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    日本女子大学人間社会学部公募推薦入試とは

    人間社会学部は社会福祉と教育という人間形成の両軸から、社会課題に向き合う専門家を育成します。

    社会福祉学科は3.8以上の評定を、教育学科は4.0以上または特定教科の3.8以上と、部門によって異なる出願基準が設定されています。

    本ページでは、日本女子大学人間社会学部の年内入試である学校推薦型選抜(公募制)の概要と対策についてお伝えします。

    目次

    • 1実施している年内入試の種類と日程について
    • 2各入試の募集人数・倍率
    • 3各学部・学科の出願基準・出願書類と二次選抜について
    • 4各学科の総合型選抜の対策ポイント
    • 5総合型選抜に対するよくある質問
    • 6まとめ

    実施している年内入試の種類と日程について

    社会福祉学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    出願締切日2025/11/20
    一次合格発表日-
    試験日2025/12/07
    合格発表日2025/12/12
    試験名出願締切日一次合格発表日試験日合格発表日
    学校推薦型選抜(公募制)2025/11/20-2025/12/072025/12/12

    教育学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    出願締切日2025/11/20
    一次合格発表日-
    試験日2025/12/07
    合格発表日2025/12/12
    試験名出願締切日一次合格発表日試験日合格発表日
    学校推薦型選抜(公募制)2025/11/20-2025/12/072025/12/12

    社会福祉学科(学校推薦型選抜(公募制))入試日程

    出願締切から二次試験まで約2週間と非常にタイトな日程です。

    出願書類の完成度がそのまま合否に直結するスケジュール感のため、書類準備への集中が特に重要です。

    出願の6週間以上前から志望理由書・活動報告書の作成を開始し、締切直前に質が落ちないよう早めに仕上げることが最優先です。

    面接対策は書類作成と並行して進めてください。

    合格発表まで試験から約1週間と結果が早く出るため、一般入試との併願計画も立てやすい入試です。

    教育学科(学校推薦型選抜(公募制))入試日程

    出願締め切りから二次試験本番まで、わずか2週間ほどしかない非常にタイトな入試日程です。

    このスケジュールでは出願書類の完成度がそのまま合否を左右するため、まずは書類準備に全力を注ぐ必要があります。

    具体的な目安として、出願の6週間以上前には志望理由書や活動報告書の作成をスタートしましょう。

    締め切り間際に焦ってクオリティを下げないよう、早めに仕上げてしまうことが合格への最優先事項です。

    書類を作りながら面接の受け答えも想定し、並行して対策を進めておきましょう。

    試験から1週間ほどで結果が出るため、その後の一般入試に向けた併願プランも非常に立てやすいのが特徴です。

    各入試の募集人数・倍率

    社会福祉学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    募集人数5
    倍率 20252
    倍率 20241.2
    試験名募集人数倍率 2025倍率 2024
    学校推薦型選抜(公募制)521.2

    教育学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    募集人数3
    倍率 20251.5
    倍率 20241
    試験名募集人数倍率 2025倍率 2024
    学校推薦型選抜(公募制)31.51

    社会福祉学科

    募集5名に対し、倍率2倍は狙い目の水準です。

    しっかりと準備した受験生には十分にチャンスがある入試と言えます。

    志望動機と活動実績を丁寧に整理すれば合格に届く可能性が高い学科です。

    教育学科

    募集3名に対し、倍率1.5倍は狙い目の倍率です。

    しっかりと準備した受験生には十分にチャンスがある入試と言えます。

    志望動機と活動実績を丁寧に整理すれば合格に届く可能性が高い学科です。

    各学部・学科の出願基準・出願書類と二次選抜について

    社会福祉学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    出願評定3.8
    必要英検スコア-
    出願書類志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書
    試験内容

    小論文や学科諮問などの筆記試験

    その他

    試験名出願評定必要英検スコア出願書類試験内容
    学校推薦型選抜(公募制)3.8-志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書

    小論文や学科諮問などの筆記試験

    その他

    教育学科

    試験名学校推薦型選抜(公募制)
    出願評定3.8
    必要英検スコア1950
    出願書類志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 事前課題
    試験内容

    小論文や学科諮問などの筆記試験

    その他

    試験名出願評定必要英検スコア出願書類試験内容
    学校推薦型選抜(公募制)3.81950志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 事前課題

    小論文や学科諮問などの筆記試験

    その他

    社会福祉学科(学校推薦型選抜(公募制))

