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作成日: 2025/6/18 更新日:2025/6/18

プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「プロダクトデザイナーのなり方は?」

「プロダクトデザイナーになるのに必要な資格は?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。

  • プロダクトデザイナーとはどんな職業なのか
  • 仕事内容・やりがい・給料
  • プロダクトデザイナーになるには何をすべきか
  • 取得すべき資格
  • 向いている人の特徴

また、プロダクトデザイナーに関するよくある質問にも答えています。

プロダクトデザイナーに興味のある人や、プロダクトデザイナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。

全文で1万文字程度の長文になるので、当ページのポイントだけを知りたい方は、年内入試ナビの無料会員にご案内している以下のガイドをお受け取りください。

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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

  • 1 プロダクトデザイナーとは?
    • 1-1 プロダクトデザイナーの仕事内容
    • 1-2 プロダクトデザイナーの給料・給与・年収
    • 1-3 プロダクトデザイナーのやりがいや魅力
    • 1-4 プロダクトデザイナーの働き方
    • 1-5 プロダクトデザイナーという職業の注意点
  • 2 プロダクトデザイナーに必要な資格・学歴・スキル
    • 2-1 プロダクトデザイナーの資格について
    • 2-2 就職や実務で役立つスキル
    • 2-3 就職や実務で役立つ資格
    • 2-4 必要な学歴
  • 3 プロダクトデザイナーになるには
  • 4 プロダクトデザイナーになりたい高校生の進路
    • 4-1 大学に進学する
    • 4-2 短大や専門学校に進学する
  • 5 おすすめの大学
    • 5-1 プロダクトデザイナーを目指せる大学
  • 6 おすすめの短期大学・専門学校
  • 7 就職先
  • 8 よくある質問
    • 8-1 プロダクトデザイナーに向いている人の特徴は?
    • 8-2 プロダクトデザイナーの将来のキャリアパスは?
    • 8-3  プロダクトデザイナーとUI/UXデザイナーの違いは何ですか?
    • 8-4 プロダクトデザイン未経験からの転職は難しい?
    • 8-5 プロダクトデザイナーはやめとけと言われる理由は?
  • 9 まとめ

プロダクトデザイナーとは?

プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーとは、文房具・家電・家具・車・日用品などの「製品(プロダクト)」をデザインする人です。

見た目のデザインだけでなく、「使いやすさ」や「安全性」なども考えて、モノづくりのアイデアを形にする仕事です。

以下にプロダクトデザイナーの仕事内容や給料についてまとめます。

  • プロダクトデザイナーの仕事内容
  • プロダクトデザイナーの給料・給与・年収
  • プロダクトデザイナーのやりがい
  • プロダクトデザイナーの働き方
  • プロダクトデザイナーという職業の注意点

それぞれ見ていきましょう。

プロダクトデザイナーの仕事内容

プロダクトデザイナーは、製品の企画・設計・開発・製造までのプロセス全体に関与し、機能性・美観・ユーザビリティの高い製品を創り上げる仕事です。

以下に、プロダクトデザイナーの仕事内容をより詳しく整理し、表形式でまとめました。

項目
内容
市場調査
ユーザーのニーズや市場動向をリサーチし、競合分析を行うことで製品開発の方向性を定める
アイデア提案
調査結果を基に、消費者の課題を解決する製品コンセプトやアイデアを企画・立案する
デザイン作成
製品の外観や使用方法を視覚化し、スケッチやモックアップ(製品やデザインの完成イメージを確認するための試作品や模型)を用いてデザイン案を作成
設計(モデリング)
CADや3Dモデリングツールを使用して、製品設計の詳細図を作成。部品構造や素材選定も含む
機能性と美しさの両立
見た目のデザインだけでなく、操作性・耐久性・安全性などの機能面とのバランスをとる
チーム連携
エンジニア・製造担当・マーケティング部門と協力しながら製品開発を推進。仕様調整や納期管理も行う
試作・評価
試作品の検証・改良を繰り返し、実際に使われる状況を想定して品質や使い勝手を評価
製造支援
製造現場との連携を図り、量産可能な設計やコスト最適化を支援する。製品完成までを見届ける

プロダクトデザイナーの給料・給与・年収

給料・給与・年収

プロダクトデザイナーの給与や年収は、雇用形態、入職する企業、プロジェクトの規模などで大きく変わります。

以下に、プロダクトデザイナーの給料事情について、表にまとめました。

項目
内容
初任給の目安
月給20万〜25万円前後(他のデザイン職と同程度)新卒や未経験者向けの一般的な水準
平均年収
約750万円 業界経験とスキルの蓄積によって着実に昇給が見込まれる
企業規模による差
大手企業ほど年収が高くなる傾向あり
中小企業では年収はやや控えめだが、裁量の大きさや成長機会が得られることもある
専門分野による差
医療機器や工業製品、IoT製品など、高度な専門性を要する分野では報酬が高め ニッチ市場でも実績次第で高収入に繋がる
フリーランスの場合
報酬はプロジェクト単位で変動
単発案件:10万円〜100万円以上(難易度・納期・スキルにより変動)
継続案件で月収数十万円〜も可

収入を上げていくうえで重要なのは、単にデザインをするだけでなく、市場のトレンドやユーザーのニーズを把握し、それに応じた提案力を持つことです。

また、CADや3Dモデリングソフトの習熟、新しいデザインツールの導入など、日々のスキルアップも欠かせません。

参照:求人ボックス.com/プロダクトデザイナー年収・給料

プロダクトデザイナーのやりがいや魅力

プロダクトデザイナーは、製品の企画段階から完成まで一貫して関わる仕事です。

やりがいや魅力としては以下が挙げられます。

  • 自分のアイデアが形になり、製品として世に出る
  • デザインを通じてユーザーに価値を提供できる
  • チームで連携しながらモノづくりを進める面白さがある
  • トレンドや新技術を取り入れながら成長できる
  • 完成した製品が実際に使われることで達成感を得られる
  • 美しさと機能性の両立に挑戦できる創造性の高い仕事
  • 社会に新しい価値を届ける責任と影響力がある

自分がデザインした商品を使っている人を街中で見かけたときなどに、やりがいや達成感を感じる人が多いようです。

また完成品だけでなく、完成までの過程で他の人と連携したり、喜びや苦労を共有したりすることも、大きなやりがいとなります。

プロダクトデザイナーの働き方

働き方

プロダクトデザイナーの働き方は、企業に所属してチームで製品開発に取り組む場合と、フリーランスとしてクライアントと直接やり取りしながら仕事を進める場合に大別されます。

以下では、企業とフリーランスではどのように違うのか表にまとめて紹介します。

職種
特徴
勤め先・受注先
企業勤務
設計・製造・営業など複数の部門と連携し、製品の企画から量産まで一貫して関与
家電メーカー
精密機器メーカー
車載部品メーカー
玩具メーカー
文具・雑貨メーカー
など
フリーランス
案件ごとに異なるニーズや課題に対応。自らの裁量で働ける自由さと責任を持つ
デザイン事務所
プロダクト開発企業
ITサービス企業
D2Cブランド
など

単なる「見た目のデザイン」だけでなく、機能性や使いやすさ、製品の本質的な価値までを設計する専門職です。

そのため、技術力・発想力・コミュニケーション力など、幅広いスキルが求められます。

常に学び続ける姿勢が重要であり、時代や市場の変化に柔軟に対応しながら、新しい価値をデザインによって生み出す力がプロダクトデザイナーの強みです。

プロダクトデザイナーという職業の注意点

大きなやりがいのあるプロダクトデザイナーですが、一方で注意点もあります。

以下に、プロダクトデザイナーという職業の注意点を解説します。

トレンドや技術の変化に対応する力が必要

プロダクトデザインの分野は、技術革新や消費者ニーズの変化が非常に速い業界です。

常に最新の情報にアンテナを張り、柔軟にアイデアを形にする力が求められます。

納期プレッシャーとスケジュール管理

短期間でのアウトプットを求められることも多く、スケジュール管理能力は必須です。

プレッシャーの中でも安定したパフォーマンスを発揮できるよう、ストレス対処も重要になります。

収入には個人差がある

給料は、経験・企業規模・地域によって幅があります。

初任給は他のデザイナー職種と大きな差はないものの、実績次第で収入アップが見込めます。

フリーランスの場合は案件ごとの報酬となるため、自分の価値を適切に伝える「提案力」や「交渉力」も武器になります。

アイデアが通らないことも多い

どんなにすぐれたアイデアを思いつき、それを形にできたとしても、すべて通るわけではありません。

自身が優れたと思っていても、クライアントと価値観が合わなかったり、あるいは予算や納期がとれなかったりするなど、デザインのクオリティとは別の面でアイデアが採用されないこともあります。

