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東京大学

学校情報

生物学科

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生物学科

偏差値

74

生き物をなまで丸ごと理解する 東京大学理学部生物学科は、学生の間では「り・な・ま(理・生)」と呼ばれているそうです。その名の通り、生物学科は「なまの生き物を丸ごと理解する」という目的で教育・研究を行っています。 生物学科は、1877(明治10)年、東京大学創設とともに設置された歴史のある学科です。2017年には140周年を迎えました。長い歴史を誇るとともに、なによりも大切なことは、ここで多くの学生たちが楽しみながら「生き物」について勉強し、研究しているということです。 生物学科に進学すると、授業の多くを、理学部2号館(本郷キャンパス)という趣のある建物で受けることになります。また、実習は理学部2号館に加え、附属施設である植物園(小石川・日光)、臨海実験所(三崎)等でもおこなわれ、建物の外に出て直接自然に触れることができます。

学べる学問

外国語学生物学化学

目指せる仕事

薬品メーカー勤務中学校教諭高等学校教諭大学教員社会教育主事

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■A系・B系の2つコースを用意 3年次では人類学を主として学ぶA(Anthropology)系と基礎生物学(動物学・植物学)を主として学ぶB (Biology)系の2つのコースに分かれ、それぞれ多様な実習を選択できます。例えば、A系では医学部と連携した人体解剖学実習や野外での発掘・霊長類行動観察実習、B系では附属臨海実験所や植物園・日光分園を利用した、動物や植物に直接触れる実習や野外実習が挙げられます。生物学科がある本郷キャンパス理学部2号館には3年生専用の学生控室があるので、同級生と親睦を深めながら生物学を学ぶことができます。 ■徹底した少人数教育 生物学科では、多様な研究分野で世界をリードする研究業績をあげている教員約50名が教育を担当しており、学生定員20人に比べて教員の数は圧倒的に多く、徹底した少人数教育も特徴の一つです。

カリキュラム

■2年次Aセメスター A系B系の区別は未だなく、駒場キャンパスにおいて、生物学科が開講する専門科目と理学部の関連学科が開講する選択科目を履修します。生物学科からは、生化学・分子生物学、遺伝学、進化生物学、細胞生物学、人類学概論などの基礎的な生物学の科目が提供されており、自身の学問的興味に応じて、自由に専門科目を選択し、履修できます。 ■3年次 学科全体に共通の講義の他に、A系とB系に独自の講義があります。通常の講義の他に、少人数による科学英語などの演習があります。実習では、分子生物学や細胞学など、生物学の基本的な実験技術を学びます。 ■4年次 理学部2号館、附属臨海実験所、附属植物園、総合研究博物館の各研究室に配属されます。生物科学特別実習では、各研究室で与えられた特定のテーマを研究し、研究の進め方や実験技術を修得するとともに、セミナーにも参加し、生物学の文献の読み方を学びます。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■生物学科卒業者の卒業後の状況(2012年3月〜2020年3月) 進学:82% 就職・その他:18%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

生物化学専攻修了者の主な就職先(2012年度以降) ■大学・国公立研究機関など 麻布大学、大阪大学、沖縄科学技術大学院大学、金沢大学、京都大学、群馬大学、神戸大学、静岡大学、東京大学、東京女子医科大学、東北大学、日本医科大学、日本学術振興会、藤田保健衛生大学、北陸先端科学技術大学院大学、北海道大学、横浜雙葉学園、琉球大学、基礎生物学研究所、国立遺伝学研究所、自然科学研究機構、物質・材料研究機構、理化学研究所、国立国会図書館、農業・生物系特定産業技術研究機構、環境省、防衛省、愛知県庁、岐阜県博物館、化学物質評価研究機構、東京理科大学、国際協力機構、微生物化学研究所 ■民間企業など アサヒビール、ヱスビー食品、カルビー、協和発酵、キリン、グリコ、サントリー、宝酒造、JT、ホクト、みらい、明治、モランボン、日本水産、アクティブモティフ、アルビオン、飯田電機工業、イーピーエス、カイノス、科研製薬、クインタイルズトランスナショナル、新日本科学、小林製薬、GEヘルスケア、住友化学、ゼリア新薬、第一三共、高砂香料工業、高田香料、中外製薬、東洋合成工業、日立建機、日油、日本オリーブ、日本新薬、フジフィルム、ノバルティスファーマファスマック、本田技研工業、IBM、シスメックス、日立、大島造船所、興和、東レ、東京ガス、NEC、NTT、パナソニック、フォーラムエイト、住友商事、三菱商事、リコー、日本経済新聞社、JR東日本、DeNA、フジクラ、富士通、武蔵野エンジニアリング、エイベックス、日本放送協会、みずほ証券、長谷工、特許庁、芦田・木村国際特許事務所、医学生物学研究所、環境管理センター、種苗管理センター、全国農業協同組合連合、日鉄技術情報センター、自立学習指導会、Z会、ベネッセ、高宮学園、ナガセ、電通、アクセンチュア、野村総研、メディサイエンスプランニング、医学出版、水声社、東京書籍、三菱化学メディエンス、インフォテクノ朝日、住友生命保険相互、住友信託銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、三菱UFJ、高島屋、ニトリ、森永乳業、エウレカ、ロッテ、東松山市役所、リクルート、ANA、アステラス製薬、日本化薬、モルガンスタンレー、帝人、日清製粉、旭硝子、農林中央金庫、ナカライテスク、東京電力、リードエグジビション、マックスプランク研究所、ステリック再生医科学研究所、横河医療ソリューションズ、大鵬薬品、農林水産庁、パラマウントベッド、生化学工業、ライオン、バイエル薬品、グラクソスミスクライン、上野商会、産業技術総合研究所、秋田市、医薬品医療機器総合機構、マッキンゼーアンドカンパニー、シティバンク銀行、日本ジェネリック、渋谷教育学園幕張、ミルボン、みずほ情報総研、USB証券、フォルシア、パレクセルインターナショナル、長谷川香料、P&G、旭化成、常磐植物化学研究所、フナコシ、持田製薬、味の素

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■学部卒業者の就職状況(2024年3月卒業者) 電気・ガス・熱供給・水道業:20% 製造業:12% 学術研究、専門・技術サービス業:8% 金融業・保険業:8%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

3.3

倍率 2023

6

募集人数

10

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 理学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ■推薦要件 以下の全てに該当する者とします。 ①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。 これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。 なお、志願者が主導的な役割を果たし顕著な成果を挙げた活動(研究活動、国際活動、社会貢献活動、芸術・文化、スポーツなどでの意欲的な活動やリーダーシップを発揮した活動など)も評価に加味します。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、日本語により個別面接を行います。志望学科を踏まえ、各学科で要求される基礎学力や思考力、コミュニケーション能力を確認するための質疑応答を行います。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、理学部が求める書類・資料 ■理学部が求める書類・資料 Ⅰ.志願者の活動実績をよく知る人物による推薦書2通以内 Ⅱ.研究成果やその発表の記録、表彰状/認定証のコピー、受賞論文、科学雑誌などに掲載された論文、開発したソフトウェアの概要資料など、推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方をもつことを裏付ける資料 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください。