出願書類の書き方
Webエントリーシステム上に、日本語600字以上800字以下で「なぜ慶應理工学部のその学門でなければならないのか」という明確な志望理由を入力する必要があります。
この志望理由書は第1次選考の重要な評価対象であると同時に、第2次選考の面接での基礎資料としても活用されるため、一貫した目的意識を示す必要があるからです。
海外での経験の棚卸しと並行して志望学門を深くリサーチし、800字の構成案を練り上げましょう。
2次試験の対策
第2次選考の「参考小論文」では、理想とする未来ビジョンと、その実現に向けた慶應での具体的な学びの計画を描く力が評価されます。
いずれの学門でもここで高得点が欲しいところです。
この小論文は合否の直接の点数というよりも「面接の参考資料」として用いられ、あなたのフロンティア精神や創造力、そして大学での明確な目的意識を確認するためだからです。
「理想とする未来ビジョンを描き、その実現に向けて慶應でどのようなスキルを磨きたいか(800字以内)」というお題に対し、まずは既存の社会や技術、科学についての課題を述べましょう。
その上で、入学後の学習を通じてどのような技術や製品、法則を開発・発見することで解決したいのかを論理的に述べられると良いでしょう。
将来の目標と理工学部での学びを紐付け、短時間で説得力のある800字の文章にまとめるトレーニングを繰り返すことが重要です。
面接で問われること
理工学部の面接は一般的な人物面接に加え、「数学、物理、化学の科目面接」が課されるのが最大の特徴です。
大学側は、英語ベースで学んできた帰国生が、日本の最難関レベルの理数系カリキュラムに適応できるか、そして専門用語を日本語で理解し論理的に説明できる思考力があるかを直接確認したいからです。
「この物理法則や化学反応について、黒板を使って説明してください」といった質問に対し、単に公式や知識を答えるだけでなく、現象の背後にある原理を日本語で順序立てて説明しましょう。
本番で焦らないためにも、数学および物理の問題演習を行っておくことが不可欠です。
具体的には、「チャート式」や「セミナー物理」、「セミナー化学」などを実施して、基礎的な問題に即答できるようになっておきましょう。
対策スケジュール
7月前半に出願・書類郵送が締め切られ、8月下旬に第1次選考合格発表、9月上旬に第2次選考、その後すぐに最終合格発表という極めてスピーディーなスケジュールで進行します。
出願前の早い時期にTOEFLやIELTS、各国の統一試験を受験し、志望学門に合わせた目標スコア(高倍率ならTOEFL100点、共通テスト9割など)を獲得した上で、「Official Scoreの電子直送手配」を完了さておきましょう。
直前ではTOEFLや統一試験のスコアメイクに向けた学習、その後は既存の社会課題に対する解決策をまとめる参考小論文の記述演習と「チャート式」などを用いた理数系の基礎問題演習と日本語での口頭説明トレーニングを行い念入りに準備しましょう。