作成日: 2025/9/17 更新日:2025/9/17
デザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「デザイナーのなり方は?」
「デザイナーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- デザイナーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- デザイナーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、デザイナーに関するよくある質問にも答えています。
デザイナーに興味のある人や、デザイナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
デザイナーとは

デザイナーとは、見た目の美しさや使いやすさを意識しながら、製品・サービス・情報などに新しい価値を生み出す専門職のことです。
単に「絵を描く人」ではなく、利用者のニーズや社会の課題を考慮して、形や機能をデザイン(設計)する役割を担います。
以下にデザイナーの仕事内容や給料についてまとめます。
- デザイナーの仕事内容
- デザイナーの給料・給与・年収
- デザイナーのやりがい
- デザイナーの働き方
- デザイナーに必要な知識、資格、スキル
- デザイナーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
「デザイン」と「デザイナー」の種類、仕事内容
「デザイン」と「デザイナー」と一口に言っても、その種類は非常に多様です。
ここでは代表的な「デザインの種類」と「デザイナーの種類と仕事内容」について、まとめました。
デザインの種類
デザインの種類 | 目的 | 説明 |
|---|---|---|
グラフィックデザイン | 情報やメッセージを視覚的に伝える | ロゴ、広告、パッケージなど視覚的表現を通じて情報を伝える |
Webデザイン | サイトを見やすく使いやすくする | ホームページやアプリのレイアウト・ビジュアルを設計する |
UIデザイン | 操作性を高める | アプリやWebサービスの画面構成や操作性を工夫する |
UXデザイン | ユーザー体験を快適にする | ユーザー体験全体を快適にするための設計 |
インテリアデザイン | 快適で美しい空間を作る | 住居・店舗・オフィスなどの空間を美しく機能的に整える |
ファッションデザイン | 個性や流行を形にする | 衣服やアクセサリーをデザインし、流行や個性を形にする |
プロダクトデザイン | 使いやすい製品を生み出す | 家具・家電・日用品など製品の形状や機能を設計する |
パッケージデザイン | 商品の魅力を引き立て購買を促す | 商品を魅力的に見せ、購買意欲を高める包装をデザインする |
ゲームデザイン | 楽しさや没入感を創出する | キャラクターや世界観、ゲーム体験全体を設計する |
モーショングラフィックデザイン | 動きで印象的に訴求する | アニメーションや動画を使った表現を行う |
サービスデザイン | 顧客満足を高める | 顧客体験を全体的に設計し、企業のサービスを価値あるものにする |
デザイナーの種類と仕事内容
職種 | 仕事内容 |
|---|---|
グラフィックデザイナー | 広告や印刷物で視覚的にメッセージを伝える |
Webデザイナー | Webサイトを使いやすく魅力的に見せる画面を作る |
UIデザイナー | アプリやWebサービスの操作画面を設計し、直感的に使えるようにする |
UXデザイナー | サービス全体の利用体験を設計し、快適さや満足度を高める |
インテリアデザイナー | 住まいや商業施設の空間を快適かつ美しくデザインする |
ファッションデザイナー | 衣服や小物をデザインし、流行を生み出す |
プロダクトデザイナー | 製品のデザインを通じて使いやすさと美しさを追求する |
パッケージデザイナー | 商品の魅力を引き立てる包装を設計する |
ゲームデザイナー | キャラクターや世界観をデザインし、ゲーム体験を構築する |
モーショングラフィックデザイナー | 動きや映像演出を通じて、メッセージや世界観を印象的に伝える |
サービスデザイナー | 顧客体験全体を設計し、ビジネスの価値を高める |
デザイナーの仕事は、単なる「見た目を整える作業」ではなく、企画・リサーチから制作・納品まで幅広く関わり、目的に合った最適なデザインを生み出すことです。
つまり、美しさと機能性を両立させながら、人や社会に価値を届けるクリエイティブな仕事といえます。
また、「デザイン」は、表現分野や手法の違いによってさまざまに分かれます。
一方で「デザイナー」は、それぞれの分野で目的(何を解決・実現するか)と仕事内容(どう形にするか)が異なります。
参考:空間デザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:ジュエリーデザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:インテリアデザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:建築デザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
デザイナーの給料・給与・年収

デザイナーの給料は、職種や経験、地域によって大きく異なります。
職業情報サイトjobtagによると、「グラフィックデザイナー」という職業の年収は、483.9万円で、月給は25.5万円です。
一般的に、新卒のデザイナーの初任給は約20万円前後とされていますが、経験を積むことで年収は上昇します。
中堅クラスのデザイナーになると、年収は400万から600万円程度が目安です。
特に、UI/UXデザイナーやアートディレクターなど専門性の高いポジションでは、さらに高い年収を期待することも可能です。
フリーランスとして活動するデザイナーの場合、プロジェクトごとの報酬となるため、収入は大きく変動します。
成功した場合は年収1000万円以上を稼ぐことも夢ではありませんが、安定した収入を得るためには、自己管理能力や営業力が求められます。
デザイナーのやりがい
以下に、デザイナーのやりがいをまとめました。
- アイデアが形になる喜び:自分の発想やクリエイティブなアイデアが実際の製品やサービスとして形になり、人々に使われる
- 社会や人への影響力:手掛けたデザインがユーザーやクライアントなど多くの人に評価され、日常生活や文化に影響を与えられる
- 達成感の大きさ:完成したデザインが世に出た瞬間、強い満足感や誇りを感じられる
- 常に新しい挑戦がある:プロジェクトごとに異なる課題に取り組むため、飽きることなく成長できる
- 幅広い活躍の場:ファッション、広告、Web、プロダクトなど、多様な業界で自分の強みを活かせる
- キャリアの自由度:興味や専門分野に応じて、自分らしいキャリアを選択できる
- 自己成長の実感:デザイン技術やトレンドが日々進化する中で、学び続けることでスキルが磨かれていく
- 個性を活かせる仕事:自分のセンスや感性がそのまま作品に反映され、強みとして評価される
デザイナーのやりがいは、自分のアイデアを形にし、社会に影響を与えながら成長できることにあります。
新しい挑戦を楽しみつつ、自分の個性やスキルを活かして幅広い分野で活躍できるのが、この仕事の大きな魅力です。
デザイナーの働き方

デザイナーの働き方は多様で、ライフスタイルやキャリアの方向性によって選択肢が変わります。
代表的なスタイルは以下の通りです。
一般企業に所属する(インハウスデザイナー)
- 安定した収入や福利厚生が得られる
- プロジェクトの自由度は限られることがある
- デザインを専門としない他部署の人とのコミュニケーション力が重要
デザイン会社に就職する
- 広告、Web、プロダクトなど多様な案件に携われる
- チームで動くため、専門スキルを磨きながら成長できる
- 案件ごとに求められる表現や納期に対応するため、柔軟性とスピード感が必要
フリーランスとして働く
- 案件や働く時間を自由に選べる
- 収入が不安定になりやすい
- 自己管理力や営業力が必須
派遣・業務委託で働く
- 短期・長期のプロジェクトに関わりながら、さまざまな現場を経験できる
- 幅広い業界や現場でスキルを磨けるため、経験値を積みたい人に向いている
デザイナーの働き方は企業所属・フリーランス・派遣/業務委託の3つが代表的です。
どの形態を選ぶにしても、柔軟性と適応力が求められ、自分のキャリア目標やライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
デザイナーに必要な知識、資格、スキル
デザイナーとして成功するためには、いくつかの重要な知識やスキルが求められます。
デザイナーにはグラフィック、Web、ファッション、インテリアなど多種多様な種類がありますが、ここではジャンルを問わずデザイナーに共通して必要とされる知識・資格・スキルについて述べていきます。
知識・資格・スキル | 詳細 |
|---|---|
デザインの基礎知識 | 色彩理論、レイアウトに関する理解 |
デザインソフトウェアの操作スキル | AdobePhotoshopやIllustratorの使用 |
資格 | 必須ではない |
コミュニケーション能力 | クライアントのニーズを把握し、チームと協力する |
プロジェクト管理能力 | プロジェクトを進めるために必要 |
法律や条例等の把握 | 著作権、商標、フォントライセンスなどの知識 |
デザイナーとして活躍するためには、色彩やレイアウトといった基礎知識に加え、デザインソフトの操作スキルやプロジェクトを進める管理力、そしてコミュニケーション力が重要です。
資格は必須ではありませんが、専門学校や大学、オンライン学習を通じて知識とスキルを磨くことで、自分の強みを確立できます。
つまり、デザイナーは技術力と表現力、そして人との連携力をバランスよく備えることが成功への鍵となります。
デザイナーという職業の注意点

