主な特別入試として、以下のものがあります:
1. カトリック高等学校対象特別入学試験
日本カトリック学校連合会に加盟する高等学校の生徒のみが出願できる制度です。
対象: 日本カトリック学校連合会加盟校に在籍し、高校3年次の3月卒業見込みの者です。
出願条件: 第一志望(専願)が必須です。合格した場合は必ず入学することが条件となります。
学力基準: 非常に高い評定平均値が求められます。神学部は4.0以上、その他の学部は4.3以上(または4.0以上かつ所定の語学検定基準をクリア)が必要です。
選考方法: 書類審査、学科試問(小論文や基礎学力試験など)、面接によって総合的に判断されます。
時期: 出願は9月上旬、試験は9月下旬、合格発表は11月上旬です。
ポイント: 学力に加え、キリスト教ヒューマニズムや奉仕の精神への理解が深く問われます。
2. 海外就学経験者(帰国生)入学試験
海外の教育制度で学んだ経験を持つ学生を対象とした入試です。
対象: 日本国籍(永住権含む)を持ち、海外の学校教育制度に基づく中学・高校に継続2年以上、または通算2年以上(最終学年を含む)在籍した者です。
出願条件: 学科ごとに指定された外国語検定試験の基準(TOEFL, IELTS等)を満たす必要があります(神学部を除く)。
選考方法: 書類審査、学科試問(専門科目や小論文など)、面接が課されます。
時期: 出願は7月中旬から下旬、試験は9月下旬、合格発表は10月上旬です。
ポイント: 筆記試験(学科試問)が課されるため、語学力だけでなく基礎学力や論述力も必要です。IB入試(第1期)との併願が可能です。
3. 国際バカロレア(IB)入学試験
IB Diploma(国際バカロレア資格)取得者を対象としますが、出身校の種類によって第1期と第2期に分かれます。
第1期(主に海外・インターナショナルスクール出身者向け)
対象: 国内外のインターナショナルスクールや海外IB認定校出身者です。
資格: IB Diplomaを取得済み、または取得見込み(Predicted Grades)で出願可能です。
選考方法: 書類審査と面接です。ただし、面接が実施されるのは一部の学科(神、哲、史、国文、ドイツ文、フランス文、新聞、心理、社会福祉、看護、ロシア語)のみで、それ以外の学科は書類審査のみで合否が決まります。
時期: 出願は7月中旬から下旬、試験(面接)は9月下旬、合格発表は10月上旬です。
第2期(主に国内の一条校出身者向け)
対象: 日本国内のIB認定校で、学校教育法第1条に規定される高等学校(いわゆる一条校)の出身者です。
資格: 出願時にIB Diplomaを取得済みであることが必須です(見込みは不可)。
選考方法: 書類審査のみです。筆記試験や面接は行われません。
時期: 出願は12月中旬から1月上旬、合格発表は1月下旬です。
カトリック推薦は、加盟校の生徒が対象で、第一志望(入学確約)が必須条件です。試験は9月下旬に行われます。
帰国生入試は、海外高校出身者が対象で、学科試問と面接があります。試験は9月下旬です。
IB入試(第1期)は、海外・インター校生が対象で、IB資格取得見込みでも出願可能です。試験は9月下旬に行われます。
IB入試(第2期)は、国内一条校IB生が対象で、IB資格取得済みが必須です。選考は書類のみで、1月下旬に合格発表があります。
① カトリック高等学校対象特別入学試験
すべての学部・学科で実施されます。
• 実施学科: 全学部全学科
• 募集人員: 若干名
② 海外就学経験者(帰国生)入学試験
すべての学部・学科で実施されます。
• 実施学科: 全学部全学科
• 募集人員: 若干名
③ 国際バカロレア(IB)入学試験
第1期と第2期で、実施される学科が異なります。特に第2期は実施しない学科があるため注意が必要です。
【第1期】
• 実施学科: 全学部全学科
• 募集人員: 若干名
【第2期】 一部の学科でのみ実施されます。以下の学科以外(神学部など)は募集がありません。
• 文学部: 哲学科、英文学科、ドイツ文学科
• 総合人間科学部: 教育学科、社会学科
• 法学部: 法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科(全学科)
• 経済学部: 経済学科、経営学科(全学科)
• 外国語学部: 英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科(全学科)
• 総合グローバル学部: 総合グローバル学科
• 理工学部: 物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科(全学科)
• 募集人員: 若干名
2. 倍率(志願者数・合格者数)について
帰国生入試とカトリック推薦は、倍率(他人との競争)を気にするよりも、「出願資格(語学スコア・評定)をクリアすること」と「基礎学力(学科試問)の対策」が最優先です。要件を満たせば合格の可能性は非常に高いです。
IB入試(特に文系・総合グローバル)は、明確な競争試験です。倍率が3倍~7倍近くになることもあり、IBのスコアが良いだけでは安心できません。志望理由書や面接で「なぜ上智で、その学科なのか」を深くアピールする必要があります。
理工学部の特別入試は、出願資格(履修科目やスコア)さえ満たせば、合格率は高いため、履修計画と成績維持がそのまま合格に直結します。
1. カトリック高等学校対象特別入学試験
選考は書類審査に加え、学科ごとの学科試問(小論文や基礎学力試験)と面接によって行われます。
2. 海外就学経験者(帰国生)入学試験
海外の中学・高校で2年以上学んだ日本国籍者を対象とし、所定の語学検定スコアの提出が求められます。
選考は書類審査のほか、全学科で実施される筆記試験(学科試問)と面接により、語学力と基礎学力が問われます。
3. 国際バカロレア(IB)入学試験
IB資格(取得見込み含む)を持つ海外・インター校出身者向けの「第1期」は、書類審査と面接(一部学科)で選抜されます。
IB資格取得済みの国内一条校出身者向けの「第2期」は、面接や試験を行わず、書類審査のみで合否が決まります。