作成日: 2026/1/05 更新日:2026/1/05
歯科助手になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「歯科助手のなり方は?」
「歯科助手になるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- 歯科助手とはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- 歯科助手になるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、歯科助手に関するよくある質問にも答えています。
歯科助手に興味のある人や、歯科助手を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
歯科助手とは

歯科助手とは、歯科医師や歯科衛生士のサポートをするスタッフのことです。
治療に必要な器具の準備や片付け、受付対応、会計、患者さんの案内など、歯科医院全体の業務を幅広く支えます。
医療行為(歯石取り・歯のクリーニング・麻酔・歯周治療など)は歯科衛生士や歯科医師のみが実施できます。
歯科助手は医療行為以外のみを担当します。
以下に歯科助手の仕事内容や給料についてまとめます。
- 歯科助手の仕事内容
- 歯科助手の給料・給与・年収
- 歯科助手のやりがい
- 歯科助手の働き方
- 歯科助手に必要な知識、資格、スキル
- 歯科助手という職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
歯科助手の仕事内容
歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士がスムーズに診療できるようサポートするお仕事です。
直接の治療行為は行いませんが、器具の準備から患者さんの対応まで、その業務は多岐にわたります。
患者さんが安心して通院できる環境をつくる、医院にとって欠かせないポジションといえるでしょう。
以下では、歯科助手の仕事内容についてまとめました。
- 器具の準備・片付け・消毒:治療で使用する器具を揃え、治療後は洗浄・滅菌まで行う
- 患者さんの誘導・サポート:診療台への案内、治療前後の簡単な説明をする
- 診療補助:ライト調整、器具の受け渡しなど、歯科医師の指示に沿って補助する
- 診療台周りの清掃・環境整備:常に清潔な診療空間を保つ
- 受付対応・電話応対:予約管理、会計、問い合わせの対応をする
- カルテ管理・事務作業:基本データ入力や書類整理などのバックオフィス業務を行う
歯科助手の仕事内容は、準備・補助・事務・患者対応など多岐にわたります。
資格がなくても始められる一方で、チームワークや気配り、丁寧な対応が求められる専門性の高い仕事です。
歯科医師や衛生士のサポートだけでなく、患者さんが安心できる環境づくりを担う大切な役割と言えます。
参考:歯科医師になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
歯科助手の給料・給与・年収

歯科助手の給与は地域や勤務先の規模によって異なりますが、一般的に月収は18万円から25万円程度が相場です。
経験を積むことで昇給の機会もあり、長く働くことでより高い給与を得ることも可能です。
ボーナスや各種手当が支給される場合もあります。
職業情報提供サイトjobtagによると、歯科助手の年収は322.9万円、月給は20.6万円となっています。
参照:歯科助手:jobtag
歯科助手のやりがい
歯科助手は、治療を行うわけではありませんが、診療の流れを大きく支える欠かせない存在です。
患者さんが安心して通える環境づくりに深く関わるため、日々の業務の中で多くのやりがいを感じられる職種です。
以下では、歯科助手のやりがいについてまとめました。
- 患者さんから直接「ありがとう」と言ってもらえる:不安を抱える患者さんを支え、安心して治療を受けられるようサポートした際に感謝される瞬間は、大きな励みになる
- 医療現場ならではの専門知識が身につく:器具の扱い方や治療の流れなど、働きながら医療の知識やスキルが自然と習得できる
- 診療がスムーズに進むことで達成感を得られる:歯科医師・歯科衛生士との連携がうまくいき、チームとして治療が順調に進んだときに充実感がある
- 成長が実感でき、キャリアアップにもつながる:経験を積むことで任される仕事が増え、医院によっては研修や資格取得の支援があり、長期的なキャリア形成が可能
- 地域の医療を支える役割を担える:患者さんの健康維持に貢献し、地域の医療を支えているという自負を持てる
歯科助手のやりがいは、患者さんの安心につながるサポートができることや、医療の知識や技術が身につく点にあります。
チーム医療の一員として成長しながら働ける職種であり、感謝の言葉や自身の成長を実感できることが、長く続けられる魅力につながっています。
歯科助手の働き方

歯科助手の働き方は、フルタイムからパートタイムまで幅広く、自分の生活リズムや家庭環境に合わせて働ける柔軟性の高い職種です。
診療時間に合わせた勤務が基本ですが、クリニックによっては土日診療や夜間診療も行っており、職場選び次第で多様な働き方が可能です。
また、経験やスキルによって給与や待遇が変動するなど、継続的な成長が働き方に反映される点も特徴です。
ここでは、歯科助手の働き方についてまとめました。
項目 | 職種 | 雇用形態 | 働き方の特徴 |
|---|---|---|---|
一般的な歯科助手 | 歯科クリニック勤務 | 正社員・パート・アルバイト | フルタイム・パート両方あり 診療時間に合わせた勤務 土日・夜間ありの医院もある 家庭と両立しやすい |
受付専任の歯科助手 | 歯科クリニック受付 | 正社員・パート | シフト制が多く、事務中心の働き方 未経験でも始めやすい |
診療補助中心の歯科助手 | 診療室担当 | 正社員・パート | 医師や衛生士と協力しながら動く 技術が身につくため、経験による昇給・手当がつきやすい |
トータルサポート型 | 小規模クリニックなど | 正社員・パート | 幅広いスキルが必要 やりがいが大きい反面、忙しくなることも スキルアップに向いている |
歯科助手は、正社員としてしっかり働きたい人から、パートやアルバイトで家庭と両立したい人まで、幅広い働き方を選べる職種です。
勤務時間はクリニックの診療時間に左右されますが、自分に合った職場を選べば柔軟な働き方が可能です。
また、経験を積むほど給与アップや手当が期待でき、長く働くことでキャリアを築ける点も魅力です。
歯科助手に必要な知識、資格、スキル
歯科助手は特別な国家資格が必要ないため、未経験からでも挑戦しやすい職種です。
しかし、歯科医療の現場で円滑に働くためには、基本的な医療知識やコミュニケーション力、気配りなどのスキルが欠かせません。
また、関連資格を取得しておくことで就職の幅が広がり、職場での信頼性も高まります。
以下では、歯科助手に必要な知識、資格、スキルをまとめました。
■必要な知識
- 歯の名称や構造、治療の流れなどの歯科に関する基礎知識
- 器具の名称・用途・管理方法
- 感染予防(滅菌・消毒)の知識
- 医療現場での基本的なマナーや患者対応
- 予約管理やカルテ入力などの事務知識
■あると有利な資格
- 歯科助手検定
- 医療事務系資格
- 歯科医療事務資格
- 感染管理関連資格
※必須ではないが、取得すると就職・職場での評価アップにつながる。
また、以下に「医療事務技能認定試験」「医科医療事務管理士技能認定試験」についてまとめました。
資格名 | 主な内容/対象 | 合格基準・合格点(目安) | 合格率の目安 |
|---|---|---|---|
医療事務技能認定試験 | 医療機関(医科・歯科)での受付・カルテ管理・レセプト処理などの基本実務能力を証明する資格 | 学科:約70%以上などが目安。具体的には学科70%以上・実技70%以上という試験もあり | 約60~80%程度 |
医科医療事務管理士技能認定試験 | 医科(あるいは歯科)請求・レセプト作成・保険制度・法規といったやや高度な医療事務能力を問う資格 | 在宅試験:実技3問各60%以上+合計80%以上、学科80点以上など | 約50%程度 |
参照:JSMA技能認定振興協会
■必要なスキル
- コミュニケーション力:患者さんの不安を和らげる対応
- 気配り・観察力:歯科医師や衛生士の動きを予測したサポート
- 丁寧で正確な作業能力:器具管理や事務処理で必須
- チームワーク力:医師・衛生士との連携
- マルチタスク能力:受付・電話・診療補助を並行して行う力
- 衛生管理スキル:感染防止のための正しい作業方法
歯科助手は資格がなくても始められますが、基礎知識やコミュニケーション力、きめ細かな作業スキルが求められる専門性の高い職種です。
関連資格を取得すれば就職活動や現場での信頼度が高まり、より活躍しやすくなります。
知識・資格・スキルの3つをバランスよく身につけることで、長く続けられる安定したキャリアを築くことができます。
歯科助手という職業の注意点

歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士を支えてスムーズな診療を実現する大切な役割を担っています。
しかし、業務範囲が広く、患者対応から事務作業まで多岐にわたるため、働くうえで注意すべき点も多くあります。
仕事内容を正しく理解し、自分に合った働き方を選ぶことで、より長く安定して続けやすい職業です。
以下では、歯科助手という職業の注意点についてまとめました。
注意点 | 詳細 |
|---|---|
業務が幅広く、マルチタスクが求められる | 器具準備、診療補助、受付、会計、電話応対など、同時に複数の業務をこなす |
責任感が必要な場面が多い | 器具の受け渡しや患者サポートでミスが診療に影響するため、慎重な対応が必要である |
患者対応の難しさがある | 不安や緊張の強い患者に丁寧な説明と気遣いなど、コミュニケーション力が求められる |
給与は経験・地域に左右されやすい | 経験・地域に左右され、初任給は18万〜25万円 キャリアアップには資格取得が重要である |
忙しい時間帯が発生しやすい | 診療予約が重なると業務が増え、冷静な対応と優先順位の判断力が求められる |
医療現場ならではの衛生管理が必須である | 滅菌・消毒を徹底し、感染対策の正しい手順を守る必要がある |
医療行為はできない | 診療補助や事務が主な役割であり、歯石除去やクリーニング、薬剤の塗布などの医療行為はできない |
歯科助手は、幅広い業務を担うため責任感や注意力が求められる職種です。
しかし、その分患者さんから感謝をされる場面も多く、やりがいを感じながら働けます。
キャリアアップには資格取得やスキル向上が欠かせませんが、専門性を高めれば長期的に安定して活躍できる職業です。
自分の適性やライフスタイルに合わせて職場を選ぶことで、より働きやすい環境を築くことができます。
歯科助手になる方法

歯科助手になるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、歯科助手のなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 大学や専門学校に進学する
- 歯科医院に就職する
- 実務経験を積む
それぞれ見ていきましょう。
大学や専門学校に進学する
歯科助手は、必須となる国家資格がないため、未経験でも目指せる仕事です。
その一方で、大学や短期大学、専門学校、医療系のスクールで歯科医療について学んでおくと、基礎知識が身につき、就職や転職で非常に有利になります。
学校では、歯科の基本用語、器具の扱い方、受付業務、滅菌・消毒の基礎など、現場で必要な内容を体系的に学べるため、即戦力として評価されやすくなります。
また、「歯科助手検定」や「医療事務系資格」を取得することで、採用の幅が広がり、入職後のスキルアップにもつながります。
歯科医院に就職する

歯科助手は資格がなくても応募できるため、未経験から直接クリニックに就職する人も大勢います。
歯科医院の求人は全国に多く、正社員・パート・アルバイトなど働き方の選択肢も豊富です。
応募時には、明るい対応や丁寧な言葉遣い、コミュニケーション力、気配りなどが重視されるため、「人と接するのが好き」「医療に興味がある」という姿勢をアピールすると採用されやすくなります。
実務経験を積む
歯科助手のスキルは、現場での実務経験を通じて大きく成長します。
器具の準備や滅菌作業、診療補助、患者案内、受付対応など、実際の業務に触れることで知識が深まり、効率的な動きや臨機応変な対応が自然と身についていきます。
また、経験を重ねるほど任される業務が増え、医院によっては責任者やリーダーとしてキャリアアップすることも可能です。
資格取得や研修参加と組み合わせることで、さらに専門性を高めることができます。
歯科助手になりたい高校生の進路

歯科助手になりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 短大や専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
大学進学は、歯科助手として働く際に必要な“医療の基礎理解”や“コミュニケーション力・事務スキル”を幅広く身につけたい人に向いている進路です。
特に、将来的に医療事務や歯科医院のマネジメントにも関わりたい場合、大学での学びが土台となります。
おすすめの学部・学科
- 医療系学部
- 心理学部
- 栄養学部
- 社会学・コミュニケーション学部
- 経営学部
学べる内容
- 医療制度・医療事務の基礎
- コミュニケーション心理学
- 医療安全・感染対策の基礎
- 経営・マネジメント知識
- ビジネスマナー・PCスキル
大学進学は必須ではありませんが、幅広い知識を身につけることで、将来的に歯科助手としての業務範囲を広げたい人に向いています。
患者対応や事務能力の強化にもつながり、医療現場での総合力を高める進路と言えます。
短大や専門学校に進学する
短期大学や専門学校は、歯科助手としてすぐに活かせる実践的なスキルを身につけたい人におすすめの進路です。
歯科助手・医療事務に特化したカリキュラムが整っており、卒業後に即戦力として働きやすいのが特徴です。
おすすめの学部・学科
- 歯科助手学科
- 医療事務学科
- 歯科医療事務学科
- メディカルスタッフ系学科
- 医療秘書学科
学べる内容
- 器具の名称・準備・滅菌・消毒
- 診療補助の基本動作
- 医療事務
- 患者対応のマナー・接遇
- 医療安全、院内感染防止の方法
- 現場実習での実務経験
短大や専門学校では、現場で必要な知識・技術を短期間で効率よく学べるため、卒業後すぐに歯科助手として働きたい人に最適です。
また、「歯科助手検定」や「医療事務資格」などの取得もサポートされることが多く、就職に強い進路と言えます。
おすすめの大学

以下では、歯科助手を目指す方におすすめな大学を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
熊本県 | 看護福祉学部 口腔保健学科 | 保健・医療・福祉を統合的に学び、口腔保健の専門職を目指せる 幅広い実習(新生児医療、緩和ケア、地域保健など)を経験できる 歯科衛生士国家試験受験資格に加え、条件により養護教諭一種免許状も取得ができる 定員50名の少人数制で手厚い教育体制が整っている | |
大阪府 | 医療保健学部 口腔保健学科 | 初年次には歯科医療の基礎と一般教養(例えば情報科学や英語など)を学ぶ 中近年次には、歯科予防学や歯周病学の専門知識、器具の扱い、感染管理、コミュニケーションなどを含む専門実習を実施 最終年次では、大学附属病院や歯科医院、介護施設などで臨床実習を行い、実践的なスキルを身につける 訪問歯科診療や口腔リハビリテーションなど、高齢社会で求められる歯科衛生の実践力を養成 | |
千葉県 | 保健医療学部 口腔保健学科 | 口腔保健の専門知識と技術を学び、口腔保健のスペシャリストを育てる教育を受けられる 歯科医療だけでなく、予防、保健指導、口腔ケア、チーム医療を含む幅広い視野で学べる 臨床実習や、医療・福祉・保健など多様な分野を見据えたカリキュラムが整っている 単に歯科衛生の技術を学ぶだけではなく、医療人としての判断力、倫理観、コミュニケーション力、医療チームでの協働能力などを重視 |
歯科助手や口腔保健の分野に興味があり、大学でしっかり学びたいと考える人にとって、大学進学は専門知識を深めながら幅広い医療・福祉の視点を身につけられる有効な進路です。
特に、将来的に歯科衛生士としての国家資格取得や、医療系キャリアを総合的に考えたい人には、大学での学びが大きな強みになります。
ただし、口腔保健を専門に学べる大学は全国的に多くはなく、選択肢は限られています。
そのため、進学を考える際には、学べる内容や資格取得の可否、実習の充実度などをしっかり比較検討することが大切です。
大学で学ぶことで、医療の基礎から患者理解、地域保健の視点まで幅広く身につけられ、将来のキャリアの可能性も広がります。
自分が目指す働き方や将来像に合わせて、慎重に学校を選ぶことが成功のポイントです。
歯科助手を目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
歯科助手を目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
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おすすめの短期大学、専門学校

以下では、歯科助手を目指す方におすすめな短期大学や専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
宮城県 | 歯科衛生学科 | 医療・福祉・保健の視点を総合的に学び、3年間で歯科衛生士国家試験受験資格を取得できる 少人数制・担任制で国家試験対策が手厚い 歯科ユニットやX線室などの設備が整い、実習環境が充実している | |
東京都 | 医療事務コース | 2年間で医療事務・医療秘書・病院受付・電子カルテなど、病院や医療機関で即戦力となるスキルを学習できる 在学中に校内実習・病院実習を豊富に実施していて、1・2年次に各約20日ずつ=2年間で合計約40日間の病院実習がある 資格取得支援が充実しており、「医療請求事務検定1級」「医療秘書実務検定1級」「診療報酬請求事務能力認定試験(医科)」などを目指せる | |
大阪府 | 歯科衛生士コース(昼間部・3年制) | 歯科衛生士国家資格取得を目指す専修学校指定養成所 歯科医院で使用される機材や演習室が整っており、実習設備が非常に充実している 実習の量が多く、臨床現場に近い学びが可能で、学費や必要経費が分かりやすく、進学後の見通しを立てやすい |
短大や専門学校の歯科衛生士養成課程は、歯科衛生士として必要な知識や技術を最短で実践的に身につけたい人に最適な進路です。
国家試験受験資格を取得できるカリキュラムが整っており、実習設備が充実しているため、卒業後すぐに即戦力として働きやすい点が大きな魅力です。
また、少人数制でサポートが手厚い学校が多く、国家試験対策や就職支援が充実しているため、未経験からでも安心して学べます。
地域密着型の実習や、専攻を選んで専門性を深められる学校もあり、自分の興味に合わせた学びがしやすい点も特徴です。
よくある質問

歯科助手に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
歯科助手に向いている人の特徴は?
歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士のサポートを通じて、診療がスムーズに進むよう支える重要な役割です。
患者さん対応から器具管理、事務作業まで幅広い業務をこなすため、向いている素質や性格があるとより働きやすく、長く続けられる仕事でもあります。
以下では、歯科助手に向いている人の特徴をまとめました。
特徴 | 説明 |
|---|---|
人と接するのが好きな人 | 患者さんを笑顔で迎え、不安を軽減できるコミュニケーション力が求められる |
細かい作業が得意な人 | 器具の準備・消毒・整理など、正確さが求められる作業が多い |
気配り・観察力がある人 | 医師や衛生士の動きを先読みして補助できると、診療がスムーズに進む |
臨機応変に対応できる人 | 受付・電話対応・診療補助など、状況に応じて仕事が切り替わる |
チームワークを大切にできる人 | 医院全体で協力して診療を進めるため、協調性が求められる |
丁寧で清潔な作業ができる人 | 衛生管理や器具の滅菌は医療現場の基本であり、丁寧さが信頼につながる |
責任感があり、真面目に取り組める人 | 小さなミスが治療に影響するため、慎重な姿勢が求められる |
歯科助手に向いているのは、人と接することが好きで、細かい作業や気配りが得意なタイプの人です。
診療補助・事務・患者対応とさまざまな業務を担うため、協調性や臨機応変さが求められます。
これらの特徴を持つ人は、歯科助手として活躍しやすく、患者さんからの信頼を得ながら長く続けられる仕事といえます。
高卒で歯科助手になるには?

歯科助手は国家資格が不要なため、高卒からでも十分に働くことができます。
実際、歯科医院の求人には「未経験歓迎」「高卒以上」で応募できるものが多く、パート・正社員ともに採用枠が幅広いのが特徴です。
高校卒業後すぐに働きたい場合は、まず未経験OKの求人に応募し、現場で丁寧に基礎を学びながらスキルを身につける方法が一般的です。
一方、事前に知識をつけておきたい人は、歯科助手講座や医療事務講座を受けることで理解がスムーズになります。
高卒からでも目指しやすい職種なので、興味があるなら早めに現場経験を積むことがキャリア形成の近道です。
歯科助手の仕事はきつい?
歯科助手の仕事は、診療補助から受付業務、器具の消毒まで業務範囲が広いため、慣れるまでは忙しさを感じることがあります。
また、診療の進行に合わせて動くためテンポが速く、集中力や気配りが求められる場面も少なくありません。
患者さんの不安に寄り添う接客力や、ミスが許されない器具管理など、精神面・体力面で負担を感じる人もいます。
ただ、その分「ありがとう」と感謝される機会が多く、やりがいや達成感が得られやすい職種でもあります。
職場の雰囲気やサポート体制によって働きやすさは大きく変わるため、自分に合った環境を選ぶことが重要です。
歯科助手と歯科衛生士の違いは?

歯科医院には歯科医師のサポートを行う「歯科助手」や国家資格を持つ専門職である「歯科衛生士」などが働いています。
どちらも患者さんの口腔健康を支える重要な存在ですが、役割・仕事内容・資格の有無などに大きな違いがあります。
将来の進路を考えるうえで、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
以下では、違いについて表にまとめました。
項目 | 歯科助手 | 歯科衛生士 |
|---|---|---|
仕事内容 | 診療のサポート(器具準備、片付け、消毒、ライト調整) 患者案内、受付、会計、カルテ整理、電話対応など事務作業 直接的な口の中の処置には携われない | スケーリング(歯石除去)やブラッシング指導など口腔衛生指導の専門業務がある 歯周病予防処置、フッ素塗布など、国家資格保有者のみが行える医療行為 歯科医師と連携し、患者の予防・健康管理に深く関わる |
資格 | 必須資格なし 未経験・高卒から働ける 民間資格(歯科助手検定、歯科医療事務資格)があると有利 | 国家資格が必要 専門学校や短大、大学で3年以上学び国家試験に合格する必要がある |
歯科助手と歯科衛生士は同じ歯科医院で働きますが、業務内容や資格、キャリアの方向性は大きく異なります。
歯科助手は資格がなくても始めやすく、サポート役として幅広い業務を担います。
一方、歯科衛生士は国家資格を持つ専門職として、口腔ケアの中心的役割を果たします。
自分の興味や将来の働き方に合わせて、どちらを目指すか選ぶことが大切です。
歯科衛生士について、詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
参考:歯科衛生士になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
まとめ

本記事では、歯科助手の定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、歯科助手に関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- 歯科助手とは、歯科医師や歯科衛生士のサポートを行い、診療を円滑に進めるための事務・補助業務を担う職種である
- 主な仕事は、器具の準備・洗浄・消毒、患者さんの誘導、診療補助、受付対応、予約管理、会計業務、カルテ入力などが挙げられる
- 歯科助手に取得必須の資格は特にないが、歯科助手検定や歯科医療事務資格を取得すると、業務理解が深まり就職が有利になる
- 人と接することが好きな人・細かい作業や気配りが得意な人に歯科助手はおすすめ
- 歯科助手になりたい高校生は、医療事務・歯科助手の基礎を学べる学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「歯科助手のなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
歯科助手のなり方・必要な資格・仕事内容を解説
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
