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作成日: 2025/1/29 更新日:2025/1/29

保健学とは何を学ぶ?学ぶことや資格、就職について解説

保健学とは何を学ぶ?学ぶことや資格、就職について解説

「保健学とは何を学ぶの?」

「保健学を学んだ後の就職は?」

「保健学を学べば資格は取れるの?」

進路について考え出した方で、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、そのような方に向けて、保健学とはどのような学問であるのかについてわかりやすく解説しています。

この記事で学べること

  • 保健学とはどんな学問なのか
  • 保健学で学ぶこと
  • 保健学が学べる大学の一例
  • 保健学を学んだ後の進路や就職先
  • 保健学を学ぶことで取得できる資格

記事の最後には、保健学に関するよくある質問にも回答しています。

保健学とは何か気になっている方、どんなことを学ぶのか、進路選択の参考にしたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

  • 1 保健学とはどのような学問?
  • 2 保健学で学ぶこと
    • 2-1 予防医学
    • 2-2 公衆衛生学
    • 2-3 看護学
    • 2-4 栄養学
    • 2-5 リハビリテーション学
    • 2-6 医療管理学
    • 2-7 環境保健学
    • 2-8 ​診療放射線学
    • 2-9 臨床検査学
    • 2-10 ​臨床工学
    • 2-11 ​​救急救命学
  • 3 学べる学部・学科の一例
  • 4 学べる大学の一例
  • 5 保健学を学ぶことで取得につながる資格
  • 6 保健学を学んだ後の進路・就職
  • 7 保健学を学ぶことが向いている人の特徴
    • 7-1 ​​人々の健康を支えたい意欲がある
    • 7-2 ​​​​コミュニケーション能力が高い
    • 7-3 ​​思いやりや共感性がある
    • 7-4 ​​観察力に優れている
    • 7-5 ​​協調性がある
  • 8 よくある質問
    • 8-1 保健学は大学でしか学べないの?​
    • 8-2 保健学を学ぶために重要な科目は?​
    • 8-3 ​保健学は理系?文系?
  • 9 まとめ

 

保健学とはどのような学問?

保健学とはどのような学問か

保健学とは、人々の健康を守り、良くする知識や技術を学ぶ学問です。

健康な状態とは、単に病気ではない状態ではなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態のことを意味します。

そのため、人々の健康を守るための学問である保健学は、公衆衛生、医療、福祉、環境保健など幅広い分野を含んでいます。

例えば、病気の予防法、健康を増進するための方法、医療サービスの提供、そして健康教育などを学びます。

保健学の目的は、人々の健康を維持・向上させることで、人々の生活の質を高めることにあります。

保健学で学ぶこと

保健学で学ぶこと

では保健学では具体的に何を学ぶのでしょうか?保健学は非常に範囲の広い学問分野です。

そのため、保健学ではすべてのものを学ぶのではなく、特定の分野を専門的に学ぶことが一般的です。

保健学で主に学ぶことができる分野は以下の通りです。

  • 予防医学
  • 公衆衛生学
  • 看護学
  • 栄養学
  • リハビリテーション学
  • 医療管理学
  • 環境保健学
  • 診療放射線学
  • 臨床検査学
  • 臨床工学
  • 救急救命学

 それぞれ詳しく見ていきましょう。

予防医学

予防医学は、病気の原因を特定し、予防策を研究する学問分野です。

病気の人体の仕組みを含む病気の原因の特定やその予防法の知識は、保健学における基礎知識となります。

看護学や栄養学、リハビリテーション学などの専門領域を学ぶための基礎的な学問分野となっています。

予防医学で学ぶことには以下のようなものがあります。

学ぶこと

詳細

生理学

生物の体で起こる生理的なプロセスやメカニズムを研究する

病理学

病気の原因やメカニズムを解明し、診断や治療に活かす

疫学

人間集団の中で起こる疾病の発生の分布やパターンと生活環境との関係を分析・研究する

予防
病気の発症を防ぐ、早期に発見し治療する、再発を防ぐという1次〜3次予防の概念や方法について学ぶ

公衆衛生学

公衆衛生学とは

公衆衛生学とはコミュニティ全体の健康を守り、向上させることを目的とする学問分野です。

健康格差の縮小、感染症の予防、慢性疾患の管理、健康的な生活環境の促進を目標としています。

公衆衛生学で学ぶことには以下のようなものがあります。

学ぶこと

詳細

感染症学

感染症の発生原因やメカニズム、またその脅威や予防策について研究する

疫学

​人間集団の中で起こる疾病の発生の分布やパターンと生活環境との関係を分析・研究する​

医療福祉政策・管理学

地域や国家レベルでの健康政策を立案し、実施する方法を研究する

看護学

看護学は患者のケアと健康の回復を支援するための知識と技術を学ぶ学問分野です。

つまり、看護師として活躍するために必要な知識と技術を学びます。

具体的には以下の分野について学びます。

学ぶこと

詳細

教養科目
哲学や心理学、倫理学など看護師として必要な幅広い教養を身につける

基礎看護学

患者の基本的なケア方法、バイタルサインのチェック、基本的な医療技術を学ぶ

臨床看護学

病院や診療所での実践的な看護技術、患者の状態に応じたケア方法を習得する

看護管理学

看護師のリーダーシップ、チームのマネジメント、医療現場での効率的な運営方法を学ぶ

成人看護学
青年期から高齢期までの成人という幅広い健康状態を対象とした看護の方法を学ぶ
小児看護学
子どもの成長や発達のための健康支援の手法を学ぶ

栄養学

栄養学とは

栄養学は食物と栄養素が人間の健康に与える影響を研究する学問分野です。

食事を通じて健康を維持・増進し、病気の予防や治療を目指す科学的な知識と技術の習得を目指します。

例えば以下のようなことを学びます。

学ぶこと

詳細

生化学
代謝や進化などの生命現象のメカニズムの解明を行う

栄養生理学

人体の栄養素の役割や、各栄養素がどのように代謝されるかなどを学ぶ

食品科学

食品の成分、栄養価、食品加工の影響について学ぶ

栄養教育

個人やコミュニティに対して、健康的な食生活を指導する方法を習得する

臨床栄養学
病気や病状に応じた適切な栄養管理を行うための実践的な知識を学ぶ
公衆栄養学
人間集団の健康づくりを栄養や食生活で支えるための知識を学ぶ

リハビリテーション学

リハビリテーション学は障害や病気によって機能や活動が制限されている人々が、その能力を最大限に回復し、生活の質を向上させることを目指す学問分野です。

リハビリの手法によってそれぞれの科目を専門的に学ぶことも多いです。

リハビリテーション学で学ぶことには以下のようなものがあります。

学ぶこと

詳細

解剖学
生物の機能や構造を研究する
運動学
身体機能の基礎や運動器の構造と機能などを学ぶ

理学療法学

運動療法、物理療法を通じて身体機能を回復させる理学療法の知識と技術を学ぶ

作業療法学

日常生活動作の訓練を通じて、障害者の自立を支援する作業療法の知識と技術を学ぶ

言語聴覚療法学

言語や聴覚に障害のある人々を支援するための言語聴覚療法の知識と技術を習得する

医療管理学

医療管理学とは

医療管理学とは医療機関や医療サービスの運営、管理、経営に関する知識と技術を学ぶ学問分野です。

以下のようなことを学ぶ、医療の専門知識と経営学の知識を組み合わせ医療サービスの最適化を目的としています。

学ぶこと

詳細

医療倫理学
医療現場における倫理や医療事故などに関する知識を学ぶ
医療情報学
医療データの収集とその活用などに関する知識を学ぶ

医療経済学

医療の財源や費用対効果など医療現場における経済について学ぶ

医療政策学

医療制度の理解と、政策立案に関する知識を習得する

医療安全学

医療サービスの質を向上させるための手法や、評価基準などの医療安全について学ぶ

環境保健学

環境保健学とは環境と人々の健康との関係を研究し、健康を守り促進するための方法を探求する学問分野です。

物理的、化学的、生物学的な環境要因が健康に与える影響を評価し、健康リスクを軽減するための対策を講じます。

学ぶこととして以下の内容があげられます。

学ぶこと

詳細

環境疫学
人々の健康と環境との関連性を分析・調査する
毒物学
毒物の作用や中毒、解毒方法などについて研究する

生活環境科学

水質管理、空気質管理、廃棄物管理など、環境が健康に与える影響を学ぶ

産業医学
労働者の健康を守るための労働環境や作業条件を探求する

​診療放射線学

診療放射線学とは

診療放射線学とは、放射線医療に関する知識と技術を習得するための学問です。

放射線技師などの専門職として活躍するために学ぶ学問です。

診療放射線学で学ぶことには以下のようなものがあります。

学ぶこと

詳細

物理学

放射線画像検査や治療に必要な基礎知識となる

電子工学
医療機器の中心技術である回路の基礎を身につける
放射線学
放射線の基礎知識から防護、安全管理まで学ぶ
診断画像解析学
診断画像検査や画像解析、画像処理の手法を身につける
放射線治療技術学
放射線治療に必要な知識と技術と実習などを通じて身につける

臨床検査学

​臨床検査学とは、疾患の診断・治療に不可欠な臨床検査の知識と技術を学ぶ学問分野です。

臨床検査技師として活躍する人材の育成を目的としています。

臨床検査には、血液や細胞から調べる検体検査と脳波や心電図から調べる生理検査の2つがあります。

臨床検査学では、その2つができるようになるために以下のことについて学びます。

学ぶこと

詳細

生理学

生物の体で起こる生理的なプロセスやメカニズムを研究する

生化学
​代謝や進化などの生命現象のメカニズムの解明を行う​
血液検査学
血液の基礎知識から血液検査に必要な実践的な知識と技術を学ぶ
生理機能検査学
生体機能から情報を記録、分析するための知識と技術を学ぶ
微生物学
臨床検査で行う微生物検査に関する知識や微生物の病原因子などについて学ぶ

​臨床工学

臨床工学とは

臨床工学とは、医療現場で用いられる機器の点検や操作、開発に必要な知識を学ぶ医学と工学の複合分野です。

現代の医療現場には、生命維持装置などの高度な医療機器が不可欠です。

このような高度な装置を的確かつ安全に操作するための知識を学び、臨床工学技士として活躍するための知識を学びます。

具体的には以下のことを学びます。

学ぶこと

詳細

機械工学

医療機器の基本的な行動原理や構造を理解するために、材料工学や流体力学などの機械工学分野の基礎知識を学ぶ

電磁気学
医療機器の基礎となる電気と磁気の現象についての基礎知識を習得する
医用生体工学
診断や治療を行うための技術の研究と開発を行う
生体機能代行技術学
様々な生命維持装置の機能や意義・目的などの知識や操作などの技術を習得する

​​救急救命学

​救急救命学とは、救急救命士として活躍するために必要な知識と技術を身につける学問です。

救急救命士は、急患者を病院まで移送するまでの間に適切な処置を施す職種です。

高度な医療知識の習得が必要であるため、救急救命学では以下のような内容を学びます。

学ぶこと

詳細

病理学

​病気の原因やメカニズムを解明し、診断や治療に活かす​

生化学
​代謝や進化などの生命現象のメカニズムの解明を行う​
臨床心理学
不安定となっている患者のメンタルを回復させる方法を学ぶ
臨床病態学
病気の原因や症状と合わせて経過に関する知識を習得し、正しく状況を評価するための知識を学ぶ
急性中毒学
中毒の病態を理解し、その治療に関する知識と技術を習得する

