推薦入学試験(公募制)
教育学科
出願書類の書き方
レポート課題は指定図書『人間の安全保障』(アマルティア・セン著)または『学校の戦後史』(木村元著)の選択です。
教育への関心が高い場合は『学校の戦後史』、人間の発展と安全保障についての関心がある場合は『人間の安全保障』が適切です。
単なる要約ではなく、その著作のどのテーマが自分の教育観と繋がるか、大学での学習と関連づけて述べることが重要です。
二次試験の対策
小論文は「教育に関する小論文」として出題されます。
高3春から、教育の現状課題(不登校、いじめ、学力格差など)に関するニュースを定期的に読み、複数の視点から分析する力を養ってください。
毎週1回は500~800字の教育問題に関する小論文を書く練習をしましょう。
面接で問われること
なぜ教育学を学びたいのか、教育への関心の具体性、将来のキャリア(教員、教育行政、企業の人材育成など)が問われます。
指定図書で選択した著作についての理解度の確認もあります。
対策スケジュール
高3春~夏
高3夏~秋
高3秋~出願期限
- 教育問題に関する小論文の毎週1回の演習。
- レポート課題の執筆。
出願後~二次試験
- 面接対策。
- 教育課題についての議論練習。
- 指定図書の内容説明の準備。
心理学科
出願書類の書き方
レポート課題「自分にとって心理学を学ぶことの意味」は、個人的な経験と学問的関心を結びつけるものです。
例えば「友人の悩みを聞いて、心理的サポートの重要性を感じた」「自分のストレス対処法について科学的に理解したい」など、具体的な動機を述べてください。
心理学は「人間理解」と「実践的応用」の学問であることを意識した記述が効果的です。
二次試験の対策
課題文に関する論述試験は、与えられたテキストを読んで、その内容を理解し、自分の考えを論じる形式です。
高3春から、心理学的テーマについての文章を読み、論述する練習をしてください。
認知心理学、発達心理学、社会心理学など、心理学の基本分野についての基礎知識も習得しましょう。
面接で問われること
心理学への関心の根拠、心理学の学習を通じて達成したい目標、将来のキャリアプラン(臨床心理士、スクールカウンセラー、企業の人事など)が問われます。
心理学の倫理観についての質問もあり得ます。
対策スケジュール
高3春~夏
- 心理学の基本概念についての読書。
- 自分の心理学への関心を整理。
高3夏~秋
- レポート課題の準備と執筆。
- 心理学的なテーマについての論述練習。
高3秋~出願期限
- 課題文の読み込みと論述練習。
- 出願後~二次試験:面接対策。
- 心理学における倫理や実践的応用についての議論練習。
社会学科
出願書類の書き方
レポート課題は、社会学者の著作1冊以上を読み、その内容に基づいて、自分が社会学で何を学びたいかを述べるものです。
単なる本の紹介ではなく、その著作の議論を自分の問題関心と結びつけることが重要です。
著者名と書名を明記することが指示されているため、正確に記録してください。
二次試験の対策
文章理解力、表現力、思考力について試問されます。
高3春から、社会学や社会科学についての論文や書籍を読み、複雑な議論を理解する訓練をしてください。
毎週1回は、社会的現象について社会学的視点から分析する練習をしましょう。
面接で問われること
社会学への関心の具体性、提出したレポートで取り上げた著作についての理解度、将来のキャリアプラン(社会調査、企画政策、ジャーナリズムなど)が問われます。
現代社会の課題に対する自分の分析視点も評価されます。
対策スケジュール
高3春~夏
- 社会学の基本著作3~5冊の読破。
- 自分の関心テーマを決定。
高3夏~秋
- 社会学者の著作1冊を深掘りして研究。
- レポート課題の準備と執筆。
高3秋~出願期限
出願後~二次試験
- 面接対策。
- 提出したレポート内容の詳細説明。
- 社会問題についての議論練習。
社会福祉学科
出願書類の書き方
レポート課題は「社会福祉の役割が重要である理由」を述べ、参考文献を明記するものです。
具体的な福祉課題(高齢者福祉、貧困、児童虐待など)を取り上げ、その課題における社会福祉の重要性を示してください。
必ず専門的文献を参照し、引用してください。
引用形式の正確さも評価対象です。
二次試験の対策
学科試問は社会および社会福祉に関する理解力と思考力を問うため、広い知識が必要です。
高3春から、福祉政策、福祉制度についての基本を学んでください。
特に、面接でのプレゼンテーション(3分以内)に向けて、自分のレポート内容を視覚的に分かりやすく、模造紙にまとめる訓練が重要です。
面接で問われること
提出したレポートの内容についての深掘り質問、プレゼンテーションの質問(質問者は学生の説明内容に基づいて、さらに詳しく聞く可能性が高い)、社会福祉への関心の根拠が問われます。
福祉的課題に対する倫理的思考力も評価されます。
対策スケジュール
高3春~夏
- 社会福祉の基本制度についての学習。
- 関心のある福祉課題を決定。
高3夏~秋
- 福祉関連の専門文献を複数読破。
- レポート課題の執筆。
高3秋~出願期限
- プレゼンテーション資料(模造紙)の作成。
- 3分の説明原稿の作成と音読練習。
出願後~二次試験
- 面接対策。
- プレゼンテーション内容についての追加質問への答弁練習。
看護学科
出願書類の書き方
レポート課題は2つのパート。
第1課題は看護体験またはボランティア経験から得た学びを記述します。
ただし体験がない場合は、「なぜ体験できなかったか」と「体験を通じて学びたいことは何か」を記述してください。
第2課題は新聞記事から看護関連の課題を取り上げ、文献を用いた分析と自分の考察を示してください。
二次試験の対策
小論文は看護学的視点から社会問題を論じるものです。
高3春から、医療・看護に関するニュースを定期的に見聞きし、基本的な理解を深めてください。
毎週1回は看護・医療課題に関する小論文を書く練習をしましょう。
面接で問われること
看護職への志望動機、看護倫理についての認識、提出したレポート内容についての質問、将来のキャリアプラン(病院勤務、地域看護、国際医療など)が問われます。
対人関係スキルや課題解決への態度も暗黙的に評価されます。
対策スケジュール
高3春~夏
- 看護・医療についての基本知識習得。
- 看護体験・ボランティアの参加準備。
高3夏~秋
- 体験後の振り返り記述。
- 看護関連新聞記事の収集と分析。
高3秋~出願期限
- レポート課題2つの執筆。
- 看護課題についての小論文演習。
出願後~二次試験
- 面接対策。
- レポート内容の詳細説明。
- 看護倫理についての議論練習。
推薦入学試験(公募制) 【国際バカロレア(IB)枠】
教育学科
出願書類の書き方
指定図書は 2 冊から選択できます。
『人間の安全保障』は人間中心の開発アプローチを提唱しており、教育の意義を考える上で有用です。
『学校の戦後史』は日本の教育制度の変遷を理解するのに役立ちます。
選んだ著作の要約と、その内容に基づく自身の考えを明確に述べることが重要です。
特に、著作が提起する教育課題に対して、自身がどのように向き合いたいのかを示すことが評価のポイントです。
二次試験の対策
学科試問は教育に関する小論文です。
学校教育の役割・現代の教育課題(格差・いじめ・キャリア教育など)・教育制度改革など、複合的なテーマが出題される可能性があります。
IB カリキュラムでの社会科学的思考と、指定図書での学習を組み合わせ、教育の本質と現代的課題について論述する訓練が必須です。
面接で問われること
指定図書の具体的な内容についての理解度、そして教育学への関心が問われます。
また、自身の高校経験や学習経験を踏まえた教育への見方も重要です。
対策スケジュール
9 月中
- 指定図書 2 冊を読み、内容を比較検討。
- 自身の関心に沿った 1 冊を選定。
9 月末~10 月
- 選んだ図書を精読。
- 重要な議論と自身の考えをまとめる。
10 月
- レポート等特定課題を執筆。
- 図書の要約と自身の考えを論理的にまとめる。
11 月初
- 教育に関する小論文演習を毎日実施。
- 複合的なテーマを論述する力を鍛える。
11 月中旬~出願締切
- 面接対策として、指定図書の内容に関する深掘り質問への回答練習。
心理学科
出願書類の書き方
「自分にとって心理学を学ぶことの意味」という課題は、単なる学問的関心ではなく、個人的な経験や自己理解との結びつきを示す必要があります。
高校時代での人間関係の経験、心理学的知識を通じて理解したい現象、将来の職業との関連性など、複数の視点から述べることで、説得力が高まります。
二次試験の対策
学科試問は課題文に関する論述試験です。
心理学の基礎概念(認知・感情・行動・発達・社会心理など)に関する理解が必須です。
与えられた課題文に対して、心理学的観点から分析し、理論的に論述する訓練が重要です。
面接で問われること
心理学への関心の動機、そして学習を通じてどのような心理的課題に向き合いたいのかが問われます。
臨床心理・教育心理・社会心理など、特定の分野への興味があれば、その知識を深めておくと良いでしょう。
対策スケジュール
9 月末まで
- 心理学の基礎概念を習得。
- 高校での学習経験と心理学の関連性を考察。
10 月
- レポート等特定課題の執筆。
- 自身の経験と心理学学習の意義を結びつける。
11 月初
- 論述試験対策として、心理学的課題文の分析演習を毎日実施。
11 月中旬~出願締切
- 面接対策として、心理学に関する深掘り質問への回答練習。
社会学科
出願書類の書き方
関心のあるテーマに関する社会学者の著作を読み、その内容に言及しながら、「何を・なぜ・どのように学びたいのか」を述べることが重要です。
単なる著作の要約に留まらず、その著作が提起する社会的課題に対して、自身の問題意識を示し、大学での学習プランまで言及することで、説得力が高まります。
二次試験の対策
学科試問は文章理解力・表現力・思考力が問われます。
与えられた社会現象を分析する問題が出題される可能性があります。
IB カリキュラムでの社会科学的思考を基盤に、複雑な社会問題に対して複数の観点からアプローチする訓練が必須です。
面接で問われること
選んだ社会学の著作についての理解度、そしてそれが自身の学習計画とどう結びついているのかが問われます。
また、現代社会の具体的な課題についての自身の見方も重要です。
対策スケジュール
9 月末まで
- 社会学の基礎概念と複数の著作を読む。
- 関心のあるテーマと著者を選定。
10 月
- レポート等特定課題の執筆。
- 著作の内容と自身の学習計画を結びつける。
11 月初
- 社会現象の分析演習を毎日実施。
- 複数視点から社会課題を論述する力を鍛える。
11 月中旬~出願締切
- 面接対策として、社会学的課題に関する深掘り質問への回答練習。
社会福祉学科
出願書類の書き方
「社会福祉の果たす役割が重要になっている理由」をまとめ、参考にした専門的文献を明記することが重要です。
高齢化社会・貧困・格差・障害者支援など、具体的な社会課題を取り上げ、その解決に社会福祉がどのような役割を果たしているのかを論述しましょう。
専門文献の引用を通じて、学習の深さを示すことが評価されます。
面接では、提出レポートに関するプレゼンテーション(3 分程度)が求められるため、レポート内容を効果的に図解化し、模造紙 1 枚程度に視覚的にまとめておく必要があります。
二次試験の対策
学科試問は社会と社会福祉に関する理解力と思考力が問われます。
現代の社会問題と福祉制度の関連性を理解し、複数視点から分析する力が必須です。
IB カリキュラムでの社会科学的思考を活かし、福祉政策や制度についての論述訓練が重要です。
面接で問われること
提出レポートの詳細な内容、そしてプレゼンテーションに関する質疑応答が予想されます。
社会福祉への関心の動機、将来のキャリアパスについても問われます。
対策スケジュール
9 月末まで
- 社会福祉の基礎知識と関連課題を習得。
- 参考文献を複数収集。
10 月
- レポート等特定課題の執筆。
- 社会福祉の役割と関心を専門的に論述。
11 月初
- レポート内容を視覚的に図解し、模造紙にまとめてプレゼンテーション練習。
11 月初
11 月中旬~出願締切
- 面接対策として、レポートの質疑応答とプレゼンテーション練習を繰り返す。
看護学科
出願基準
- IB Diplomaを取得見込みの者。
- 選択必修:数学(HL)、化学(HL)、生物(HL)から 1 科目を履修した者
出願書類の書き方
レポート等特定課題は 2 つの課題に分かれます。
①では、1 日看護体験やボランティア活動での体験を具体的に述べ、そこから学んだ看護観や人間観を示すことが重要です。
②では、新聞記事を素材として、社会における医療・看護の課題を文献に基づいて分析し、自身の見解を述べます。
単なる体験説明に留まらず、それを通じて身についた専門的知見を示すことが評価されます。
二次試験の対策
学科試問は小論文です。
看護学の基礎概念(患者中心のケア・倫理・安全性など)と現代的な医療課題(高齢化社会への対応・感染症対策・メンタルヘルスなど)についての理解が必須です。
IB カリキュラムで学んだ生物学・化学の知識と、看護学的思考を融合させた論述訓練が重要です。
面接で問われること
看護体験での具体的な出来事と学び、そして新聞記事で選んだ医療課題についての理解度が問われます。
看護職としての倫理観や患者対応についても深掘りされる可能性があります。
対策スケジュール
9 月末まで
- 看護学の基礎概念と医療課題を習得。
- 看護体験やボランティアの準備。
10 月
- 1日看護体験またはボランティア活動を実施。
- 得られた体験をレポートにまとめる。
10 月中旬
- 新聞記事から医療課題を選定。
- 関連文献を複数読み込む。
10 月末
- レポート等特定課題全体を完成。
- ふたつの課題を論理的に仕上げる。
11 月初
- 看護に関する小論文演習を毎日実施。
- 医療倫理や現代的課題を論述する力を鍛える。
11 月中旬~出願締切
- 面接対策として、看護体験と医療課題に関する深掘り質問への回答練習。