作成日: 2026/3/03 更新日:2026/3/03
グッズデザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「グッズデザイナーのなり方は?」
「グッズデザイナーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- グッズデザイナーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- グッズデザイナーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、グッズデザイナーに関するよくある質問にも答えています。
グッズデザイナーに興味のある人や、グッズデザイナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
グッズデザイナーとは

グッズデザイナーとは、アーティストやアニメ・ゲーム作品、企業ブランドなどの世界観やコンセプトを形にし、小物やステーショナリーなどの雑貨やキャラクター商品(グッズ)として企画・デザインする仕事です。
Tシャツや文房具、雑貨、アクリルスタンドなど幅広いアイテムを手がけ、見た目の魅力だけでなく「売れるか」「使いやすいか」といった実用性や市場性も考慮します。
大まかに分けて、「キャラクターグッズ系」「雑貨・生活用品系」「イベント物販系」のデザイナーがいます。
デザイン力に加えて、トレンドへの感度や企画力が求められる職業です。
以下にグッズデザイナーの仕事内容や給料についてまとめます。
- グッズデザイナーの仕事内容
- グッズデザイナーの給料・給与・年収
- グッズデザイナーのやりがい
- グッズデザイナーの働き方
- グッズデザイナーに必要な知識、資格、スキル
- グッズデザイナーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
グッズデザイナーの仕事内容
グッズデザイナーの仕事内容は、単にデザインを考えるだけでなく、企画から製造まで幅広い工程に関わることが特徴です。
クライアントや制作チームと連携しながら、アイデアを実際に「売れる商品」として形にしていきます。
以下では、グッズデザイナーの仕事内容についてまとめました。
- 市場調査(リサーチ)を行い、類似グッズや流行、価格帯、使用されている素材などを確認する
- 商品のサイズ、素材、印刷方法、色、使用パーツ、梱包方法などの仕様を具体的に決定する
- クライアントとの打ち合わせを行い、商品のコンセプトやターゲット、デザイン要件を整理する
- コンセプトに基づき、イラストやレイアウトなどのデザイン案を作成する
- 必要に応じてサンプルやプロトタイプを制作し、仕上がりを確認する
- 社内チームやクライアントと協議しながら、修正やブラッシュアップを重ねる
- 製造工程に関わり、色味・素材・サイズ感などがデザイン通りに再現されているかをチェックする
- 納品までのスケジュール管理や品質管理を行う
グッズデザイナーは、アイデアをデザインに落とし込み、商品として完成させるまでを担う仕事です。
デザイン力に加え、コミュニケーション力やものづくりへの理解が求められ、作品やブランドの魅力をグッズを通して多くの人に届ける役割を果たします。
グッズデザイナーの給料・給与・年収

グッズデザイナーの給料は、分野・経験・雇用形態によって異なります。
主な違いは以下のとおりです。
- ・エンタメ(版権)系か、メーカー(雑貨)系か
・デザインのみ担当するか、企画から関わるか
・担当作品数やヒット実績の有無
エンタメ系は作品の人気やヒット実績が評価に影響しやすく、雑貨系は商品企画力や売上実績が重視されます。
企画まで担当できる場合は、業務範囲が広い分、評価が上がる傾向があります。
正社員の年収はおおよそ300万円〜500万円が目安です。
フリーランスは案件ごとの報酬制で、担当案件数や契約条件により収入が変動します。
求人情報サイトIndeedのデータでは、平均年収は約362.8万円、月給は約25.6万円とされています。
グッズデザイナーのやりがい
グッズデザイナーのやりがいは、自分のデザインが「商品」として世に出て、多くの人の手に渡る点にあります。
作品やブランドの魅力を形にし、ファンやユーザーの喜びを直接感じられることが、大きなモチベーションにつながります。
以下では、グッズデザイナーのやりがいについてまとめました。
やりがいのポイント | 内容 |
|---|---|
商品として形に残る | 自分が考えたデザインが実際のグッズになり、店頭やイベント、オンラインで販売される達成感を味わえる |
ファンの反応を直接感じられる | 「欲しい」「かわいい」といった声や、SNSでの反響から評価を実感できる |
作品・ブランドの世界観を支えられる | アニメ・アーティスト・企業などの世界観をグッズで表現し、価値を高める役割を担える |
幅広いアイテムを手がけられる | Tシャツや雑貨、文房具など多様な商品をデザインでき、経験の幅が広がる |
チームでものづくりができる | 企画担当や製造スタッフと協力しながら、一つの商品を完成させる楽しさがある |
グッズデザイナーは、自分のアイデアが人の手に届き、喜びや感動を生み出す瞬間に立ち会える仕事です。
デザインを通して作品やブランドを支えながら、多くの人の「好き」に寄り添える点が、大きなやりがいといえます。
グッズデザイナーの働き方