ソフトの使い方やプレゼン力も求められる

プロダクトデザイナーにとって重要なのは、デザイン力のほかに、そのデザインの魅力や機能性を伝える能力です。

そのため、デザインした製品の魅力や機能性を適切に見せるソフトの使い方や、話し方も含めたプレゼン力が、自身のアイデアが採用されるかどうかの鍵を握ります。

プロダクトデザイナーに必要な資格・学歴・スキル

資格・学歴・スキル

プロダクトデザイナーとして活躍するために、必須の資格や学歴はありません。

しかし就職やキャリアアップを目指すうえで有利に働く学歴やスキル、取得しておくと役立つ資格があります。

この項目では、プロダクトデザイナーを目指すうえで知っておきたい学歴の目安や、取得が推奨される資格について詳しく解説します。

プロダクトデザイナーの資格について

必須の資格は特にありません。

ただし、実務ではデザインや設計に関する知識やスキルが求められるため、専門的に学べる学校への進学が一般的です。

具体的には、美術大学やデザイン系の学部・学科(例:プロダクトデザイン、インダストリアルデザインなど)に進学し、デッサン・3D設計・CAD・素材の知識などを学ぶのがスタンダードなルートです。

就職や実務で役立つスキル

役立つスキル

プロダクトデザイナーには、多くのスキルが求められます。

消費者をよく観察してお困りごとを解決する斬新なアイデア、アイデアをデザインを正確に表現するスケッチやデザインの力など、多方面のスキルや知識が必要です。

以下に、プロダクトデザイナーの就職や実務に役立つスキルの一例を表にまとめました。

就職や実務で役立つスキル
詳細
スケッチ・デッサン力
​手で絵を描いてアイデアを伝える力。
​3Dモデリングスキル(CADや3Dソフト)​
​製品の立体イメージを作れるようになる​
​観察力と発想力​
​ユーザーの気持ちに寄りそいながら、便利でカッコいい形を考える​
​プレゼンテーション力​
​自分のアイデアを言葉や図で相手にわかりやすく伝える力​
​PCスキル(Adobe、Officeなど)​
​企画書やプレゼン資料を作るときに必要​

就職や実務で役立つ資格

プロダクトデザイナーになるために必須な資格はありません。

しかし、上記で紹介したスキルが十分なレベルにあると証明できる資格は存在します。

以下のような資格を取得できれば、クライアントから信頼を得られる可能性が高まり、就職や実務で役立つでしょう。

資格名
説明
プロダクトデザイン技能士(国家検定)
製品の設計や構造、安全性、使いやすさなどに関する知識・技術を問う国家資格
実務に直結する内容で、実力の証明になる
色彩検定
色の基礎知識や配色バランス、視覚効果などを学べる資格で、見た目の美しさや印象づくりに役立つ
デザインの説得力を高めたい人に向いている
CAD利用技術者試験
製品設計に欠かせないCAD(設計支援ソフト)の操作スキルを証明する資格
図面作成や3Dモデリングに携わる仕事では特に評価される
JIDAデザイン検定
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が実施する検定
デザインに関する基礎知識や思考力を測定する
アドビ認定プロフェッショナル
Adobe社が公式に認定する資格で、PhotoshopやIllustratorなどの操作スキルを証明できる。
ポートフォリオ作成や製品ビジュアルの表現力向上に有効
Illustrator/Photoshopクリエイター能力認定試験
サーティファイが実施する試験で、IllustratorまたはPhotoshopの実践的な操作能力を評価する

必要な学歴

必要な学歴

プロダクトデザイナーになるために、必須の学歴はありません。

しかし、実質的には大学、短大、専門学校のデザイン系学科を卒業することが必要です。

なぜなら、企業の多くがそうした学歴の人材を求めているからです。

高卒や、デザイン系学部・学科の学歴がない人がプロダクトデザイナーを目指す場合は、そうした学歴の人たちに負けないようなセンスやデザイン力が必要になります。

プロダクトデザイナーになるには

なるには

プロダクトデザイナーになるには、以下の表にあるステップを踏むのが一般的です。

ステップ
説明
1. 専門的な知識を学ぶ

高校卒業後、美術系・工学系・デザイン系の大学や専門学校で、デザインの基礎や設計スキルを学ぶ

プロダクトデザイン専攻がある学科を選ぶとより実践的

2. デザインソフトや3Dツールを習得する

CADやIllustrator、Photoshop、3Dモデリングツールなど、製品設計に必要なソフトを使いこなせるようにする

3. ポートフォリオを作成する
自身のデザインスキルをアピールできる作品集(ポートフォリオ)を用意し、就職活動や案件獲得に活用
4. 企業に就職またはフリーランスとして活動
メーカーやデザイン事務所に就職して実務経験を積むのが一般的ですが、実力があればフリーランスとしての活動も可能
5. 継続的な学びとスキルアップ
トレンドや新技術を取り入れながら、常にスキルを磨くことがプロとして活躍し続ける鍵になる

プロダクトデザイナーになりたい高校生の進路

高校生の進路

プロダクトデザイナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。

代表的な進路について解説します。

  • 大学に進学する
  • 短大や専門学校に進学する

それぞれ見ていきましょう。

大学に進学する

大学で、プロダクトデザインや工業デザインを専攻できる学部を選ぶことが一般的です。

これにより、デザインの基礎から高度なテクニックまで、幅広い知識とスキルを習得できます。

また、大学ではインターンシップや卒業制作を通じて、実際のデザインプロジェクトを体験する機会も多く、実践力を高めることが可能です。

さらに、大学でのネットワークは将来の就職活動にも大いに役立ちます。

短大や専門学校に進学する

一方で、短大や専門学校に進学する選択肢もあります。

これらの教育機関では、より実践的で即戦力となるスキルを短期間で学べるカリキュラムが組まれていることが多いです。

特に、プロダクトデザインに特化した専門学校は、業界のニーズに即した教育を提供しており、卒業後すぐに現場で活躍できる力を身につけることができます。

どちらの進路に進むにしても、高校生のうちからデザインに興味を持ち、自主的にデザインソフトを使って作品を作るなど、積極的にスキルを磨く努力が求められます。

プロダクトデザイナーとして成功するためには、技術力だけでなく、創造力やコミュニケーション能力も重要です。

高校時代にこれらのスキルを伸ばしておくことで、進学後の学びがより充実したものとなるでしょう。

おすすめの大学

おすすめの大学

プロダクトデザインを専門的に学ぶには、美術系・工学系の学部や学科が設置されている大学に進学するのが一般的です。

ここでは、プロダクトデザイン分野で定評のある日本国内の大学をいくつかご紹介します。

大学名
学部・学科
特長
​東京藝術大学​
美術学部 デザイン科
造形表現の基礎から応用まで幅広く学べる。
特にプロダクトデザイン領域では、生活用品や家具、公共空間で使われる製品などを対象に、人間工学や素材研究、デザイン思考を取り入れた実践的な制作を行う
多摩美術大学
美術学部 プロダクトデザイン専攻
日本を代表する美術大学の一つで、製品デザインや家具、道具、UI/UXなど幅広い分野に対応
企業連携プロジェクトも盛んで、実践的なスキルを身につけられる
武蔵野美術大学
造形学部 工芸工業デザイン学科
プロダクトデザインの基礎から応用までを体系的に学べるほか、卒業制作展が有名
実社会に近い形でデザイン提案を行う機会も多数
東京造形大学
造形学部 デザイン学科(インダストリアルデザイン専攻領域)
インダストリアルデザインに特化したカリキュラムで、家電・乗り物・日用品などのプロダクトデザインを総合的に学べる
千葉大学
工学部 総合工学科 デザインコース
国公立大学の中でデザイン教育に力を入れている大学
エンジニアリングとの連携も強く、技術とデザインの両立を図りやすい環境がある
京都工芸繊維大学
デザイン・建築学過程
京都の伝統と先端技術が融合する環境で、実験的・工業的なデザイン思考を身につけられる
国公立ながらデザイン教育で高い評価を得ている
愛知県立芸術大学
美術学部 デザイン・工芸科
公立美術大学としては数少ない存在で、地域産業との連携も積極的
プロダクトデザイン・クラフト・グラフィックなどを横断的に学べる
金沢美術工芸大学
美術工芸学部 デザイン科 製品デザイン専攻
少人数制で丁寧な指導が受けられる公立美大
プロダクトの他に、パッケージやアクセサリーなども幅広く学習可能

