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東京大学

学校情報

生物情報科学科

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生物情報科学科

偏差値

74

微視的世界から巨視的世界へ–生命や病気の謎を解く ビッグデータ時代の到来に伴う、生命科学のもっとも華々しい時代を支える新しい学問領域、その最先端を切り開くのが生物情報科学です。遺伝子やタンパク質の個別の機能を解明しようとする従来型の生命科学研究の枠にとらわれず、それらが織りなすシステムとしての生命原理を、大規模計測装置や計算機といった先端的技術を利用して、これまでにないアイディアにより、新たな研究分野を開拓することで解明していきます。 生物情報科学科は、既存の学問分野をまたぐ幅広い視点を持ち、生命科学と情報科学の双方の専門性を備えた人材を育成するために、東京大学理学部におよそ30年ぶりに新設された学科です。学科の設立は平成19年、進学振り分け後に第1期生が初めて配属されたのは平成21年のことです。本格的な生物情報科学分野の学科設立は国立大学では国内初で、世界にも先駆けたものです。

学べる学問

情報学生物学数学化学

目指せる仕事

社会教育主事学芸員司書研究・技術者(バイオ)国家公務員

取得できる資格

学芸員・学芸員補司書・司書補社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■生命科学と情報科学の両分野を学ぶ 生物情報科学科のカリキュラムのいちばんの特色は、生命科学(ウェット)と情報科学(ドライ)の両分野を学び、生命をシステムとして理解するための研究に取り組む点です。これまでは対局にあると考えられていた両分野を俯瞰するという視点から、ウェットもドライも身につけることができるユニークな講義や、実験・演習が用意されています。 ■研究科横断的な教育体制 生命情報科学科は、理学系研究科生物科学専攻、新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻・先端生命科学専攻、情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻の複数の専攻にまたがる教員により運営されています。また、生物情報科学科の教員のもとで大学院における研究を継続して行う場合には、個々人のニーズに合わせて、適した専攻(大学院)を受験することができます。

カリキュラム

■2年Aセメスター 生物情報科学科への進学が内定すると、駒場キャンパスで生物情報科学科専門科目を学修します。また、情報科学科と合同で情報科学基礎実験も行います。 ■3年生 浅野キャンパスへと移り、午前中に講義を受講し、午後は実験・実習に取り組みます。 講義では、生物学・情報科学を基礎から扱うとともに、生物情報科学分野の幅広い内容を取り上げます。実験・実習では、分子生物学実験とコンピュータプログラミングの双方を取り入れたカリキュラムを組み、既存の学問分野をまたぐ実践力の養成を重視しています。また、生物化学科と合同で生命科学基礎実験・生物化学実験も行います。 ■4年生 これまでに身につけた生物学と情報科学の双方の知識を実際の研究と結びつけつつ活用できる力を養うことを目的として、各研究室に配属されて卒業研究を行い、卒業論文を執筆します。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■学部卒業者の卒業後の状況(2024年3月卒業者) 進学:80.5% 民間企業等:8.3% その他:11.3%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

大学院修士課程修了後の就職先 アクシオヘリックス、イーピーエス、NTTデータ数理システム、グーグル、経済産業省、ジブラルタ生命保険、TIJK PTE、東レ、日本IBM、船井総合研究所、ベネッセ、マイナビ、みかど協和、みずほ銀行 など

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■学部卒業者の就職状況(2024年3月卒業者) 電気・ガス・熱供給・水道業:20% 製造業:12% 学術研究、専門・技術サービス業:8% 金融業・保険業:8%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

3.3

倍率 2023

6

募集人数

10

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 理学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ■推薦要件 以下の全てに該当する者とします。 ①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。 これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。 なお、志願者が主導的な役割を果たし顕著な成果を挙げた活動(研究活動、国際活動、社会貢献活動、芸術・文化、スポーツなどでの意欲的な活動やリーダーシップを発揮した活動など)も評価に加味します。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、日本語により個別面接を行います。志望学科を踏まえ、各学科で要求される基礎学力や思考力、コミュニケーション能力を確認するための質疑応答を行います。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、理学部が求める書類・資料 ■理学部が求める書類・資料 Ⅰ.志願者の活動実績をよく知る人物による推薦書2通以内 Ⅱ.研究成果やその発表の記録、表彰状/認定証のコピー、受賞論文、科学雑誌などに掲載された論文、開発したソフトウェアの概要資料など、推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方をもつことを裏付ける資料 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください。