年内入試ナビ

作成日: 2025/4/26 更新日:2025/4/26

欠席日数や遅刻が多いと指定校推薦は不利?挽回方法や許容数と共に解説

欠席日数や遅刻が多いと指定校推薦は不利?挽回方法や許容数と共に解説

指定校推薦入試を考えているけれど、欠席日数や遅刻回数が多くて不利になるのではと不安に感じていませんか?

この記事では、指定校推薦入試における欠席日数の影響や出願条件、校内選考での基準について詳しく解説します。

また、多くの学生が抱える次のような疑問についても、具体的なアドバイスを提供します。

  • 欠席日数が10日以上30日以内の場合にどのような影響があるのか
  • 欠席が多い場合にどのような受験対策が可能か
  • 欠席や遅刻の理由を面接でどう説明するか

指定校推薦入試に大きく関わる欠席日数や遅刻回数の不安を解消するために、ぜひこの記事を参考にして具体的な対策を講じてください。

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

欠席日数や遅刻回数が多いと指定校推薦入試で不利になる?

欠席日数や遅刻回数が多いと指定校推薦入試で不利になる?

高校がもっている、大学ごとの指定校推薦枠には限りがあるため、様々な点で他の学生と比較して推薦の可否が決定されます。

指定校推薦入試の校内選考では、評定平均だけでなく、出席状況も高校側が重視する評価ポイントの一つとなります。

欠席日数や遅刻回数は、大学側が求める次のような人物像に当てはまるかを判断する重要な指標として設けられています。

  • 学生生活における責任感が強く、時間管理能力が高い
  • 学業への意欲が強い

そのため、出席率が高いと、真面目な大学生活を送ると見込まれ、選考の際に有利に働く場合があります。

一方、欠席日数や遅刻回数が多いと、大学でも年間を通して遅刻や欠席をする可能性が疑われ、選考で不利になります。

なお、多くの学校では、一定以上の欠席や遅刻があると推薦の対象外となる可能性があるため、注意が必要です。

指定校推薦入試ではいつまでの欠席日数や遅刻回数がカウントされるか?

指定校推薦入試ではいつまでの欠席日数や遅刻回数がカウントされるか?

一般的には、高校1年生から高校3年生の1学期までの成績・出席状況の記録が選考資料の対象になることが多いです。

つまり、多くの高校では、指定校推薦入試において欠席日数や遅刻回数がカウントされる期間は、高校3年生の1学期までとされています。

従って、1年生のうちからしっかりと出席することが重要です。ただし、すべての大学や高校が同じ基準を持っているわけではなく、これらの基準は学校や大学によって個別に設定されていることがあります。

したがって、在籍する高校の進路指導担当者に具体的な基準を確認することが推奨されます。

高校での出席管理と遅刻・早退のカウント方法

高校での出席管理と遅刻・早退のカウント方法

通常、高校生活での出席記録は次のようにカウントされます。これらの出席状況は、指定校推薦入試での評価にも影響を及ぼすため、正確に管理されます。

区分
条件
出席
・全授業への出席
遅刻
・授業開始後に登校
早退
・授業を途中で抜け、教室からいなくなった
・授業が終了する前に下校

遅刻や早退3回で欠席1回の扱いとなるのが一般的ですが、出席管理が厳格な学校では、遅刻・早退も欠席とほぼ同等に扱うことがあります。

そのため、指定校推薦を狙う人は早めに担任や進路指導の先生から情報を得て、学校内での評価を高めるために、遅刻や早退もしないようにしましょう。

なお、インフルエンザなどに罹って出席停止になったり、法事などで忌引になったりした日数は欠席にカウントされないので、選考に影響はありません。

出願条件や校内選考での欠席日数に関する基準とは?

出願条件や校内選考における休んだ日の回数の基準

指定校推薦入試における欠席日数や遅刻回数についての出願条件や校内選考の基準は、受験生にとって重要なポイントです。ここからは、欠席日数は何日まで許容されるかを解説していきます。

大学や高校は欠席日数10日以内を求める

休んだ回数は10日以内であることが大切

一部の大学や高校では、指定校推薦入試の応募条件に欠席日数が10日以内であることを記載しています。これは「1年間に3〜4日程度しか休んでいない」計算です。

一般的に、欠席が10日を超えると、学業の意欲や責任感に対する懸念が生じ、指定校推薦入試で校内選考に応募できるかどうかに影響を及ぼす可能性があります。

もちろん、10日以内であれば良いのではなく、欠席の数は1日でも少ない事が望ましいです。それにできることならば、皆勤賞も目指したいです。

欠席を最小限に抑えることは、指定校推薦入試において重要な戦略の一つです。健康最も望ましいのは徹底し、可能な限り出席することが求められます。

欠席日数が10日以上30日以内の場合の影響

指定校推薦入試において、欠席日数が10日以上の場合、その影響は軽視できません。

欠席日数の数が二桁になっているため、校内選考の評価においてマイナス要因となる可能性や校内選考に応募できなくなる可能性があります。

ただし、大学や高校ごとの欠席日数に対する評価方法は異なり、30日程度までであれば欠席日数が多いとは扱わない場合もあります。また、病気やケガなどの正当な理由がある場合は配慮されることもあります。

そのため、大学ごとの欠席日数に関する出願条件や、高校内での欠席日数に関する推薦や選考の基準を知るようにしましょう。

欠席日数や遅刻回数が多い場合の指定校推薦入試に向けた受験対策と準備方法

欠席日数や遅刻回数が多い場合の指定校推薦入試に向けた受験対策と準備方法

欠席日数や遅刻回数が多い場合でも、しっかりとした対策と準備を行うことで指定校推薦入試の校内選考で合格を目指すことが可能です。

これから紹介する対策を講じることで、欠席日数や遅刻回数が多くても指定校推薦入試の校内選考で合格を勝ち取れるようにしましょう。

欠席日数・遅刻回数を増やさない

欠席日数・遅刻回数を増やさないための秘訣

指定校推薦枠を得るために重要なのは、高校生活での欠席数や遅刻をこれ以上起こさないように心掛けることです。欠席や遅刻が多い生徒が、欠席日数や遅刻回数を増やさないためのポイントは、次のとおりです。

ポイント
詳細
日々の体調管理を徹底する

・規則正しい生活習慣を日常的に心掛けることで、体調不良による欠席や遅刻のリスクを減らすことができます。

・毎晩しっかりと睡眠を取り、栄養バランスの取れた食事を取るようにしましょう。

健康管理に気を配る
・特に、季節の変わり目やインフルエンザ流行時期には、手洗いやうがいを徹底し、感染症対策を怠らないようにしましょう。
適度な運動や趣味の時間を設ける
・ストレスを溜め込まないように、心身ともに健康な状態を維持することも大切です。

これらの工夫や改善により、欠席日数や遅刻回数を効果的に抑えることができ、指定校推薦入試の校内選考を有利に進めることができます。

担任や進路指導の先生に早めに相談する

現状の欠席数や遅刻数、大学の条件について正確な情報を得ることが重要です。補習やレポート提出などで欠席期間中の学業を補うなど、評価を挽回できる方法があるかも確認すると良いでしょう。

欠席・遅刻が多かった理由をはっきり整理しておく

欠席・遅刻が多かった理由をはっきり整理しておく

指定校推薦入試の校内選考においては、出席状況が芳しくなかった場合には、欠席が多い理由が考慮されることがあります。

そのため、病気や家庭の事情など、やむを得ない理由がある場合は、その経緯を具体的かつ明確にできるように、医療機関の証明書や客観的な証拠をしっかりと準備しておくことが重要です。

このように、欠席日数や遅刻回数が多い理由を高校に誠実に伝えることが大切です。

評定平均を高める

指定校推薦入試の校内選考では、基本的に評定平均が重視されます。そのため、欠席日数と遅刻回数の多さを補うためには、選考に備えて特に評定平均値を高めることが重要です。

評定平均を高めるためには、次の対策が求められます。

  • 日々の授業に集中し、積極的に参加する
  • 課題を計画的にこなす
  • 苦手な科目は早めに対策を講じ、理解を深める
  • 定期テストの際には、高得点を取る

部活動や課外活動での実績を積み、実績を強調する

部活動や課外活動での実績を積み、実績を強調する

指定校推薦入試の校内選考においては、学業面だけでなく、高校生活への積極的な取り組みや活動実績を通して総合的な人間性も評価されます。

そのため、欠席や遅刻は多くても、部活動や学校行事、ボランティア活動や地域のイベントといった学校外での課外活動に積極的に参加し、実績を残している場合は、それを最大限に示すことで評価されることもあります。

このように、日頃から課外活動に積極的に取り組み、リーダーシップや協調性等の面をアピールできるようになれば、遅刻や欠席日数のマイナス分を補う事も狙えます。

しっかりとした準備を行うことで、総合的な評価において高い評価を得るようにしましょう。

​​他の入試方法も視野に入れる

指定校推薦入試にこだわらず、総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦入試、一般入試などの複数の入試形式を検討することも大切な対策の一つです。

自分の強みを活かせる受験方式を選ぶと合格の可能性が広がるので、どの受験方式が合っているのかを踏まえて受験の方針を決めましょう。

よくある質問

指定校推薦の欠席数や遅刻数に関するよくある質問

ここからは、指定校推薦入試と欠席日数や遅刻回数との関係や、受験に合格するために必要な戦略に関するよくある質問にお答えします。

これらの質問に対する回答を踏まえ、具体的な対応策を講じることで、指定校推薦入試での合格可能性アップにつながるでしょう。

校内選考に通らなさそうな場合はどうすればいい?

校内選考に通らなさそうな場合はどうすればいい?

まずは、指定校推薦入試を行っている校内選考に通りそうな大学・学部・学科を探しましょう。

その上で、校内選考を通過できない場合、総合型選抜(AO)入試や公募推薦入試、一般入試などの他の受験方法を検討する必要があります。

そのため、校内選考に通らなさそうと感じた場合、まずは担任の先生や進路指導の先生に相談し、場合によっては他の方法での受験を模索するようにしましょう。

出願条件より1日でも欠席が多いと落ちる?

指定校推薦入試では、出願条件に定められた欠席日数を1日でもオーバーしていると、出願が難しいです。

しかし、高校や大学によっては、面接や書類審査において欠席の理由が正当であると判断されれば、配慮される場合もあります。

特に、病気や不可避な事情による欠席であれば、証明書を提出することで状況が考慮されることが多いです。このように、出願条件に定められた欠席日数を超過した場合でも合格する可能性は0ではありません。

最終的には、落ちるかどうかは個々のケースに応じた大学や高校の判断によるので、学校側とよく相談しましょう。

3年間で遅刻が15日〜20日は多い?

3年間で遅刻が15日〜20日は多い?

遅刻が15日〜20日というのは、3年間の高校生活を通じての記録として、一般的に多いと判断されます。

この遅刻回数が指定校推薦入試にどの程度影響するかは、学校や大学の基準によるところが大きいですが、遅刻回数が多いとマイナスに捉えられる可能性があります。

そのため、面接で遅刻の理由をしっかり説明して理解を得たり、評定平均を上げるために学業に励んだり、課外活動での実績を積んだりすることで、遅刻のマイナス面をカバーすることが重要です。

病気で欠席・遅刻した場合は考慮される?

病気によって欠席や遅刻が多かった場合には、公正な評価を行うため、健康状態の特別な事情を考慮されることがあります。

そのため、長期入院や重い病気などでやむを得ない欠席・遅刻があった場合は、校内選考や大学への出願時に医師の診断書や医療証明書を提出することで、欠席や遅刻の理由が正当であることを証明するようにしましょう。

ただし、高校や大学の判断によって扱いが変わるので、事前に学校と相談しておくことが必要です。また、診断書や医療証明書はきちんと保管しておき、必要に応じて正確な情報を元に説明できるようにしておくことが重要です。

今回の内容のまとめ

今回の内容のまとめ

この記事では、指定校推薦入試における大学や高校の欠席日数の扱いについて解説してきました。最後に、ここまでの内容の中で特に重要なポイントをまとめます。

  • 高校の欠席日数が多い場合、指定校推薦入試の校内選考において不利になり、推薦を受けられる可能性が下がります。
  • 欠席日数を増やさないための生活習慣の見直しや健康管理が重要です。
  • 評定平均の向上やクラブ活動、ボランティアなどの活動実績を積むことで、欠席日数の多さを補うことができます。
  • 病気や家庭の事情など、やむを得ない事情による欠席や遅刻である場合、しっかりと説明して正当性を証明することで、事情を考慮される場合もあります。

出席状況に関する志望校の出願条件や高校の基準を確認し、対策を講じることで、欠席日数の影響を最小限に抑えましょう。


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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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