作成日: 2025/7/01 更新日:2025/7/01
スポーツリハビリトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「スポーツリハビリトレーナーのなり方は?」
「スポーツリハビリトレーナーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- スポーツリハビリトレーナーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- スポーツリハビリトレーナーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、スポーツリハビリトレーナーに関するよくある質問にも答えています。
スポーツリハビリトレーナーに興味のある人や、スポーツリハビリトレーナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 スポーツリハビリトレーナーとは?
- 1-1 スポーツリハビリトレーナーの仕事内容
- 1-2 スポーツリハビリトレーナーの給料・給与・年収
- 1-3 スポーツリハビリトレーナーのやりがい
- 1-4 スポーツリハビリトレーナーの働き方
- 1-5 スポーツリハビリトレーナーという職業の注意点
- 2 スポーツリハビリトレーナーになるために必要なもの
- 3 スポーツリハビリトレーナーになる方法
- 4 スポーツリハビリトレーナーになりたい高校生の進路
- 5 スポーツリハビリトレーナーを目指せる大学
- 6 スポーツリハビリトレーナーを目指せる専門学校
- 7 よくある質問
- 7-1 スポーツリハビリトレーナーに向いている人の特徴は?
- 7-2 スポーツリハビリトレーナーには、どのようなキャリアアップのプランがあるの?
- 7-3 スポーツリハビリトレーナーとスポーツトレーナーの違いは?
- 7-4 リハビリトレーナーと理学療法士の違いは?
- 8 まとめ
スポーツリハビリトレーナーとは?

スポーツリハビリトレーナーとは、ケガをしたスポーツ選手が元のプレーに戻れるようサポートする専門職です。
医療とスポーツの両方の知識を持ち、リハビリやトレーニングを指導します。
主にプロスポーツ選手や、中高の運動部所属の選手に対して、指導を行うケースが多いようです。
また、スポーツジムや地域の整形外科クリニックに勤める場合は、一般の方に対して指導することもあります。
以下にスポーツリハビリトレーナーの仕事内容や給料についてまとめます。
- スポーツリハビリトレーナーの仕事内容
- スポーツリハビリトレーナーの給料・給与・年収
- スポーツリハビリトレーナーのやりがい
- スポーツリハビリトレーナーの働き方
- スポーツリハビリトレーナーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
スポーツリハビリトレーナーの仕事内容
スポーツリハビリトレーナーは、主にアスリートやスポーツ愛好者の怪我の回復をサポートし、パフォーマンスの向上を目指す仕事です。
以下では、仕事内容について紹介します。
カテゴリ | 内容 |
|---|---|
①ケガからの回復支援(リハビリテーション) | 個別のリハビリプログラムの設計 関節可動域の改善や筋力の回復 痛みの軽減のための手技療法や物理療法 医師や理学療法士と連携 |
②ケガの予防(コンディショニング) | ストレッチやウォーミングアップ、クールダウンの指導 姿勢や動きのクセを分析して改善 筋力バランスや柔軟性のチェック |
③トレーニング指導・パフォーマンス向上 | 怪我の予防や再発防止を目的としたトレーニング指導 回復段階に応じたプログラム設計と段階的な負荷調整 医学的視点を踏まえた安全で効果的な動作・筋力トレーニングの実施 |
④体調・栄養管理のサポート | 食事アドバイス ライフスタイルに関する指導 |
⑤医師・理学療法士等との連携 | 医療スタッフと結成したチームで選手のサポート体制を構築 ケガの報告・経過の共有 |
スポーツリハビリトレーナーの仕事は、ケガからの回復を支えるだけでなく、ケガの予防やパフォーマンスの向上、体調管理まで多岐にわたります。
リハビリプログラムの設計やトレーニング指導を行うほか、食事や生活習慣のアドバイスを通じて、選手がベストな状態で競技に臨めるようサポートします。
また、医師や理学療法士、チーム関係者と連携しながら、最適なケア体制を整えることも重要な役割のひとつです。
スポーツ現場における「身体の専門家」として、選手の健康と成長を支える存在です。
スポーツリハビリトレーナーの給料・給与・年収

一般的には、スポーツチームやリハビリテーション施設、フィットネスクラブなどで働くことが多く、平均月給は21.8万円、平均年収は438.4万円とされています。
ただし、プロスポーツチームや特定のスキルを持つトレーナーは、より高い収入を得ることもあります。
スポーツインストラクター - 職業詳細 - Job Tag - 厚生労働省
スポーツリハビリトレーナーのやりがい
スポーツリハビリトレーナーのやりがいは、指導した選手たちが怪我から回復し、スポーツ面で活躍したり結果を残したりした時に、自分が貢献できたと感じられる瞬間です。
以下では主なやりがいについて紹介します。
やりがい | 詳細 |
|---|---|
回復の喜びを共有できる | 選手やクライアントがケガから復帰し、再び活躍する姿を見るのは大きな達成感 目標達成に向けた支えになれるのがやりがい |
成長をサポートできる | トレーニングやリハビリを通じて、クライアントの成長を間近で見守れる |
学び続ける楽しさがある | 医療やトレーニングの最新知識を取り入れ、実践に活かすことで常にスキルアップができる |
人との関わりが深い | 選手や医療スタッフと連携しながら、一人ひとりに合ったサポートを行う |
メンタル面の支えにもなる | ケガによる不安や落ち込みをフォローし、前向きにリハビリできるよう支えるのも大切な仕事のひとつ |
プロスポーツチームの一員として活動できる | 多くの人から注目されるプロスポーツチームに帯同し活動する |
スポーツリハビリトレーナーの働き方

スポーツリハビリトレーナーは、ケガをした人の回復をサポートしたり、再発を防ぐための運動指導を行ったりする専門職です。
働く場所や対象によって、仕事内容や求められるスキルは少しずつ異なります。
以下では、スポーツリハビリトレーナーの主な活動フィールドと、その特徴を紹介します。
活動フィールド | 主な仕事内容 | 求められるスキル |
|---|---|---|
プロスポーツチーム | アスリートに帯同し、ケガの予防・応急処置・コンディション管理などを行う | 判断力・機動力・現場対応力 |
医療機関・リハビリ施設 | 一般の患者やスポーツ愛好者を対象に、リハビリや再発予防の運動指導を行う | 丁寧な説明力・評価スキル |
パーソナルジム・地域施設など | 個人に合わせたトレーニングやケアを提供し、体の不調や体力の改善をサポート | 柔軟な対応力・信頼関係の構築力 |
働く現場によって求められる知識や関わり方は異なりますが、どの現場でも「相手に合わせたサポートができる力」や「人と丁寧に向き合う姿勢」が大切です。
また近年では、パーソナル指導やオンラインで活動する独立型のトレーナーも増えており、働き方の幅も広がっています。
スポーツリハビリトレーナーという職業の注意点
大きなやりがいのあるスポーツリハビリトレーナーですが、一方でいくつかの注意点があります。
- 働く時間が不規則になりやすい……特にプロチームに所属すると、試合や遠征に合わせたスケジュールになり、プライベートの時間が少なくなることも
- 高いコミュニケーション力が必要……選手やクライアントの体と心の状態を見極め、一人ひとりに合った対応をする力が求められる
- 常に学び続ける姿勢が大切……医療やトレーニングの知識は日々進化しています。セミナーや勉強会に参加して、最新の情報を取り入れる努力が必要
- フリーランスは収入が不安定なことも……独立して働く場合は、自分で仕事を見つける必要がある
- 根気強さが必要……ケガの回復には時間がかかるため、根気強く治療やリハビリに取り組む必要がある
スポーツリハビリトレーナーになるために必要なもの

スポーツリハビリトレーナーになるために、必須の資格や学歴はありません。
ただし、クライアントからの信頼を得て仕事を獲得するためには、特定の知識、スキル、実績が求められます。
求められる専門知識・スキル
リハビリを行うためには、人間の体や運動に対する専門的な知識や、怪我のリハビリや予防を補助するスキルが必要です。
具体的には以下のような知識とスキルです。
- 解剖学、運動生理学、スポーツ医学の基礎
- スポーツ障害・外傷の評価法
- リハビリテーションプログラム(トレーニング)の立案と指導
- ストレッチやテーピング技術
- コミュニケーション力(選手・医療関係者との連携)
- 状況判断力と安全管理能力
これらのスキルを身につけることが最低条件です。
取得が推奨される国家資格

スポーツリハビリを行うには、体の仕組みやケガの知識が必要です。
特に役立つのは以下のような国家資格です。
- 理学療法士(PT)
- 作業療法士(OT)
- 柔道整復師
それぞれの資格の概要を以下の表にまとめました。
項目 | 理学療法士(PT) | 作業療法士(OT) | 柔道整復師 |
|---|---|---|---|
概要 | 主に身体機能の回復や維持を目的としたリハビリを行う医療専門職 | 身体機能だけでなく、日常生活の動作や社会的適応の支援も行う医療専門職 | 外傷や打撲などのケガに対し、手技で回復を図る国家資格の医療職 |
取得方法 | 文部科学大臣または厚生労働大臣が指定する養成校(大学・専門学校など)で3〜4年間学び、国家試験に合格 | 理学療法士と同様に、指定の養成校で学び国家試験に合格する必要あり | 指定の養成校で3年以上学び、国家試験に合格する |
主な業務内容 | 歩行訓練、筋力強化、関節可動域訓練、運動療法など | 食事・更衣・入浴・家事など、日常生活動作のリハビリ支援、精神面のサポートも行う | 骨折・捻挫・脱臼などに対する整復・固定・後療法を行う |
対象領域 | 主に整形外科・スポーツ・高齢者分野などで身体機能の改善を目指す | 身体障害に加え、発達障害・精神障害・高齢者の生活支援なども含む | 運動器系の外傷や障害、特にスポーツや日常生活でのケガが中心 |
取得が推奨される国家資格
より実践的なスキルを身につけたい人は、以下の資格も検討するとよいでしょう。
資格名 | 概要・特徴 |
|---|---|
JSPO-AT | 日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格 ケガの予防・応急処置・リハビリ支援に対応 |
NESTA-PFT | 米国発祥のパーソナルトレーナー資格 指導力だけでなく、栄養やビジネスの知識も重視 |
NSCA-CPT | 国際的に認知されたパーソナルトレーナー資格 安全かつ効果的な運動指導が可能 |
NSCA-CSCS | アスリート向けのパフォーマンス向上専門資格 競技力強化やトレーニング設計に強み |
JATI-ATI | 日本トレーニング指導者協会による認定資格 国内での信頼性が高く、理論と実技のバランスに優れる |
柔道整復師 | 国家資格 骨折・脱臼・捻挫などの施術が可能で、接骨院や医療現場、スポーツ現場で活躍 |
健康運動指導士 | 生活習慣病予防や高齢者の健康づくりに特化した資格 安全管理を含めた運動指導に対応 |
スポーツリハビリトレーナーになる方法

スポーツリハビリトレーナーは、選手のケガからの回復を支援し、再発を防ぐ役割を担います。
ここでは、スポーツリハビリトレーナーになるために具体的なステップについて紹介します。
知識やスキルを身につける
スポーツリハビリトレーナーを目指すには、医療系や健康系の大学・専門学校で、理学療法学やスポーツ健康科学を学ぶ道があります。
特に理学療法士の国家資格を取得すれば、リハビリの専門職として医療機関やチーム現場で幅広く活動できます。
筋肉や関節、運動機能の評価と回復に関する専門知識を習得し、選手の競技復帰を支援する力を身につけることができます。
医療機関やスポーツチームなどに就職して実践経験を積む
スキルや知識を身につけた後は、就職して実践経験を積みます。
座学で学べるのはあくまで一般論で、実際にリハビリを行うときは、患者の個々の状況に合わせて柔軟に対応する必要があります。
下記のような機関に就職して実践経験を積むことで、実態に即したスキルを身につけることができるでしょう。
スポーツ整形外科・リハビリテーションクリニック
実業団・プロスポーツチーム
スポーツジム・トレーニング施設
高校・大学の運動部(トレーナー帯同)
フィットネスクラブや地域の運動教室
パーソナルトレーナーとして独立開業
なお、医療機関に就職するためには、理学療法士や作業療法士の資格が求められるケースが多くあります。
そのほかにも民間資格を取得することが、就職に優位に働く場合があります。
スポーツリハビリトレーナーになりたい高校生の進路

スポーツリハビリトレーナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 短大や専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
4年制大学への進学は、一般的な進路の一つです。
医学的知識と運動科学の両面を学び、現場でのリハビリに活かせるようにします。
以下に、主な学問領域と、それに対応する学部・学科をまとめます。
分野 | 学ぶ内容の例 |
解剖学、生理学 | 人体の構造、筋肉や関節の動きの仕組みなど |
運動学、バイオメカニクス | 動作解析、姿勢・歩行の評価法など |
スポーツ医学 | スポーツ障害・外傷の予防と治療の知識 |
リハビリテーション学 | 機能回復のための評価・訓練法の理論と実技 |
トレーニング科学 | 筋力・柔軟性・持久力などの強化方法 |
栄養学、心理学 | 回復支援・パフォーマンス向上に必要な周辺知識 |
これらの学問を学ぶためには、主に医療系や体育系の学部に進学する必要があります。
- 保健医療学部 理学療法学科……医療国家資格(理学療法士)取得を目指しながら専門知識を学べる
- スポーツ健康科学部……運動学、トレーニング科学を中心に、アスレティックトレーナー資格取得も視野に
- 体育学部・健康科学部……スポーツ障害や体力評価、運動指導に関する実践的カリキュラムあり
- 医療リハビリテーション学部……病院や福祉施設でのリハ実習を通じて現場理解を深める
進学先を選ぶ際には、上記のような学問を学べるカリキュラムがあるかどうかが、重要な判断基準になります。
短期大学や専門学校に進学する
スポーツリハビリトレーナーを目指す人は、4年制大学だけでなく、短期大学や専門学校で学ぶ道もあります。
これらの教育機関は実務重視のカリキュラムを持ち、即戦力の育成に力を入れています。
学ぶべき学問や分野は4年制大学と概ね同じで、それらは以下のような学校や学科で学ぶことができます。
スポーツトレーナー科(2年制)
医療リハビリ学科(理学療法士養成課程あり)
健康スポーツ学科(専門士取得可)
柔道整復学科+アスレティックトレーナー専攻コース(3年制)
また、短期大学や専門学校には、4年制大学と比較して以下のようなメリットがあります。
実技中心のカリキュラム:現場に近い内容を短期間で集中的に学べる
早期の資格取得:2~3年で卒業でき、早く現場に出ることが可能
資格対策に特化:アスレティックトレーナーや健康運動実践指導者などの資格取得に直結
少人数制の手厚い指導:個別対応や就職サポートが受けやすい
医療資格との併修制度がある学校も:柔道整復師や理学療法士を目指せるケースもあり
スポーツリハビリトレーナーを目指せる大学

以下では、スポーツリハビリトレーナーになるためのおすすめの大学を紹介します。
それぞれの大学の特徴や立地も踏まえて、大学選びの参考にしてください。
学校名 | 所在地 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
宮城県 | リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 | 臨床現場で求められる実践力を身につけるための学修環境や最新鋭の解析方法を用いた演習環境が整っている | |
新潟県 | リハビリテーション学部 理学療法学科 | アスリートの怪我の発生を科学して、スポーツリハビリテーションに貢献する研究を行う | |
岐阜県 | 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 | 理学療法を代表する5つの領域(整形、スポーツ、神経、内科、高齢者)それぞれについて第一線で活躍する教員を配置し、講義・評価・実習で先端の理学療法が学べるカリキュラムが自慢 | |
千葉県 | 福祉総合学部 理学療法学科 | スポーツ理学療法を専門とする教員が在籍し、学内のスポーツ部との連携を通じて、実際のアスリートを対象とした実践的な学びが可能 |
スポーツリハビリトレーナーを目指せる大学
上記に挙げた大学以外にも、スポーツリハビリトレーナーを目指せる大学はいくつかあります。
年内入試ナビでは、スポーツリハビリトレーナーを目指せる大学をまとめています。
こちらもぜひ参考にしてください。
スポーツリハビリトレーナーを目指せる専門学校

以下では、スポーツトレーナーを目指せる専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学科・コース | 特徴 |
|---|---|---|---|
神奈川県 | 理学療法学科(4年制)、作業療法学科(4年制) | 専任教員全員が現役のセラピストとして臨床経験を持ち、実践的な指導を行っている 1年次から臨床実習を取り入れ、現場での対応力を養成する | |
北海道 | アスレティックトレーナー科(3年制) | アスレティックトレーナーやメディカルトレーナーを目指すための専門的なカリキュラムを提供 実業団やプロチームの専属トレーナーとして活躍するための高度な技術を習得できる環境がある | |
宮城県 | 理学療法科(4年制) | スポーツ選手のケガ予防やリハビリに特化した「PTスポーツコース」など、多彩なコースを展開 充実した実習環境とプロ仕様のトレーニングルームを完備している |
よくある質問

スポーツリハビリトレーナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
スポーツリハビリトレーナーに向いている人の特徴は?
スポーツリハビリトレーナーは、基本的なリハビリ技術はもちろんのこと、クライアントとの信頼関係をいかに結ぶかが問われる仕事です。
そのため下記のような特徴を持った人が向いていると言えます。
特性 | 詳細 |
|---|---|
スポーツが好き | 大前提としてスポーツや体を動かすことが好きであることが必要です。 |
コミュニケーションが得意な人 | 選手や患者との信頼関係が大切 相手の話をよく聞き、わかりやすく伝える力が必要です |
体力と根気がある人 | リハビリは長期間にわたることも多く、体力と継続的にサポートする力が求められます |
観察力がある人 | 選手や患者の小さな変化にも気づけることが大切 体の動きや表情、話し方から状態を正しく読み取れる人は信頼されやすいです |
学び続ける意欲がある人 | 医療やトレーニングの知識は常に進化しています 最新の情報を取り入れ、スキルアップに前向きな人が向いています |
人の役に立つことに喜びを感じる人 | 誰かの支えになることにやりがいを感じるタイプの人は、長期的にこの仕事に向いています 感謝される機会も多い職業です |
スポーツリハビリトレーナーには、どのようなキャリアアップのプランがあるの?

スポーツリハビリトレーナーの働き方は多様で、プロスポーツチーム、病院、ジム、学校など、勤務先によって仕事内容が異なります。
選手や患者のサポートを重ねることで、将来的にはプロチームの専属トレーナーになったり、自分のリハビリ施設やジムを開業する道もあります。
また、経験を活かして専門学校の講師や、海外で活躍するトレーナーとしてキャリアアップすることも可能です。
以下では、将来のキャリアアップの道について、いくつか例を挙げていきます。
キャリアパス | 説明 |
|---|---|
専属トレーナーへの道 | 経験を積み、信頼を得れば、プロチームや有名アスリートの専属トレーナーとして活動することも可能です |
リハビリ施設・ジムの開業 | 理学療法士などの国家資格を活かして、自分の施設を持つこともできます。自由度は高いですが、経営や集客のスキルも必要です |
指導者・講師への転身 | 専門学校や研修機関などで、これからトレーナーを目指す人に教える立場に進む人もいます |
海外や国際的な現場で活躍 | 英語力や国際資格を取得すれば、海外のチームや大会でも通用するトレーナーとしての活躍も視野に入ります |
独立開業 | 自分の事務を開設したり、個人事業主や法人としてプロ選手と直接契約したりする |
スポーツリハビリトレーナーとスポーツトレーナーの違いは?
スポーツリハビリトレーナーとスポーツトレーナーは、どちらも「運動に関わる人の体を支える仕事」ですが、目的や役割に違いがあります。
以下にまとめます。
比較項目 | スポーツリハビリトレーナー | スポーツトレーナー |
|---|---|---|
目的 | ケガからの回復がメイン | パフォーマンスの向上がメイン |
関わる時期 | ケガ後 | ケガ前・中(予防や調整) |
必要資格 | 理学療法士など国家資格が中心 | 柔道整復師・ATなど民間資格が多い |
活躍の場 | 医療・リハビリ施設が中心 | チーム・ジム・現場が中心 |
スポーツトレーナーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
参考:スポーツトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
リハビリトレーナーと理学療法士の違いは?

リハビリに関わる職種にはさまざまな名称がありますが、代表的なものが「理学療法士」と、民間領域で使われる「リハビリトレーナー」です。
両者は似たような場面で登場するものの、役割や資格制度に大きな違いがあります。
項目 | 理学療法士 | リハビリトレーナー |
|---|---|---|
資格区分 | 国家資格 | 民間資格・または無資格(呼称であり職種ではない) |
法的立場 | 医療従事者(厚生労働省が管轄) | 医療従事者ではない |
活動範囲 | 医師の指示のもと、治療目的のリハビリを実施 | 主にスポーツ分野や体力回復、ケガ予防を目的とした支援 |
主な職場 | 病院 クリニック 介護施設など | スポーツチーム ジム 整骨院 リハビリ型デイサービスなど |
医療行為 | 実施可能(法的に認められている) | 実施不可(医療行為に該当しない) |
理学療法士は、国家試験を通じて医学的なリハビリ知識と技術を習得した医療の専門職です。
一方、「リハビリトレーナー」という名称には国家資格はなく、定義もあいまいです。
実際には、アスレティックトレーナーや柔道整復師、民間資格を持つ指導者がそのように呼ばれることがあります。
そのため、リハビリトレーナーという言葉は、「リハビリに関わるトレーニング指導をする人」の総称的な表現と考えるのが自然です。
参考:理学療法士になるには?仕事内容から資格の取り方、学校選びまで解説
まとめ

本記事では、スポーツリハビリトレーナーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、スポーツリハビリトレーナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- スポーツリハビリトレーナーとは、ケガをしたアスリートや一般の方の回復を支え、再び運動や競技に復帰できるようサポートする専門職である
- 主な仕事は、リハビリプログラムの作成・実施、ケガの予防トレーニング、体調管理や栄養指導などが挙げられる
- スポーツリハビリトレーナーに取得必須の資格は「理学療法士」や「作業療法士」である
- 人と接することが好きで、体を動かすことやサポートにやりがいを感じる人にスポーツリハビリトレーナーはおすすめ
- スポーツリハビリトレーナーになりたい高校生は、理学療法士やアスレティックトレーナーの養成課程のある大学や専門学校に進学するのがおすすめ
本記事がスポーツリハビリトレーナーの全体像を理解する参考になれば幸いです。
スポーツリハビリトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
スポーツリハビリトレーナーになる方法や、スポーツリハビリトレーナーになるために最適な進学先をまとめた「スポーツリハビリトレーナーのなり方ガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
