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東京大学

学校情報

化学科

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化学科

偏差値

74

分子を探求し、革新を触媒し、未来を組み立てる 東京大学理学部化学科(化学教室)の歴史は,徳川幕府が創設した蕃書調所の精煉方(1861年)までさかのぼります。東京大学創立の年(1877年)に早くも卒業生3名を出した唯一の学科でした。それ以来、化学教室は日本の化学発祥の地、および先導役として学界、産業界、教育界に多くの人材を輩出してきました。例えば日本の多くの主要な大学の化学科は、当初ほとんど化学教室の出身者により創立されたものです。このような伝統は後進に良く引き継がれ現在に至っています。化学科は、物理化学、有機化学、無機・分析化学の基幹3講座、12研究室から成り立っており、広い分野の礎となる理学としての基礎化学研究・教育をカバーする多様な専門を有する教官を擁し、理学部の広範な自然科学研究教育の一翼を担っています。

学べる学問

情報学外国語学化学

目指せる仕事

中学校教諭高等学校教諭社会教育主事学芸員司書教諭

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■化学の基礎から研究最前線まで 化学科の学生は、150年以上の歴史を経て育まれた体系的な講義と実験実習を通して化学の視点を身につけ、専門的な化学を学ぶための基礎学力を養うことができます。 ■グローバルリーダーを育成 国際的な感覚をもったリーダの育成に力を入れていることも、化学科における教育の大きな特徴です。ネイティブ講師による英語での発表や議論実習に加え、海外からの留学生と一緒に学部のすべての講義を英語で受けられる環境を国内で初めて用意しました。 ■世界に羽ばたくために 卒業後に大部分の学生は大学院に進学し、世界トップレベルの充実した環境で先導的な研究を進めながら、課題設定の能力と解決力、分野横断的な広い視点を身につけていきます。化学科および大学院で研鑽を積んだ学生は、将来の化学研究や化学技術の発展を牽引する人材としてアカデミアや社会へと羽ばたいています。

カリキュラム

■2年次 量子化学 I/分析化学 I(総論)/化学熱力学 I/無機化学 I/有機化学 I ■3年次 分析化学無機化学実験/有機化学実験/物理化学実験/研究倫理/構造化学/量子化学Ⅱ・Ⅲ/化学熱力学II/無機化学II・Ⅲ/固体化学/放射化学/有機化学II・Ⅲ・Ⅳ/基礎化学英語演習I/化学反応学/物理化学特論I/地球化学/分析化学II/天然物有機化学/情報科学 ■4年次 化学特別実験/研究倫理/物理化学特論II/物理化学演習/無機分析化学特論/無機分析化学演習/有機化学特論I・Ⅱ/有機化学演習/生命分子化学/基礎化学英語演習Ⅱ

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■化学科卒業者の卒業後の状況(2019〜2023年度) 大学院進学:92% 就職:8%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

令和5年度修了者の就職先 ■修士課程 アールワークス株式会社、アクセンチュア、ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社、SBIホールディングス、株式会社経営共創基盤、株式会社JERA、株式会社システムサポート、キヤノン株式会社、京都大学、KPMGコンサルティング株式会社、ジャフコグループ株式会社、中外炉工業、帝人株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、、東京大学、凸版印刷、日産自動車、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本電信電話株式会社(NTT R&D)、日本プロセス株式会社、日本無機化学工業株式会社、野村総合研究所、P&G、フクダ電子、防衛装備庁、三井金属鉱業株式会社、三菱瓦斯化学株式会社、三菱UFJ銀行、明和グラビア、早稲田アカデミー、他 ■博士課程 小野薬品工業株式会社、株式会社ヴァリューズ、㈱レゾナック・ホールデイングス、信越化学工業株式会社、DIC㈱、東京大学理学系研究科化学専攻、東レ株式会社、名古屋大学、日清紡ブレーキ株式会社、日本新薬株式会社、Northwestern University、Wanhua Chemical Group Co., Ltd、ミツトヨ、理化学研究所、博士研究員、他

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■学部卒業者の就職状況(2024年3月卒業者) 電気・ガス・熱供給・水道業:20% 製造業:12% 学術研究、専門・技術サービス業:8% 金融業・保険業:8%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

3.3

倍率 2023

6

募集人数

10

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 理学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ■推薦要件 以下の全てに該当する者とします。 ①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。 これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。 なお、志願者が主導的な役割を果たし顕著な成果を挙げた活動(研究活動、国際活動、社会貢献活動、芸術・文化、スポーツなどでの意欲的な活動やリーダーシップを発揮した活動など)も評価に加味します。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、日本語により個別面接を行います。志望学科を踏まえ、各学科で要求される基礎学力や思考力、コミュニケーション能力を確認するための質疑応答を行います。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、理学部が求める書類・資料 ■理学部が求める書類・資料 Ⅰ.志願者の活動実績をよく知る人物による推薦書2通以内 Ⅱ.研究成果やその発表の記録、表彰状/認定証のコピー、受賞論文、科学雑誌などに掲載された論文、開発したソフトウェアの概要資料など、推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方をもつことを裏付ける資料 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください。