国際バカロレア(IB)入学試験 第1期
出願書類の書き方
神学科では、キリスト教への深い関心と、宗教的思考力が最重視されます。
志望理由書では、単に「キリスト教に興味がある」では不十分です。
自分がどのようにしてキリスト教に関心を持つようになったのか、その過程を具体的に述べてください。
例えば、聖書の特定の箇所から受けた影響、キリスト教的価値観への共鳴、宗教と倫理に関する深い問い、など具体的な契機を示すことが重要です。
事前課題「キリスト教を学びたいに至った過程と、キリスト教から学びたいことを述べる」は、単なる信仰告白ではなく、知的な思考に基づいた関心を示すことが求められます。
EEで宗教的テーマを選んでいると、学科との関連性が強くなります。
二次試験の対策
二次試験が実施されます(2025年9月20日)。
キリスト教についての深い知識と、宗教的・倫理的思考力が試されます。
面接で問われること
以下のような点を問われる可能性があります。
- キリスト教に関心を持つに至った経緯
- 聖書や神学に関する知識
- 宗教と倫理についての見解
- 将来のキャリアビジョン(聖職者志望か、または学問的追求か)
対策スケジュール
以下のようなスケジュールで対策すると良いでしょう。
3月〜4月
- 聖書(新約聖書は必須。旧約聖書も読むと良い)を読む。
- 特定の書簡や福音書に深く入る。
4月〜5月初旬
5月中旬
- 事前課題「キリスト教を学びたいに至った過程」の構想。
- 自分の経験と思想的な転機を整理。
5月下旬
- 事前課題のレポート作成。
- 単なる感情的記述ではなく、知的な思考過程を示す。
6月上旬
- 事前課題の完成。
- 複数の大人(可能なら神学者や牧師)に相談。
6月中旬
6月下旬
- 志望理由書の作成。
- キリスト教への知的関心を述べる。
7月上旬
7月末
8月〜9月中旬
- 二次試験対策。
- 聖書と神学テキストの読解、宗教的・倫理的問題についての思考の鍛錬。
9月下旬
海外就学経験者(帰国生)入学試験
出願書類の書き方
志望理由書は、信仰、宗教、あるいは人類の根本的な問題に対する深い関心から出発すべきです。
キリスト教への関心、または宗教学的観点からの神学研究への志向を示してください。
海外でのキリスト教経験、異なる宗教文化との出会い、あるいは人生の根本的な問い(意味、救済、倫理)についての思考を示すと、説得力のある志望理由になります。
また、推薦状は、学業成績以上に、受験者の人格・素養・研究への適性について書いてもらうことが重要です。
二次試験の対策
外国語試験では、神学や宗教学に関連するテキスト(英文やドイツ文等)の読解と翻訳力が試されます。
選択言語で、神学関連の基本的な語彙や表現を習得しましょう。
小論文では、宗教的課題(信仰と理性、宗教と倫理、多元主義社会における宗教など)についての思考力が求められます。
複数の宗教伝統から学ぶ姿勢と、批判的思考力を養うことが重要です。
面接で問われること
神学を学びたい理由、特に関心のある宗教的課題やテーマについて、非常に詳しく聞かれます。
信仰との関係性、あるいは学問的・哲学的観点からの関心かを確認されます。
海外での宗教経験や、異文化での信仰理解についても話題になります。
また、神学学習を通じて、社会や人類に対してどのような貢献をしたいのか、高い志向性が求められます。
対策スケジュール
5月~6月:志望理由書の完成(特に推薦状依頼の準備)。
6月~7月:選択外国語での神学用語・表現の学習開始、宗教学・神学の基本書読書。
7月31日:出願期限(推薦状提出必須)。
8月~9月上旬:外国語試験対策(週2~3セット)、小論文演習(宗教的課題について週1本)、面接対策(深い思想的対話の準備)。
9月20日:二次試験実施。