Nennai Nyushi Navi Logo image

東京大学

学校情報

生物化学科

注意:東京大学のイベントや資料請求が設定されていません。大学側でイベントや資料請求の設定完了後に閲覧又は申込が可能になります。

生物化学科

偏差値

74

化学と物理を道具に、生物と向き合う 生物化学科は、東大のなかで「せいか」という略称で親しまれています。その本質は、多くの謎に満ちた生命現象を、現代生物学だけではなく、生物物理学や生物化学の研究手法を駆使して理解しようとする研究姿勢にあります。 東京大学には生命現象を扱う学部・学科がたくさんありますが、他の学科と比較して生物化学科には2つの特色があります。ひとつは生命現象の根本的な原理を解明する基礎研究に特化し、世界最先端の分子レベルの研究を目指している点です。生命科学のブレークスルーは基礎研究からしか生まれないという強い信念を持ち、研究と教育に取り組んでいます。もうひとつは、生物が示す面白い現象について、それを単に記述するだけではなく、その背後に潜む仕組みを分子レベルで徹底的に理解しようとする姿勢です。不思議な生命現象も、突き詰めれば、分子の挙動で説明できると考えます。

学べる学問

生物学物理学化学

目指せる仕事

薬品メーカー勤務中学校教諭高等学校教諭社会教育主事学芸員

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■幅広い生命現象を研究する 生物化学科は生命現象の作動原理の理解に向けて、国際的にも最先端の研究レベルを誇っています。具体的な研究分野としては、RNA結合タンパク質や膜タンパク質、疾病関連タンパク質など生体高分子の高次構造と機能の相関の解明、RNAサイレンシングによる生体制御の仕組みの理解、光計測技術を用いて生命現象を1分子・1細胞レベルで理解、分子生物学および神経生理学的手法を用いた知覚、情動そして記憶のメカニズムの解明、神経前駆体細胞から神経細胞が誕生する仕組みの理解など、多様な生命現象を、分子・制御・個体の各階層の解析を通して分子レベルで解明しようとしています。 ■学生実習で基本的な実験技術を修得 学生実習では、DNAシークエンシング、遺伝子発現プロファイリング、生化学反応シミュレーション等の実習を行い、生化学・分子生物学などの基本的な実験技術の修得を目指します。

カリキュラム

■2年生Aセメスター 第4学期には物理学科・化学科・生物学科・生物情報科学科などで行われる授業科目を受講し、幅広い分野の知識を修得します。 ■3年生夏学期 講義では、生物物理化学、生体物質化学、細胞分子生物学、酵素学、生物化学実験法を学びます。学生実習では、組換え大腸菌の培養、プラスミドDNAの調製、タンパク質の精製・定量・結晶化などを行います。 ■3年生冬学期 講義では、生物物理化学、細胞生理化学、分子遺伝学、細胞情報学、分子生命科学を学びます。学生実習では、大腸菌、ショウジョウバエ、線虫、マウスなど様々なモデル生物を用いて、分子レベルから個体レベルにわたる最先端の研究手法を学びます。 ■4年生夏・冬学期 研究室に配属され、最先端の研究テーマについて卒業研究を行います。研究室の教員や学生とのディスカッションを通じて研究に対する姿勢を学び、主体的に計画を立てて研究を行います。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■生物化学科卒業者の卒業後の状況(2016〜2020年度) 大学院進学:88.5% 学士入学:2.3% 就職:2.3% その他:6.9%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

就職先一覧(2016〜2020年度) ■学部卒業生の就職先 東レ/うすい学園 ■修士課程修了者の就職先等 東京大学/九州大学/琉球大学/西大和学園/厚生労働省/文部科学省/外務省/農林水産省/環境省/特許庁/国税庁/千葉県警科学捜査研究所/埼玉県警察科学捜査研究所/国立遺伝学研究所/国立環境研究所/国立国際医療研究センター/理化学研究所/土木管理総合試験所/野村総合研究所/大和総研/産業技術総合研究所/独立行政法人 日本学術振興会/日本政策金融公庫/参天製薬/東洋新薬/久光製薬/中外製薬/第一三共/小野薬品工業/アステラス製薬/佐藤製薬/Meij Seika ファルマ/花王/テルモ/東京応化工業/ウェルネット/SBIバイオテック/アサヒビール/サッポロビール/キリン/味の素/協和キリン/ヤクルト/タカナシ乳業/加美乃素本舗/ヒガシマル/昭和産業/ケンコーマヨネーズ/日本アルトマーク/日本水産/東レ/富士フイルム/日立製作所/カネコ種苗/木屋製作所/日本郵便/東京電力エナジーパートナー/NTTコミュニケーションズ/伊藤忠商事/日本IBM/富士通/三井住友銀行/三菱東京UFJ銀行/クレディ・スイス証券/住友生命/ボストンコンサルティンググループ/日本ユニシス/新興出版社啓林館/博報堂/日本たばこ産業/ドコモ・システムズ/mars&co/東陽テクニカ/オー・ジー/響国際特許事務所/ビズリーチ/住友林業/PwCあらた有限責任監査法人/WDBエウレカ/サーモフィッシャーサイエンティフィック/モリコーポレーション/農林中央金庫/マッキンゼー・アンド・カンパニー/アカツキ/出光興産/National Innovation Agency, Thailand/パレクセルインターナショナル/コムチュア/キャノンITソリューション/データ・フォアビジョン/グリー/ラーニングエージェンシ/テンタムス・ジャパン合同会社/ADEKA/セック/ワールドインテック/セガゲームス/ニトリHD/貝印/アコーディア・ゴルフ/データフォーシーズ/コスモ・バイオ/リージョナルフィッシュ

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■学部卒業者の就職状況(2024年3月卒業者) 電気・ガス・熱供給・水道業:20% 製造業:12% 学術研究、専門・技術サービス業:8% 金融業・保険業:8%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

3.3

倍率 2023

6

募集人数

10

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 理学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ■推薦要件 以下の全てに該当する者とします。 ①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。 これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。 なお、志願者が主導的な役割を果たし顕著な成果を挙げた活動(研究活動、国際活動、社会貢献活動、芸術・文化、スポーツなどでの意欲的な活動やリーダーシップを発揮した活動など)も評価に加味します。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、日本語により個別面接を行います。志望学科を踏まえ、各学科で要求される基礎学力や思考力、コミュニケーション能力を確認するための質疑応答を行います。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、理学部が求める書類・資料 ■理学部が求める書類・資料 Ⅰ.志願者の活動実績をよく知る人物による推薦書2通以内 Ⅱ.研究成果やその発表の記録、表彰状/認定証のコピー、受賞論文、科学雑誌などに掲載された論文、開発したソフトウェアの概要資料など、推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方をもつことを裏付ける資料 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください。