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京都大学

学校情報

薬科学科

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薬科学科

偏差値

72

独創的・先導的な創薬研究のプロフェッショナルを養成する 京都大学薬学部薬科学科(4年制)は、自然や社会、健康や疾病に関わる多様な事象に関心を持ち、創薬科学および生命薬学を通して薬学の進展と社会の発展に貢献できる専門能力とリーダーシップを持つ人材の育成を目的としています。薬科学科では、医薬品の設計・合成や生体分子との相互作用に関わる諸問題に対峙し、構造機能や作用・動態などの側面から研究する総合科学としての薬科学について、その基礎と応用に関する知識と技術を学びます。あわせて4年次には希望する研究室に所属し、最先端研究にふれる特別実習に取り組みます。養成をめざすのは創薬科学の研究者や技術者です。また、さらに広い視野に立脚し、専門知識を深めながら研究能力を養うことを目的に、大学院(修士課程・博士後期課程/計5年間、一貫制博士課程/5年間)に進学する卒業生が多いのも薬科学科の特徴のひとつです。

学べる学問

外国語学薬学生物学化学

目指せる仕事

薬品メーカー勤務研究・技術者(製薬開発)大学教員国家公務員会社員(一般企業勤務)

学びの特徴

学びの特徴

■高度な基礎科学力と薬学的応用力の養成 薬学は、医薬品を創製、生産し、適正に使用することをめざす総合科学であり、物理学、化学、生物学の多岐にわたる基礎科学に立脚しています。京都大学薬学部では、薬学の基礎体系となる学問を徹底的に学び、知識や技能を統合して薬学的に応用する能力を身につけます。 ■主体的な学びと高いコミュニケーション能力の養成 薬学部では、初年次から能動学習や少人数学習を積極的に授業の中に取り入れ、創薬・医療現場での潜在的な問題を解決するために必要なコミュニケーション能力を養う教育を行っています。 ■フェイス・トゥ・フェイスで行うポケット・ゼミ ポケット・ゼミ(新入生向け少人数セミナー)は、10人程度の少人数単位で様々な形態の授業を行う全学共通科目です。薬学部からは、「くすりと化学」「創薬における物理系薬学・生命科学」「薬と医療」といった科目を提供しています。

カリキュラム

■1・2年次 広範な教養と高い人間性、社会性、倫理観を育む教養教育を実施し、主体的に学ぶ姿勢を涵養し、豊かな人格形成の基盤づくりを行います。また、グローバルなコミュニケーション力養成のための外国語教育を実施します。 ■3年次 薬学の専門知識・実験技術を学ぶための専門教育科目を中心とした科目を履修します。大学院教育に結びつく高度な専門知識を学ぶ研究基盤教育科目も一部入ってきます。主として午前中は講義、午後は専門実習を行います。実習は全て必修科目で薬学の全ての専門分野に関する実験技術を習得します。 ■4年次 修得した専門知識・技能・態度を基に、研究室において個別指導による特定のテーマに関する研究を行う特別実習を実施し、将来世界をリードできる独創的な創薬研究者として活躍できるよう、科学的観点に立った問題発見および問題解決の基礎的能力を修得することができるようにします。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

令和5年度卒業者の進路状況 進学(大学院):92.3% 就職(民間企業):1.5% その他:6.2%

就職支援

【ガイダンス・セミナーの開催】 進路を考え、就職活動を始めるうえで知っておいてほしい基本的な心がまえや知識を身につけるガイダンスと、一人ひとりの進捗や状況にあわせて受講するセミナーを開催しています。 ■2024年度に開催する行事 ・キックオフガイダンス ・秋の就職活動ガイダンス ・博士キャリアガイダンス ・業界研究セミナー ・実践セミナー(エントリーシート、集団面接、グループディスカッション)など 【就職相談室・相談】 学生総合支援機構所属の経験豊富な相談員が学生一人ひとりの就職や進路の相談に対応します。 ■相談内容の例 ・作成したエントリーシートに助言がほしい ・面接の練習がしたい ・進学か就職、民間企業への就職か公務員かで迷っている ・企業選びに迷いがある ・就職活動が思うように進まない ・複数の内定があるが、最終的に決める際のアドバイスがほしい 【京都大学キャリアフォーラム(学内合同企業説明会)の開催】 京大生を採用したい企業・団体との交流の場として「京都大学キャリアフォーラム」を開催しています。 ■2024年度に開催する京都大学キャリアフォーラム ・博士・PD対象京都大学キャリアフォーラム  対象:博士課程在籍者  開催日:2024年11月(予定) ・2025京都大学キャリアフォーラム  対象:全学生(主に2025年度卒業・修了予定者)  開催日:2025年3月(予定) 【マッチングサイト】 学生と企業・団体がお互いの理解を深め、就職につなげていくサイトです。インターンシップやセミナーなどの京大生向けイベントに応募したり、学生から企業・団体へ個別コンタクトを希望したりすることもできます。 また、博士学生は求人に応募したり、企業からのオファーを待つこともできます。課程・学年により利用できる内容が異なります。 【求人情報およびインターンシップ情報の公開】 ■求人情報の公開 自由応募の求人票は、マッチングサイトおよび「求人情報検索システム」で公開しています。なお、私立学校の教職員募集、公務員採用試験(公立学校の教員含む)、留学生対象の求人票で日本語以外の表記のものは紙面で公開しています。 ※学校推薦の求人票は各学部・研究科で公開されます。 ■インターンシップの情報公開 大学で応募の取りまとめをするインターンシップについてはキャリアサポートセンターのホームページおよびKULASIS(京都大学教務情報システム)に公開し、学生課就職支援掛が取り扱います。また、学生が自由に応募できるインターンシップの情報は、マッチングサイトおよび「求人情報検索システム」で公開しています。 【卒業生名簿の閲覧】 企業等で活躍する卒業・修了者の名簿が閲覧できます。 【書籍やDVDの閲覧・借出】 業界地図や四季報、適性試験・面接対策の書籍を豊富に揃えています。

就職実績

令和5年度卒業・修了生の主な就職先 ■企業 インテック/アークレイ株式会社/IQVIAサービシーズジャパン/Axcelead Drug Discovery Partners/味の素/アステラス製薬/イーピーエス/エーザイ/小野薬品工業/科研製薬/協和キリン/佐藤製薬/三洋化学研究所/シミックヘルスケア・インスティテュート/住友ファーマ/ゼリア新薬工業/千寿製薬/第一三共/大鵬薬品工業/田辺三菱製薬/中外製薬/トクヤマ/阪大微生物病研究会/久光製薬/持田製薬/Zhejiang Doer Biologics Co.,Ltd./アクセンチュア/伊藤忠テクノソリューションズ/富士フイルム/丸紅/日本たばこ産業/レゾナック ■公務員等 財務省/厚生労働省 ■大学教員、ポスドク 京都大学薬学研究科/和歌山県立医科大学/産業技術総合研究所/Rice University/Sichuan University/Washington University in St. Louis

卒業生に人気の職種

創薬科学の研究者・技術者

卒業生に人気の業界

令和5年度学部卒業者の産業別就職状況(令和6年5月1日現在) 製造業:37.5% サービス業:31.3% 卸売・小売業:12.5%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,456,930円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

総合型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/08

一次合格発表日

2024/11/28

二次試験日

2024/12/14

合格発表日

2025/02/12

提出書類

活動報告書

その他書類

試験内容

小論文や学科諮問などの筆記試験

共通テスト

面接

倍率 2024

2.3

倍率 2023

2.7

募集人数

3

補足説明

■出願要件 次のすべての要件を満たすこと。 1. 薬学部薬科学科の求める人物像を理解した上で学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者 2. TOEFL iBT、IELTS(アカデミック・モジュール)、実用英語検定(英検)(英検CBT・英検S-CBT・英検S-Interviewも認める)のうち少なくとも1つを受験し、TOEFL iBT、IELTS(アカデミック・モジュール)にあっては受験者成績書の原本を提出できる者、または実用英語検定(英検)にあっては合格証明書の原本を提出できる者 3. 令和7年度大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者 ■提出書類 ・調査書 ・学業活動報告書 ・学びの設計書 ・TOEFL iBT、IELTSの受験者成績書の原本(コピー不可)、または実用英語検定(英検)の合格証明書の原本(コピー不可)のうち少なくとも1つ ■選抜方法 第1次選考は、提出書類の内容により選考を行います。 第2次選考は、第1次選考に合格した者に対して、論文試験、及び面接試験の成績により選考を行います。 論文試験は、科学に関する英語又は日本語の資料を読んで日本語で論述する形式です。内容を正確に読み取り、分析した上で論理的に考察する能力、新たに得た知識を活用して問題を解決する能力、及び自身の考えをまとめて論述する能力などについて評価します。 面接試験は、1)課題発見・解決力、2)論理的思考力、3)知的好奇心に基づいた科学への主体的学習態度、4)コミュニケーション力、5)倫理性や社会性などについて評価します。 最終合格者は、大学入学共通テストの得点の合計が950点満点中概ね8割以上の者で、第2次選考の成績上位順に決定します。 ■大学入学共通テスト利用教科・科目名 【国語】『国語』 【地歴・公民』『地理総合、地理探究』、『歴史総合、日本史探究』、『歴史総合、世界史探究』、『公共、倫理』、『公共、政治・経済』から1 ※ 【数学】『数学I、数学A』及び『数学Ⅱ、数学B、数学C』 【理科】『物理』、『化学』、『生物』から2 【外国語】『英語』(リスニングテストを含む) 【情報】『情報I』 ※ 2科目受験者については、第1解答科目の成績を用います。