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東京大学

学校情報

計数工学科

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計数工学科

偏差値

74

目指すのは普遍的な原理・方法論 計数工学科は、未来の技術革命の中心となる学問領域を展開しています。学科の目的は、数学と物理を基礎として、情報の概念や情報技術を統合することです。数学、情報、物理の交錯する世界に足を踏み入れるとともに、サイバーと現実が融合する新たな時代を先導するという壮大なミッションを持っています。 ユニークな学科名は「計測」と「数理」が組み合わされて名付けられました。現在に至るまで、常に先端を切り拓いている学科として東大工学部や東大のなかではもちろんのこと、世界的に見ても特徴のある優れた学科として発展し、現在の教員一同も誇りを持って教育研究に取り組んでいます。計数工学科は次世代の科学技術を創出する未来の技術リーダーを育てる環境を提供し、電気・機械・材料科学といった特定の分野や産業に依存しない「普遍的な原理・方法論」を教育の中心としています。

学べる学問

情報学物理学数学システム工学情報工学

目指せる仕事

高等学校教諭社会教育主事学芸員司書教諭司書

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

互いに相補的な関係にある「数理情報工学コース」「システム情報工学コース」 ■現象の本質をモデル化し、問題解決手法を創り出す 数理工学とは、工学的問題解決のための数理的・科学的手法を創造する学問です。そのためには、現象の本質を見極め定式化する知識やセンス、 さらには手法を実現する技術が必要となります。数理情報工学コースは、数理工学的手法と情報工学的手法を組み合わせ、工学の問題に取り組む学問体系の習得を目指しています。 ■実世界を正しく認識し、望みの機能を実現 システム情報工学コースは、認識と行動のメカニズムを体系的に把握し、その工学的実現を目指します。具体的に言うと、物理的な世界からの情報を収集するセンシング、その情報を基にした知識レベル情報の認識、目的を達成するための制御の全過程に取り組みます。新たな理論やアルゴリズムを追求し、新しい機能を持つシステムの実現も視野に入れています。

カリキュラム

計数工学科は、数理と物理のしっかりとした基礎の上に、創造性に富み適応能力の高いチャレンジ精神を持った学生の育成を目指しています。 自分の頭で考え、自分の手を動かし、自分の言葉で説明することにより、理解を深めるようカリキュラムが構成されています。 数理情報工学コースでは、代数・解析・幾何・確率・算法数理工学が、システム情報工学コースでは、計測・回路・制御・信号処理・システムが基礎科目の5本柱となっています。 両コース共通の科目も多く、実験や卒業論文研究においてはコース間の交流を推進するプログラムが提供されております。また、先端科学技術への応用に向けた幅広いカリキュラムも提供されています。 ■1・2年次 数理科学や物質科学、計数の基礎などを学びます。 ■3・4年次 数理情報工学コース、システム情報工学コースに分かれて講義・演習・実験を行います。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■修士課程修了者の状況(2020〜2022) 就職等:81% 博士課程進学:19%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

■情報通信系 NTTデータ/グーグル/日本電信電話/ソフトバンク/野村総合研究所/ヤフー/DeNA など ■電気・機械・精密系メーカー ソニー/ニコン/日本IBM/日本電気/日立製作所/ファナック/富士通/任天堂 など ■金融・保険 第一生命保険/三菱UFJ銀行/野村證券/日本銀行/三井住友海上火災/みずほフィナンシャルグループ など ■その他メーカー IHI/旭化成/トヨタ自動車/JFEスチール など ■その他 特許庁/金融庁/リクルート・ホールディングス など

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

■修士課程修了者の就職状況(2020〜2022) 情報通信系:48% 電気・機械・精密系メーカー:22% 金融・保険:12%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14・15のいずれか学部が指定する日(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

2.7

倍率 2023

2.2

募集人数

30

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について ・倍率・募集人数は工学部の学校推薦型選抜全体の数字です。 ・募集人数は30名程度です。 ■求める学生像 以下のいずれか(または複数)の能力、ならびに、社会の多様な課題を科学技術を通じて解決することへの強い関心・意欲を持ち、専門知識を駆使して社会課題解決やイノベーションを先導することに主体的に貢献することが期待できる学生。 ①理数系分野における特に秀でた能力。 ②明晰で柔軟な思考力を有し、かつ自ら課題を設定し幅広く学修する能力。 ③異なる思考様式や文化的背景を持つ人々と協力して、グローバルな問題を発見し解決できる能力。 ■志望選択について 出願時には7つある学科群のうちの第一志望、第二志望及び第三志望を選択します。学科群3(機械情報工学科・電子情報工学科・計数工学科)の推薦入学者受入上限数は8名です。 ■推薦要件 高等学校等の学習内容、特に理数系教科の基礎学力を有しており、求める学生像にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、提出書類・資料の内容の妥当性、推薦要件に示すような特に秀でた能力を面接により評価します。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、工学部が求める書類・資料 ■工学部が求める書類・資料 ①「求める学生像」に記載されている要件を客観的に示す説明書(A4用紙4ページ以内) ②本人の能力をよく知る人物(高等学校等の内外を問わない)による推薦書2通以内 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)、国際通用性のある入学資格試験における成績を証明する資料(国際バカロレア、SATなど)があれば添付してください。