上智大学総合人間科学部の公募制推薦入試における対策ポイントを以下にまとめます。
教育学科
課題レポートは指定図書を読み、要約と考察を書きます。単なる感想文ではなく、著者の主張を正確に捉えた上で、教育学的な視点から自分の考えを展開する論理構成力が必要です。
当日の試験は90分の小論文ですので、教育に関する時事問題や基礎知識を整理しておく必要があります。
心理学科
課題レポートでは、心理学への漠然とした興味ではなく、なぜ大学で専門的に学ぶ必要があるのか、将来のビジョンと結びつけて具体的に書くことが求められます。
当日の試験は課題文を読んで論述する形式で、文章を論理的に読み解く読解力が重視されます。
社会学科
課題レポートでは、自分で選んだ社会学者の本を読み、社会学で何を・なぜ・どう学びたいかを論じます。どの本を選ぶかに受験生のセンスや関心が表れるため、専門性のある良書を選ぶことが第一歩です。
当日の試験は60分と短く、文章理解力と表現力が問われるため、素早く論点を整理して書くトレーニングが有効です。
社会福祉学科
この学科の最大の特徴はプレゼンテーションです。出願時に「社会福祉の役割」について専門文献を用いて3000字のレポートを作成します。
さらに面接試験では、そのレポート内容について模造紙サイズ1枚程度の資料を用意し、3分以内でプレゼンを行わなければなりません。
原稿の暗記だけでなく、視覚資料の作成と発表の練習が必須です。
看護学科
提出課題が2つあり、負担が大きいです。
1つは看護体験やボランティア活動からの学び、もう1つは新聞記事と文献を用いた医療・看護課題への考察です。実体験に基づいた感性と、客観的なデータや文献に基づくアカデミックな視点の両方が評価されます。
当日の試験は60分の小論文です。
共通の対策
すべての学科で、提出したレポートや自己推薦書の内容について面接で深く掘り下げられます。
自分が書いた文章の根拠や背景知識を完璧に説明できるよう準備してください。
また、上智大学の理念である「他者のために、他者とともに」という精神と、自分の志望動機がどう重なるかを言語化しておくことが重要です。