全国高等学校キリスト者推薦入学者選抜
この入試では、出願者が学業成績やキリスト教に関連する資格を満たすことが求められます。学力基準として、高校第3学年1学期までの「全体の学習成績の状況」が4.0以上であり、特に**数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、数学B(数列)、数学C(ベクトル)を履修していることが望ましいとされています。また、出願者はプロテスタント教会の現住陪餐会員(正会員)でなければならず、信仰告白や堅信礼を経た者が対象となります。
対策ポイントとしては、まず学業成績をしっかりと確保することが重要です。特に数学や英語で高い成績を収め、社会情報学部での学びに必要な基礎力を養っておきましょう。次に、小論文に備えて時事問題や社会的なテーマについて自分の意見を持ち、論理的に表現できる力を養うことが大切です。面接では、志望動機やキリスト教に基づく考え方について質問されることが考えられるため、キリスト教に対する理解を深め、それを自分の学びにどう繋げていくかを語れるように準備を進めましょう。
スポーツに優れた者の入学者選抜
この選抜では、学業成績とスポーツ実績が求められます。学力基準として、「全体の学習成績の状況」が3.5以上であり、**数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、数学B(数列)、数学C(ベクトル)を履修していることが望ましいとされています。加えて、出願者は以下のスポーツ実績を持つことが必要です:
- オリンピックや世界選手権などの国際大会に出場した者、
- 全国高等学校総合体育大会や全国選手権大会で8位以上の成績を収めた者、
- 都道府県大会や地域ブロック大会で優勝または準優勝した者。
対策ポイントとしては、まず学業成績が3.5以上であることを確保するために、特に数学や情報関連の科目をしっかり学んでおきましょう。スポーツ実績については、競技歴や成績を証明できる公式記録や証明書を準備しておくことが重要です。小論文では、自分のスポーツ経験が社会情報学部でどのように活かせるかを考え、その成果や目標を論理的に表現できるようにしておきましょう。面接では、スポーツ経験を通じて得た学びや成長をどのように社会や学問に結びつけるかを話すことが求められるため、自己分析を行い、しっかりと自分の意見を伝える準備が大切です。