作成日: 2025/6/27 更新日:2025/6/28
証明写真が合否を分ける?総合型選抜における重要性と撮影のポイントを解説!

総合型選抜入試において、証明写真は受験者の第一印象を決定づける重要な要素です。
そのため、証明写真は単なる顔写真以上の役割を果たし、合否を左右する可能性もあります。
そこで、この記事では、総合型選抜における証明写真の重要性と、撮影時の具体的なポイントを詳しく解説します。
また、「どのような写真が適切か?」という多くの受験生が抱える疑問を踏まえ、適切な証明写真を撮ることで自信を持って総合型選抜に臨むためのヒントをお届けします。
最後まで読み進めることで、証明写真を通じてあなたの魅力を最大限に引き出す方法を知り、他の受験生との差をつけましょう!
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
総合型選抜における証明写真の重要性

大学の入試担当者が書類を確認する際、一番最初に目に入るのが証明写真であることが多いです。証明写真は、あなたがどのような人なのかを具体的に伝える一助となり、あなたの第一印象を大きく決定づけることになります。
総合型選抜の試験官も人間ですから、写真が与える印象は無視できません。試験官は限られた時間の中で多くの応募者の書類の中から適切な人材を迅速に見極めます。
そのため、第一印象を良くして他の応募者との差別化を図り、試験官の心に残る存在となることが、書類選考通過のための第一歩です。
書類審査の結果と証明写真の関係
総合型選抜において、証明写真が合否に直接影響を与えることはありません。しかし、試験官は書類選考時に証明写真の印象も参考にするため、証明写真の質が高ければ、「この人に会ってみたい」と思わせることができるかもしれません。
逆に、不適切な表情や服装の証明写真だと、書類全体の評価が下がり、面接などの次の選考へ進める可能性が下がるリスクを伴います。
したがって、出願書類において、写真は単に顔を確認するためのものではなく、あなたがどういった人物であるかを伝える重要なツールであると言えるでしょう。
総合型選抜における証明写真は、単なる形式的なものではなく、出願書類の中であなたの魅力を伝えるための重要な要素となるのです。
総合型選抜で好印象を与える証明写真の特徴

総合型選抜で書類選考を勝ち抜く可能性を高めるには、自分の魅力が最大限伝わるような証明写真を用意して試験官に強く印象づけることが大切です。
証明写真を通じて自分の魅力を最大限にアピールするには、次のような表情や雰囲気を醸し出すようにしましょう。
表情や雰囲気 | 伝わる印象 |
明るい表情 | 積極性 |
清潔感があり落ち着いた雰囲気 | 品位 |
姿勢が良く、まっすぐ前を見ている | 誠実さ |
なお、証明写真については、単に見た目だけでなく、受験生の準備の姿勢や細部への配慮も評価されることがあります。例えば、背景の選び方や服装の整え方、書類への写真の貼り方などによって、どれだけ選考に真剣に取り組んでいるかが伝わります。
そのため、学力だけでなく意欲や個性を特に重視する傾向がある総合型選抜では、「たかが証明写真」と写真の重要性を軽視することなく、こうした細部に至るまで気を配ることで、あなたの真剣な姿勢を伝えることが非常に重要です。
NGな証明写真の特徴

総合型選抜では、次のような証明写真は不適切とされています。
- 髪がボサボサで顔が隠れている
- 口角が下がっていて無表情、または怖い表情
- シャツのボタンが開いていて、制服が崩れている
- 背景が暗く、影が顔にかかっている
撮影前には、上記のようにならないように注意しましょう。
総合型選抜用の証明写真を撮影するためのポイントを解説

証明写真を撮影する際には、いくつかのポイントに注意することで、より印象的な写真を撮ることができます。まず、受験する総合型選抜の募集要項を撮影前に必ずしっかり確認し、証明写真のサイズや背景色、服装などの指定を詳細にチェックしましょう。
規定通りでない写真を貼付してしまうと、募集要項を読んでいないのではないかと捉えられて印象を悪くしてしまいます。募集要項を確認したら、以下のポイントを押さえて撮影に臨むと良いでしょう。
撮影時のポイント1 服装・身だしなみ
服装や身だしなみは、第一印象を左右する重要な要素です。証明写真では清潔感が重要なので、男性は必ず綺麗に髭を剃りましょう。また、きちんとした服装を心掛け、制服の場合は校則通り着こなしましょう。
制服がない高校の在籍者や既卒者などで、制服で撮影しない場合は、スーツなどのシンプルでフォーマルな服装が無難です。スーツは派手すぎない落ち着いた色のものを選び、ネクタイ・リボンが曲がっていないかの確認が必要です。
また、顔周りを明るく見せるために、白などの落ち着いた色のシャツやブラウスを選び、派手な柄や色の服は避けた方が良いでしょう。特に、シャツやブラウスの襟がきちんと見えるようにすることで、誠実な印象を与えることができます。
なお、普段から眼鏡を掛けている場合は眼鏡を掛けたまま撮影して問題ありませんが、撮影の際に光が眼鏡に反射しないように注意することと、撮影前に眼鏡を洗って綺麗にしておくことが大切です。
撮影時のポイント2 髪型

髪型は顔の形や表情を引き立てる重要な要素です。清潔感がある髪型にすることはもちろん、顔全体がしっかりと見えるように、前髪が目にかからないように整えることが大切です。
長髪の方は、耳が見えるように髪をまとめるか、サイドに流すスタイルにすると良いでしょう。撮影前に鏡で確認し、バランスの良い髪型を心掛けてください。なお、髪色は黒にしておくのが望ましいです。
撮影時のポイント3 メイク
総合型選抜の証明写真においてメイクは必須ではありませんが、肌のトーンを均一に整えるために、控えめにナチュラルメイクを施すと、誠実さや清潔感を演出でき、より健康的な印象を与えられます。
また、目元や口元をはっきりさせることで表情に自信を持たせることができますが、過度なメイクは試験官の印象を悪くしてしまうため、濃いリップカラーやチークは避け、自然な血色を意識してください。
男性の場合も、顔のテカリを防止するためのパウダーを使用すると写真の印象が良くなります。
その他のポイント

好印象を与える証明写真を撮影するには、次のポイントも押さえましょう。
項目 | ポイント |
背景 | シンプルで無地のものを選ぶと良いでしょう。 |
影防止 | 自然光を利用するか、スタジオの照明を活用するのがポイントです。 |
表情 | 背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を保つことで、穏やかで自然な微笑みを引き出せます。 |
姿勢 | 目線をカメラに固定し、カメラに対して少し顎を引くことで、顔のラインがすっきりと見え、より印象的な写真に仕上がります。 |
これらのポイントも心がけることで、見る人に誠実な印象を与える証明写真を撮影することができます。
写真館での撮影とスマホでの撮影のメリットとデメリット

総合型選抜の証明写真を撮影する際には、写真館を利用する方法とスマホで撮影する方法があります。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
写真館を利用するメリットとデメリット
まずはじめに写真館を利用するメリットとデメリットについてまとめました。
写真館を利用する場合のメリット | 写真館を利用する場合のデメリット |
・清潔感がありフォーマルな印象の写真を手に入れることができる ・プロのカメラマンが撮影を担当し、適切な照明や背景を設定してくれる ・プロの手による微調整が可能なため、光の加減や表情の調整も安心して任せられる ・レタッチ(肌補正など)にも対応してもらえることが多い ・高品質なデータや焼き増しが簡単にできる | ・コストや時間の面での計画が必要 ・費用がかかる ・事前に予約が必要 |
スマホで撮影するメリットとデメリット
次にスマホで撮影するメリットとデメリットは以下の通りです。
スマホでの撮影のメリット | スマホでの撮影のデメリット |
・コストがかからない ・手軽に自分のペースで撮影できる ・何度でも撮り直せるので気軽にチャレンジできる | ・撮影場所の光の当たり方や写り込みなどによってクオリティが大きく左右される ・アプリ等を利用した加工の加減が難しく、過度な加工により試験官の印象を悪くする恐れがある ・背景や姿勢が適切でないと印象がマイナスになることもある |
総合型選抜の証明写真は書類選考の通過を左右する重要なものなので、写真館での撮影を推奨します。スタジオの背景で適切に光を当て、自然で親しみやすい表情で撮ってもらうことが、総合型選抜における証明写真での成功の鍵となります。
証明写真の取り扱いと保存の注意点

撮影後の証明写真の取り扱いについて、いくつかの重要な点をご紹介します。
重要な点 | 説明 |
紙の写真はクリアファイルや封筒に入れて保管する | ・写真が汚れたり折れたり日焼けしたりしないようにしっかり保護して大切に保管しましょう。 |
撮影した写真の品質を確認する | ・写真館で撮影した写真に不備がある場合は、早めに再撮影を依頼することをお勧めします。 ・不自然な加工は試験官の印象を悪くするため、控えるように心がけましょう。 |
応募要項に記載されているサイズや形式に合わせて写真を準備する | ・電子データでの提出が必要な場合は、PDFやjpgなどのフォーマットや解像度、データサイズなどの指定に沿うようにしましょう。 |
出願書類の枠線に合うように綺麗に貼り付ける | ・定規などを使って丁寧に裁断し、曲がっていないかをしっかり確認しましょう。 ・スティックのりや両面テープを使って四隅をしっかり固定しましょう。液体のりは波打ちの原因になるので避けましょう。 ・斜めに貼るとだらしない印象になるので、定規を使って貼るとよいです。 |
裏面に名前を書いておく | ・写真が剥がれても、誰の写真なのかがわかるようにするために、丁寧に書き込みましょう。 |
USBやクラウドに保存しておく | ・願書提出が複数校ある場合や再提出が必要なときに再印刷が楽になるので、便利です。 |
なお、提出期限をしっかり守ることが必要なので、期限に余裕を持って準備を進めることで、予期せぬトラブルを避けるようにしましょう。
総合型選抜の証明写真に関してよくある質問

ここからは、総合型選抜を受ける際に多くの受験生が証明写真に関して抱く疑問を解決していきましょう。
総合型選抜の出願書類では、何カ月前までの写真が有効ですか?
証明写真の有効期限については、一般的には3カ月以内のものが推奨されます。ただし、各大学の募集要項で具体的な要件を必ず確認し、記載がある場合にはその指示に従ってください。
総合型選抜用の証明写真を撮るのにおすすめの写真館はどこですか?

地元で評判の良い証明写真専門のスタジオやフォトスタジオを調べることをお勧めします。これらのスタジオでは、プロのカメラマンが最適なライティングと背景を選び、受験生の魅力を最大限に引き出してくれます。
また、レタッチ(肌補正)やデータ渡しも行っている写真館を利用するのが良いでしょう。
写真に写る際の表情はどうするべきですか?
自然で落ち着いた印象を与えるために、過度に緊張したり、笑顔が不自然になったりしないように心掛けましょう。肩の力を抜いて微笑みながら口角を少し上げることで、親しみやすさを演出することができます。
また、目の輝きを意識し、目力を程よく表現することで、誠実さや意欲を伝えることができます。
今回の内容のまとめ

本記事では、総合型選抜における証明写真の重要性について解説してきました。最後に、押さえておくべきポイントについてまとめます。
- 証明写真は単なる形式的なものではなく、あなたの第一印象を左右する重要な要素です。
- 募集要項で証明写真の服装・背景・サイズ・フォーマットなどについてきちんと確認をしましょう。
- 服装は、制服でない場合はスーツが無難です。白など落ち着いた色のシャツ・ブラウスを着て清潔感を出しましょう。
- 髪型は、清潔感があり、表情がはっきり見えるようにしましょう。メイクをする場合はナチュラルに整えることを意識しましょう。
- 明るく自然で落ち着いた印象を与える表情を意識しましょう。肩の力を抜いて口角を少し上げ、まっすぐ前を見て撮影に臨みましょう。
- 過度なメイクやスマホアプリでの加工は試験官の印象を下げるので、自然な感じを意識しましょう。
- 証明写真は極力写真館で撮影しましょう。その場合、早めに情報を集めて予約するなど適切な対応を心がけましょう。
- でき上がった写真は適切に保管し、出願書類に綺麗に貼付しましょう。
総合型選抜は、受験生本人の個性が重視される受験方式です。そのため、試験官があなたに最初に触れることになる出願書類の証明写真をより良いものにし、魅力的な人物であることを印象付けることで、合格に一歩近づくことができるでしょう。
ここで紹介した内容を参考にし、細部にまで気を配り、準備を整えて撮影に臨むことで、自信のある写真を撮影して自信を持って総合型選抜にチャレンジしてください!
最後になりますが、今回は割愛いたしました総合型選抜の幅広い情報については以下のページでまとめております。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。