学べる学部・学科の一例

保健学が学べる学部学科

​保健学が学べる学部や学科にはどのようなものがあるでしょうか。

保健学が学べる学部や学科の一例を紹介します。

  • 保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
  • 保健学部臨床工学科
  • 保健学部救急救命学科
  • 医学部保健学科検査技術科学専攻
  • 医療保健学部診療放射線学科
  • 看護学部看護学科

このように、保健学はそのすべての分野を学ぶのではなく保健学の中でも特定の分野について専門的に学ぶことが一般的です。

これは、保健学の学びが幅広い分野にわたっていることと、保健学の各分野の学びが専門職へと直結することが理由に挙げられます。

そのため、保健学の中でも具体的にどのような分野に興味があるのかや将来はどのような形で医療・福祉に貢献したいのかを明らかにしておくことが重要です。

あなたの興味や希望のキャリアに合わせた学部・学科選びをしましょう。

参考記事:医学部とはどんな学部?

参考記事:看護学部とはどんな学部?

学べる大学の一例

保健学が学べる大学

次に保健学を学べる大学の一例とそれぞれの大学にある学科やコース、専攻を紹介します。

大学・学部

学科・専攻

神戸大学・医学部

保健学科・看護学専攻

保健学科・検査技術科学専攻

保健学科・理学療法学専攻

保健学科・作業療法学専攻

琉球大学・医学部
保健学科・看護学コース
保健学科・検査技術学コース
福島県立医科大学・保健科学部
理学療法学科
作業療法学科
診療放射化学科
臨床検査学科
千葉県立保健医療大学・健康科学部
看護学科
栄養学科
歯科衛生学科
リハビリテーション学科・理化学療法学専攻
リハビリテーション学科・作業療法学専攻
杏林大学・保健学部
臨床検査技術学科
健康福祉学科
看護学科・看護学専攻
看護学科・看護養護教育学専攻
臨床工学科
救急救命学科
リハビリテーション学科・理学療法学専攻
​リハビリテーション学科・作業療法学専攻
リハビリテーション学科・言語聴覚療法学専攻
診療放射線技術学科
臨床心理学科​
日本医療科学大学・保健医療学部
診療放射線学科
リハビリテーション学科・理学療法学専攻
​リハビリテーション学科・作業療法学専攻​
看護学科
臨床工学科
臨床検査学科

それぞれの大学で設置されている学科やコースが異なるだけでなく、カリキュラムも異なっています。

大学HPやオープンキャンパスなどで情報を集め、あなたにとって最適な大学を選びましょう。

保健学を学ぶことで取得につながる資格

保健学で取得できる資格

保健学は、自身が専攻する分野によってさまざまな資格を取得することが可能です。

具体的には以下の資格が取得可能です。

資格

詳細

看護師国家資格
看護学を専攻した方は、看護師国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、看護師として活躍できます。
保健師国家資格
看護学を専攻した方は、保健師国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、保健師として活躍できます。
助産師国家資格
看護学を専攻した方は、助産師国家試験の受験資格を取得できることも多いです。
国家試験に合格することで、助産師として活躍できます。
養護教諭免許状
看護学を専攻した方は、卒業時に養護教諭の免許を取得できることもあります。
学校の養護教員として働くことができます。
理学療法士国家資格
理学療法学を専攻した方は、卒業時に理学療法士の国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、理学療法士として働くことができます。
作業療法士国家資格
作業療法学を専攻した方は、作業療法士の国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで作業療法士として活躍することができます。
臨床検査技師国家資格
臨床検査技術学を専攻することで、卒業時に臨床検査技師国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、臨床検査技師として活躍することができます。
細胞検査士
臨床検査技術学を専攻することで取得につながる資格です。
がん細胞の発見を行う細胞検査士の学会認定資格です。
診療放射線技師国家資格
診療放射線学を専攻した方は、卒業時に診療放射線技師国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、放射線技師として活躍できます。
管理栄養士国家資格
栄養学を専攻した方は、卒業時に管理栄養士国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験に合格することで、管理栄養士として活躍することができます。

このように、保健学での学びは各専門分野ごとに専門職となるための資格取得につながります。

保健学を学んだ後の進路・就職

保健学を学んだ後の進路

保健学を学んだ学生の多くは、学びを活かした専門職に就くことが多いです。

保健学を学んだ後の一般的な進路を以下にまとめます。

職業

詳細

看護師
看護学を専攻した方の一般的な進路です。
患者さんのお世話や医師の診察のサポートなどを行います。
保健師
看護学を専攻した方の選択する進路の一つです。
保健所や保健センターで健康診断の実施や健康教育などを行います。
助産師
看護学を専攻した方の進路の一つです。
病院や診療所で妊娠から出産、育児において母子の健康を支援します。
養護教諭
看護学を専攻した方の進路の一つです。
高校などの養護教員として働きます。
理学療法士
理学療法学を専攻した方の一般的な進路です。
医療施設や介護施設で、高齢者や患者の運動機能の回復を担います。
作業療法士
作業療法学を専攻した方の一般的な進路です。
医療施設や介護施設などで、高齢者や患者の日常生活のサポートを行います。
臨床検査技師
臨床検査技術学を専攻した方の一般的な進路です。
病院や診療所で、医師の指示のもと患者さんの身体データを収集・分析し、診断・治療の補佐を行います。
放射線技師
診療放射線学を専攻した方の一般的な進路です。
人体に放射線を照射し、診断画像の撮影を行います。
管理栄養士
栄養学を専攻した方の一般的な進路です。
医療・福祉施設などで、高齢者や子供に適切な栄養指導や栄養管理を行います。
民間企業
専門職に就かない方は一般企業へ就職します。
保健学での学びを活かし、医療機器メーカーや医薬品メーカーなどで働くことが一般的です。

​​​参考記事:看護師になるには?​

参考記事:理学療法士になるには?​

保健学を学ぶことが向いている人の特徴

向いている人の特徴

​保健学を学ぶことが向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 人々の健康を支えたい意欲がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 思いやりや共感性がある
  • 観察力に優れている
  • 協調性がある

それぞれ解説します。

​​人々の健康を支えたい意欲がある

​人々の健康を支えたい意欲がある方は保健学を学ぶことに向いています。

なぜなら、保健学は人々の健康を支えることで生活の質向上を目的とした学問だからです。

保健学の学びは、さまざまな専門職として人々の健康を支えることにつながります。

健康を支えたいという意欲のある方は、保健学を学ぶことに最適です。

​​​​コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い

​コミュニケーション能力が高い人は保健学を学ぶことに向いています。

なぜなら、保健学の学びが活かせる医療・福祉の現場ではコミュニケーション能力が必須だからです。

チーム医療行うために多様な人と連携したり、患者さんに治療方針を伝えたりすることになります。

また、怪我や病気で苦しむ人を励ます声かけなども重要です。

コミュニケーション能力の高さは、医療・福祉人材として必須な能力の一つです。

​​思いやりや共感性がある

思いやりや共感性がある方も保健学を学ぶことに向いています。

なぜなら、怪我や病気で苦しむ人を支えるためには、患者さんに共感し思いやりを持って接す必要があるからです。

思いやりや共感性に優れている方は、保健学を学び人々の健康を支えましょう。​

​​観察力に優れている

観察力に優れている

​観察力に優れている人も保健学を学ぶことに向いています。

なぜなら、医療の現場において些細な変化に気づくことは病気や怪我の悪化を防ぐために重要だからです。

患者さんの些細な変化を見逃さない優れた観察力を持っている方は、保健学での学びがぴったりです。

​​協調性がある

​協調性があることも保健学での学びが向いている人の要素です。

なぜなら、チーム医療の現場では医師や看護師、患者さんとその家族などさまざまな人との協力が必要だからです。

多様な価値観や異なる立場の方ともうまく連携することができるために、協調性の高さは必須です。

協調性があるという方は、ぜひ保健学を学ぶことを検討してみてください。

よくある質問

よくある質問

​保健学に興味を持った方がよく抱く疑問に回答していきます。

保健学は大学でしか学べないの?​

保健学全体を学問として学ぶことは大学でしかできません。

しかし、保健学の特定の分野を資格取得や就職に直結する形で学ぶことは短期大学や専門学校でもできます。

これは、大学と専門学校は設置目的などが異なるからです。

以下に違いをまとめましたのでご覧ください。

項目

大学

短期大学

専門学校

特徴
・学問、研究を目的としている
・教員は研究者である
・幅広い教養科目が履修できる
・大学より教養科目が少なく、実習科目が多い
・職業に直結する知識や技術の習得を目的としている
・教員が実務経験者であることが多い
・実習科目が充実している
メリット
・専門科目以外の幅広い知識を習得することができる
・研究活動を行うことができる
・部活やサークルが充実している
・教養科目を学びながら専門的な知識や技術を習得できる
・大学よりも早く卒業できる
・実習科目が多く、実務に直結する知識や技術を習得できる
・資格取得などのサポートが手厚い
デメリット
・修学年数が長く、学費が高くなる
・資格取得のサポートが手薄い場合がある
・履修できる教養科目が少ない
・カリキュラムが詰まっており忙しい
・将来の選択肢が限られる
・大卒より初任給が低くなる
向いている人
・幅広い教養科目を学びたい人
・研究を行いたい人
・実習を重視しながらも、教養科目を学びたい人
・実習を多く受けたい人
・専門職としてのキャリアが明確な人

それぞれの特徴を理解し、あなたの考え方に合った学校を選びましょう。

保健学を学ぶために重要な科目は?​

学ぶために重要な科目

保健学を学ぶために重要な科目は以下の通りです。

科目

説明

生物
人体の構造や機能を理解するための基礎科目。
細胞や遺伝子、免疫など保健学における根幹となる知識の基礎となる。
化学
生体内の化学反応や栄養素の特性などの基礎となる。
薬理学などの保健学の基礎科目だけでなく、栄養学などの専門分野でも重要となる。
物理
医療機器の基本的な構造や仕組みの理解のために重要。
特に、臨床工学を専門に学びたい方は必須の知識となる。
数学
保健学の基礎となる疫学における統計処理の理解に重要。
保健学における病気の発生やリスク要因の分析には必ず統計手法が用いられる。
倫理・現代社会
医療倫理や公衆衛生などの基礎となる。
英語
医療に関する研究は英語で発表されることが多い。
最新の医療分野に関する知識の習得には英語の文献を読むことが必要になる。
保健体育
人体の動きに関する基礎知識や健康維持の基礎知識が重要。
保健学を学ぶ上での基礎となる。

このように、保健学では文理を問わず幅広い科目が重要となります。

​保健学は理系?文系?

保健学は、理系であり文系であると言えます。

人体の構造や医療の基礎知識は理系分野です。

一方で、医療政策や公衆衛生などは文系分野となります。

先ほどの質問の回答でも述べた通り、文理の垣根を超えた幅広い知識の必要な学問分野であるといえます。

まとめ

この記事のまとめ

本記事では、保健学とは何かについて、学ぶこと、学べる大学・学部、学んだ後の進路や就職先、向いている人の特徴までを詳しく解説しました。

解説した中でも、保健学に関する重要なポイントを最後に記載していきます。

  • 保健学とは人々の健康状態を維持・改善するための総合的な学問である
  • 保健学では公衆衛生学、看護学、栄養学、リハビリテーション学、医療管理学など多様な分野を学ぶ
  • 保健学を学ぶ際は、特定の分野を専門的に学ぶことになる
  • 保健学は、保健学部や医学部、看護学部で学ぶことができる
  • 保健学を学ぶことで、専門職に直結した資格が習得でき、専門職として働くことができる

当記事を通して、保健学についての全体像を理解していただければ幸いです。

この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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