デザイナーという職業の注意点を、以下のようにまとめました。
- 締め切りが厳しい:納期に追われることが多く、徹夜や長時間労働になるケースもある
- 修正依頼が多い:クライアントや上司から何度も修正を求められることがあり、自分の理想通りにはいかない
- センスだけでは通用しない:美的感覚だけでなく、論理的な説明や目的に沿った提案が必要
- 収入が安定しにくい場合がある:特にフリーランスは案件の有無で収入に波がある
- 常に勉強が必要:流行やデザインツールは日々変化するため、学び続けないとすぐに古くなる
- 評価が主観的になりやすい:デザインの良し悪しは人によって意見が分かれやすく、時に納得いかない評価を受けることもある
- 体力・精神力も必要:納期や修正のプレッシャーでストレスが溜まりやすい
- 法律や条例の遵守:権利・炎上リスクへの配慮が必須(画像・音源・引用の扱い)
デザイナーは華やかに見える一方で、納期・修正・勉強・収入の不安定さといった現実的な課題も多い職業です。
創造力を発揮するためには、体力や精神力、そして柔軟な対応力も欠かせません。
デザイナーになる方法

デザイナーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、デザイナーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 大学や専門学校でデザインの基礎を学ぶ
- デザインソフトの操作を習得する
- 作品を制作しポートフォリオを作成する
- 実務経験を積む
- 就職・独立を目指す
それぞれ見ていきましょう。
大学や専門学校でデザインの基礎を学ぶ
デザインの理論や色彩学、レイアウト、タイポグラフィなどを体系的に学ぶことで、実務に必要な基盤を身につけられます。
学校では現役のデザイナーから学べる機会も多く、仲間や業界とのつながりを築ける点も大きなメリットです。
デザインソフトの操作を習得する

PhotoshopやIllustrator、Figmaなどのツールは、デザイン業務に欠かせません。
ソフト操作に慣れることで、アイデアをスムーズに形にできるようになります。
実務で使えるスキルを早い段階で身につけておくと有利です。
作品を制作しポートフォリオを作成する
ロゴやポスター、Webサイトなど、自分の強みを活かした作品を作り、それらをまとめてポートフォリオにします。
ポートフォリオは「自分のスキルを証明する名刺」のような存在で、就職や案件獲得に直結します。
実務経験を積む

インターンやアルバイト、クラウドソーシングを通じて実際の案件に携わることで、学校や独学では学べない現場感覚を得られます。
納期や修正対応など、プロとしての責任を経験することが成長につながります。
また、高校や大学の学園祭でポスターや映像作品の政策に関わったり、学生・社会人を問わずにコンペへ参加したりするのも、貴重な実践経験となります。
就職・独立を目指す
基礎力や実績を積んだら、デザイン事務所や企業に就職する、あるいはフリーランスとして独立する道があります。
会社勤めでは安定とチーム経験を得られ、フリーランスでは自由度や裁量の大きさを得られるなど、それぞれに特徴があります。
デザイナーになりたい高校生の進路

デザイナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
大学に進学する場合は、デザイン学科や美術系学部を選ぶのが一般的です。
大学で学ぶ学問については、理論的な研究と実技の両方をバランスよく習得できる点が大きな強みです。
また、大学は4年間をかけて学ぶため、作品制作にじっくり取り組める環境があります。
デザイン以外の教養科目やゼミ研究を通じて、多角的な視点を持つことも可能です。
学ぶ主な学問・内容
- 色彩:色の組み合わせや配色バランスを学び、印象や感情に与える効果を理解する
- レイアウト:文字や画像を効果的に配置し、見やすく伝わりやすいデザインを作る技術を身につける
- タイポグラフィなどの基礎知識:フォントの種類や文字組みのルールを学び、視覚的に美しく読みやすい表現を実現する
- プロダクトデザイン:家電や家具、雑貨など実際に使う製品の形や機能をデザインし、使いやすさと美しさを両立させる
- 映像:動画制作やアニメーション表現を学び、ストーリー性のあるビジュアル表現を可能にする
- Web:ホームページやアプリのデザインを行い、情報を分かりやすく伝えながらユーザーにとって使いやすい画面を設計する
- UI/UXといった応用分野:サイトやアプリの操作性・快適さをデザインし、ユーザー体験を向上させる
デザイナーの種類ごとに必要な学問・学べる学部や学科
デザイナー | 必要な学問 | 学部・学科 |
|---|---|---|
グラフィックデザイナー | 色彩学、レイアウト、タイポグラフィ、視覚伝達デザイン | 美術学部デザイン学科、芸術学部グラフィックデザイン専攻、情報デザイン学科 |
Webデザイナー | HTML/CSS、Webプログラミング基礎、インタラクションデザイン、情報デザイン | 情報学部情報デザイン学科、メディアデザイン学部、デジタルアート学科 |
UI/UXデザイナー | 心理学(認知科学)、ユーザー行動分析、情報設計、インターフェースデザイン | 情報学部、ヒューマンインターフェース学科、人間科学部(心理学系)、情報デザイン学科 |
インテリアデザイナー | 建築学、空間デザイン、インテリアコーディネート、住居学 | 建築学部、生活科学部住居学科、芸術学部インテリアデザイン専攻 |
ファッションデザイナー | 被服学、素材学、縫製技術、ファッションマーケティング | 家政学部被服学科、ファッション学部、芸術学部ファッションデザイン専攻 |
プロダクトデザイナー | 工業デザイン、エルゴノミクス(人間工学)、材料学、製図 | 工学部工業デザイン学科、芸術工学部プロダクトデザイン学科 |
パッケージデザイナー | 色彩学、印刷学、マーケティング、商品デザイン | 芸術学部グラフィックデザイン専攻、情報デザイン学部、商学部マーケティング系科目を組み合わせるケースもあり |
ゲームデザイナー | ゲームプランニング、キャラクターデザイン、シナリオ構成、プログラミング基礎 | ゲーム学科、デジタルアート学科、情報メディア学部 |
モーショングラフィックデザイナー | 映像編集、アニメーション理論、3DCG、デジタル映像表現、音響デザイン | 映像学部、メディア学部映像コース、情報デザイン学部映像表現専攻、芸術学部映像学科 |
サービスデザイナー | マーケティング、経営学、社会学、情報デザイン、行動経済学 | 経営学部、社会学部、情報デザイン学部、サービスデザイン専攻(海外に多い) |
デザイナーといっても分野ごとに必要な学問は大きく異なります。
「芸術系(表現力重視)」「工学系(製品・建築系)」「情報系(Web/UI/UX)」「社会科学系(サービス・体験設計)」といった学問領域に分かれるため、自分の目指すデザイン分野に合った学部・学科を選ぶことが重要です。
専門学校に進学する
専門学校は、大学に比べてより実務直結型の教育を受けられるのが特徴です。
具体的な職種を意識して構成されており、現場で即戦力となる技術を短期間で習得できます。
さらに、多くの専門学校ではインターンシップや企業とのコラボレーションプロジェクトが豊富に用意されており、在学中からクライアントワークに挑戦できるのが大きな魅力です。
企業と連携した課題制作を通じて、自分の作品が商品化されたり、卒業前から就職先につながるチャンスもあります。
学ぶ主な学問・内容
- 広告デザイン:ポスターやチラシ、CMなどを通じて商品やサービスの魅力を伝えるデザインを行う
- グラフィック:ロゴやイラスト、パッケージなどのビジュアルを制作し、視覚的にわかりやすい表現を作り出す
- Web:ホームページやアプリのデザインを担当し、情報を見やすく整理して使いやすい画面を設計する
- ファッション:洋服やアクセサリーをデザインし、流行やブランドのコンセプトに合わせたスタイルを生み出す
現役デザイナーが講師を務めるケースも多く、業界のリアルな知識を直接学べるのも強みです。
おすすめの大学

