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東京大学

学校情報

地球惑星環境学科

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地球惑星環境学科

偏差値

74

理学の眼で地球や惑星の誕生から現在までを理解、また未来を予測する 太陽系の惑星の一つである地球の環境は、さまざまな物理現象、化学現象、生命活動が互いに関連しあう複雑なシステムです。地球惑星環境学科では、この複雑なシステムの過去を学び、現在を知り、未来を予測するため、これらのすべての基礎と現象の相互作用の理解をめざしています。 21世紀を迎えたいま、人類は地球環境の危機に直面しています。現在や将来の地球環境を考えるためには、地球を大気-海洋-固体-生命の織りなすひとつのシステムとしてとらえ、さまざまな時間・空間スケールでの挙動とその変動メカニズムを理解することが重要です。 地球惑星環境学科では、自然の観察に基づき、地球や惑星の環境を自然科学的な立場から実証的に解明することを目指しています。学部教育においては、通常の講義のほかに、フィールドワークと実習・演習を教育の大きな柱にしています。

学べる学問

地球科学地学環境学生物学物理学

目指せる仕事

中学校教諭高等学校教諭社会教育主事学芸員司書教諭

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■長い時間軸に沿った地球惑星科学的現象の理解 地球惑星とその環境、生命の進化のパターンやプロセスについて、数億年という長い時間軸に沿って理解することを目指します。地質学的記録を元にした過去の現象の復元、現場観測による現在進行形で起きている現象の解析、さらには近未来の予測まで、地球惑星現象を幅広く俯瞰的に研究します。 ■さまざまな科学分野にまたがる教育・研究 地質学、物理学、化学、生物学といった自然科学の基礎知識を学び、それを道具として複雑な地球惑星現象を解明する方法を授業や実習を通して学んでいきます。 ■充実したフィールドワークと実習・演習 地質図作成などを学ぶ野外調査、地層中の構造や地形などを観察する野外巡検、取得した標本の物理・化学分析の実習、計算機によるデータ解析の演習などを通して、 地球惑星科学現象の実証的な研究に必要な技術を幅広く習得することができます。

カリキュラム

■教養学部Aセメスター(第2学年)、第3学年 2年Aセメスターから3年Sセメスターは、地球惑星環境学の大枠を理解するとともに、基礎となっている物理化学的、生物学的な基礎、地球や惑星固有の現象や物質の基礎についての講義とそれらに関連した実習や演習、数理的問題についての実習、野外における実習や見学をおこないます。 第4学年 4年Sセメスターからは各自が関心あるテーマで卒業研究を行います。卒業研究は、ひとりひとりがテーマをもち、指導教官の指導のもとにおこなう研究で、研究結果を卒業論文としてまとめます。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■地球惑星環境学科卒業者の卒業後の状況(2021年度) 大学院進学:94.1% 民間・官公庁:5.9%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

地球惑星物理学科・地球惑星環境学科卒業者の就職先 ■官公庁・独立行政法人 宇宙航空研究開発機構、海洋研究開発機構、環境省、気象庁、国際協力機構、国立科学博物館、総務省、日本気象協会、農林水産省、文部科学省、NHK など ■民間 伊藤忠、ウェザーニュース、NEC、NTT、NTTドコモ、コニカミノルタ、ゴールドマンサックス、新日鉄、新日本石油開発、大成建設、電通、東芝、日本生命、日本マイクロソフト、野村證券、パスコ、パナソニック、日立、富士通、みずほフィナンシャルグループ、三井住友信託銀行、三井造船、三菱スペース・ソフトウェア など

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■学部卒業者の就職状況(2024年3月卒業者) 電気・ガス・熱供給・水道業:20% 製造業:12% 学術研究、専門・技術サービス業:8% 金融業・保険業:8%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

3.3

倍率 2023

6

募集人数

10

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 理学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ■推薦要件 以下の全てに該当する者とします。 ①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。 これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。 なお、志願者が主導的な役割を果たし顕著な成果を挙げた活動(研究活動、国際活動、社会貢献活動、芸術・文化、スポーツなどでの意欲的な活動やリーダーシップを発揮した活動など)も評価に加味します。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、日本語により個別面接を行います。志望学科を踏まえ、各学科で要求される基礎学力や思考力、コミュニケーション能力を確認するための質疑応答を行います。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、理学部が求める書類・資料 ■理学部が求める書類・資料 Ⅰ.志願者の活動実績をよく知る人物による推薦書2通以内 Ⅱ.研究成果やその発表の記録、表彰状/認定証のコピー、受賞論文、科学雑誌などに掲載された論文、開発したソフトウェアの概要資料など、推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方をもつことを裏付ける資料 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください。