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慶應義塾大学経済学部では、PEARL入試という特別入試が用意されています。

英語で経済学を学び、4年間で学位取得ができる9月入学のプログラム(PEARL)を対象とした選考であるのが特徴です。

本ページでは、慶應義塾大学経済学部の特別選抜である、PEARL入試の概要と対策についてお伝えします。

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竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。

実施している年内入試の種類と日程について

経済学科

試験名PEARL入試 Application Period I
出願締切日2025/12/03
一次合格発表日-
試験日-
合格発表日2026/01/26
試験名PEARL入試 Application Period Ⅱ
出願締切日2026/01/28
一次合格発表日-
試験日-
合格発表日2026/02/26
試験名PEARL入試 Application Period Ⅲ
出願締切日2026/04/10
一次合格発表日-
試験日-
合格発表日2026/05/25

慶應義塾大学経済学部経済学科 PEARL入試 入試日程  経済学科   PEARL入試(Application Period I・II・III)

9月入学のプログラムであり、出願期間はApplication Period I、II、IIIの3回に分かれて設定されています

秋から翌年の春にかけて段階的に出願と合格発表が行われるスケジュールです

あるPeriodで不合格となった場合でも、その後のPeriodに再出願することが可能であるため、複数回の挑戦機会が設けられているのが特徴です

選考は面接等がなく、提出された書類の評価のみで行われます

出願の必須条件として、IB、SAT、ACTのいずれかの統一試験スコアと、TOEFL iBTまたはIELTSの英語資格スコアの提出が求められ、これらを他の試験で代用することはできません

そのため、自身がターゲットとするPeriodの出願締め切りから逆算し、計画的に各種試験を受験して必要なスコアを確実に手元に揃えておくことが最大の対策ポイントとなります。

また、出願はすべて英語でオンラインシステムを通じて行うため、早めにシステムや募集要項を確認し、余裕を持って準備を進める必要があります

各入試の募集人数・倍率

経済学科

試験名PEARL入試 Application Period I
募集人数100
倍率 2026-
倍率 20253.3
試験名PEARL入試 Application Period Ⅱ
募集人数100
倍率 2026-
倍率 20254.3
試験名PEARL入試 Application Period Ⅲ
募集人数100
倍率 2026-
倍率 20255.5

経済学科(PEARL入試)の倍率の特徴

募集人数は、3回あるApplication Period(I・II・III)をすべて合わせて「約100名」と設定されています。

2025年度のデータを見ると、Period Iが3.3倍、Period IIが4.3倍、Period IIIが5.5倍となっており、出願時期が遅くなるにつれて倍率が上昇していく傾向にあります。

Period Iの「3.3倍」は、大学全体から考えても比較的「狙い目」の倍率です。

一方で、Period IIの「4.3倍」やPeriod IIIの「5.5倍」と、出願時期が遅くなるほど、他大学との併願者や、時間をかけてハイスコアを準備してきたハイレベルな受験生が集まりやすくなるため、後半のPeriodほど厳しい戦いを覚悟する必要があります。

各学部・学科の出願基準・出願書類と二次選抜について

経済学科

試験名PEARL入試 Application Period I
出願評定-
必要英検スコア-
出願書類志望理由書 その他書類 推薦書
試験内容

その他

試験名PEARL入試 Application Period Ⅱ
出願評定-
必要英検スコア-
出願書類志望理由書 その他書類 推薦書
試験内容

その他

試験名PEARL入試 Application Period Ⅲ
出願評定-
必要英検スコア-
出願書類志望理由書 その他書類 推薦書
試験内容

その他

経済学科 PEARL入試

出願基準について

  • 必須の統一試験スコア: 出願にあたり、International Baccalaureate (IB) Diploma、SATスコア、またはACTスコアのいずれかの提出が必須です。これらのスコアは他の試験で代用することはできません。
  • 必須の英語資格スコア: TOEFL iBT または IELTS Academic Module のスコア提出が必須です。こちらも他の試験での代用は不可とされています。

​出願の前提条件として、指定された統一試験と英語資格試験の両方のスコアが絶対に必要となります。

基準点こそ明記されていませんが、他のスコアによる代替が一切認められていないため、出願期間に間に合うよう早期からこれらの試験を受験し、スコアを揃えておく必要があります。

出願書類について

  • 言語の指定: PEARL入試への出願手続きは、すべて英語で行う必要があります。
  • 提出方法: 出願プロセスは、オンライン出願システムである「The Admissions Office 」を通じて完了させる必要があります。

すべての書類を英語で作成・提出しなければならないため、英語での志望理由の記述やアピールに十分な時間をかける必要があります

また、オンラインシステムを使用するため、早めにシステムに登録して入力項目や必要書類のフォーマットを確認し、不備がないよう余裕をもって準備を進めることが重要です。

試験内容について

  • 選考方法: 提出された書類の評価のみに基づいて、総合的な選考が行われます。
  • 面接・筆記試験の有無: 面接は実施されません。また、大学独自の筆記試験等も課されません。

面接や独自の筆記試験がないため、合否の判定は「事前に提出したスコア(IB/SAT/ACTおよびTOEFL/IELTS)」と「英語で作成した出願書類」のみで100%決まります

挽回するチャンスとなる面接試験がない分、ハイスコアの獲得と、論理的で説得力のある英文書類の作成に全精力を注ぎ込む必要があります。

各学科の総合型選抜の対策ポイント

出願書類の書き方

PEARL入試は書類のみで合否が決まるため、すべて英語で作成する出願書類において、IBやSATなどの客観的な高いスコアが求められます。

また、「なぜ英語で経済学を学ぶPEARLプログラムでなければならないのか」を明確かつ論理的にアピールする必要があります。

面接や筆記試験が一切行われず、提出された書類の評価のみで合否が判定されるため、書類上で英語力と経済学への熱意のすべてを伝えきる必要があるためです。

過去の合格者は、海外経験や国際的な活動、あるいは国内での英語ディベート大会の実績などを、将来国際舞台で経済学の知識をどう活かしたいかと具体的に紐づけ、PEARLプログラムの理念と一致するストーリーを構築している傾向があります。

そのため、まず取り組むべきアクションは、IB、SAT、TOEFLなどの必要なスコアメイクを早期に完了させるとともに、英語での志望理由の骨組みを作り始めることです。

対策スケジュール

出願機会はApplication Period I(10月下旬〜12月上旬)、II(12月上旬〜1月下旬)、III(2月下旬〜4月上旬)の3回に分かれています

出願を予定しているPeriodの出願開始時期までに、IB/SAT/ACTおよびTOEFL/IELTSの目標スコアを確実に取得し終えておくことが、絶対に達成しておくべき目標です

1日の学習ルーティン例として、高校の授業と並行しつつ、毎日必ずTOEFL等のリーディング・リスニング演習やSAT向けの対策時間を確保しましょう。

週末は模擬試験形式でタイムマネジメントの感覚を養うのが効果的です。

長期にわたるスコアメイクの期間を走り切るためのメンタル管理のコツは、Period Iでの合格を目標としつつも、不合格だった場合はPeriod II、IIIと再出願が可能であるという制度のメリットを理解し、一度の試験結果に一喜一憂せず着実にスコアを伸ばしていくことです。

総合型選抜に対するよくある質問

Q:編入学は可能ですか?

A:慶應義塾大学経済学部のPEARLプログラムは1年次入学を対象としたプログラムであり、編入学は受け付けていません。

Q:一度不合格になった場合、同じ年度の別のApplication Periodに再出願することはできますか?

A:はい、可能です。

あるApplication Periodで不合格となった場合でも、その後のApplication Periodに改めて再出願することが公式に認められています。

Q:英検など、TOEFLやIELTS以外の英語資格試験のスコアを提出することはできますか?

A:できません。

PEARL入試では、TOEFL iBT または IELTS Academic Module のいずれかのスコア提出が必須とされており、募集要項においても「これらのスコアを他の試験のスコアで代用することはできない」と明記されています。

Q:選考において、面接や大学独自の筆記試験は実施されますか?

A:実施されません。

PEARL入試の選考は「提出された書類の評価のみ」で行われ、面接試験や独自の筆記試験は一切課されません。

まとめ

慶應義塾大学経済学部のPEARL入試について、重要なポイントを振り返ります。

  • 概要:英語のみで経済学を学び、4年間で学位を取得できる9月入学のプログラム(PEARL)を対象とした入試です。
  • 入試の日程:出願期間はApplication Period I・II・IIIの3回に分かれて設定されており、不合格となった場合でも後のPeriodに再出願が可能です。
  • 募集人数・倍率の傾向:全体の募集人数は約100名です。出願時期が遅くなるにつれて倍率が上昇する傾向があるため、競争率が比較的落ち着いている早い時期(Period I)での出願がおすすめです。
  • 出願と試験の対策ポイント:面接や独自の筆記試験は実施されず、提出された書類の評価のみで合否が決まります。指定の統一試験と英語資格のハイスコアを早期に揃え、英語での出願書類作成に全力を注ぐことが合格への鍵です。


慶應義塾大学経済学部のPEARL入試で合格する人材像

この入試で合格をつかむのは、高い英語力や基礎学力とともに、英語で経済学を学ぶ明確な目的意識を持つ受験生です

客観的なハイスコアを出願期間までに確実に取得できる計画性と、自らの経験をPEARLプログラムでの学びにどう活かすかを、すべて英語で論理的に表現する力が求められます。

PEARL入試は、あなたの国際的なバックグラウンドや高い英語力、そして経済学に対する熱意を書類上で評価する入試です。

面接や筆記試験がない分、要求されるハイスコアの獲得と説得力のある英文書類の作成という高いハードルがあります。

早期からの着実なスコアメイクで慶應義塾大学の合格を勝ち取りましょう。

あなたの挑戦を応援しています。

この記事の監修者

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竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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