ごとに教育方針や強みは異なるため、自分がどの分野でどのような表現をしたいのかを明確にしたうえで進学先を選ぶことが大切です。
自分に合った大学で学びを深めることが、芸術家としての土台づくりにつながります。
芸術家を目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
芸術家を目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
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しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
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おすすめの短期大学、専門学校

以下では、芸術家を目指す方におすすめな短期大学や専門学校を紹介します。
学校名 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|
美術科(洋画・日本画・版画・立体・デザイン・マンガ・イラストなど) | 少人数制による丁寧な指導が特徴で、基礎から専門表現まで段階的に学べる 京都という文化的環境の中で、伝統と現代表現の両方に触れながら制作できる点も魅力 ■目指せる芸術家・表現者の例 ・画家(洋画・日本画) ・版画家・現代美術作家 ・立体造形作家・彫刻家 | |
ダンサー分野 ミュージシャン分野 俳優・声優分野 | エンターテインメント業界への就職・デビューを強く意識した専門学校 現役プロによる指導や業界連携が充実しており、実践的な授業を通して即戦力となるスキルを身につけられる ■目指せる芸術家・表現者の例 ・プロミュージシャン・アーティスト ・ダンサー・パフォーマー ・作曲家・トラックメーカー・DTMクリエイター | |
アナウンス科 声優科 演技科 | 「声」と「言葉による表現」に特化した専門学校で、アナウンス・声優・演技・文章表現などを実践的に学べるう 発声・滑舌・表現力の基礎から、現場を想定した実習まで段階的に学べるのが特徴 ■目指せる芸術家・表現者の例 ・声優・ナレーター ・俳優・舞台表現者 ・放送作家・脚本家 |
短大や専門学校は、実践的な技術を短期間で集中的に学びたい人に適した進路です。
制作量を重視したカリキュラムや、現場を意識した指導により、早い段階から自分の表現を磨くことができます。
目的や将来像に合わせて学校を選ぶことで、芸術家としての第一歩をより確かなものにできるでしょう。
よくある質問

芸術家に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
芸術家に向いている人の特徴は?
芸術家に向いている人には、特別な才能だけでなく、考え方や姿勢に共通する特徴があります。
自分の内面と向き合いながら表現を続けられるかどうかが、芸術家としての適性を左右します。
以下では、芸術家に向いている人の特徴をまとめました。
特徴 | 内容 |
|---|---|
表現することが好きな人 | 言葉や形、音などで自分の考えや感情を表すことに喜びを感じる |
継続力がある人 | 成果が出なくても制作を続けられる粘り強さがある |
好奇心が強い人 | 新しい表現や価値観に興味を持ち、学び続けられる |
自己分析ができる人 | 自分の強みや個性を理解し、表現に反映できる |
批評を受け入れられる人 | 評価や意見を前向きに捉え、成長につなげられる |
不安定さに耐えられる人 | 収入や評価の波があっても挑戦を続けられる |
才能がある人 | 音感や色彩感覚など、生まれ持った感覚を活かして表現できる人 |
芸術家に向いているのは、才能だけでなく、表現への情熱や継続する力を持つ人です。
自分の内面と向き合いながら試行錯誤を重ねられる人ほど、芸術家としての可能性を広げていけます。
芸術家とアーティストの違いは?

芸術家とアーティストという言葉は、しばしば同義として使われることがありますが、微妙な違いがあります。
一般に「芸術家」という言葉は、伝統的な美術や工芸、音楽、文学などの分野で活動する人を指すことが多いです。
一方で「アーティスト」は、より広範な意味で使われ、現代アートやデジタルメディア、パフォーマンスアートなど、従来の枠にとらわれない新しい表現領域で活躍する人を含める場合があります。
しかし、最も重要なのは、その活動がオリジナリティと創造性に富み、鑑賞者に何らかの影響を与えることでしょう。
才能がない人が芸術家になるには?
才能がないと感じていても、芸術家になることは可能です。
芸術における才能は、生まれつきのセンスだけで決まるものではなく、学びや経験の積み重ねによって伸ばすことができます。
大切なのは、自分が興味を持てる分野を選び、基礎から学びながら作品制作を続けることです。
上手さよりも「続けること」が力になり、作品数を重ねることで表現力は自然と高まっていきます。
また、完成度にこだわりすぎず、SNSや展示などを通じて作品を発表し、反応を受け取りながら改善していく姿勢も重要です。
才能の有無よりも、学ぶ・作る・発表するを繰り返せるかどうかが、芸術家になれるかを左右するといえるでしょう。
まとめ

本記事では、芸術家の定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、芸術家に関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- 芸術家とは、絵画・音楽・文学・演劇・映像などの分野で、自身の感性や価値観を作品として表現する職業である
- 主な仕事は、作品の制作、展示や発表、パフォーマンスの実施、作品販売、制作依頼への対応などが挙げられる
- 芸術家に取得必須の資格は、特に定められておらず、「資格よりも作品や実績」が重視される
- 表現することが好きな人・自分の世界観を追求したい人に芸術家はおすすめ
- 芸術家になりたい高校生は、美術・音楽・デザイン・映像などを専門的に学べる大学や短大、専門学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「芸術家のなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
芸術家のなり方・必要な資格・仕事内容を解説
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