以下では、デザイナーを目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
東京都 | 美術学部グラフィックデザイン学科、生産デザイン学科、環境設計学科、情報設計学科、統合デザイン学科 | 実技による専門科目と教養教育を融合し、「社会に新たな価値を生み出すクリエーター」を育成 グラフィックデザイン学科では広告・イラスト・アニメーションを含む幅広いビジュアル表現を体系的に学べる 統合デザイン学科では、領域を跨いだデザイン思考をプロジェクト形式で実践する教育が特色 情報設計学科ではUI/UXやAI・ビッグデータを活用した実学的なデザイン教育が受けられる | |
東京都 | 造形学部基礎デザイン学科、デザイン情報学科、芸術文化学科、空間演出デザイン学科、建築学科など | 基礎デザイン学科は、「デザインを分けず、どんな領域でも活躍できる力」を養成 デザイン情報学科では、メディア表現、プロジェクト管理、マーケティングなど多角的に学べるカリキュラム構成 空間演出デザイン学科では、舞台・インテリア・環境メディア・ファッションの4分野が交差する自由度の高い教育が特徴 | |
東京都 | 美術学部デザイン科 | 日本で唯一の国立総合芸術大学であり、異分野の学生との交流・共同制作が活発 デザイン科は視覚コミュニケーション、プロダクト、空間、インターフェース、社会的デザイン、映像、理論など多様な研究室を持つ体制のため幅広く学べる 長い歴史と伝統に裏打ちされた教育体制で、企画力や構想力も重視される総合的なカリキュラム |
多摩美術大学は実践力と幅広い表現力の養成に強みを持ち、武蔵野美術大学は領域横断的な発想とメディア表現力の育成に優れています。
一方、東京藝術大学は歴史と制度を活かした総合芸術教育による深い専門性と構想力を培える場です。
どの大学も異なる強みがあるので、目指すデザイン領域や学びのスタイルに合わせて選ぶのがよいでしょう。
デザイナーを目指せる大学
上記に挙げた大学以外にも、年内入試ナビではデザイナーを目指せる大学の例をまとめています。
こちらもぜひ参考にしてください。
おすすめの専門学校

以下では、デザイナーを目指す方におすすめな専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学科コース | 特徴 |
|---|---|---|---|
東京都 | CG・デザイン・アニメ4年制学科(昼)グラフィックデザイン・イラストコース(I・II) | 産学連携プロジェクトが豊富で、在学中から企業との実践的な課題に取り組める 最新の設備やソフトを完備し、実務に直結するスキルを習得可能 「就職・デビュー保証制度」があり、業界就職に強い | |
兵庫県 | WEB・グラフィックデザイン学科 | 広告デザイン、パッケージデザイン、Webデザインなど幅広い分野を学べる 地域企業や自治体とのコラボ制作を通じて、社会に役立つデザインを経験できる 少人数制教育で一人ひとりを丁寧にサポート | |
東京都 | クリエーティブデザイン科デザインワールド グラフィックデザイン専攻 | 少人数制の丁寧な指導で学生一人ひとりの個性や長所を伸ばす、きめ細かい学習環境が整っている 3年間で「売れるデザイン」の実践ノウハウを習得 企業と連携したプロジェクト型授業がある 最新設備と創造的環境が整ったキャンパスでプロ仕様のコンピュータルームは24時間開放されており、設備的に充実した学習環境がある |
HAL東京は、産学連携プロジェクトや就職保証制度など実務に直結した環境が整っており、在学中から業界で通用するスキルを磨ける点が魅力です。
神戸電子専門学校は、広告からWebまで幅広いデザインを学べるだけでなく、地域と連携した実践的な制作を経験できるのが強みです。
一方、TCAのクリエィティブデザイン科・デザインワールド「グラフィックデザイン専攻」は、少人数制の細やかな指導、業界と連携したリアルな制作体験、プロ講師による直接指導、柔軟な学び方が特徴です。
このように、各校には「就職に強い」「幅広く学べる」「クリエイターとしてデビューできる」といった異なる特徴があるため、将来のキャリア像に合わせて進学先を選ぶことが大切です。
よくある質問

デザイナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
デザイナーに向いている人の特徴は?
以下では、デザイナーに向いている人の特徴をまとめました。
- 創造力が豊か:新しいアイデアを生み出す発想力がある
- 細部に注意を払える:小さな部分まで観察し、全体の完成度を高められる
- コミュニケーション能力が高い:クライアントやチームと円滑に意見を共有できる
- トレンドに敏感:最新のデザインや技術の流れを常にキャッチできる
- 学び続ける姿勢がある:新しいソフトやスキルを習得し続けられる
- 問題解決能力がある:要望や課題を分析し、最適なデザインを提案できる
デザイナーに向いているのは、創造力と観察力を兼ね備え、チームと協力しながら課題解決に挑める人です。
さらに、変化の激しい業界に適応するための柔軟さと学び続ける姿勢を持つことで、デザイナーとして大きく成長し、活躍できる可能性が高まります。
デザイナーは独学・未経験でもなれますか?

デザイナーは、専門学校や大学で学ばなくても独学で目指すことが可能です。
まずは色彩やレイアウト、タイポグラフィといった基礎知識を本やオンライン講座で学び、PhotoshopやIllustrator、Figmaなどのデザインソフトを操作できるようになることが大切です。
そのうえで、ロゴやバナー、Webサイトなど実際に作品を制作し、ポートフォリオとしてまとめて公開することで、自分の実力を証明できます。
独学の最大のメリットは学費がかからず、自分のペースで柔軟に学習できることです。
一方で、体系的に学びにくく、就職活動の際には学歴面で不利になる可能性や、フィードバックを得にくいという課題もあります。
そのため、クラウドソーシングや知人からの依頼、コンテストなどを通じて実務経験を積み、人脈や実績を広げていくことが重要です。
自分に合った『デザイン』分野の選び方は?
デザインを学ぶうえで大切なのは、自分の興味や将来のキャリア目標に合わせて分野を選ぶことです。
- グラフィックデザイン:印刷物や広告を中心にビジュアルを創造する分野で、視覚的なセンスや色彩感覚が求められる
- WEBデザイン:Webサイトの見た目や使いやすさを設計し、HTMLやCSSの知識が役立つ
- UI/UXデザイン:ユーザーエクスペリエンスを重視し、アプリケーションやウェブサービスのインターフェースを設計する分野で、ユーザー心理やデータ分析のスキルが必要
- ファッションデザイン:衣料品やアクセサリーのデザインを手がける分野で、素材やトレンドに対する感性が重要
どの分野を選ぶにしても、まずは基本的な知識を幅広く学び、その中で興味を持った領域に集中してスキルを磨くことが成功への近道です。
さらに、業界の最新トレンドを常に取り入れる柔軟性を持つことで、成長し続けられます。
自分に合ったデザイン分野を見つけることで、情熱を持って長く続けられるキャリアを築くことができるでしょう。
デザイナーの将来性は?

近年、生成AIの登場により、専門知識がなくても誰でも簡単にデザインを作れるようになりました。
その結果、従来の「見た目を整えるだけのデザイン」はAIに代替されやすくなっています。
しかしデザイナーの将来性がなくなるわけではありません。
むしろ、AIをどう活用し、クライアントの課題や目的に沿った最適な提案ができるかが重要になります。
人の感情に寄り添った表現や、ブランド全体を考えたコンセプト設計、チームをまとめるディレクション力などは人間だからこそできる領域です。
これからのデザイナーには、AIをパートナーとして使いこなしつつ、課題解決力や独自のクリエイティブを発揮することが求められます。
AI時代においても、こうした価値を提供できるデザイナーには大きな将来性があります。
まとめ

本記事では、デザイナーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、デザイナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- デザイナーとは、見た目の美しさと使いやすさを両立させながら、人や社会に新しい価値を生み出す専門職である
- 主な仕事は、広告やWebサイト、アプリ、製品、衣服、空間などを企画・設計・デザインすることなどが挙げられる
- デザイナーに取得必須の資格は特にないが、色彩検定やWebデザイン技能検定などの資格がスキル証明や就職活動で役立つ
- 創造力のある人・観察力に優れた人にデザイナーはおすすめ
- デザイナーになりたい高校生は、デザインや情報、芸術を学べる大学や専門学校に進学するのがおすすめ
本記事がデザイナーについての全体像を理解する参考になれば幸いです。
デザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
デザイナーになる方法や、デザイナーになるために最適な進学先をまとめた「デザイナーのなり方ガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