グッズデザイナーの働き方は多様で、企業に所属して安定的に働く方法と、フリーランスとして自由度高く働く方法があります。
自分のライフスタイルやキャリアの方向性に合わせて、柔軟に選択できるのが特徴です。
以下では、グッズデザイナーの働き方についてまとめました。
項目 | 内容 |
|---|---|
職種 | グッズデザイナー、商品デザイナー、プロダクトデザイナー、キャラクターグッズデザイナーなど |
雇用形態 | 正社員、契約社員、アルバイト・パート、フリーランス |
勤務先 | グッズ制作会社、メーカー、アパレル企業、エンタメ・アニメ関連会社、広告・デザイン事務所など |
特徴 | 企業勤務は収入が安定し、チームで商品開発に携われる フリーランスは働く時間や案件を選びやすく、幅広いジャンルに挑戦できるが、自己管理力や営業力が求められる |
グッズデザイナーは、安定性を重視する企業勤務から、自由度を活かしたフリーランスまで、幅広い働き方ができる職業です。
グッズデザイナーに必要な知識、資格、スキル
グッズデザイナーには、デザイン技術に加えて、商品化までを見据えた知識と実務能力が求められます。
企画から製造、販売までの流れを理解していることが前提になります。
■必要な知識
- デザインの基礎知識(配色、レイアウト、タイポグラフィなど)
- 商品企画やものづくりの流れに関する知識
- 仕様書作成の基礎知識
- 素材、印刷、製造工程に関する基礎知識
- マーケティング、市場分析、トレンドの理解
- 版権に関する基礎知識(著作権、使用許諾など)
■あると有利な資格
- 色彩検定
- Illustrator、Photoshop関連資格
必須資格はありませんが、上記の検定や資格が基礎力の証明として活用される場合があります。
■必要なスキル
- Illustrator、Photoshopなどの操作スキル
- 発想力、表現力
- 企画意図を伝える提案力
- クライアントや社内と連携するコミュニケーション能力
- フリーランスの場合は営業力やスケジュール管理能力
グッズデザイナーは、デザインだけでなく、商品として成立させるための知識と実務対応力を身につける必要があります。
グッズデザイナーという職業の注意点

グッズデザイナーは創造性を活かせる魅力的な職業ですが、その一方で理解しておくべき注意点もあります。
業界の特性や働き方を把握しておくことで、ミスマッチを防ぎ、長く安定して活躍しやすくなります。
以下では、グッズデザイナーという職業の注意点をまとめました。
注意点 | 内容 |
競争が激しい | 志望者が多く、常にトレンドを意識しながら新しいアイデアや表現を生み出す必要がある |
クライアント対応が重要 | デザインだけでなく、要望を正確にくみ取り、条件を踏まえた提案が求められる |
「良いデザイン」が採用されるとは限らない | 原価、素材、強度、量産のしやすさ、納期などの条件によっては採用されないことがある |
修正が多い | クライアントや監修者の意向により、複数回の修正が発生することがある |
納期と品質の両立 | 限られた時間の中で、クオリティを保ちながら作業を進める必要がある |
収入が安定しにくい場合がある | 経験や雇用形態によって収入差があり、特にフリーランスは案件数に左右されやすい |
業務範囲が広い | デザイン以外に、仕様調整、製造確認、進行管理などを担当することがある |
権利関係のトラブルに注意 | 版権や著作権の取り扱いを誤ると、法的問題につながる可能性がある |
グッズデザイナーは、創造性と実務力、そしてビジネス感覚の両立が求められる職業です。
注意点を理解した上でスキルと経験を積み重ねていくことで、競争の激しい業界の中でも安定したキャリア形成やステップアップを目指すことができるでしょう。
グッズデザイナーになる方法

グッズデザイナーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、グッズデザイナーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- デザインの基礎を学ぶ
- ポートフォリオを作成する
- グッズ制作会社、メーカー、エンタメ系企業などに就職もしくは独自で案件獲得を目指す
- 実務経験を積む
それぞれ見ていきましょう。
デザインの基礎を学ぶ
グッズデザイナーを目指す第一歩は、デザインの基礎をしっかり身につけることです。
色彩やレイアウト、文字の扱い方といった基本理論に加え、IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトの操作スキルが求められます。
独学や専門学校、大学、オンライン講座など学習方法はさまざまですが、アイデアを形にできる土台を作ることが重要です。
ポートフォリオを作成する

デザインスキルを客観的に伝えるために、ポートフォリオの作成は欠かせません。
オリジナルのグッズデザインや架空案件でも構わないため、コンセプトや制作意図が分かる形でまとめます。
完成度の高いポートフォリオは、就職活動や案件獲得の際に、自身の強みをアピールする重要な資料となります。
グッズ制作会社、メーカー、エンタメ系企業などに就職もしくは独自で案件獲得を目指す
基礎力とポートフォリオが整ったら、実際の仕事につなげていきます。
グッズ制作会社やメーカー、エンタメ系企業に就職すれば、チームで商品開発を学びながら安定した環境で経験を積めます。
一方、フリーランスとして活動する場合は、SNSや知人の紹介、クラウドソーシングなどを活用し、自ら案件を獲得していく力が求められます。
実務経験を積む

実際の現場で経験を積むことで、グッズデザイナーとしての実力が高まります。
クライアント対応や修正作業、納期管理などを通じて、実務ならではのスキルや判断力が身につきます。
経験と実績を重ねることで、より大きな案件やキャリアアップのチャンスにつながっていきます。
グッズデザイナーになりたい高校生の進路

グッズデザイナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
グッズデザイナーを目指す進路として、大学に進学する方法があります。
大学では、デザインの専門知識だけでなく、幅広い教養や考え方を学べるため、表現の引き出しを増やしたい人に向いています。
おすすめの学部・学科
- 芸術学部・美術学部/デザイン学科、ビジュアルデザイン専攻など
- 総合デザイン系学部
- メディア・情報デザイン系学部
学べる内容
- デザインの基礎理論
- グラフィックデザインやデジタルデザインの技術
- マーケティングや企画、ブランディングの基礎
- 他分野(映像・広告・文化など)を横断した表現力
大学進学は、理論と幅広い視点を身につけながら、長期的にデザイン力を高めたい人におすすめの進路です。
多様な学びを通じて、グッズデザイナーとしての表現の幅を広げることができます。
専門学校に進学する
専門学校に進学する方法は、実践的なスキルを短期間で身につけたい人に向いています。
現場を意識したカリキュラムが多く、即戦力を目指せる点が特徴です。
おすすめの学部・学科
- デザイン専門学校/グラフィックデザイン科、グッズ・プロダクトデザイン科など
- アニメ・マンガ・キャラクターデザイン系学科
- ファッション・雑貨デザイン系学科
学べる内容
- Illustrator・Photoshopなどデザインソフトの実践的な操作
- グッズ制作を想定したデザイン演習
- 印刷・素材・製造工程の基礎知識
- ポートフォリオ制作や就職対策
専門学校は、実務に直結するスキルを効率よく学び、早く現場で活躍したい人におすすめです。
卒業後すぐにグッズデザイナーとして働きたい人にとって、実践重視の学びが大きな強みになります。
おすすめの大学

