食料・環境経済学科
偏差値
71
社会・経済の制度と文化を通して食料・環境問題の解決に挑む 今、人類が直面している難問のなかで、私たちの生活に最も関連が深いものに食料問題と環境問題があります。食料・環境経済学科では、その解決を目指すとともに、他の学科で行われる自然科学的な研究成果が現実社会に適切に受容されるための条件を探ることや、これらを農学論として総括し、新しい食と農のパラダイム(理論体系)を発信することを目標としています。 食料・環境経済学科では、農林水畜産業の担い手の状態とともに、食をめぐる食品産業と消費者との望ましい関係を探求します。また、食や農の活動と環境問題との関係、および環境保全に向けた調和のあり方について探るとともに、都市や他産業との関係を視野に入れて、農山漁村の文化的・社会的・経済的な発展方策を世界的視野に立って解明できるように、その考察方法を学びます。