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作成日: 2025/12/22 更新日:2025/12/22

柔道整復師になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

柔道整復師になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「柔道整復師のなり方は?」

「柔道整復師になるのに必要な資格は?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。

  • 柔道整復師とはどんな職業なのか
  • 仕事内容・やりがい・給料
  • 柔道整復師になるには何をすべきか
  • 取得すべき資格
  • 向いている人の特徴

また、柔道整復師に関するよくある質問にも答えています。

柔道整復師に興味のある人や、柔道整復師を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。

本記事の内容をスライドにまとめた「柔道整復師のなり方ガイド」の受け取りはこちら。​

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

柔道整復師とは

柔道整復師

柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガに対して、手技による施術を中心に回復を支える、国家資格を必要とする仕事です。

整形外科とは異なり、手術や投薬は行わず、患部を整復し、自然治癒力を引き出す施術を行います。

接骨院・整骨院での施術が一般的ですが、スポーツ現場や介護分野など活躍の場は広がっています。

からだの機能回復に関わる専門職として、多くの患者と向き合う職業です。

以下に柔道整復師の仕事内容や収入、働き方などをまとめます。

  • 柔道整復師の仕事内容
  • 柔道整復師の給料・給与・年収
  • 柔道整復師のやりがい
  • 柔道整復師の働き方
  • 柔道整復師に必要な知識・資格・スキル
  • 柔道整復師という職業の注意点

それぞれ見ていきます。

柔道整復師の仕事内容

柔道整復師の仕事は、外傷の施術と機能回復のサポートを中心に多岐にわたります。

ひとつの患者に対し、評価・施術・経過観察を行いながら、改善を目指していきます。

  • 状態評価……問診・視診・触診を通して、ケガの部位や損傷度を見極める
  • 整復……骨折や脱臼の整復(医師の同意が必要な場合あり)を行い、正しい位置に戻す
  • 固定……テーピング、包帯、副木などで患部を固定し、回復しやすい状態に整える
  • 施術(手技)……マッサージ、可動域改善、手技による調整を実施する
  • 日常生活の指導……運動量、セルフケア、再発防止のための助言
  • スポーツ現場のサポート……コンディショニング、応急処置、外傷予防など
  • 保険請求業務……医療保険を扱う接骨院では、請求事務も行う

患者は日常生活でのケガからスポーツ外傷まで幅広く、症状に応じて施術方法が変わります。

状況を的確に見極め、その人に合った対応を選ぶことが求められます。

柔道整復師の給料・給与・年収

給料・給与・年収

柔道整復師の年収は、勤務先や働き方によって差があります。

正社員として勤務する場合は、年収300万円〜450万円程度が目安とされています。

院の規模や勤務地によって変わりますが、経験を積むことで昇給し、管理職や院長を任されると500万円以上になることもあります。

独立開業する柔道整復師も多く、接骨院を経営する場合は収入が大きく変動します。

地域性・来院数・運営規模などによって差がありますが、安定収入を得るには経営知識が必要です。

このように柔道整復師の収入は、勤務形態やキャリア形成の仕方によって幅が生まれます。

柔道整復師のやりがい

柔道整復師は、患者の身体の痛みや不調が改善した場面に立ち会える仕事です。

日常生活が送りやすくなる過程を支えることで、施術の成果を実感できます。

  • 外傷の改善を通して患者の生活改善に貢献できる
  • スポーツ選手のコンディション調整に関わる場面もある
  • 患者とのコミュニケーションを通して信頼関係を築ける
  • 手技の技術を高めるほど施術の幅が広がる

施術の結果が目に見える形で返ってくるため、成長を実感しやすい職業といえます。

柔道整復師の働き方

働き方

柔道整復師の働き方は、勤務先や働く目的によって異なります。

  • 接骨院・整骨院:保険+自費の施術、地域の外傷対応
  • 整形外科クリニック:理学療法士等とチームでリハ・物療
  • スポーツ現場:部活・実業団・プロチームのコンディショニング
  • 介護・福祉:デイサービス・訪問で機能訓練
  • 企業・教育:治療院運営、専門学校教員、トレーナー事業

接骨院での勤務が多いものの、スポーツチーム、介護施設、病院など働く場は広がっています。

主な勤務環境と特徴

項目
解説
勤務形態
正社員、契約社員、アルバイト、独立開業
勤務時間
院の営業時間に準じる。夜間営業の院では遅い時間の勤務もある
業務内容
施術、外傷対応、固定、経過観察、事務作業
独立開業の特徴
自分の院を持てるが、集客・経営管理が必要

スポーツ現場では応急処置やコンディショニングが中心となり、臨床とは異なる判断が求められます。

また、チームの遠征に長期間帯同することもあります。

働く場によって求められる役割が変わる点が特徴です。

柔道整復師に必要な知識・資格・スキル

柔道整復師として働くには、国家資格である「柔道整復師免許」が必要です。

専門学校や大学などの養成校で3年以上学び、国家試験に合格することで資格を取得できます。

必要な知識

  • 解剖学、運動学
  • 柔道整復理論、外傷の基本知識
  • 包帯法、固定法、整復法
  • スポーツ障害や外傷の理解
  • 保険請求に関する基礎知識

求められるスキル

  • 手技による施術技術
  • 患者の状態を判断する洞察力
  • 丁寧なコミュニケーション
  • 経過観察を継続する継続力
  • スポーツ現場では応急処置力

取得しておくと役立つ資格

必須ではありませんが、次のような資格は仕事を進める際に役立つことがあります。

  • スポーツトレーナー関連資格
  • 救急救命講習
  • 運動指導関連の民間資格

知識と手技を組み合わせ、症状に合わせた施術を行うことが求められます。

柔道整復師という職業の注意点

注意点

柔道整復師として働く際に知っておきたい点をまとめます。

  • 施術によっては身体的負担がかかりやすい
  • 接骨院の営業時間に合わせて勤務時間が変わることがある
  • 保険請求や事務業務の理解が必要
  • 患者対応のためコミュニケーションの負荷がかかる場面がある
  • 独立開業の場合は経営知識や集客の負担が発生する

柔道整復師は施術と同時に、管理業務や患者対応を含む幅広い仕事を担うため、業務内容を正しく理解しておくことが大切です。

柔道整復師になる方法

なる方法

柔道整復師になるには、どのような準備やステップを踏む必要があるのでしょうか。

柔道整復師は国家資格であるため、養成校での学習と国家試験の合格が必須となります。

ここでは、資格取得と就職までの流れを中心に、代表的なステップを紹介します。

  • 養成校(大学・専門学校)で専門分野を学ぶ
  • 柔道整復師国家試験を受験・合格する
  • 臨床実習や研修を通して施術スキルを深める
  • 接骨院・整形外科・スポーツ現場などへ就職する

それぞれ見ていきます。

養成校(大学・専門学校)で専門分野を学ぶ

柔道整復師になるには、文部科学省または厚生労働省が認可した養成校に3年以上通う必要があります。

選択肢は主に次の2つに分かれます。

学び方
特徴
大学(医療系学部など)
解剖学や運動学を幅広く学べる。研究活動や資格以外の学びも充実している。
専門学校(柔道整復学科)
柔道整復の実技・臨床を重点的に学べる。国家試験対策が充実している。

養成校で学ぶ主な内容は次のとおりです。

  • 解剖学、運動学、生理学
  • 柔道整復理論
  • 外傷評価、整復法、固定法
  • 医療制度や保険請求の基礎
  • 実技演習、臨床実習

柔道整復師の養成校は、「全国柔道整復学校協会」から検索することができます。

参照:全国柔道整復学校協会_学校を探す

柔道整復師国家試験を受験・合格する

柔道整復師国家試験

柔道整復師として働くためには、柔道整復師法に基づく国家資格の取得が必須です。

国家試験は年1回実施され、厚生労働省が所管しています。

試験は専門学校・短大・大学など、文部科学省または厚生労働省が指定する柔道整復師養成校のカリキュラムを修了することで受験資格が得られます。

国家試験は、柔道整復術の専門知識に加えて、医学系の基礎知識が幅広く問われる内容です。

解剖学・生理学・整形外科疾患・臨床医学・関係法規などが出題範囲に含まれます。

試験は筆記試験のみで、マークシート形式です。実技試験はありませんが、養成校で実施される実習科目(臨床実習・実技試験)を修了していることが前提となります。

柔道整復師国家試験の概要

項目
内容
試験の実施主体
厚生労働省
実施時期
年1回(例年3月上旬)
受験資格
指定養成校(3年以上)を卒業、または卒業見込み
試験形式
筆記試験(マークシート方式)
試験科目
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、公衆衛生学、関係法規、柔道整復理論、臨床医学(整形外科・内科学 ほか)、外傷学 など
試験時間
午前・午後の2部制
合格基準
総得点の約60%以上(年度により変動あり)
令和以降の傾向
基礎医学の重要性が高まり、臨床を想定した応用問題が増加
合格後の手続き
厚生労働省で柔道整復師名簿への登録後、施術所で働くことが可能

国家試験合格が、柔道整復師としての活動を始めるスタートラインです。

臨床実習や研修を通して施術スキルを深める

国家試験に向けた座学と並行して、現場を想定した臨床実習も重要なステップです。

養成校では次のような実習が行われます。

  • 接骨院・整骨院での臨床実習
  • 外傷評価の実技訓練
  • 包帯法、固定法、整復操作の反復練習
  • 現場でのコミュニケーションの実践

実習では教科書だけでは理解しにくい判断や対応力が求められます。現場に近い環境で経験を重ねることで、資格取得後の業務に適応しやすくなります。

この段階で得た経験は、就職後の患者対応にも直結するため、着実にスキルを身につけることが大切です。

接骨院・整形外科・スポーツ現場などへ就職する

就職する

国家試験に合格すると、柔道整復師として就職活動を始められます。活躍できる場所は幅広く、働き方に応じて求められる役割も異なります。

働く場所によって、施術中心か、スポーツサポート中心かなど業務内容が変わります。

キャリアの作り方も勤務環境によって異なるため、自分の志向に合った職場を選ぶことが重要です。

就職を通じて、柔道整復師としての実践経験が始まり、日々の施術を通して技術と知識が深まっていきます。

柔道整復師になりたい高校生の進路

高校生の進路

柔道整復師になるには、厚生労働省が指定する養成校で3年以上学び、国家試験の受験資格を得る必要があります。

ここでは、国家資格取得に向けた主な進学ルートを紹介します。

養成施設に関しては、厚生労働省が公開しているリストを参照してください。

参照:柔道整復師養成施設

大学に進学する

​医療系の一部の大学には柔道整復師養成課程が設置されています。

医学的な背景を体系的に学びたい人や、4年間で幅広い教養教育もあわせて履修したい人に適した進路です。

学部・家庭
主な内容
医療学部 柔道整復学科
柔道整復学に加え、医療マネジメント・リハビリテーション学なども履修
健康科学系学部
スポーツ医学や運動生理学を基礎に、外傷治療の理解を深める

大学は医療知識を広く学べる点がメリットで、将来的に教育職や研究分野に進む可能性も広がります。

専門学校に進学する

柔道整復学科を設置する専門学校では、技能実習や臨床演習など実技を中心としたカリキュラムが組まれています。

特に現場での施術手技を重視したい人に向いています。

カリキュラム
主な内容
基礎医学(解剖・生理)
体の仕組みを理解するための基礎知識を学ぶ
柔道整復理論
外傷の評価方法、整復・固定法、施術の流れを習得
臨床実習
接骨院・整形外科などで現場の施術を体験
包帯法・固定法
骨折・脱臼・捻挫の固定方法などの実技

専門学校は柔道整復術の実践的な技術を段階的に学びやすく、資格取得に直結しやすい点が特徴です。

おすすめの大学

おすすめの大学

柔道整復師の養成校の多くは短大や専門学校ですが、4年制大学にも養成校として指定されている学部があります。

大学では、柔道整復学に加えて医療・スポーツ科学など関連分野を体系的に学べるのが特徴です。

以下に、柔道整復師の養成校として指定されている主な大学をまとめます。

大学名
学部・学科
概要や特徴
健康医療スポーツ学部
柔道整復学科
医療基礎科目と臨床系科目を段階的に学べるカリキュラムで、臨床実習も充実。
スポーツ医療にも対応した教育内容。
保健医療学部
柔道整復学科
医学的基礎・臨床技術に加え、附属病院・研究施設での臨床教育を受けられる。
研究志向にも対応した学修環境がある。

上記の大学以外にも、柔道整復師の国家試験受験資格を取得できる4年制大学は複数あります。

年内入試ナビでは、柔道整復師を目指せる大学の例をまとめています。

こちらも参考にしてください。

参考:柔道整復師を目指せる大学の例はこちら

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おすすめの専門学校

おすすめの専門学校

以下に、柔道整復師の養成校として公式に認められており、かつ進学先の候補として参考になりやすい専門学校をまとめます。

学校名
学科・コース名
特徴
柔道整復科(昼間部 3年制)
北海道内の代表的な柔道整復師養成校。3年制で国家資格取得を目指せ、地域医療やスポーツ医療への就職にも対応。
柔道整復科(昼間部 3年制)
宮城県にある養成校。整復・固定・リハビリなど柔道整復の基本をしっかり学べ、東北で進学を考える人に適している。
柔道整復学科(昼間部/夜間部 3年制)
東京・新宿に立地。昼夜で通いやすい時間帯を選べる。都市部で通学希望の人、働きながら資格取得を目指す人にも対応。
柔道整復師科(午前/午後コース 3年制)
東京江戸川区にあり、スポーツ医療との連携も意識されたカリキュラム。スポーツトレーナーやアスリートケアに関心がある人に向く。
柔道整復学科(昼間部 3年制)
埼玉県飯能市の学校。比較的落ち着いた環境で学べ、地域医療・福祉も視野に入れた学びができる。

柔道整復師の養成校は、多くの場合、短期大学や専門学校が指定されています。

上記の学校以外にも、柔道整復師を目指せる短大や専門学校は多数ありますので、ご自分でも探してみてください。

よくある質問

FAQ

柔道整復師に興味を持つ高校生・社会人が疑問に感じやすいテーマについて、代表的な質問と回答をまとめました。

柔道整復師に向いている人の特徴は?

柔道整復師は、けがの評価・施術・リハビリ指導などを行い、患者の身体機能の回復を支える専門職です。

現場では観察力や判断力、コミュニケーション力が求められます。

特徴
解説
人の体の仕組みに興味がある
解剖学や生理学などの基礎医学に継続して取り組める。
相手の話を丁寧に聞ける
痛みの状態や生活習慣のヒアリングが施術に直結する。
手先が器用、細かい作業が得意
包帯・固定・テーピングなど手技が中心のため役立つ。
スポーツや健康に関心がある
スポーツ現場での怪我対応やコンディショニングに携わる機会が多い。
落ち着いて対応できる
けがの状況を見極め、適切な処置を選択する冷静さが必要。
人と関わる仕事が好き
年齢層の幅広い患者と関わりながら施術を進める。

柔道整復師に向いているのは、人の身体を理解しながら寄り添ってサポートしたい気持ちがある人です。

観察力と会話力が施術の質にも反映されます。

未経験から柔道整復師を目指せる?

未経験から柔道整復師

柔道整復師は完全に未経験からでも目指すことができます。

国家資格であり、指定養成校(専門学校・短大・大学)に3年以上通えば受験資格を得られるため、知識ゼロからのスタートが一般的です。

  • カリキュラムが初歩から積み上げ式で構成されている
  • 実技授業が多く、体感しながら学べる
  • 多くの学生が高校卒業後に基礎知識ゼロで入学している
  • 模擬患者実習や臨床実習が組み込まれており現場を体験できる

医療知識は入学後に習得するため、現時点で詳しくなくても問題ありません。

柔道整復師は独学で資格取得できる?

柔道整復師は独学では資格取得できません。

国家試験の受験資格を得るには、厚生労働省が指定する養成校で3年以上学ぶ必要があるためです。

ただし、独学で基礎知識を先取りすることは可能です。

  • 解剖学や生理学の基礎書で勉強しておく
  • スポーツ医学の入門書を読む
  • 整骨院などで業務内容を見学する

予備知識があると、入学後の授業が理解しやすくなります。

柔道整復師と理学療法士の違いは?

柔道整復師、理学療法士

どちらも身体機能の回復を支える専門職ですが、役割が異なります。

柔道整復師
理学療法士
外傷(骨折・捻挫・脱臼など)の評価・施術・固定を中心に行う
リハビリテーション専門職として運動機能・日常動作の改善を図る
開業が可能
病院勤務が中心
整骨院・スポーツ現場での活動が多い
医療機関や介護施設での勤務が一般的

どちらが良いかは「施術中心か」「リハビリ中心か」「開業したいか」で選ぶと判断しやすいでしょう。

参考:理学療法士になるには?仕事内容から資格の取り方、学校選びまで解説

まとめ

まとめ

本記事では、柔道整復師の定義から仕事内容、収入、働き方、必要な知識と資格、なり方、進路選びまでを解説しました。

​解説した内容の中でも、柔道整復師に関する重要なポイントをまとめます。

  • 柔道整復師とは、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの外傷に対して、整復や固定、手技を中心に回復を支える国家資格の専門職である
  • 主な仕事は、外傷の評価、整復・固定、手技による施術、日常生活の指導、スポーツ現場での応急対応、保険請求業務など
  • 収入は勤務先により幅があり、一般的な年収の目安は300万〜450万円ほど。院長・管理職・独立開業によって収入が変動する
  • 患者の痛みが改善していく過程を支えられること、スポーツ現場で選手をサポートできることなどにやりがいを感じやすい
  • 働き方は接骨院を中心に、整形外科、スポーツチーム、介護施設など多岐にわたる
  • 資格取得には、指定養成校(大学・短大・専門学校)で3年以上学び、国家試験に合格する必要がある
  • 国家試験は年1回の筆記試験で、解剖学・生理学・臨床医学・柔道整復理論など幅広い医学知識が問われる
  • 柔道整復師に向いているのは、体の仕組みに関心があり、観察力とコミュニケーションを大切にできる人
  • 進路は大学か専門学校が中心で、特に実技を重視する人は専門学校、幅広い医療分野も学びたい人は大学が適している

当記事で解説した内容は、「柔道整復師のなり方ガイド」として整理しています。

年内入試ナビの会員登録で確認できるので、復習に役立ててください。

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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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