以下では、グッズデザイナーを目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 学部・学科 | 特徴 |
武蔵野美術大学 | 造形学部 視覚伝達デザイン学科 工芸工業デザイン学科 | 視覚伝達デザイン学科は、視覚表現や情報伝達の基礎から専門領域まで学び、グラフィックや映像、インタラクションなど多様な表現手法を修得する 工芸工業デザイン学科は、素材と立体造形を基盤にクラフト、インダストリアル、インテリアの三分野を学び、生活環境に関わる物のデザイン力と製作力を育成する 両学科とも基礎から専門までの造形教育を重視し、企画・制作・表現を統合した実践的な学びを展開している。 |
多摩美術大学 | 美術学部 グラフィックデザイン学科 | ビジュアルコミュニケーション全般を体系的に学び、広告・タイポグラフィ・写真・アニメーションなど多様な表現力を修得する 基礎造形力と発想力を重視したカリキュラムを通じて、課題解決力や企画力を養う 卒業後は広告、出版、ゲーム、映像、Webなど幅広い分野での活躍を見据えた教育が行われている。 |
日本大学 | 芸術学部 デザイン学科 | 広告・グラフィック・プロダクト・スペースデザインなど多様な領域を横断的に学び、理論と実践を統合した総合的なデザイン力を養成する 1年次に基礎を修得し、2年次以降は専門分野を深めながら問題解決力を身につける 広告代理店、デザイン事務所、メーカーなど幅広い分野での活躍を想定した教育を行っている。 |
大学に進学することで、グッズデザインに必要な基礎的なデザイン力だけでなく、発想力・理論・企画力を体系的に学ぶことができます。
また、制作環境や人脈、卒業後の進路の幅も広がるため、将来的にデザイナーとして長く活躍したい人にとって、有力な選択肢の一つです。
時間をかけて表現力を磨き、自分の強みを見つけたい人には、大学進学は大きな価値があります。
グッズデザイナーを目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
グッズデザイナーを目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
評定平均や通学可能な地域を登録すれば、現実的に合格圏内の大学や、自宅から通える範囲の大学が表示されます。
しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
合格を十分に狙うことができ、一般受験を受けずに入学を目指せる大学がわかるので、ぜひ登録してみてください。
おすすめの専門学校

以下では、グッズデザイナーを目指す方におすすめな専門学校を紹介します。
学校名 | 学科 | 特徴 |
|---|---|---|
アパレル造形科デザイナーコース | 海外ブランド経験のある講師の指導のもと、流行観察や企画提案のスキルを実践的に学ぶコース 学生は服飾製図・縫製・CAD・デザイン表現などを段階的に習得し、ブランド企画やポートフォリオ制作を通してデザイナーとしての基礎力を身につける 人気アパレル企業との産学連携授業やコンテスト参加機会があり、就職や実務経験につながる環境が整っている | |
総合デザイン科 専攻デザイン科 | 日本のデザイン教育を牽引する伝統校 分野横断型の学びが特徴で、業界評価も高い | |
ファッションデザイン科 ファッションアクセサリー科 | ファッションとアートを融合した教育 小物・キャラクター系グッズなどの商品デザインに対応できるスキルを身につけられる |
専門学校に進学する最大のメリットは、現場を意識した実践的なスキルを短期間で身につけられることです。
デザインソフトの操作やグッズ制作演習、ポートフォリオ制作まで一貫して学べるため、卒業後すぐにグッズデザイナーとして働きたい人に向いています。
「早くデザインの仕事に就きたい」「実務力を重視したい」という人にとって、専門学校進学は非常に有効な進路と言えるでしょう。
よくある質問

グッズデザイナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
グッズデザイナーに向いている人の特徴は?
グッズデザイナーは、デザイン力だけでなく、発想力や実務への適応力など、さまざまな資質が求められる職業です。
自分の性格や得意なことが向いているかを知ることで、将来の進路選択やキャリア形成に役立てることができます。
以下では、グッズデザイナーに向いている人の特徴をまとめました。
向いている人の特徴 | 内容 |
|---|---|
ものづくりが好きな人 | アイデアを形にし、実際の商品として完成させる過程を楽しめる |
流行やトレンドに敏感な人 | アニメ・ファッション・雑貨などの最新トレンドをキャッチし、デザインに反映できる |
地道な作業を続けられる人 | 修正や調整などの細かい作業にも粘り強く取り組める |
相手の意図をくみ取れる人 | クライアントやチームの要望を理解し、形にする力がある |
柔軟な発想ができる人 | 制約条件の中でも新しいアイデアを考え、工夫できる |
責任感がある人 | 納期や品質を意識し、最後まで仕事をやり遂げられる |
グッズデザイナーに向いているのは、ものづくりへの情熱と、人と協力しながら形にしていく姿勢を持つ人です。
自分の強みや興味を活かしながら経験を積むことで、デザインの世界で長く活躍していくことができるでしょう。
プロダクトデザイナーとグッズデザイナーの違いは?

プロダクトデザイナーとグッズデザイナーは、どちらもモノづくりに関わりますが、役割の軸が異なります。
プロダクトデザイナーは、家電・家具・日用品などの量産製品を設計します。
機能性・安全性・耐久性・コスト・量産性を考慮し、素材選定や構造設計、試作、工場との調整まで担当します。
一方、グッズデザイナーは雑貨やアパレル、キャラクター商品など販売用アイテムを企画・デザインします。
ブランド表現やトレンド、売れやすさを重視し、ビジュアル制作や商品企画、パッケージ制作を行います。
企業規模によっては業務が重なることもあり、小規模企業では兼務するケースもあります。
項目 | プロダクトデザイナー | グッズデザイナー |
主な対象 | 家電・家具・日用品・工業製品 | 雑貨・アパレル・キャラクター商品・ノベルティ |
目的 | 製品設計・開発 | 商品化・販売 |
重視する要素 | 機能性・安全性・量産性 | 見た目・ブランド・トレンド |
主な業務 | 構造設計・素材選定・試作 | ビジュアル制作・商品企画・パッケージ |
使用ツール | CAD・3Dモデリング | Illustrator・Photoshop |
求められる視点 | 工学・UX・製造理解 | デザイン・マーケティング |
進路選択では「設計に関わりたいか」「ビジュアル中心に商品を作りたいか」が判断軸になります。
分野横断型のデザイナー需要は高まっているため、設計とビジュアルの両方に触れておくと進路の幅が広がります。
参考:プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
キャラクターデザイナーとグッズデザイナーの違いは?
キャラクターデザイナーとグッズデザイナーは、同じキャラクター分野でも役割が異なります。
キャラクターデザイナーは、アニメ・ゲーム・企業マスコットなどのキャラクターそのものを設計します。
外見だけでなく性格や設定、世界観まで構築し、作品やブランドの核をつくります。
一方、グッズデザイナーは既存キャラクターをもとに商品化を行います。
ビジュアル選定や配色、レイアウト、素材への落とし込みを行い、販売を前提とした商品として具体化します。
企業規模によっては両者を兼務する場合もあります。
項目 | キャラクターデザイナー | グッズデザイナー |
主な役割 | キャラクター創造 | 商品展開 |
対象 | アニメ・ゲーム・企業IP | 雑貨・アパレル・ノベルティ |
重視する要素 | 設定・世界観・表情バリエーション | 見た目・売れやすさ・商品仕様 |
主な業務 | キャラ設定・デザイン・設定画制作 | 商品デザイン・レイアウト・パッケージ |
関わる工程 | 企画初期 | 商品化段階 |
求められる視点 | 発想力・表現力・IP設計 | 商品企画・マーケティング |
進路選択では「キャラクターを生み出したいか」「商品として展開したいか」が判断の軸になります。
両領域を理解しておくと、企画から商品化まで関われるデザイナーとして強みになります。
参考:キャラクターデザイナーになるには?なり方・仕事内容・必要な資格を解説
まとめ

本記事では、グッズデザイナーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、グッズデザイナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- グッズデザイナーとは、アニメ・アーティスト・企業ブランドなどの世界観を形にし、商品としてデザインする職業である
- 主な仕事は、商品のコンセプト設計、デザイン制作、修正対応、製造工程の確認、品質チェックなどが挙げられる
- グッズデザイナーに取得必須の資格は、特にない
- ものづくりが好きな人・トレンドに敏感な人にグッズデザイナーはおすすめ
- グッズデザイナーになりたい高校生は、デザインや美術、商品企画を学べる大学・短大・専門学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「グッズデザイナーのなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
グッズデザイナーのなり方・必要な資格・仕事内容を解説
グッズデザイナーになる方法や、グッズデザイナーになるために最適な進学先をまとめた「グッズデザイナーのなり方ガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
