日本女子大学学校情報


注意:日本女子大学のイベントや資料請求が設定されていません。大学側でイベントや資料請求の設定完了後に閲覧又は申込が可能になります。
食科学部は食科学と栄養学という食生活の科学的基礎を学ぶ専門教育を展開します。
両学科とも全体評定4.0以上、および化学・生物各4.0以上、さらに英語資格要件を求める、他学部を上回る高い基準が設定されています。
本ページでは、日本女子大学食科学部の年内入試である学校推薦型選抜(公募制)の概要と対策についてお伝えします。
実施している年内入試の種類と日程について
食科学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 出願締切日 | 2025/11/20 |
| 一次合格発表日 | - |
| 試験日 | 2025/12/07 |
| 合格発表日 | 2025/12/12 |
| 試験名 | 出願締切日 | 一次合格発表日 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 2025/11/20 | - | 2025/12/07 | 2025/12/12 |
栄養学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 出願締切日 | 2025/11/20 |
| 一次合格発表日 | - |
| 試験日 | 2025/12/07 |
| 合格発表日 | 2025/12/12 |
| 試験名 | 出願締切日 | 一次合格発表日 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 2025/11/20 | - | 2025/12/07 | 2025/12/12 |
食科学科(学校推薦型選抜(公募制))入試日程
出願締切から二次試験まで約2週間と非常にタイトな日程です。
出願書類の完成度がそのまま合否に直結するスケジュール感のため、書類準備への集中が特に重要です。
出願の6週間以上前から志望理由書・活動報告書の作成を開始し、締切直前に質が落ちないよう早めに仕上げることが最優先です。
面接対策は書類作成と並行して進めてください。
合格発表まで試験から約1週間と結果が早く出るため、一般入試との併願計画も立てやすい入試です。
栄養学科(学校推薦型選抜(公募制))入試日程
食科学科と同様、出願締切から二次試験まで約2週間と非常にタイトな日程です。
出願書類の完成度が合否に左右するため、書類準備を念い入りに行いましょう。
出願の6週間以上前から志望理由書・活動報告書の作成を開始し、締切直前に慌てて準備することがないように早めに取り掛かりましょう。
面接対策は書類作成と並行して行うと良いです。
合格発表は、試験から約1週間と比較的早く出るため、一般入試との併願計画も立てやすい入試といえるでしょう。
各入試の募集人数・倍率
食科学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 募集人数 | 1 |
| 倍率 2025 | 1.7 |
| 倍率 2024 | - |
| 試験名 | 募集人数 | 倍率 2025 | 倍率 2024 |
|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 1 | 1.7 | - |
栄養学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 募集人数 | 1 |
| 倍率 2025 | 2.5 |
| 倍率 2024 | 2 |
| 試験名 | 募集人数 | 倍率 2025 | 倍率 2024 |
|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 1 | 2.5 | 2 |
食科学科
募集1名に対し、倍率1.7倍は狙い目の水準です。
しっかりと準備した受験生には十分にチャンスがある入試と言えます。
志望動機と活動実績を丁寧に整理すれば合格に届く可能性が高い学科です。
栄養学科
募集1名に対し、倍率2.5倍は標準的な水準です。
平均的な完成度では埋もれてしまうため、「なぜこの学科でなければならないか」という点を具体的に言語化できている受験生が有利です。
おすすめの学科
倍率面でチャレンジしやすい学科は以下の通りです。
- 食科学科:倍率1.7倍と最も競争が少なく、志望動機が明確であれば積極的に狙いたい選択肢です。
各学部・学科の出願基準・出願書類と二次選抜について
食科学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 出願評定 | 4 |
| 必要英検スコア | 1950 |
| 出願書類 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 |
| 試験内容 | 小論文や学科諮問などの筆記試験 その他 |
| 試験名 | 出願評定 | 必要英検スコア | 出願書類 | 試験内容 |
|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 4 | 1950 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 | 小論文や学科諮問などの筆記試験 その他 |
栄養学科
| 試験名 | 学校推薦型選抜(公募制) |
|---|---|
| 出願評定 | 4 |
| 必要英検スコア | 1950 |
| 出願書類 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 |
| 試験内容 | 小論文や学科諮問などの筆記試験 その他 |
