物理学科
偏差値
67
現象の奥底に潜む原理を探り出す 大阪大学理学部物理学科は大阪大学でも最も早く設立された伝統のある学科です。これまでにも、長岡半太郎博士、八木秀次博士、湯川秀樹博士、菊池正士博士など多くの著名な学者の活躍の場でした。 1991年、宇宙や地球のようなマクロの世界を理解しようとして物理系宇宙地球科学科が新設され、1995年には物理学科と宇宙地球科学科が統合して幅広い研究対象をもつ物理学科となりました。 物理学科では、力学、電磁気学、統計力学、量子力学といった基礎と、何事もその原理から理解するという姿勢を学びます。多くの学生は大学院に進学し、研究を行うことによって誰も答を知らない問題を解明していきます。そうした基礎から考えられる力を生かして、物理学科の卒業生は、最先端の研究分野はもちろん、機械系、電気系、情報系、鉄鋼系、シンクタンク、金融関係など、様々な分野の企業でも活躍しています。