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大阪大学

学校情報

外国語学科 フィリピン語専攻

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外国語学科 フィリピン語専攻

偏差値

68

言語と文化、外国に関するエキスパートを育てる 21世紀の「ポリグロット」を育てること、それがフィリピン語専攻がめざすものです。ポリグロットとは、「多言語」「多言語使用者」を意味しています。東南アジア地域研究の泰斗、ベネディクト・アンダーソンは、19世紀末のフィリピンの知識人たちが、オーストリア人にはドイツ語で、日本人には英語で、お互いの間ではフランス語、スペイン語、タガログ語で、彼ら彼女らの何人かは、ロシア語やギリシャ語、イタリア語、日本語なども使用したと書いています。 この物語は、真理に近づくためには一つの言語ではなく、多様な言語が必要なのだと教えている、多様性尊重の寓話として読むことができます。様々な言語に開かれた心を涵養し、様々な考えを持つ人たちと触れ合い、対話しながら人類にとっての普遍的な価値を追求する、それが、フィリピン語専攻がめざす学びです。

学べる学問

社会学外国文学言語学歴史学外国語学

目指せる仕事

中学校教諭高等学校教諭語学教師旅行会社勤務メディア業界勤務

取得できる資格

教員資格認定試験

学びの特徴

学びの特徴

■フィリピンの社会・文化・言語を学ぶ フィリピン語専攻は、ポリグロット(多言語使用者)を育てるために、言語教育をコアとした、フィリピンの社会、文化、言語の事情を学ぶためのカリキュラムを編成しています。フィリピン語専攻が提供する科目は、大阪大学が学生に提供する幅広い科目群を前提としています。 ■留学とフィールドワーク 大阪大学では、フィリピン大学システム、アテネオ・デ・マニラ大学、デ・ラ・サール大学、ミンダナオ国立大学イリガン工科校との間で協定を結んでいます。またサン・カルロス大学、東ビサヤ国立大学との間には、学生交流の覚書はないものの、活発な学術交流を行っています。 フィリピンへの留学は、先進的な学問を学ぶというだけではなく、現地でのフィールドワークやネットワークの構築という欧米の大学に留学する場合とはまた異なったアドバンテージを得ることができます。

カリキュラム

■1・2年次 主に全学共通教育機構が提供する「教養教育系科目」を学びつつ、これと平行して「専門教育系科目」として基盤となるフィリピン語等の高度な言語運用能力を身につけ、同時にフィリピン語が使用される地域に関する概論を学びます。 専門教育ではネイティブスピーカーの授業を含む少人数クラスの専攻語科目を必修とし、実習形式で「読む・書く・聴く・話す」の4技能をしっかりとマスターします。 ■2年次後半 「高度教養教育科目」ならびに「国際性涵養教育系科目」としての「兼修語学」を学びます。 ■3・4年次 「専門教育系科目」を中心に、その言語運用能力を基盤としてフィリピンの文化に関する総合的かつ専門的な知識を身につけます。4年次では、4年間の言語学習及びフィリピンの文化・社会についての総合的かつ専門的な学識を身につけた成果として、卒業論文を執筆・提出します。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

2023年度(令和5年度)外国語学部卒業生進路状況 企業等:77.1% 進学:4.4% 公務員:4.2% 教員:1.3% その他:12.9%

就職支援

■キャリアアドバイザーによるキャリア相談 吹田、豊中、箕面の各キャンパスにおいて、キャリアアドバイザーが相談業務をおこなっています。 就職活動の方法・流れが分からない、エントリーシートや履歴書の添削をしてほしい、大学院進学か就職かで迷っている等、進路や就職についての様々な相談に対応しています。 ■キャリアサポーターによる支援 キャリアサポーターとは、後輩の進路・就職選択(キャリア形成)をサポートする先輩(内定者・進学決定者・卒業生等)のこと。2014年の発足時から毎年新たな先輩がサポーターとして参加しており、就職・キャリアガイダンスで自身の進路・就職選択や就職活動についての体験談を語ってくれたり、後輩学生の進路や就職に関する質問に優しく答えてくれたりしています。 ■[基盤教養教育科目]現代キャリアデザイン論 履修希望者が毎年1,000人を超えるほど、大阪大学でもっとも人気のある授業のひとつです。キャリア(生き方・働き方)について理論的・実践的に学ぶことで、高度化・複雑化・多様化・国際化する現代社会を生き抜くための知識・技能・態度を身につけ、今後の進路・職業選択や人生設計に活かせるようになってもらうことを目的としています。また、全学部が対象なので、学部を越えた人脈づくりができるのも魅力です。とても人気の高い授業のため、受講者は抽選によって選ばれます。 ■就職・キャリアガイダンス 年間を通して、インターンシップや就職活動に関するガイダンス・各種セミナーをキャンパス内で開催しています。就職活動の流れや進め方といった基本的な情報や、模擬面接・グループワークといった実践的な体験など、内容はさまざま。無料で参加でき、収録映像のオンライン視聴も可能です。

就職実績

外国語学部卒業生の主な就職先 ■製造業 サントリーホールディングス(株)/パナソニック(株)/江崎グリコ(株)/山崎製パン(株)/味の素(株)/AGC(株)/タカラベルモント(株)/ローム(株)/旭化成(株)/(株)コーセー/(株)ブリヂストン/三井化学(株)/資生堂ジャパン(株)/住友化学(株)/出光興(株)/大日本塗料(株)/中外製(株)/富士フィルム(株)/(株)神戸製鋼所/住友電気工業(株)/オムロンヘルスケア(株)/ダイキン工業(株)/(株)クボタ川崎重工業(株)/日立造船(株)/(株)コルグ/TDK(株)/マクセル(株)/京セラ(株)/富士通(株)(株)日立製作所/三菱電機(株)/スズキ(株)/ダイハツ工業(株)/トヨタ自動車(株)/マツダ(株)/ヤマハ発動機(株)(株)豊田自動織機/本田技研工業(株)/TOTO(株)/YKK(株)/ヨネックス(株)/ローランド(株)/(株)イトーキ/(株)セガ/日本製紙(株) ■卸売業・小売業 伊藤忠商事(株)/(株)ニトリ/(株)ファーストリテイリング/丸紅(株)/三菱商事(株)/住友商事(株)/イオンリテール(株)/タリーズコーヒージャパン(株)/(株)紀伊國屋書店(株)高島屋/(株)良品計画/双日(株)/三井物産(株)/アマゾンジャパン合同会社 ■情報通信業 (株)NTTドコモ/NECソリューションイノベータ(株)/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)/スミセイ情報システム(株)/一般社団法人共同通信社/楽天グループ(株)/(株)NTTデータ(株)時事通信社(株)朝日新聞社(株)毎日放送/日本放送協会/ソフトバンク(株) ■金融業・保険業 イオンフィナンシャルサービス(株)/(株)ジェーシービー(株)みずほフィナンシャルグループ/(株)りそなホールディングス/(株)三井住友銀行/(株)三菱UFJ銀行/アフラック生命保険(株)/三井住友海上火災保険(株)/住友生命保険相互会社/損保ジャパン日本興亜保険サービス(株)/東京海上日動火災保険(株)/日本生命保険相互会社/明治安田生命保険相互会社 ■その他の専門・技術サービス業 アクセンチュア(株)/エン・ジャパン(株)/(株)リクルート/(株)博報堂/アパグループ(株)(株)阪急阪神ホテルズ(株)/星野リゾート(株)エイチ・アイ・エス/(株)JTB/(株)オリエンタルランド/合同会社ユー・エス・ジェイ/全日本空輸(株)(株)サイバーエージェント/(株)ベネッセコーポレーション/関西電力(株) ■官公庁 外務省/財務省/経済産業省/農林水産省/国土交通省/文部科学省/法務省/防衛省/各都府県庁/各市役所(政令指定都市含む)

卒業生に人気の職種

学科ごとのデータなし

卒業生に人気の業界

外国語学部卒業生の進路状況(2022年度) 製造業:21% 情報通信業:17% 金融業・保険業:13%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

総合型選抜

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/11/08

一次合格発表日

2024/12/06

二次試験日

2024/12/15

合格発表日

2025/02/12

提出書類

IB Predicted Grade 報告書

その他書類

試験内容

小論文や学科諮問などの筆記試験

共通テスト

その他

倍率 2024

2

倍率 2023

募集人数

2

補足説明

■出願要件 次の全てに該当する者とします。 (1)次に指定する試験のいずれかを選択し、そのスコア証明書又は合格証明書を提出できる者 ・英検(方式は問わない):合格証明書又はCSEスコア証明書 ・TOEFL-iBT(注1):スコア証明書(「MyBest Scores」ではなく「Test Date Scores」により評価します。) ・IELTS Academic Module(注2):スコア証明書 (注1)高等学校在学中又は中等教育学校4〜6年次に取得したもの。 (注2)出願期間の初日から遡り2年以内に取得したもの。 (2)外国語学部が定める令和7年度大学入学共通テストの受験を要する教科・科目を受験する者 (3)合格した場合に、必ず入学することを確約する者 ■第1次選考 提出書類により選考を行い、募集人員の約2倍までの者を上限として第1次選考合格者を決定します。 ■第2次選考 第1次選考合格者に対し小論文及び口頭試問を実施します。なお、小論文(120分)は、文章読解論述型のほか、必要に応じてテーマ型など他の形式でも出題します。口頭試問は、必要に応じ、外国語により行う場合があります。 第2次選考の合格者判定は、大学入学共通テストの成績、提出書類、小論文の成績、口頭試問の結果により行います。 ■試験会場(予定) 大阪大学箕面キャンパス外国学研究講義棟 ■提出書類 証明書等は、「コピー」と指示がない限り全て原本を提出してください。 (1)次の書類は全員提出してください。 ①調査書または成績証明書 ②「出願要件」の(1)に該当するスコア証明書のコピー又は合格証明書のコピー 但し、そのコピーには所属する高等学校等から原本と相違無い旨の証明が必要です。(TOEFL-ITP及びIELTSのGeneral Training Moduleの成績は利用できません。) ③学修計画書(英語またはフィリピン語での記述も可) ④志願者評価書(高等学校等の長が作成) なお、志願者評価書の内容の説明に必要な書類があれば、下記を添付書類として提出することが可能です。(ただし、高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次に該当するものに限ります。) ・特筆すべき活動(例:探究学習成果やボランティア活動記録など)を証明する書類 ・出願要件(1)に該当する書類以外の、外国語に関する高い語学力(資格・検定試験のスコア証明書や合格証明書が出せない外国語を含む)を根拠づける書類 (2)国際バカロレア資格を有する者は「国際バカロレア資格証書のコピー」と「国際バカロレア資格最終試験6科目の成績評価証明書の原本」を提出してください。なお、取得見込みの者は、所属する高等学校等の長が発行する取得見込み証明書及びPredictedGradesを仮に提出してもらいます。 (3)大学入学共通テスト成績請求票

帰国生徒特別入試

浪人でも出願できるその他出願基準がある

出願基準 必須の評定

なし

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/12/13

一次合格発表日

二次試験日

2025/02/25

合格発表日

2025/03/09

提出書類

その他書類

試験内容

小論文や学科諮問などの筆記試験

その他

倍率 2024

倍率 2023

募集人数

補足説明

■出願資格 日本国籍を有する者及び日本国の永住許可を得ている者で、外国において2年以上継続して外国の学校教育を受けているもののうち、次の①~⑪のいずれかに該当するもの。ただし、2023年3月31日以前に帰国した者を除きます。 ①外国に所在し外国の教育制度に基づく教育機関において、高等学校に対応する課程で2学年以上継続して学校教育を受け、12年の課程を、2023年4月1日から2025年3月31日までに卒業(修了)した者及び卒業(修了)見込みの者 ②外国に所在し外国の教育制度に基づく教育機関において、2学年以上継続して学校教育を受け、12年の課程を中途退学し、日本の高等学校の第3学年に編入学を認められた者で、2025年3月31日までに卒業(修了)見込みのもの ③外国において、上記①と同等以上の学力を有するかどうかに関する認定試験であると認められる当該国の検定に合格した者及び2025年3月31日までに合格見込みの者で、2025年3月31日までに18歳に達するもの ④外国に所在し外国の教育制度に基づく教育機関において、最終学年を含め2学年以上継続して学校教育を受け、高等学校に対応する学校の課程(その修了者が当該外国の学校教育における11年以上の課程を修了したとされるものであることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを、2023年4月1日から2025年3月31日までに修了した者及び修了見込みの者 ⑤国際バカロレア資格を2023年4月1日から2025年3月31日までに外国において取得した者 ⑥アビトゥア資格を2023年4月1日から2025年3月31日までに外国において取得した者 ⑦フランスのバカロレア資格を2023年4月1日から2025年3月31日までに外国において取得した者 ⑧GCE-Aを2023年4月1日から2025年3月31日までに外国において取得した者 ⑨ヨーロピアン・バカロレア資格を2023年4月1日から2025年3月31日までに外国において取得した者 ⑩国際的な評価団体から認定を受けた外国に所在する教育施設において、高等学校に対応する課程で2学年以上継続して学校教育を受け、12年の課程を、2023年4月1日から2025年3月31日までに修了した者及び修了見込みの者 ⑪国際的な評価団体から認定を受けた外国に所在する教育施設において、高等学校に対応する課程で2学年以上継続して学校教育を受け、12年の課程を中途退学し、引き続き日本の高等学校の第3学年に編入学を認められた者で、2025年3月31日までに卒業(修了)見込みのもの ■選抜方法 学力試験等(英語、国語、口頭試問) ■試験場 豊中キャンパス ■出願書類 ・外国の学校の在学期間証明書又は在籍期間証明書 ・出願資格別の証明書等 ・国籍を証明する書類