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東京大学

学校情報

物理工学科

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物理工学科

偏差値

74

物理×工学で世界を変える。 多くの先駆者たちが森羅万象に目を向け、探求してきたおかげで、20世紀のうちに物理学の基本ルールはほぼ確立したといえるでしょう。 しかし、私たちは未だ、自然界のルールを知っただけに過ぎません。 21世紀に生きる私たちは、ルールの上で定石を見いだし、それを駆使する達人になろうと日々研鑽を重ねているのです。 物理学の深いところにはたくさんの可能性の種が眠っていて、立ち上がろうとしています。これを花開かせることができるのは物理学と工学の先端での融合です。 物理工学科は、これまでの世界になかった新しい物理を生み出す現場なのです。 自然界の成り立ちを根本から再考し、それに立脚して革新的な価値を創造する物理工学的思考は、人類に最も必要とされていると言っても過言ではありません。 物理工学科は、量子物性や量子情報などの研究で世界を先導しています。

学べる学問

情報学物理学数学情報工学

目指せる仕事

高等学校教諭大学教員社会教育主事学芸員司書教諭

取得できる資格

教員資格認定試験学芸員・学芸員補司書・司書補学校図書館司書教諭社会教育主事・社会教育主事補

学びの特徴

学びの特徴

■最新テクノロジーや今はない未来の産業の技術、物理と工学の基礎と応用が学べる「物理工学科」 既存の物理学や工学の枠にとらわれない新しい学問領域や産業を開拓することが物理工学科の目指すところです。 そのために、「数学」「基礎物理学・先端物理学」「基礎工学・応用数理」「演習」「輪講」「実験研究」の6本の柱からなるカリキュラムを用意しています。 物理学そのものを極めたい皆さんも、応用を積極的に目指したい皆さんも、物理工学科では等しく歓迎されます。 ■最先端の研究 物理工学科の教授陣は世界を舞台に活躍している方が多く、その研究テーマは世界トップレベルです。4年生で取り組む卒業論文の課題も、それぞれの研究室で現在世界を相手に行われている最先端の研究です。卒業論文では新しい野心的な研究テーマが与えられる事が多く、これまでにも世界的な研究が多数出ています。

カリキュラム

■2年次 電磁気学は基礎から学び直し、熱力学は統計力学という意味付けを得て、明快なものになります。また、曖昧であった量子という言葉が量子力学という体系で明快に解き明かされます。数学も、専門で重要になる常微分方程式、ベクトル解析、変分法を基礎から徹底的に学びます。 3年次 3年の前半では基礎的な物理工学実験を、後半では各研究室に分かれて、専門的な実験および計算機実習を通じて、物理の奥深さ・発展を実感してもらいます。また、講義と密接に関係した演習の時間では、自分の手を動かして問題を解くことで、より深い理解を身につけます。 4年次 4年生になると、いよいよ物理工学科でのメインイベントである卒業研究が始まります。その手始めで重要な儀式が、研究室配属の決定です。新4年生は、あらかじめ研究室を回りその雰囲気を確かめておくと共に、各教員のプレゼンテーションを聞き、最終志望を決定します。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

■物理工学科卒業者の卒業後の状況(2022年度) 進学:94.4% 民間企業等(機械・精密):3.7% その他:1.9%

就職支援

■キャリア相談 専門のキャリアアドバイザーによるキャリア相談が受けられます。エントリーシートの添削や面接練習など、進路や就職に関するあらゆる相談が可能です。 ■ワークショップ 就職活動に役立つ各種ワークショップ(自己分析、グループディスカッション対策、面接対策等)を実施しています。 ■キャリアガイダンス 就活全体のスケジュールや今からやっておくと良いことなどを説明します。 ■業界研究&インターンシップセミナー 幅広い業界の企業が集結し、インターンシップの紹介をします。1日で、業界・企業理解とあわせて、様々な企業のインターンシップ情報が手に入るイベントです。 ■合同企業説明会 3月の複数日にわたり、東大生の採用に積極的な企業を多数お招きして、東大生限定の合同企業説明会を開催します。オンラインでの説明会や、博士・ポスドクを積極的に採用している企業の説明会も開催しています。 ■博士・ポスドク対象キャリアガイダンス 就活スケジュールや、企業が博士人材に期待していることなどを説明します。 ■OBOG座談会 様々な業界・企業で活躍しているOBOGと、座談会形式でざっくばらんに話ができます。業界や仕事について考える良い機会になります。 ■Link to the World 幅広い業種の外資系企業を知ることができる、グローバルキャリアフェアです。 ■留学生のためのJOB FAIR 留学生の採用に積極的な企業をお招きし、説明会を行います。 ■東大ウーマントーク 将来に対する不安や疑問を、様々な企業の東大OGにざっくばらんに聞けます。 ■OBOG名簿の閲覧 企業から提供のあったOBOG名簿の閲覧ができます。 ■求人票・インターンシップ情報の閲覧 企業から送付された求人票・インターンシップ情報を、キャリアサポート室HPに掲載しています。