プロダクトデザイナーを目指せる大学

上記に挙げた以外にも、プロダクトデザイナーを目指せる大学はあります。

年内入試ナビでは、プロダクトデザイナーを目指せる大学の一覧をまとめています。

こちらもぜひ参考にしてください。

​参考:プロダクトデザイナーを目指せる大学の一覧はこちら​

おすすめの短期大学・専門学校

おすすめの短期大学・専門学校

プロダクトデザインの基本や実践スキルを短期間で身につけたい場合は、短期大学や専門学校がおすすめです。

就職を視野に入れた実践的なカリキュラムや、企業連携の機会が豊富に用意されているため、即戦力として活躍できる力を養えます。

ここでは、おすすめの短期大学や専門学校を紹介します。

学校名
学科名
特徴
東京デザイナー学院
プロダクトデザイン学科
家電、雑貨、家具など幅広い製品に対応 企業との共同制作も盛んで、在学中から実務感覚を養える
HAL東京/HAL大阪/HAL名古屋
プロダクトデザイン学科(4年制・2年制あり)
コンピューターを活用した設計に強く、3DCAD・モデリング・プレゼンまで一貫して学べる 就職サポートも手厚い
大阪デザイナー専門学校
プロダクトデザイン学科
模型製作や3Dモデリングなど、手を動かして学ぶ実践型授業が豊富 家具・雑貨・家電などの分野に対応
名古屋モード学園
インダストリアルデザイン学科
最新設備と業界連携カリキュラムで、リアルな現場感覚を重視した教育を提供
専門学校桑沢デザイン研究所
デザイン専攻科 プロダクトデザインコース

社会人や大学卒業者向けの夜間部もあり、実務と両立可能

コンセプト設計から試作までを一貫して学べる

女子美術大学短期大学部
造形学科 デザインコース(プロダクト含む)

美術系短大として長い歴史があり、女性向けに特化した教育環境

基礎から丁寧に指導

大阪芸術大学短期大学部
デザイン美術学科
芸大系の短大で、グラフィックやプロダクトなど幅広く対応 卒業後は進学も視野に入れられる

就職先

就職先

プロダクトデザイナーの就職先は多岐にわたります。

モノづくりに関わる企業だけでなく、デザイン専門会社や新興企業などでも活躍の場があります。

以下に代表的な勤務先と、その特徴を紹介します。

勤務先のタイプ
特徴
メーカー
家電・自動車・医療機器・文房具・生活用品などの製品を自社で企画・製造する企業
開発部門やデザイン部門に所属し、一貫したものづくりに携わる
デザイン専門会社
デザイン事務所やデザインコンサル会社など、他社製品のデザインを受託して行う組織
さまざまなクライアントの案件に関われるため、幅広い分野の経験が積める
スタートアップ企業
IoT機器やガジェットなど、新技術を活かした新製品の企画・開発に携わる
少人数のチームで、設計からプロモーションまで多岐にわたる業務を担うことが多い
大手企業のインハウスデザインチーム
大企業が社内に設けたデザイナー組織
製品デザインだけでなく、ブランディングやUI/UX設計を含む総合的なデザインに関わることもある

プロダクトデザイナーは、製品開発に注力する企業であれば、業種を問わず活躍できる職種です。

実力を積み重ねれば、フリーランスとして独立し、自分のペースで働く道も選択できます。

よくある質問

faq

プロダクトデザイナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。

よくある質問とその回答を記載していきます。

プロダクトデザイナーに向いている人の特徴は?