    出願基準について

    • 評定平均: 全体の学習成績の状況が3.8以上。全教科の平均が求められ、特定教科のみ高い場合は不足(3年1学期(前期)時点)
    • 第一志望要件: 日本女子大学を第一志望とし、社会福祉学科への入学を確約できること。確約できない場合は出願不可
    • 特別な教科要件なし: 社会福祉は文系総合的な理解が必要なため、特定教科の履修要件はない
    • その他: 高等学校又は中等教育学校長の推薦を受けられる女子が対象

    出願書類について

    • 自己アピール(1,000字程度): 社会福祉への関心の背景となった経験を具体的に記述。ボランティア活動、家族の介護経験、地域での福祉活動など、「主体性・多様性・協働性」を示すエピソードが評価される
    • 志望理由(1,000字程度): 「なぜ社会福祉学科なのか」を明確に。貧困・高齢化・障害者支援など、取り組みたい社会課題を具体的に記述し、大学での学びがそれにどう結びつくかを示すことが重要
    • 推薦書: 学級担任や福祉関連の教科担当者から、社会への貢献意識と適性が記載される
    • 調査書: 全体の成績と欠席状況、特にボランティア活動などの課外活動が確認される

    試験内容について

    1次選考はなく、出願後以下の2次試験が行われます。

    試験
    内容
    小論文
    社会福祉の現代課題(高齢者福祉、児童虐待、生活保護、障害者支援など)について論述。
    単なる「福祉は大切」ではなく、具体的な政策や制度を踏まえた現実的な提案が求められる
    口述試験
    出願書類と小論文に基づく面接。
    ボランティア経験の実情や、社会福祉学での学びが将来の職業とどう結びつくのかが詳しく質問される

    教育学科(学校推薦型選抜(公募制))

    出願基準について

    • 評定平均: 以下のいずれかを満たす必要がある(3年1学期(前期)時点)
    1. 全体の学習成績の状況が4.0以上
    2. 「外国語(英語)」「国語」「数学」「理科」「地理歴史または公民」の5教科のうち3教科の学習成績の状況の平均が3.8以上
    • 英語資格要件: 教育学科の指定する外国語検定試験のいずれかの基準を満たすこと。TOEFL・英検などが対象だが、詳細は募集要項で確認が必須
    • 第一志望要件: 日本女子大学を第一志望とし、教育学科への入学を確約できること
    • その他: 高等学校又は中等教育学校長の推薦を受けられる女子

    出願書類について

    • 自己アピール(1,000字程度): 教育への想いと、学校内外での実践的経験を記述。授業ボランティア、後輩指導、学習支援活動など、「教育を通じた人間形成」への関わりが評価される
    • 志望理由(1,000字程度): 「なぜ教育学科なのか」「どのような教育者を目指すのか」を明確に。教員志望なら教科や学年、教育関連職なら具体的な職種を述べることで志望度を示す
    • 学科別課題: 平和に関連する本を1冊選び、著者名・出版年・書名・出版社(計1)、選んだ理由(2)、その内容への自身の考え(3)、教育学科での学びへの展開(4)を計2,000字程度で記述。課題図書ではなく自由選択のため、「平和」というテーマをどう解釈し、いかなる本を選ぶかが個性を表現する重要なポイント
    • 推薦書: 学級担任または教科担当者から、教育への適性と実行力が記載される
    • 調査書: 全体の成績と欠席状況が確認される

    試験内容について

    1次選考はなく、出願後以下の2次試験が行われます。

    試験
    内容
    小論文
    教育の社会的役割と現代の教育課題(いじめ、不登校、オンライン教育、社会的格差と教育機会の不平等など)について論述。
    教育学的な視点(心理学・社会学・哲学)から実現可能な解決策を提案する力が問われる
    口述試験
    出願書類・学科別課題・小論文に基づく面接。
    特に選んだ本の「平和」の定義や、その本と教育学の関連性について深く質問される。教育に対する思想的一貫性が評価される

    各学科の総合型選抜の対策ポイント

    社会福祉学科(学校推薦型選抜(公募制))

    出願書類の書き方

    社会福祉学科の出願では、「福祉への漠然とした善意」では合格できません。

    自己アピールでは、単にボランティアをしたというだけでなく「そのボランティアで何が課題だったか」「その課題をどう解決しようと考えたか」という「問題解決意識」を具体的に示してください。

    例えば「地域の高齢者支援活動で、施設利用者の多くが孤立していることに気づき、世代間交流プログラムを提案した」というように、観察→気づき→行動という一連の過程が見える記述が高く評価されます。

    志望理由では、「社会福祉学で何を研究したいのか」「将来どのような仕事に就きたいのか」を具体的に述べることで、単なる「興味」から「キャリア設計」へと印象を昇華させます。

    二次試験の対策

    小論文では現代の社会福祉課題が毎年出題されます。

    「高齢化社会」「貧困と格差」「障害者支援」「児童虐待」「生活保護」など、複数のテーマについて最新のニュースや統計情報を理解しておくことが必須です。

    朝日新聞のデジタル版や厚生労働省のウェブサイトで、月2~3回は「福祉政策の最新動向」をチェックする習慣をつけてください。

    小論文のポイントは「現状説明→問題点指摘→具体的提案」の3段階で論述すること。

    1,500字程度を60分で完成させるペースが標準です。

    毎週1題の小論文演習に加え、「高齢者福祉の課題と解決策」というように、1つのテーマについて複数の視点から論述する訓練を重ねることが効果的です。

    口述試験で問われること

    面接では「ボランティア活動の具体的な内容」と「そこから学んだことが、なぜ社会福祉学の学習につながるのか」が必ず質問されます。

    合格者の特徴は、短期的な感動話ではなく「その経験から見えた社会的構造的課題」を語ることです。

    例えば「高齢者と話す中で、世代間の生活環境の違いを実感し、それが社会的孤立につながる仕組みを学びたい」というように、個人経験から社会理論へと思考を広げることができる受験生が高く評価されます。

    本番では5~10分の面接で「なぜ社会福祉学なのか」を一貫性を持って語ることが重要です。

    親や先生の前で複数パターンの質問を想定し、毎日15分程度の面接練習を繰り返してください。

    対策スケジュール

    社会福祉学科の推薦選抜は競争が比較的激しい分野です。

    9月中に出願書類を3稿以上作成し、高校の先生だけでなく、可能ならば福祉施設のスタッフなど現場の声を反映させることで、説得力を高めましょう。

    10月は小論文対策に集中。

    「高齢者福祉」「児童福祉」「障害者福祉」「貧困対策」の4つの主要テーマについて、それぞれ複数の小論文を完成させます。

    11月上旬までに最低5~6題の小論文演習を終え、11月中旬からは口述試験対策に全力投球。

    面接では「社会福祉学での具体的な学習内容」についても答えられるよう、入学後のカリキュラムを事前に研究しておくことが有効です。

    教育学科(学校推薦型選抜(公募制))

    出願書類の書き方

    教育学科の最大の特徴は「学科別課題」で平和に関する本の選択と考察が求められることです。

    ここが単なる教育の話ではなく、「社会的課題としての平和と、教育の関連性」を認識できる受験生を選別しています。

    自己アピールでは教育への関心だけでなく「自分自身の思想的背景」も示してください。

    例えば「異文化交流部での活動を通じて、相互理解の重要性を学び、教育がその仲介役になりうると考えた」というように、個人経験が社会的テーマへと拡張する過程が見える記述が高く評価されます。

    志望理由では「どのような教育者か」「どのような社会を教育を通じて作りたいか」というビジョンを示すことで、単なる「教員志向」から「教育思想を持つ候補者」への評価が変わります。

    二次試験の対策

    小論文は「教育の社会的役割」「現代の教育課題」が必ず出題されます。

    いじめ・不登校・オンライン教育・社会的格差と教育機会の不平等など、複数のテーマについて教育学的視点(心理学・社会学・哲学)から現実的な提案ができる力が必須です。

    鈴木寛『教育という希望』や苫野一徳『どのような教育が「よい教育」か』など、教育学の入門書を夏休みに2~3冊読み、教育学の基本概念(学力・人格形成・社会統合など)を理解しておくことが重要です。

    小論文は「現状→問題点→教育学的解決策→社会的インパクト」の4段階で構成し、1,500字程度を60分で完成させる練習を毎週1題行いましょう。

    学科別課題の「平和に関する本」は9月中に選定し、その本と教育学の関連性を30分で説明できるレベルまで準備しておくことが本番での自信につながります。

    口述試験で問われること

    教育学科の面接では「平和とは何か」「教育がそれにどう関わるか」という思想的な深さが問われます。

    合格者の特徴は、選んだ本の内容を正確に理解し、その本の論理と自分の教育観を論理的に結びつけることができることです。

    例えば「アンネの日記を選んだ理由は、歴史的な平和喪失の具体例を通じて、多様性を認める教育の重要性を学びたいから」というように、本の内容から教育的示唆を引き出せる思考が評価されます。

    また「教員志望か、教育関連職か」という進路についても質問されます。

    教員志向なら「どの教科か」「どのような授業を実践したいか」を、教育関連職なら「政策か、研究か、実務か」を明確に述べることが重要です。

    本番前に、選んだ本について「5分で説明」「10分で深掘り」という2パターンの口述練習を毎日行い、どの質問にも一貫性を持って答える準備をしてください。

    対策スケジュール

    教育学科は英語資格要件があるため、スケジュール管理が重要です。

    7月中に英検2級またはTOEFLの目標スコア到達を目指し、9月初旬の出願時点では既に資格取得を完了していることが前提です。

    9月中に出願書類と学科別課題(平和に関する本の選定と考察)を完成させます。

    本選択が後々の面接を大きく左右するため、複数の候補本を読み比べ、「教育学と最も結びつく1冊」を選定してください。

    10月は小論文対策に注力。

    教育の社会的役割についての基本概念を学びながら、毎週1題の小論文演習を行います。

    11月上旬までに5~6題の小論文を完成させ、11月中旬からは口述試験対策に全力投球。

    「選んだ本と教育学の関連性」「将来の教育観」について、複数の角度から自分の考えを述べられる準備をしておくことが合格への近道です。

    総合型選抜に対するよくある質問

    Q. 社会福祉学科の評定平均3.8は高いと思います。対策は?

    全体の学習成績の状況が3.8以上という要件は、社会福祉学が文系総合的な理解を必要とするため、全教科でバランスの取れた学力を求める意図です。

    得意科目だけを伸ばすのではなく、苦手科目も含めて3.8以上を目指すことが重要です。

    既に3.8以下の場合、推薦選抜での合格は非常に難しいため、一般選抜での受験を検討する選択肢もあります。

    Q. 教育学科の英語資格要件とは、具体的にどのレベルですか?

    募集要項では「教育学科の指定する外国語検定試験のいずれかの基準」と記載されていますが、詳細は募集要項を参照する必要があります。

    英検2級、TOEFL iBT 70点、IELTS 5.5点程度が目安ですが、必ず最新の募集要項で確認してください。

    Q. 学科別課題の「平和に関する本」は課題図書ですか?

    自由選択です。

    一般的な平和に関する書籍(小説・哲学書・歴史著作など)から自分で選定します。

    課題図書ではないため、自分の教育観や関心に基づいた本を選ぶことで個性を表現できる反面、選定に失敗すると評価を下げる可能性があります。

    複数の候補本を読み、最も「教育学との関連性」が見える1冊を選びましょう。

    Q. 教育学科と社会福祉学科の二次試験は同じ日ですか?

    は い、12月7日(二次試験日)にまとめて実施されます。

    両学科の受験を考えている場合、両者の出願基準(評定・英語資格など)を満たしていることが前提です。

    Q. 推薦選抜の合格後、オンライン授業など準備はありますか?

    推薦選抜合格者向けの事前学習プログラムや、新入生向けのオリエンテーションが開催される傾向です。

    詳細は合格発表後の案内で確認してください。

    大学の教育学部では、教科書レベルの知識の先を学ぶため、高校段階での予習や読書習慣が本番での適応力を大きく左右します。

    まとめ

    日本女子大学人間社会学部の学校推薦型選抜(公募制)について、重要なポイントを振り返ります。

    • 出願基準:学科ごとに評定平均・英語資格・欠席日数などの条件が異なるため、志望学科の募集要項を必ず個別に確認すること
    • 出願書類:志望理由書・活動報告書では「なぜ日本女子大学の人間社会学部でなければならないか」という具体的な根拠が問われる。書類の完成度が合否を大きく左右する
    • 二次試験:面接・小論文では自身の経験と将来像を論理的に語る力が評価される。繰り返しの練習が不可欠
    • スケジュール:出願締切から逆算して準備を進めること。書類と試験対策を並走させる計画が合格への鍵

    学校推薦型選抜(公募制)で合格する人材像

    この入試で合格をつかむのは、「なぜこの学科でなければならないのか」を自分の言葉で語れる受験生です。

    学力だけでなく、高校時代の活動や経験を学科の学びと結びつけて表現できること、そして面接や書類を通じて大学で何を実現したいかを具体的に示せることが求められます。

    人間社会学部を目指すあなたへ:学校推薦型選抜(公募制)は、あなた自身の想いや経験を直接伝えられる入試です。

    「なぜ日本女子大学の人間社会学部でなければならないのか」という問いに、自分の言葉で答えられるよう準備を進めてください。

    応援しています。

    [目次]