作成日: 2025/4/16 更新日:2025/4/16
スポーツトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「スポーツトレーナーのなり方は?」
「スポーツトレーナーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- スポーツトレーナーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・給料・活躍の場
- スポーツトレーナーになるには何をすべきか・なり方
- 役立つ資格
- 向いている人の特徴
また、スポーツトレーナーに関するよくある質問にも答えています。
スポーツトレーナーに興味のある人や、スポーツトレーナーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
全文で1万文字程度の長文になるので、当ページのポイントだけを知りたい方は、年内入試ナビの無料会員にご案内している以下のガイドをお受け取りください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
スポーツトレーナーとは?

スポーツトレーナーとは、一般の人々が健康維持のために行う運動や、アスリートが高いパフォーマンスを行うための練習の指導を行う専門職です。
主な役割は、個々のニーズや目標に応じたトレーニングプログラムを設計し、実施をサポートすることです。
スポーツトレーナーは、フィットネスレベルの向上や怪我の予防、リハビリテーションを通じて、クライアントの身体能力を最大限に引き出すことを目指しています。
以下にスポーツトレーナーの仕事内容や給料についてまとめます。
- スポーツトレーナーの仕事内容
- スポーツトレーナーの年収・給与
- スポーツトレーナーの活躍の場・就職先
- スポーツトレーナーのやりがい
- スポーツトレーナーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
スポーツトレーナーの仕事内容
スポーツトレーナーは、アスリートやスポーツ愛好者が健康を維持しながらパフォーマンスを向上させるために必要なサポートを行う専門職です。主な業務は次のとおりです。
業務内容 | 内容 |
|---|---|
トレーニングプログラムの作成と実施 | 個々の目標や能力に応じたプランを設計し、フィットネス向上をサポートする |
怪我の予防とリハビリテーション | 身体の弱点を分析し、筋力トレーニングやストレッチで怪我を予防する 怪我の際には適切なリハビリ計画を立て、早期復帰を支援する |
栄養指導と健康管理 | 適切な食事やサプリメントの選択をアドバイスし、総合的な健康管理を提供する |
ストレッチ、マッサージ | 筋肉の柔軟性を向上させ、疲労回復や怪我の予防につなげる |
テーピング、応急処置 | 怪我を抱えた体の部位を支えるテーピング、怪我をした際の応急処置 |
さらに、選手が精神的に安定して競技に臨めるよう、メンタルケアも重要な役割を担います。
スポーツトレーナーの年収・給与

スポーツトレーナーの平均年収は約375万円とされています。
カテゴリ | 給与 |
|---|---|
月給 | 平均31万円 |
初任給 | 平均24万円 |
正社員 | 年収375万円 |
アルバイト・パート | 時給1,102円 |
派遣社員 | 時給1,401円 |
参照:求人ボックス
スポーツトレーナーの給与は、経験、スキル、勤務地、専門分野によって変動します。
また、資格の有無も給与に影響を与える可能性があります。
スポーツトレーナーの活躍の場・就職先
スポーツトレーナーの職場は幅広く、それぞれの分野で異なるスキルが求められます。
以下は主な活躍の場です。
プロスポーツチーム

スポーツトレーナーは、アスリートの能力を最大限に引き出し、パフォーマンス向上を支える専門家です。
主な業務は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
|---|---|
トレーニングプログラムの作成・実施 | 選手の個別ニーズに応じた計画を立て、実行をサポートする |
怪我の予防とリハビリテーション | 怪我を防ぐトレーニングの提案や、負傷した選手の回復を支援する |
コンディション管理 | 選手が常に最高の状態で競技に臨めるよう、体調をモニタリング |
プロスポーツチームでの仕事は、アスリートと密接に関わるため、信頼関係を築くコミュニケーション能力が求められます。
収入はチームの規模や経験によって異なり、初任給は低めですが、キャリアを積むことで高収入が期待できます。
特に、高度な専門知識を持つトレーナーはフリーランスとして独立し、収入を増やすことも可能です。
また多くの場合で社員ではなく業務委託契約となり、成果を残せた時に契約更新となります。
フィットネスジム
フィットネスジムで働くスポーツトレーナーは、健康や体力向上を目指す一般の利用者をサポートします。
主な業務は以下の通りです。
サービス | 内容 |
|---|---|
個別トレーニングプランの作成 | 会員の体力や目標に応じたプランを作成し、効果的なエクササイズを提案する |
トレーニング指導 | 正しいフォームや安全なトレーニング方法を指導する |
モチベーション維持と進捗管理 | 会員の成果を定期的に確認し、必要に応じてプランを調整する |
給料はジムの規模や立地、トレーナーの経験によって異なり、個別セッションの担当数が収入に影響することもあります。
特に人気のトレーナーは指名が多く、安定した収入を得やすい環境です。
病院

病院でのスポーツトレーナーは、医療現場で患者のリハビリをサポートする重要な役割を担っています。
主な業務は以下の通りです。
サービス | 内容 |
|---|---|
リハビリテーション支援 | 手術後や怪我の治療後に、患者がスムーズに日常生活やスポーツ活動に復帰できるよう、運動メニューを作成し指導する |
怪我の予防と再発防止 | ストレッチやトレーニング指導、マッサージなどを通じて、怪我の再発を防ぐためのサポートを行う |
応急処置 | 必要に応じてテーピングやアイシングなどの応急処置を実施する ただし、医療行為には柔道整復師や理学療法士などの国家資格が必要 |
医療の現場で働くトレーナーは、医療とトレーニングの知識を融合させ、患者の健康改善と生活の質向上に貢献しています。
スポーツ分野にとどまらない広い活躍の場が特徴です。
病院勤務の場合は、安定した給与が見込めますが、プロスポーツチーム契約などに比べると比較的低めの傾向があります。
介護やリハビリ施設
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護やリハビリの施設で活躍するトレーナーもいます。
高齢者や何らかの障害を持った人を対象に、日常生活の助けになる動作のリハビリを行います。
作業療法士、理学療法士などの国家資格を取得すると、より専門的なリハビリ指導を行うことができます。
独立開業

フリーランスのトレーナーとして独立開業する道もあります。
その場合、プロスポーツ選手個人と契約を締結し、パーソナルトレーニングを行うケースが多いようです。
トレーナーとしての腕だけでなく、選手との信頼関係を結ぶことが不可欠です。
一人の選手から信頼を得て、チームメイトを紹介してもらうことで、業務を拡大するのがモデルケースです。
著名な存在になると、著書を出版したり講演会に講師として登壇したりする機会もあるでしょう。
スポーツトレーナーのやりがい
スポーツトレーナーにはどんなやりがいがあるのでしょうか?
以下に3つの内容を解説します。
アスリートのパフォーマンス向上に貢献できる
アスリートは、スポーツを通じて社会に影響を与える人たちです。
メジャースポーツであれば、何千、何万という観衆の前でプレーします。
そのアスリートのパフォーマンスに自分の指導や施術が貢献していると感じられたときは、大きなやりがいを感じることできるでしょう。
人々の健康をサポートする喜びを感じることができる

スポーツトレーナーの仕事は、アスリート向けの業務だけではありません。
スポーツジムなどに勤務すれば、一般の方々への指導や施術を行います。
そうした方々への指導を行い、腰痛が改善したり体脂肪率が減少したりするなど健康が促進されたときには、自分のサポートが有効だったと感じられるでしょう。
ケガの回復を助ける達成感を得られる
スポーツをプレーしていれば、捻挫、骨折、脱臼など、大怪我をしてしまうことも少なくありません。
これらの怪我は治療に長い時間がかかり、競技に復帰するためにはリハビリも必須です。
アスリートを負傷前の状態に戻す、あるいは負傷前よりもさらに強い体に仕上げるためには、トレーナーのサポートは欠かせません。
アスリートがケガから回復し、リハビリを終え、競技に復帰した瞬間に、自分のことのように喜ぶトレーナーも多数いるようです。
スポーツトレーナーという職業の注意点

スポーツトレーナーは、一般的な会社員とは業務内容も勤務形態も大きく異なります。
スポーツトレーナーの注意点をまとめました。
労働時間が不規則
プロスポーツ選手やチームと契約した場合、その選手やチームの試合やトレーニングの時間に合わせて働くことになります。
プロスポーツの場合、夜に試合を行い、試合後にマッサージやリハビリの施術をして、業務終了が深夜になることも珍しくありません。
場合によっては、海外遠征の機会もあるでしょう。
スポーツトレーナーには、そうした変則的な勤務にも耐えられる体力が求められます。
収入が安定しにくい

チームや選手との契約は、基本的には年単位の業務委託契約となります。
チームや選手の成果が出て、信頼を得ることができれば、契約更新して引き続き勤務します。
更新ができなかった場合は、次の契約選手やチームを自分で探す必要があります。
中には数年の間、契約ができず、アルバイトで食いつなぐ人もいるようです。
このように、収入が安定しにくいことも、スポーツトレーナーの注意点です。
ただし、フィットネスジムを運営する企業の会社員や、リハビリ施設の職員として働く場合は、固定の給料を得ることができるでしょう。
体力的にハードな仕事が多い
前述の労働時間に加え、トレーニングの指導を行う場合も自身が体を動かします。
選手にトレーニングの見本を見せるために実演したり、トレーニング相手になったりするためです。
フィットネスジムに勤務する場合も、お客さんに指導を行うのに、トレーナー自身の体が緩んでいると、説得力がなくなります。
こうしたことから、スポーツトレーナーは一定の運動能力や体型維持が求められます。
体力的にハードな仕事になることに注意が必要です。
スポーツトレーナーになるには?

スポーツトレーナーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
必要なことやなる方法について具体的に解説します。
- スポーツトレーナーに必要な知識を習得する
- スポーツトレーナーに関する資格を取得する
- 資格取得後は実務経験を積む
それぞれ見ていきましょう。
スポーツトレーナーに必要な知識を習得する
スポーツトレーナーには、人間の体や運動に関する知識が欠かせません。
スポーツトレーナーが指導する目的は、怪我の予防や運動能力の向上だからです。
具体的には下記のような学問の知識が必要になります。
- 解剖学
- 生理学
- 運動学
- 栄養学
さらに、顧客やアスリートのモチベーションを維持するために、コーチングや心理学の知識もあると理想です。
スポーツトレーナーに関する資格を取得する
基本的な知識が身に付いたら、次は資格取得を目指します。
以下に、トレーナーとして勤務する上で役に立つ資格をまとめました。
資格の種類 | 概要 |
NESTA-PFT | パーソナルトレーナーとしての資格。フィットネスジム運営会社の採用条件となる場合も多い |
NSCA-CPT | 日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCAジャパン)が認定するパーソナルトレーナーの資格 |
NSCA-CSCS | 「認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト」の略称。トレーニングプログラムを計画・実行する能力を認定する資格 |
JATI-ATI | 特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会(JATI)が認定する「トレーニング指導者」の資格 |
JSPO-AT | 日本スポーツ協会が認定するアスレティックトレーナーの資格 |
柔道整復師 | 接骨院や整骨院で、骨折や捻挫、打撲、脱臼などのケガを治療する医療技術職の国家資格 |
健康運動指導士 | 個人の心身に合わせた運動プログラムを作成、指導する専門家。 |
さらに、競技ごとの連盟や協会が認定する指導者資格(コーチングライセンス)を取得すると、競技の専門性を証明することができます。
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得すれば、医学的な観点からより専門的な指導を行うことができます。
資格取得後は実務経験を積む
スポーツトレーナーとしてキャリアを築くには、資格取得後に実務経験を積むことが不可欠です。
資格は基礎知識と技術を学んだ証ですが、現場での経験がその応用力や実践力を磨きます。
実務経験を積むためには、スポーツチーム、フィットネスクラブ、リハビリ施設などでのインターンシップやアシスタントポジションに応募するのが一般的です。
これらの現場では、クライアントに合ったトレーニングプランの立案や、怪我の予防・リハビリ方法の実践的なスキルを身につけることができます。
資格を取得しただけで満足せず、現場での実践力を高める努力を続けることが、スポーツトレーナーとしての成長と成功につながります。
スポーツトレーナーになりたい高校生の進路

スポーツトレーナーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な2つの進路について解説します。
- 大学や短期大学のスポーツ学部や健康系の専門コースで学ぶ
- スポーツトレーナー養成や医療系の専門学校で学ぶ
それぞれ見ていきましょう。
大学や短期大学のスポーツ学部や健康系の専門コースで学ぶ
大学や短期大学でスポーツ学部や健康系の専門コースは、スポーツトレーナーになるための知識を学ぶことができます。
特に、スポーツ科学に特化した授業は、スポーツ選手のパフォーマンス向上や怪我の予防に関する最新の研究を学ぶ機会があります。
また、大学や短期大学では、実験や実習を通じて実践的なスキルを身につけることができるのも大きなメリットです。
例えば、トレーニングプログラムの作成や、実際のスポーツ現場での指導経験を積むことができ、これにより理論と実践を結びつける能力が養われます。
スポーツトレーナー養成機関や医療系の専門学校で学ぶ
大学や短期大学と同様に、養成機関や専門学校でもスポーツトレーナーに必要な知識や技術を体系的に学ぶことができます。
具体的には、スポーツトレーナー養成専門学校や、柔道整復師、理学療法士、作業療法士などの医療系専門学校です。
大学や短期大学との違いはカリキュラムです。
専門学校のカリキュラムは資格取得に向けた授業が多くなっています。
これにより、卒業後の就職活動がスムーズになるだけでなく、プロフェッショナルとしての信頼性も高まります。
スポーツトレーナーになるための知識を学べる学部

スポーツトレーナーになるためには、人間の体や運動に関する知識が必要です。
以下に、スポーツトレーナーにおすすめの大学の学部の一例を記載します。
- 体育学部
- スポーツ学部
- 教育学部
- 健康科学部
- 医学部(理学療法学科)
- リハビリテーション学部
など
スポーツトレーナーに必要な知識を学べるのは、体育学系や医療系の学部です。
具体的には、解剖学、生理学、運動学、栄養学などが基本的な知識となります。
大学や専門学校を選択する際には、上記の学問を学べる学部を選びましょう。
おすすめの大学

スポーツトレーナーを目指す人におすすめの大学は、法政大学、日本体育大学、順天堂大学です。
これらの大学は、スポーツトレーナーに必要な専門知識や実践的なスキルを習得できる環境を整えており、関連資格の取得にも有利です。
以下に、各大学の概要を表にまとめました。
大学名 | 大学の概要 |
法政大学 スポーツ健康学部 | スポーツトレーナーに必要な知識やスキルを学ぶ「ヘルスデザインコース」を設置 NSCA-CPTやNSCA-CSCSなどの資格取得が可能 スポーツチームやフィットネス企業への就職実績が豊富 |
順天堂大学 スポーツ健康科学部 | スポーツ医科学コースやスポーツコーチング科学コースなど、多様な専門分野の学習環境を提供 アスレティックトレーナーや健康運動指導士などの資格取得が可能 実践的なカリキュラムと充実した研究設備を提供 |
早稲田大学 スポーツ科学部 | トレーナーコースを設置しており、スポーツトレーナーになるために必須の知識や実習の機会を得ることができる スポーツ解剖学、スポーツ傷害評価、テーピングといった学びは実務に直結する |
日本体育大学 体育学部 | スポーツ情報、医・科学、コンディション管理やスポーツ傷害予防に関する知識を学べるプログラムを提供 JPSUスポーツトレーナー資格の受験資格を取得可能 最新設備を備えたスポーツ施設での実習も充実 |
参考:早稲田大学 スポーツ科学部
参考:日本体育大学 体育学部
スポーツトレーナーとしてのキャリアを目指す高校生は、これらの大学を参考にし、自分に最適な学習環境を選びましょう。
なお、年内入試ナビでは、スポーツトレーナーを目指せる大学をまとめています。
よくある質問と回答

スポーツトレーナーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
スポーツトレーナーに向いている人の特徴は?
スポーツトレーナーに向いている人には、以下のような特徴があります。
特徴 | 説明 |
|---|---|
コミュニケーション能力が高い | 選手やクライアントと信頼関係を築くために、相手の話をよく聞き、的確なアドバイスや励ましができる能力がある人 |
継続的に学ぶ意欲がある | スポーツ医学や運動生理学など、新しい知識を常に取り入れる向上心を持ち、自己研鑽に励む姿勢を持った人 |
スポーツへの情熱がある | スポーツに対する強い興味と愛情を持ち、困難な状況を乗り越える原動力として情熱を活かせる人 |
観察力と洞察力がある | 選手やクライアントの状態や細かな変化を見抜き、適切なアドバイスや指導ができる能力を持つ人 |
献身的な姿勢がある | クライアントの成長や成功を心から喜び、挫折にも寄り添いながら支え続ける献身的な姿勢を持った人 |
心身ともに健康である | トレーニング指導や移動など、体力的・精神的な厳しさに対応するため、心身ともに健康である人 |
教えることが好きである | 技術指導や情報伝達をわかりやすく行い、人に教えることに喜びを感じられる人 |
これらの特徴を持つ人は、スポーツトレーナーとして選手やクライアントの能力向上を支え、高い成果を上げる可能性が高いといえます。
特に、継続的な学習意欲とスポーツへの情熱は、スポーツトレーナーとしての成功に不可欠な要素です。
スポーツトレーナーとインストラクターの違いは?

スポーツ分野において、トレーナーとインストラクターは異なる役割と目的を持っています。
それぞれの特徴を以下の表にまとめます。
項目 | インストラクター | トレーナー |
|---|---|---|
役割 | 特定のスポーツや運動の技術指導と知識伝達が主な役割 | 個々の目標達成をサポートするトータル指導が主な役割 |
目的 | 正しい運動方法やスポーツの楽しさを伝える | パフォーマンス向上や体づくりのための指導 |
仕事内容 | グループレッスンの指導、トレーニングマシンの使い方説明、スポーツ技術の指導 | パーソナライズされたトレーニングプランの作成、栄養指導、ケガの予防・ケア、メンタルサポート |
指導対象 | 主に複数人を対象としたグループ指導 | 主に1対1の個別指導 |
必要な知識・スキル | 特定のスポーツや運動に関する専門知識と指導力 | 体の構造、運動生理学、栄養学など幅広い専門知識 |
資格 | 必須の資格はないが、特定のスポーツや指導資格を取得することが一般的 | 医療系資格を含むより専門的な資格を保有している場合が多い |
インストラクターは、運動の楽しさや基本技術を伝え、主にグループレッスンを通じて指導を行います。
一方、トレーナーは個々の目標に応じたパーソナライズされた指導を行い、身体作りやパフォーマンス向上をサポートします。
まとめ

本記事では、スポーツトレーナーの定義から仕事内容・給料・就職先・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、スポーツトレーナーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- スポーツトレーナーとは、アスリートや一般の人々が安全かつ効果的に運動を行うための指導を行う専門職である
- 主な仕事は、アスリートやスポーツ愛好者に対してパフォーマンスを向上させるために必要なサポートを行うことである
- スポーツトレーナーに役立つ資格としては、柔道整復師・理学療法士・NSCAなどが挙げられる
- スポーツが好きな人・コミュニケーション能力が高い人にスポーツトレーナーはおすすめ
- 高校生が目指すなら、健康系の大学かトレーナー養成の専門学校に進学するのがおすすめ
本記事がスポーツトレーナーについての全体像を理解する参考になれば幸いです。
スポーツトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
スポーツトレーナーになる方法や、スポーツトレーナーになるために最適な進学先をまとめた「スポーツトレーナーのなり方ガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