プロダクトデザイナーに向いているのは、創造力・協調性・観察力・論理性をバランスよく持っている人です。

以下のような特徴を持つ人が、この職業に適しています。

特徴
具体的な傾向
アイデアを形にするのが得意な人
新しい発想やコンセプトを考えるのが好きで、視覚的な表現力やユーザー視点を持っている
人と協力するのが得意な人
チームで意見を出し合いながらものづくりを進めるのが好きで、柔軟に対応できる
細かい部分にも気づける人
ユーザーの行動を観察し、見落とされがちな細部にもこだわりを持てる
筋道を立てて考えるのが得意な人
機能や構造、コストなど複数の要素を整理し、最適なデザインに落とし込める

これらの特徴に当てはまる人は、プロダクトデザイナーとして活躍する素質があります。

自分の得意なことや興味と照らし合わせながら、進路選びの参考にしてみてください。

プロダクトデザイナーの将来のキャリアパスは?

faq

一般的にはデザイン関連の大学や専門学校を卒業後、デザイン会社やメーカーに就職します。

その後、経験を積んでリードデザイナーやプロジェクトマネージャーとしてキャリアを進めることが多いです。

独立してフリーランスとして活動する選択肢もあります。

 プロダクトデザイナーとUI/UXデザイナーの違いは何ですか?

 プロダクトデザイナーとUI/UXデザイナーは、どちらもユーザー視点を重視する職種ですが、対象とする製品や設計のアプローチが大きく異なります。

以下の表に、両者の主な違いをまとめました。

比較項目
プロダクトデザイナー
UI/UXデザイナー
対象
実物の製品(家電・家具・文房具など)
デジタル製品(Webサイト・アプリなど)
主な設計内容

素材

構造

安全性

製造工程

UI(見た目・配置)

UX(使いやすさ・導線)

目的
手に取りやすく、安全で使いやすい製品をつくる
直感的で快適な操作体験を提供する
関わる分野

工業デザイン

製造技術

プロダクト企画

デジタルデザイン

情報設計

ユーザーリサーチ

活躍の場

家電メーカー

文具・雑貨メーカー

デザイン事務所など

IT企業

Web制作会社

アプリ開発会社など

両者の役割は異なるものの、IoT製品やスマートデバイスの登場により、物理とデジタルの融合が進んでおり、両者のスキルが重なる場面も増えています。

興味のある分野や得意な設計領域に合わせて、どちらを目指すか考えてみるとよいでしょう。

プロダクトデザイン未経験からの転職は難しい?

faq

未経験からの転職も可能ですが、デザインの基礎知識やポートフォリオの準備は必須です。

特に実務経験が重視されるため、専門学校や職業訓練校でスキルを身につけてからの転職が有利になります。

独学だけでの転職は難易度が高めですが、不可能ではありません。

プロダクトデザイナーはやめとけと言われる理由は?

インターネット上では「プロダクトデザイナーはやめとけ」といった意見が見られることもありますが、その多くは職種の特性や業界構造への理解不足に起因するものです。

実際に挙げられる理由は以下のようなものです。

  • 成果が見えにくく評価されにくい
  • 納期プレッシャーや修正対応が多い
  • 収入やキャリアが安定しにくい場合もある
  • 実力勝負の世界で、競争が激しい
  • アイデアが採用されにくい

こうした声は一部の体験談や環境に起因するものであり、すべてのプロダクトデザイナーに当てはまるわけではありません。

正しい情報と適切な準備があれば、やりがいのあるキャリアを築くことは十分に可能です。

まとめ

faq

本記事では、プロダクトデザイナーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。

解説した中でも、プロダクトデザイナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。

  • プロダクトデザイナーとは、工業製品や日用品など、実際に手に取れる「モノ」の外観や機能、構造をデザインする職業である
  • 主な仕事は、製品のコンセプト立案、スケッチ・3Dモデリングによる設計、素材や色・形の選定、製造工程の考慮、安全性のチェック、ユーザーニーズの反映などが挙げられる
  • プロダクトデザイナーに取得必須の資格は特にないが、就職に有利な資格としては「プロダクトデザイン技能士」や「色彩検定」「CAD利用技術者試験」などがある
  • 創造力があり、観察力や論理的思考を持つ人・チームでの協働ができる人にプロダクトデザイナーはおすすめ。ユーザー視点で物事を考えることができ、細部にこだわれるタイプの人に向いている
  • プロダクトデザイナーになりたい高校生は、美術系・デザイン系・工業系の大学や専門学校で、プロダクトデザイン養成課程のある学校に進学するのがおすすめ

本記事がプロダクトデザイナーの全体像を理解する参考になれば幸いです。

プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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