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東京大学

学校情報

マテリアル工学科

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マテリアル工学科

偏差値

74

未来はマテリアルが拓く。 マテリアル工学科の歴史は明治の初めに遡ります。1886年帝国大学発足後、採鉱および冶金学科は改編、拡張を重ね、1909年に採鉱学科と冶金学科にわかれて、冶金学科としての運営が始まりました。 1972年には、冶金学科から金属工学科へと変わり、製造と利用に関する教育に重点をおく金属材料製造コースと新しい機能材料の開発を目指す金属材料物性コースの二つを設置し、1976年には金属工学科と金属材料学科に分かれました。その後、1986年にセラミック材料、1988年にはガラス材料へと対象の拡張が始まり、1990年に金属材料学科は材料学科へと名称が変更されました。 1999年に、両学科は有機材料・半導体材料を含む材料全般を対象としたマテリアル工学科に統合されました。2004年からはバイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3コース制とし、現在に至っています。

学べる学問

情報学外国語学材料工学生物学数学

目指せる仕事

高等学校教諭社会教育主事学芸員司書教諭司書

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

互いに連携しながら可能性を拓く、マテリアルの3つのコース ■バイオマテリアルコース 新しいバイオマテリアルの創製のための基礎として、各種材料学や物性評価法の他に、バイオ界面工学や分子細胞生物学など生命科学もカバー。医療技術の革新的発展に貢献する、バイオマテリアルの創製に挑戦していく素地を身につけます。 ■環境・基盤マテリアルコース 21世紀の重要テーマである環境を念頭に、基盤マテリアルについて学ぶコースです。対象となるマテリアルは、絶え間ない技術革新の続く鉄鋼材料を筆頭に、金属、セラミックス、半導体、有機材料など多岐にわたります。 ■ナノ・機能マテリアルコース 情報化社会を支えるデバイス開発の鍵となる、ナノメータースケールで制御された高性能ナノマテリアルについて学ぶコースです。原子・分子レベルで高度に設計・制御されたナノマテリアルによって、まったく新しい機能を実現します。

カリキュラム

■1年/2年S1・S2 マテリアル工学の楽しさ、重要さを身近に感じられる講義を毎年新しいテーマで展開します。 ■2年A1・A2 マテリアルの専門領域への導入を行い、工学の基礎を学び直します。この時期に知識のベースメント確立を図ります。 ■3年S1・S2 マテリアルの基礎 各マテリアルの基礎を学び、専門領域へと学習を進めていきます。マテリアルの機能、設計、加工、評価と、講義と実績を通して経験を深めていきます。 ■3年A1・A2 応用科目へ比重を移し、マテリアル工学の各分野全体を体系的に学び、専門性の高い知識と経験を蓄積します。 ■3年インテンシヴ 各コースを総合的に捉え、分野全体を把握できるような俯瞰科目を設置。英語授業により、海外留学生達との交流も深まります。 ■4年 3年間で培ってきた知識と経験をもとに、演習で知識の定着を図りながら、卒業論文に挑みます。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■マテリアル工学科卒業者の卒業後の状況 修士課程への進学:約9割 就職:14%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

代表的な就職先(2019~2023年度) ■マテリアル・化学関連 日本製鉄/JFEスチール/神戸製鋼所/UACJ/住友金属鉱山/旭化成/AGC/東し/京セラ/JX金属/三菱ケミカル/住友化学/住友電気工業/フジクラ/三愛マテリアル/JSR/プリヂストン/信越化学工業/富士フイルム/花王/アステラス製薬/武田薬品工業/中外製薬/ファイザー etc. ■電気・電子関連 日立幾作所/富士通/日本電気/東芝/ソニー/三菱電機/パナソニック/シャープ/キヤノン/ニコン/古河電工/村田製作所/キーエンス/デンソー/NTT/I東京エレクトロン/日本IBM/キオクシア/ルネサスエレクトロニクス etc. ■エネルギー・機械・重工関連 トヨタ自動車/日産自動車/本田技研工業/スズキ/三菱自動車/SUBARU/三菱重工/川崎重工/IHI/コマツ/豊田自動織機/関西電力/北陸電力/東京ガス/ファナック etc. ■大学・官庁・研究所関連 東京大学/東北大学/東京理科大学/物質・材料研究機構/経済産業省/総務省/国土交通省/特許庁/鈇道総合技術研究所/電力中央研究所/ファインセラミックスセンター etc. ■その他 NTTデータ/ソフトバンク/日本ユニシス/ANA/JR東海/三袋UFJ銀行/三井住友銀行/三菱商事/住友商事/伊藤忠商事/JAL/三菱総研/野村総研/大和総研/TBS/サイバーエージェント/Google/アクセンチュア etc.

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■マテリアル工学科卒業者の就職状況(2019〜2023年度) マテリアル・化学関連:25% 電気・電子関連:19% エネルギー・機械・重工関連:11% 大学・官庁・研究所関連:11%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14・15のいずれか学部が指定する日(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

2.7

倍率 2023

2.2

募集人数

30

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。 ■倍率・募集人数について 倍率・募集人数は工学部の学校推薦型選抜全体の数字で、募集人数は30名程度です。 ■求める学生像 以下のいずれか(または複数)の能力、ならびに、社会の多様な課題を科学技術を通じて解決することへの強い関心・意欲を持ち、専門知識を駆使して社会課題解決やイノベーションを先導することに主体的に貢献することが期待できる学生。 ①理数系分野における特に秀でた能力。 ②明晰で柔軟な思考力を有し、かつ自ら課題を設定し幅広く学修する能力。 ③異なる思考様式や文化的背景を持つ人々と協力して、グローバルな問題を発見し解決できる能力。 ■志望選択について 出願時には7つある学科群のうちの第一志望、第二志望及び第三志望を選択します。推薦入学者受入上限数は、学科群5(電気電子工学科・物理工学科・マテリアル工学科C)が8名、学科群6(マテリアル工学科 AB・応用化学科・化学システム工学科・化学生命工学科)が9名です。 ■推薦要件 理数系教科の基礎学力を有しており、求める学生像にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、提出書類・資料の内容の妥当性、推薦要件に示すような特に秀でた能力を面接により評価します。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、工学部が求める書類・資料 ■工学部が求める書類・資料 ①「求める学生像」に記載されている要件を客観的に示す説明書(A4用紙4ページ以内) ②本人の能力をよく知る人物(高等学校等の内外を問わない)による推薦書2通以内 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)、国際通用性のある入学資格試験における成績を証明する資料(国際バカロレア、SATなど)があれば添付してください。