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大阪大学

学校情報

化学科

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化学科

偏差値

67

日本最大級の基礎・純粋化学の研究機関 大阪大学理学部化学科は、昭和6年に設立されて以来、80年以上にわたって、常に化学における最先端の研究活動を展開してきました。研究分野も発展的に分岐して、無機化学、分析化学、有機化学、物理化学を骨格として、その境界領域も埋められ、高分子科学が加わり、さらに熱力学を専門に研究する構造熱科学研究センターを擁し、日本で最大級の基礎・純粋化学の研究機関となっています。 また、世界的視野に立った活発な研究活動を基盤とした教育システムは、これまでに数え切れないほど多くの優れた人材を生み出してきました。卒業生の多くが、現在も国内外の実業界や教育、研究の現場で活躍を続けています。 化学科では自由で個性的な研究と教育を行うことを特徴としており、その分野は大きく無機化学、物理化学、有機化学、高分子科学の4つに分けることができます。

学べる学問

外国語学地学生物学物理学数学

目指せる仕事

薬品メーカー勤務中学校教諭高等学校教諭国家公務員地方公務員

取得できる資格

教員資格認定試験

学びの特徴

学びの特徴

分子レベルで物質の構造や性質を解明、普遍的な自然の原理に迫る 大阪大学理学部化学科は化学の幅広い分野を網羅する学びと研究の環境が整っているため、学生は興味に合致する道を選択できます。 ■無機化学分野 無機化学分野では、分析化学、無機化学および放射化学の領域にわたる幅広い研究・教育が行われています。 ■物理化学分野 物理化学分野では、試験管の中から宇宙までにわたる森羅万象の生起を支配する熱力学という体系に則って、液体や固体におけるエネルギーの出入りを精密に測定したり、新しい化学反応が起るかどうかを予測したりします。 ■有機化学分野 有機化学分野では、生体がつくりだす有機化合物が作用している未知の世界を化学の目で観察するなど、未開の分野を開拓する独創性溢れる研究を行っています。 ■高分子科学分野 高分子科学分野では、多様な高分子を様々な側面から基礎学問として研究しています。

カリキュラム

■1年生 最初の1年間は、科学のどの分野に進む人にも必要となる数学、物理学、化学、生物学、地学などの基礎を身につけるための専門基礎教育科目を中心に学習します。また、グローバル化社会に貢献できる語学力と国際性を身につけるための国際性涵養教育系科目を履修します。 ■2〜3年生 2~3年生では、物理学科の専門科目を基礎からしっかりと学びます。初めは低学年専門基礎教育科目と高学年専門教育科目を繋ぐような基礎実験や演習科目が配置され、スムースに高度な専門的知識が得られるように工夫されています。また、自ら設定した課題について自主研究を行う「理数オナープログラム」も用意されています。 ■4年生 4年次では物理学研究室に配属し、物理学分野の最先端の研究を個別指導によって行う卒業研究に取り組みます。また学部教育を終えた学生のほとんどは、大学院に進み、より高度な教育を受け、研究を続けています。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

化学科卒業生の進路状況(2021〜2023年度) 進学:85.7% 企業等:8.2% 公務員:1.3% その他:4.8%

就職支援

■キャリアアドバイザーによるキャリア相談 吹田、豊中、箕面の各キャンパスにおいて、キャリアアドバイザーが相談業務をおこなっています。 就職活動の方法・流れが分からない、エントリーシートや履歴書の添削をしてほしい、大学院進学か就職かで迷っている等、進路や就職についての様々な相談に対応しています。 ■キャリアサポーターによる支援 キャリアサポーターとは、後輩の進路・就職選択(キャリア形成)をサポートする先輩(内定者・進学決定者・卒業生等)のこと。2014年の発足時から毎年新たな先輩がサポーターとして参加しており、就職・キャリアガイダンスで自身の進路・就職選択や就職活動についての体験談を語ってくれたり、後輩学生の進路や就職に関する質問に優しく答えてくれたりしています。 ■[基盤教養教育科目]現代キャリアデザイン論 履修希望者が毎年1,000人を超えるほど、大阪大学でもっとも人気のある授業のひとつです。キャリア(生き方・働き方)について理論的・実践的に学ぶことで、高度化・複雑化・多様化・国際化する現代社会を生き抜くための知識・技能・態度を身につけ、今後の進路・職業選択や人生設計に活かせるようになってもらうことを目的としています。また、全学部が対象なので、学部を越えた人脈づくりができるのも魅力です。とても人気の高い授業のため、受講者は抽選によって選ばれます。 ■就職・キャリアガイダンス 年間を通して、インターンシップや就職活動に関するガイダンス・各種セミナーをキャンパス内で開催しています。就職活動の流れや進め方といった基本的な情報や、模擬面接・グループワークといった実践的な体験など、内容はさまざま。無料で参加でき、収録映像のオンライン視聴も可能です。

就職実績

化学科卒業生の主な就職先(2021〜2023年度) ベイカレント・コンサルティング/中部近畿産業保安監督部近畿支部/西日本旅客鉄道/三井住友銀行/Sky/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/アマゾンジャパン/東芝/上田鍍金/アスコ/パナソニックインダストリー/宮崎県

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

学科ごとのデータなし


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

総合型選抜(研究奨励型)

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/08

一次合格発表日

2024/12/06

二次試験日

2024/12/15

合格発表日

2025/02/12

提出書類

志望理由書

その他書類

試験内容

共通テスト

その他

プレゼンテーション

倍率 2024

2

倍率 2023

1.5

募集人数

8

補足説明

■出願要件 次の全てに該当する者とします。 (1)数学、物理学、化学、生物学、地学など科学分野の学問・研究に強い興味を持つ者で、次の①〜⑦までのいずれかに1つ以上該当するもの。但し、高等学校在学中又は中等教育学校4〜6年次での活動実績に関するものに限ります。 ①スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で、出場者となった者 ②日本学生科学賞で、入選した者及び最終審査会進出者となった者(予定の者を含む) ③高校生・高専生科学技術チャレンジで、最終審査会出場者となった者(予定の者を含む) ④日本学術会議協力学術研究団体主催の学会(支部の会合を含む日本化学会)での発表者(予定の者を含む) ⑤グローバルサイエンスキャンパス全国受講生研究発表会で、出場者となった者(予定の者を含む) ⑥高校化学グランドコンテストの出場者となった者(予定の者を含む) ⑦大阪大学SEEDSプログラム実感コースを受講し、修了した者 (2)大学入学共通テストを受験する者 (3)合格した場合に、必ず入学することを確約する者 ■第1次選考 提出書類により選考を行います。 ■第2次選考 第1次選考合格者に対し口頭試問(研究成果のプレゼンテーションを含む)を実施します。口頭試問は個人ごとに行い、1人30分〜1時間程度(目安としては、10分間プレゼンテーション、その後に質疑応答)とし、グループ研究の場合は、志願者個人の寄与についても評価の対象とします。なお、第2次選考の最終合格者判定は、大学入学共通テストの成績、提出書類、口頭試問の結果を総合して行います。 (注意事項) 研究成果のプレゼンテーションはA0(ゼロ)判1枚のポスターを準備し、口頭試問当日に持参してください。そのポスターを用いて、10分間で研究成果を発表してもらいます。 ■試験会場(予定) 大阪大学豊中キャンパス ■提出書類 証明書等は、「コピー」と指示がない限り全て原本を提出してください。 次の書類を全員提出してください。 (1)志望理由書 (2)高等学校等において、自ら、又はグループで行った数学、物理学、化学、生物学、地学などの科学分野の研究で、出願要件とする発表会やコンテストに提出した研究内容等について、次の3種類の書類を作成してください。 ①研究の要旨(500字程度) ②研究の内容や成果等(A4用紙7ページ以内) ③研究に対する志願者の貢献度 (3)調査書 (4)「出願要件」の(1)を満たしていることを証明できる書類 (5)大学入学共通テスト成績請求票 ■志望理由書 志望した動機、将来の抱負等を500字程度で記入してください。