就職実績

■電機 日立、東芝、NEC、富士電機、富士通、パナソニック、三菱電機、ソニー、シャープ、沖電気、日本IBM、ルネサス、横河電機、ローム、村田製作所、キヤノン、日置電機、東芝電子管デバイス、ザインエレクトロニクス、キオクシア、マイクロンジャパン、TSMC、パナソニックエナジー、パナソニックコネクト、TSMCデザインテクノロジージャパン、JASMなど ■機械・精密 任天堂、デンソー、トヨタ自動車、日産自動車、三菱重工、マツダ、本田技研、コマツ、ニコン、ファナック、リコー、富士ゼロックス、オリンパス、島津製作所、浜松ホトニクス、ブラザー工業、GEヘルスケア、京セラ、コニカミノルタ、ダイキン、セイコーエプソン、キーエンス、フジキン、など ■化学工業・石油 旭化成、昭和電工、JX日航日石エネルギー、ブリヂストン、三菱化学、東レ、住友理工、凸版印刷、クレハ、クラレ、AGC、住友化学、信越化学、富士フイルム、日亜化学、日本ガイシ、など ■鉄鋼・金属 日本製鉄、JEFスチール、IHI、住友電工、古河電工、フジクラ、など ■電力・原子力/運輸・通信 JR東海、JR東日本、NTTデータ、NTT東日本、NTT研究所、NHK技研、TBSテレビ、NTTドコモ、ABB日本ベーレー、など ■IT・コンサル・金融・商社 ゴールドマンサックス、三菱UFJリサーチコンサルティング、ソフトバンク、野村総研、ユー・エス・イー、ヤフー、チームラボ、博報堂、楽天、コーポレイトディレクション、マッキンゼー・アンド・カンパニー、EYパルテノン、リクルート、太陽生命保険、三菱商事、大和証券、第一生命保険、日鉄ソリューションズ、ソニーセミコンダクタソリューションズ、PwCコンサルティング、シンプレクス、リブ・コンサルティング、AVILEN、燈、三井住友銀行、AKKODiSコンサルティング、みずほ証券、Fixstars Amplify、など ■大学・研究所・官公庁 東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、東京工業大学、早稲田大学、学習院大学、マサチューセッツ工科大学、コーネル大学、ニューサウスウェールズ大学、インスブルック大学、ロイヤルメルボルン工科大学、アールト大学、エコール・ポリテクニーク、理化学研究所、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、自然科学研究機構、情報通信研究機構、JAXA、特許庁、経済産業省、文部科学省、総務省、日本海事協会、など

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

機械・精密


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

学校推薦型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/06

一次合格発表日

2024/12/02

二次試験日

2024/12/14・15のいずれか学部が指定する日(面接等)、2025/01/18・19(共通テスト本試験)、1/25・26(共通テスト追試験)

合格発表日

2025/02/12

提出書類

その他書類

推薦書

試験内容

面接

共通テスト

倍率 2024

2.7

倍率 2023

2.2

募集人数

30

補足説明

■一般選抜(前期日程)との併願について 学校推薦型選抜に出願しても、東京大学の一般選抜(前期日程)への出願は可能です。 ■他の国公立大学との併願について ・東京大学を含め、国公立大学の学校推薦型選抜へ出願できるのは、1つの大学・学部です。また、他の国公立大学の総合型選抜に出願した者は、東京大学の学校推薦型選抜に出願することはできません。 ・ 学校推薦型選抜に不合格となった場合に備えて、別途、国公立大学・学部の一般選抜に出願することができます。 ■後期課程への進学について 入学を許可された学生は、教養学部に所属して前期課程2年間の学修をした後、後期課程へ進学します。後期課程で進学する学部・学科等は出願時の志望により決定されます。 ■倍率・募集人数について 倍率・募集人数は工学部の学校推薦型選抜全体の数字で、募集人数は30名程度です。 ■求める学生像 以下のいずれか(または複数)の能力、ならびに、社会の多様な課題を科学技術を通じて解決することへの強い関心・意欲を持ち、専門知識を駆使して社会課題解決やイノベーションを先導することに主体的に貢献することが期待できる学生。 ①理数系分野における特に秀でた能力。 ②明晰で柔軟な思考力を有し、かつ自ら課題を設定し幅広く学修する能力。 ③異なる思考様式や文化的背景を持つ人々と協力して、グローバルな問題を発見し解決できる能力。 ■志望選択について 出願時には7つある学科群のうちの第一志望、第二志望及び第三志望を選択します。学科群5(電気電子工学科・物理工学科・マテリアル工学科C)の推薦入学者受入上限数は8名です。 ■推薦要件 高等学校等の学習内容、特に理数系教科の基礎学力を有しており、求める学生像にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること。 ■入学者選抜方法 (1) 提出書類・資料により第1次選考を実施します。 (2) 第1次選考合格者に対して、提出書類・資料の内容の妥当性、推薦要件に示すような特に秀でた能力を面接により評価します。 (3) 提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で、最終合格者を決定します。 なお、大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点であることを目安とします。 ■試験会場 東京大学本郷キャンパス ■提出書類・資料 入学志願票、調査書、学校推薦型選抜志願書、工学部が求める書類・資料 ■工学部が求める書類・資料 ①「求める学生像」に記載されている要件を客観的に示す説明書(A4用紙4ページ以内) ②本人の能力をよく知る人物(高等学校等の内外を問わない)による推薦書2通以内 ※英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)、国際通用性のある入学資格試験における成績を証明する資料(国際バカロレア、SATなど)があれば添付してください。