Nennai Nyushi Navi Logo image

東京大学

学校情報

化学システム工学科

注意:東京大学のイベントや資料請求が設定されていません。大学側でイベントや資料請求の設定完了後に閲覧又は申込が可能になります。

化学システム工学科

偏差値

74

「化学」と「システム的思考」で社会を学び、社会を先導する 化学システム工学科(化シス)では、分子から地球に至る各レベルでの様々な化学現象の解析・制御とそれらの構成要素のシステム化・設計を行うための方法論を学びます。そして、目的に応じて要素をモデル化し、全体をシステムとしてとらえるシステム的思考を習得していきます。複雑な事象でもこのシステム思考をあてはめることで、具体的かつ永続的な課題解決のビジョンを示すことができるようになります。 化シスには、幅広い分野の一流の研究者が集い、お互いをリスペクトしながらとことん議論する文化が根付いています。教員とのコンタクトグループ、輪講やグループ研究といった参加型の講義も重視され、学生同士の議論も活発に行われています。その中で、豊かなコミュニケーション能力が自然と身に付きます。留学生も多く、言葉や文化の壁を越えて研究に取り組んでいます。

学べる学問

外国語学エネルギー工学物理学数学化学

目指せる仕事

薬品メーカー勤務高等学校教諭社会教育主事学芸員司書教諭

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■充実したカリキュラム カリキュラムの内容は、物理化学、量子化学、化学反応論、有機化学、無機化学などの基礎化学、化学工学、反応工学、プロセスシステム工学、環境システム工学などの化学システム工学基礎に分類でき、環境調和型化学あるいは化学技術を新しい概念で実現するための「化学システム工学」に関連したテーマで卒業研究を行います。 ■社会との接点を持つ「工場見学」 学部3年生には、化学・生命系3学科合同で、企業4~5社を回る工場見学を実施しています。北海道班、東海班、九州班など地域別のチームに分かれ、それぞれの地方の大手企業の工場を見学します。 ■教員と学生の距離が自然と近くなる「コンタクトグループ」 2年生のAセメスターと3年生に対しては、単位の履修状況や学生生活等について学生が教員に直接相談できる「コンタクトグループ」を形成しています。時には、食事を共にしたりしながら、気軽に相談できます。

カリキュラム

■2年次 専門課程の入門として、化学の基礎的な内容を中心に学びます。2年生の冬学期は、化学の基礎を幅広く学ぶために、多様な授業が用意されています。また、化学システム工学科で行われている研究やシステム的思考について理解を深めることのできる授業もあります。さらに、数学やプログラミングといった、工学の分野で研究を進めていく上で必要な素養を身につけることができる授業もあります。 ■3年次 専門的な科目の学習が始まります。化学システム工学科特有の授業も増え、化学工学やシステム的思考をより深く学びます。 ■4年次 さらに高度な専門分野を学び、研究に必要な知見を得ます。4年次より研究室に配属され、自分自身の研究活動をスタートさせます。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■化学システム工学科卒業者の卒業後の状況 大学院進学:9割 その他:1割

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

修士学生の主な就職先 ■化学 三菱ケミカル、三井化学、住友化学、旭化成、富士フイルム、昭和電工、BASF、帝人、東レ、東燃化学、クレハ、信越化学工業、宇部興産、花王、三菱ガス化学、AGC、ボッシュジャパン、デュポン、東洋タイヤ、ブリヂストン、栗田工業 ■自動車・電機 トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、BYD、東芝、日立製作所、ソニー、シャープ、日本電気、パナソニック、キーエンス、住友電気工業 ■重工・エンジニアリング 日揮、千代田化工、東洋エンジニアリング、三菱重工業、IHI、ABB ■エネルギー JXTGエネルギー、出光興産、昭和シェル石油、大阪ガス、中部電力 ■製薬 塩野義製薬、大正製薬 ■食品 日清製粉、サントリー、日清フーズ、アサヒ飲料、味の素 ■素材 日本製鉄、王子製紙 ■官公庁 総務省、厚生労働省、農林水産省 ■シンクタンク 三菱UFJ総研、大和総研、日本総合研究所、電力中央研究所、鉄道総合技術研究所、日本政策投資銀行 ■コンサルティング マッキンゼー、ボストンコンサルティング、アクセンチュア、アビームコンサルティング、Mars and Co ■金融 東京海上日動火災保険、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行 ■商社 伊藤忠、丸紅 ■IT 日本IBM、DMM

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■修士課程修了者の就職状況(2019〜2022年) 化学系:26% 電気・機械エンジニアリング系:18% IT:12%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14・15のいずれか学部が指定する日(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

2.7

倍率 2023

2.2

募集人数

30

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。 ■倍率・募集人数について 倍率・募集人数は工学部の学校推薦型選抜全体の数字で、募集人数は30名程度です。 ■求める学生像 以下のいずれか(または複数)の能力、ならびに、社会の多様な課題を科学技術を通じて解決することへの強い関心・意欲を持ち、専門知識を駆使して社会課題解決やイノベーションを先導することに主体的に貢献することが期待できる学生。 ①理数系分野における特に秀でた能力。 ②明晰で柔軟な思考力を有し、かつ自ら課題を設定し幅広く学修する能力。 ③異なる思考様式や文化的背景を持つ人々と協力して、グローバルな問題を発見し解決できる能力。 ■志望選択について 出願時には7つある学科群のうちの第一志望、第二志望及び第三志望を選択します。学科群6(マテリアル工学科AB・応用化学科・化学システム工学科・化学生命工学科)の推薦入学者受入上限数は9名です。 ■推薦要件 理数系教科の基礎学力を有しており、求める学生像にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、提出書類・資料の内容の妥当性、推薦要件に示すような特に秀でた能力を面接により評価します。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、工学部が求める書類・資料 ■工学部が求める書類・資料 ①「求める学生像」に記載されている要件を客観的に示す説明書(A4用紙4ページ以内) ②本人の能力をよく知る人物(高等学校等の内外を問わない)による推薦書2通以内 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)、国際通用性のある入学資格試験における成績を証明する資料(国際バカロレア、SATなど)があれば添付してください。