作成日: 2026/1/19 更新日:2026/1/19
カーデザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「カーデザイナーのなり方は?」
「カーデザイナーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- カーデザイナーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- カーデザイナーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、カーデザイナーに関するよくある質問にも答えています。
カーデザイナーに興味のある人や、カーデザイナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
カーデザイナーとは

カーデザイナーとは、自動車の外観(エクステリア)や内装(インテリア)をデザインする専門職です。
見た目の美しさだけでなく、使いやすさ・安全性・空力性能・ブランドイメージなども考慮して設計します。
以下にカーデザイナーの仕事内容や給料についてまとめます。
- カーデザイナーの仕事内容
- カーデザイナーの給料・給与・年収
- カーデザイナーのやりがい
- カーデザイナーの働き方
- カーデザイナーに必要な知識、資格、スキル
- カーデザイナーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
カーデザイナーの仕事内容
カーデザイナーの仕事は、単に車の見た目をデザインすることではありません。
新車のコンセプトづくりから量産化を見据えた設計まで関わり、デザインを通して「その車の価値」や「ブランドの世界観」を形にする役割を担います。
以下では、カーデザイナーの仕事内容についてまとめました。
- 車両全体の世界観や価値を定義し、デザインの軸となる考え方をまとめるコンセプト立案
- ドライバーや乗員が直感的に操作できるよう、車内の操作性や表示体験を設計するUX/HMIデザイン
- ユーザーの行動やニーズ、トレンドを調査し、デザインの方向性を裏付けるリサーチ
- 車両全体やパーツのデザインスケッチ作成
- 3DモデリングやCGを用いた立体的なデザイン検討
- エンジニア・マーケティング部門との打ち合わせ、調整
- エクステリア(外観)のデザイン設計
- インテリア(内装)のデザイン設計
- 試作車のチェックやデザイン修正
- 量産化に向けたデザインの最終調整
カーデザイナーは、車の第一印象を決める外観デザインだけでなく、運転の快適性や使いやすさを左右する内装デザインにも深く関わります。
多くの専門職と連携しながら、アイデアを現実の製品へと落とし込んでいく、創造性と実務力の両方が求められる仕事です。
カーデザイナーの給料・給与・年収

カーデザイナーの給与は経験や所属する企業、地域によって大きく異なりますが、一般的に高い報酬が期待される職種です。
経験を積み重ね、スキルを磨くことで昇給のチャンスが広がります。
平均的な年収は500万円から800万円程度とされますが、一流の自動車メーカーで働くデザイナーや、豊富な実績を持つフリーランスのカーデザイナーは、さらに高額な年収を得ることも可能です。
また、海外の自動車メーカーで働く場合、勤務地や企業の規模によっては年収が1000万円を超えることもあります。
特に、革新的なデザインを提案できる能力や、プロジェクトをリードするマネジメントスキルを持つデザイナーは高く評価され、報酬面でも優遇される傾向にあります。
職業情報サイトjobtagによると、自動車技術者という職業だと年収は700.6万円、月給は30.3万円となっており、インダストリアルデザイナーだと年収は483.9万円、月給は26.4万円ほどです。
カーデザイナーのやりがい
カーデザイナーのやりがいは、自分のアイデアや感性が形となり、多くの人の移動や暮らしに直接関わる点にあります。
創造性を発揮しながら、社会や技術の進化に貢献できることが、この仕事ならではの魅力です。
ここでは、カーデザイナーのやりがいについてまとめました。
- 自分がデザインした車が実際に製品化され、市場に出る達成感を味わえる
- デザインを通じて、人々の生活をより快適で便利なものにできる
- 最新技術やデザイントレンドに触れながら、常に成長し続けられる
- 国際的なプロジェクトに関わり、グローバルな経験を積める
- 異なる文化や市場ニーズに対応するデザイン力が身につく
- 機能性・安全性・環境配慮など、総合的な視点でモノづくりができる
- 多職種と協力し、チームで一つの車を完成させる達成感がある
カーデザイナーは、創造性と技術、チームワークを融合させながら、一台の車を世に送り出す仕事です。
自分のデザインが人々の生活や社会に影響を与え、さらに国際的な舞台で活躍できる点は、大きなやりがいと成長機会につながります。
カーデザイナーの働き方

カーデザイナーの働き方は、所属する環境やキャリア段階によって大きく異なります。
企業に所属してチームで開発に携わるケースが主流ですが、経験を積んだ後にフリーランスとして活動する道もあり、自分に合った働き方を選べる職種です。
以下では、カーデザイナーの働き方についてまとめました。
カテゴリ | 詳細 |
|---|---|
職種 | 自動車メーカーのデザイン部門に所属するインハウスデザイナー デザイン会社・スタジオに所属するカーデザイナー フリーランスとして企業やメーカーと契約するデザイナー |
雇用形態 | 正社員(メーカー・デザイン会社勤務が中心) 契約社員・プロジェクト単位での雇用 フリーランス(業務委託) |
働き方の特徴 | コンセプト立案からスケッチ、3Dモデリング、試作・最終調整まで幅広く関与 開発期間が長く、チームでの共同作業が基本 エンジニアや企画担当との打ち合わせが多く、コミュニケーション力が重要 フリーランスは時間や場所の自由度が高い一方、営業力や契約管理も必要 最新のデザインツールや技術、トレンドを常に学び続ける姿勢が求められる 経験・実績・担当プロジェクトによって収入に差が出やすい |
カーデザイナーは、企業に属して安定的にキャリアを積む道と、自由度の高いフリーランスとして活躍する道の両方があります。
どの働き方を選んでも、高い専門性と継続的なスキルアップが求められ、自身の成長が働き方や収入に直結する職業といえます。
カーデザイナーに必要な知識、資格、スキル
カーデザイナーとして活躍するためには、デザイン力だけでなく、自動車に関する専門知識や技術、そして発想を形にするための実践的なスキルが求められます。
資格の有無よりも、総合的な知識とスキルの積み重ねが重要となる職業です。
以下では、カーデザイナーに必要な知識、資格、スキルをまとめました。
■必要な知識
- 自動車の構造や仕組み、基本的な自動車工学の知識
- エクステリア・インテリアデザインの基礎理論
- 空力性能や安全性、環境配慮に関する基礎知識
- 自動車業界の動向やデザイントレンドへの理解
- 色が与える印象や形の見え方の変化を理解し、用途や市場に合った配色を考える力
- 素材ごとの質感や特性を把握し、デザインと実用性の両立を考える力
■あると有利な資格
- 工業デザイン・プロダクトデザイン関連の民間資格
- CAD・3Dモデリングソフトに関する認定資格
- 美術・デザイン系の大学・専門学校での学位
必須資格は特にありません。
■必要なスキル
- スケッチ力や立体をイメージする造形力
- CADや3Dモデリングツールを使いこなす技術
- デザインコンセプトを伝えるプレゼンテーション力
- 最新トレンドを追い続ける情報収集力
- 独創的なアイデアを生み出す創造力
- チームで開発を進めるためのコミュニケーション力
- ポートフォリオを通じて実力を示す表現力
- 海外のデザイナーや技術者と意思疎通し、資料や情報を正確に理解するための英語力
カーデザイナーに必要なのは、特定の資格よりも、デザインと自動車に関する幅広い知識と実践的なスキルです。
常に学び続け、技術やトレンドを吸収しながら自分の表現力を磨くことで、キャリアと収入の両面で成長していくことができる職業です。
カーデザイナーという職業の注意点

カーデザイナーは魅力ややりがいの大きい職業である一方、業界特有の厳しさや注意すべき点も存在します。
仕事を目指すうえでは、華やかな側面だけでなく、現実的な課題を理解しておくことが重要です。
以下では、カーデザイナーという職業の注意点をまとめました。
注意点 | 説明 |
|---|---|
競争環境 | 業界内の競争が激しく、常に高いデザイン力と独自性が求められる |
キャリアの重要性 | ポートフォリオの完成度がキャリアを左右することも多く、常にレベルアップが求められる |
継続学習の必要性 | 新しいアイデアを生み続けるため、継続的な学習と努力が必要 |
柔軟性 | プロジェクトの進行や市場ニーズの変化に柔軟に対応する力が求められる |
業務の忙しさ | 納期前や開発の山場では、業務が忙しくなりやすい |
初期収入 | キャリアの初期段階では、収入が比較的低めになる傾向がある |
コミュニケーション能力 | グローバルな開発環境では、英語力を含むコミュニケーション能力が重要 |
フリーランスのリスク | フリーランスの場合は、収入や仕事量が不安定になる可能性がある |
カーデザイナーとして活躍するためには、創造性や技術力だけでなく、競争の激しさや働き方の現実を理解しておくことが欠かせません。
課題に向き合いながら努力を続けることで、将来の自動車デザインを担う存在として大きな達成感を得られます。
カーデザイナーになる方法

カーデザイナーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、カーデザイナーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 大学や専門学校へ進学する
- ポートフォリオを作成する
- 自動車メーカー・デザイン会社に就職する
- 実務経験を積み、専門性を高める
それぞれ見ていきましょう。
大学や専門学校へ進学する
カーデザイナーを目指す場合、まずは美術大学や芸術大学、デザイン系専門学校に進学し、基礎から専門的な知識・技術を学ぶのが一般的です。
工業デザインやプロダクトデザイン、カーデザイン関連の学科では、デッサンや立体造形、色彩理論に加え、CADや3Dモデリングなど実務に直結するスキルを習得します。
在学中に多くの作品制作に取り組むことで、就職活動に必要な表現力と応用力を身につけることができます。
参考:プロダクトデザイナーとは?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
ポートフォリオを作成する

ポートフォリオは、カーデザイナーを目指すうえで最も重要な評価資料です。
スケッチやCG、3Dモデルなどを通じて、自分のデザイン力や発想力を具体的に示します。
単に見た目が美しい作品を並べるだけでなく、コンセプトやターゲット、デザインの意図を言葉で説明できることも重要です。
完成度の高いポートフォリオは、学歴以上に採用の判断材料となります。
自動車メーカー・デザイン会社に就職する
完成したポートフォリオをもとに、自動車メーカーやデザイン会社への就職を目指します。
多くの場合、最初はジュニアデザイナーやアシスタントとしてキャリアをスタートし、先輩デザイナーの補助をしながら実務を学びます。
就職後は、チームでの開発が基本となるため、デザイン力だけでなく、コミュニケーション能力や柔軟な対応力も求められます。
実務経験を積み、専門性を高める

現場での実務経験を通じて、カーデザインの専門性を徐々に高めていきます。
スケッチやモデリング、試作車のチェックなどを繰り返し行うことで、実践的なスキルが身につきます。
経験を重ねることで担当範囲が広がり、特定分野に強みを持つデザイナーや、プロジェクトを牽引する立場へと成長していきます。
こうした積み重ねが、将来のキャリアアップや独立への道につながります。
カーデザイナーになりたい高校生の進路

カーデザイナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 短大や専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
カーデザイナーを目指す進路として、大学進学はデザインの理論と応用を体系的に学べる選択肢です。
基礎から専門分野まで幅広く学びながら、長期的な視点で実力を高めたい人に向いています。
■おすすめの学部・学科
- 美術学部
- 芸術学部
- デザイン学部
- 工学部
- 造形学部
■学べる内容
- デッサンや造形などデザインの基礎力
- 色彩理論、構成、デザイン史
- 工業デザイン・プロダクトデザインの考え方
- CADや3Dモデリングなどのデジタルツール
- 自動車を含むモビリティデザインの理論
- コンセプト設計やプレゼンテーション技法
大学では、理論と実技の両面からデザインを深く学べるため、応用力の高いカーデザイナーを目指すことができます。
時間をかけて幅広い知識を身につけたい人や、将来の選択肢を広げたい人に適した進路です。
専門学校に進学する
専門学校は、カーデザイナーとして必要な実践的スキルを短期間で身につけたい人に向いている進路です。
現場を意識したカリキュラムが特徴で、就職に直結しやすい点が魅力です。
■おすすめの学部・学科
- カーデザイン学科
- プロダクトデザイン学科
- 自動車デザイン学科
- 工業デザイン学科
- 3DCG・モデリング系学科
■学べる内容
- 車の外観・内装デザインの基礎
- カースケッチやレンダリング技術
- CAD・3Dモデリングソフトの操作
- モックアップ(模型)制作
- ポートフォリオ制作指導
- 作品制作・実習
専門学校では、実務に直結する技術を効率よく学べるため、早く現場で活躍したい人に向いています。
実践重視でスキルを磨き、即戦力としてカーデザイナーを目指したい場合に有効な進路といえるでしょう。
おすすめの大学

以下では、カーデザイナーを目指せる大学を紹介します。
大学名 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|
日本大学 | 工学部 機械工学科 | 自動車や乗り物に関連する知識・技術を実践的に学べるカリキュラムがあり、ものづくりの基礎力を身につけられる 自動車コースを選択することで車体設計やエンジンなど自動車工学の専門知識を習得できる環境が整っている 実習・実験・製図といった体験型の授業を通して、将来のデザインや開発に役立つ技能を養える |
工学部 機械工学科 | 機械工学の基礎から応用まで幅広く学べ、自動車や輸送機器に関わる技術知識を身につけることができる エンジニア寄りの視点からカーデザインに関わりたい人に向いている | |
美術学部 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 | 高い造形力と発想力を重視した教育が行われ、デッサンや立体造形、コンセプト設計に力を入れており、深く学べる 自動車を含む工業製品のデザイナーを多数輩出している |
カーデザイナーを目指して大学へ進学する場合は、在学中にデザインの基礎力から応用力までを体系的に学べる環境を選ぶことが重要です。
大学では、発想力や造形力、理論的な思考力を身につけながら、作品制作を通して実践力を高めていきます。
特に、課題制作や卒業制作を通じて完成度の高いポートフォリオを作成できるかどうかが、その後の進路に大きく影響します。
自分の目指すカーデザイナー像を明確にし、学べる内容や制作環境を重視して進学先を選んでいきしょう。
カーデザイナーを目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
カーデザイナーを目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
評定平均や通学可能な地域を登録すれば、現実的に合格圏内の大学や、自宅から通える範囲の大学が表示されます。
しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
合格を十分に狙うことができ、一般受験を受けずに入学を目指せる大学がわかるので、ぜひ登録してみてください。
おすすめの専門学校

以下では、カーデザイナーを目指せる専門学校を紹介します。
学校名 | 学科 | 特徴 |
|---|---|---|
カーデザイン学科 | カーデザインに特化した専門学科で、車のエクステリア・インテリアデザインを実践的に学べる カースケッチや3DCG、モデリングなどを中心に、業界で求められる表現力と技術力を養う 企業連携や作品発表の機会も多く、ポートフォリオ制作に力を入れているため、デザイン職を目指す学生に適した環境 | |
自動車デザイン学科 | 基礎からカーデザイン技術を4年制で段階的に学べるカリキュラムが整っている 業界と連携した企業プロジェクトや現役デザイナー・モデラーによる授業で、実務に直結するスキルを身につけられる 世界市場を意識した英語教育や国際性教育があり、海外でも通用する感覚を育てる機会が用意されている | |
機械・自動車工学科 | 機械工学と自動車工学の基礎から応用までを学べる学科で、設計・材料・加工技術などを体系的に習得できる 自動車産業が盛んな地域に立地しており、実務を意識した教育が特徴 技術的な視点を重視した進路のため、エンジニア寄りの立場からカーデザインに関わりたい人に向いている |
カーデザイナーを目指して専門学校へ進学する場合は、実践的なスキルを短期間で身につけられる点が大きな特徴です。
カーデザイン学科では、スケッチや3DCG、モデリング、ポートフォリオ制作など、現場で求められる技術を集中的に学ぶことができます。
また、自動車工学や車体構造を学べる学科では、車の仕組みを理解したうえでデザインや開発に関わる力を養うことができます。
専門学校は就職を強く意識したカリキュラムが組まれているため、早く業界で活躍したい人や実務に直結する技術を重視したい人に適した進路です。
参考:インテリアデザイナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
よくある質問

カーデザイナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
カーデザイナーに向いている人の特徴は?
カーデザイナーは、車の見た目の美しさだけでなく、機能性や使いやすさ、時代性までを考えながらデザインする仕事です。
そのため、デザインへの興味だけでなく、考え方や姿勢の面でも向き・不向きがあります。
以下では、カーデザイナーに向いている人の特徴をまとめました。
向いている人の特徴 | 詳細 |
|---|---|
車やモノづくりに強い興味・情熱がある人 | 車そのものやモノづくりに対する興味や情熱がないとモチベーションを保つことが難しい 新旧モデルの違いに関心を持てる人ほど成長しやすい |
形や色、バランスに対する感覚が鋭い人 | 形・色・バランスの違いに敏感であることは重要。美しさを考えられる人は説得力のあるデザインを生み出しやすい |
アイデアを考えることや発想することが好きな人 | 常に新しい価値を生み出す必要があり、発想することを楽しめる人はアイデアを出し続けることができる |
デッサンやスケッチなど、手を動かす作業が苦にならない人 | スケッチを何度も描き直すことでデザインは磨かれ、地道な作業を必要な工程として受け止められる人ほど実力が伸びやすい |
新しい技術やトレンドに関心を持ち続けられる人 | 変化の速い業界で、新しい技術や価値観を吸収できる人は時代に合ったデザインを提案できる |
他人の意見を取り入れ、柔軟に修正できる人 | 修正指示に感情的にならず、目的に沿ってデザインを調整できる柔軟性が重要 |
チームで協力して一つのものを作るのが得意な人 | 多くの専門家と協調しながら進められる協調性が欠かせない。 |
地道な努力や試行錯誤を続けられる人 | 試作・修正・再検討を繰り返し、完成度を高めていくプロセスを楽しめる人ほど高評価を得やすい |
長期的な目標に向かって粘り強く取り組める人 | 目先の成果だけでなく、将来を見据えて努力を続けられる粘り強さが重要 |
カーデザイナーに向いているのは、創造力と探究心を持ち、試行錯誤を楽しめる人です。
デザインの才能だけでなく、学び続ける姿勢や周囲と協力する力があってこそ、長く活躍できる職業です。
カーデザイナーになることとなったあとの仕事の難易度は高い?

カーデザイナーになる難易度は高いと言えます。
理由は、必要とされる力が多く、目指す人も多いからです。
まず、絵が描けるだけではなく、形のバランスや発想力、車としての使いやすさまで考える力が求められます。
さらに、安全性やコスト、量産できるかどうかなど、デザイン以外の条件も理解したうえで形にしなければなりません。
そのため、感性と理論の両方が必要になります。
また、就職のハードルも高いのが現実です。
自動車メーカーやデザイン会社の採用人数は少なく、ポートフォリオの完成度が重視されます。
学生のうちから多くの作品を作り、実力を示す必要があります。
カーデザイナーという仕事の難易度も高めです。
長い開発期間や何度も修正を重ねる作業が続きます。
すぐに評価される仕事ではないため、粘り強さも欠かせません。
カーデザイナーの仕事はつらい?
カーデザイナーの仕事は、人によっては「つらい」と感じることもある職業です。
ただし、すべての人にとって大変というわけではなく、仕事への向き合い方や価値観によって感じ方は大きく異なります。
以下では、カーデザイナーの仕事がつらいと感じやすい点をまとめました。
- 業界内の競争が激しく、評価されるまでに時間がかかる
- 採用枠が少なく、下積み期間が長くなりやすい
- 新車開発の納期前はスケジュールが厳しく、忙しくなりやすい
- デザイン案は何度も修正が入り、自分の案が通らないことも多い
- チーム開発のため、常に周囲との調整やコミュニケーションが必要
- 一方で、自分のデザインが実際の車として世に出る達成感は非常に大きい
- 車づくりそのものを楽しめる人にとっては、苦労も前向きに受け止めやすい
カーデザイナーの仕事は決して楽ではありませんが、車やデザインが好きで、試行錯誤を楽しめる人にとっては、つらさ以上のやりがいや達成感を得られる仕事です。
大変さを理解したうえで目指すことが、後悔しない進路選択につながるでしょう。
まとめ

本記事では、カーデザイナーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、カーデザイナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- カーデザイナーとは、自動車の外観や内装をデザインし、車の魅力や価値を形にする職業である
- 主な仕事は、新車のコンセプト立案、スケッチや3Dモデリングによるデザイン制作、エンジニアや企画担当との調整などが挙げられる
- カーデザイナーに取得必須の資格は特になく、「資格」よりもポートフォリオや実力が重視される
- 車が好きな人、デザインやモノづくりに情熱を持ち、試行錯誤を楽しめる人にカーデザイナーはおすすめ
- カーデザイナーになりたい高校生は、デザインの基礎や工業デザイン、3DCGなどを学べる大学や専門学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「カーデザイナーのなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
カーデザイナーのなり方・必要な資格・仕事内容を解説
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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