| 試験名 | 出願評定 | 必要英検スコア | 出願書類 | 試験内容 |
|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜(公募制) | 4 | 1950 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 推薦書 | 小論文や学科諮問などの筆記試験 その他 |
食科学科(学校推薦型選抜(公募制))
出願基準について
- 評定平均: 全体の学習成績の状況が4.0以上(3年1学期(前期)時点)
- 理科要件: 化学(化学基礎を除く)、生物(生物基礎を除く)の学習成績の状況がそれぞれ4.0以上。応用化学と生物学の深い理解が前提
- 英語資格要件: 食科学科の指定する外国語検定試験のいずれかの基準を満たすこと。TOEFL・英検などが対象だが、詳細は募集要項で確認が必須。一般的には英検2級またはTOEFL iBT 70点程度
- 第一志望要件: 日本女子大学を第一志望とし、食科学科への入学を確約できること
- その他要件: 高等学校又は中等教育学校長の推薦を受けられる女子
出願書類について
- 自己アピール(1,000字程度): 食科学への関心の背景を具体的に記述。食品開発実験、農業体験、食の安全性に関する社会課題への関心など、「食科学的思考」が見える経験を示す
- 志望理由(1,000字程度): 「なぜ食科学科なのか」を明確に。食品企業での商品開発志向か、食の安全性研究志向か、食糧問題への関心か、など具体的な進路を示し、大学での学びとの結びつきを述べることが重要
- 推薦書: 学級担任または化学・生物科の教科担当者から、食科学への適性が記載される
- 調査書: 化学・生物の成績、および英語資格試験の成績が確認される
- 英語外部検定試験の証明書: 英検・TOEFL・IELTSなど、基準を満たす資格の証明書が提出必須
試験内容について
1次選考はなく、出願後以下の2次試験が行われます。
試験 | 内容 |
小論文 | 食品科学の社会的課題(食品添加物の安全性、遺伝子組み換え食品、食糧問題、食品ロス、機能性食品など)についての論述。 化学・生物の基礎知識を踏まえ、現実的な科学的見解を提示する力が求められる |
口述試験 | 出願書類と小論文に基づく面接。 食品企業での実習体験や、食科学への研究動機、将来のキャリア(食品開発か食の安全研究か食品企業志向か)が詳しく質問される |
栄養学科(学校推薦型選抜(公募制))
出願基準について
- 評定平均: 全体の学習成績の状況が4.0以上(3年1学期(前期)時点)
- 理科要件: 化学(化学基礎を除く)、生物(生物基礎を除く)の学習成績の状況がそれぞれ4.0以上。生化学と生理学の深い理解が前提
- 英語資格要件: 栄養学科の指定する外国語検定試験のいずれかの基準を満たすこと。TOEFL・英検などが対象だが、詳細は募集要項で確認が必須。一般的には英検2級またはTOEFL iBT 70点程度
- 第一志望要件: 日本女子大学を第一志望とし、栄養学科への入学を確約できること
- その他要件: 高等学校又は中等教育学校長の推薦を受けられる女子
出願書類について
- 自己アピール(1,000字程度): 栄養学への関心の背景を具体的に記述。栄養相談体験、スポーツ栄養への関心、疾病と栄養の関係性への関心、管理栄養士志向など、「栄養科学的思考」が見える経験を示す
- 志望理由(1,000字程度): 「なぜ栄養学科なのか」「栄養学をどのような領域で活かしたいのか」を明確に。管理栄養士志向か、栄養研究志向か、スポーツ栄養志向か、食育推進志向か、など具体的な進路を示すことが重要
- 推薦書: 学級担任または化学・生物科の教科担当者から、栄養学への適性が記載される
- 調査書: 化学・生物の成績、および英語資格試験の成績が確認される
- 英語外部検定試験の証明書: 英検・TOEFL・IELTSなど、基準を満たす資格の証明書が提出必須
試験内容について
1次選考はなく、出願後以下の2次試験が行われます。
試験 | 内容 |
小論文 | 栄養学の社会的課題(メタボリック症候群と食生活改善、高齢化社会での栄養管理、スポーツ栄養、食育推進、疾病食栄養管理など)についての論述。 生化学・生理学の基礎知識を踏まえ、個別対応の栄養学的見解を提示する力が求められる |
口述試験 | 出願書類と小論文に基づく面接。 管理栄養士や栄養相談体験、栄養研究への動機、将来のキャリア(病院勤務か企業志向か教育志向か)が詳しく質問される |
各学科の総合型選抜の対策ポイント
食科学科(学校推薦型選抜(公募制))
出願書類の書き方
食科学科の出願では「食が好き」という一般的な興味では不十分です。
自己アピールでは、食品開発実験や農業体験など実践経験を通じて「食の科学的課題」を実感した過程が見える記述が必須です。
例えば「高校の課題研究で食品保存の化学を研究し、従来の塩漬けとpH調整による防腐効果の違いを実験で明かし、科学的根拠に基づく食品開発の重要性を学んだ」というように、経験から得た「食科学的思考」を示すことが高く評価されます。
志望理由では「食品企業での商品開発か」「食の安全性研究か」「食糧問題への取り組みか」など、具体的な進路を示し、大学での学びがどう活きるのかを示すことが重要です。
二次試験の対策
小論文は食品科学の社会的課題が出題されます。
食品添加物の安全性、遺伝子組み換え食品、食糧問題、食品ロス、機能性食品など、複数のテーマについて化学・生物的知見を理解しておくことが必須です。
『化学と工業』などの科学雑誌や、食品メーカーのプレスリリース、厚生労働省の食品安全関連ページで、月2~3回は業界動向をチェックする習慣をつけてください。
小論文の構成は「現状説明→科学的問題点指摘→化学的解決策→安全性検証」という4段階で組み立て、1,500字程度を60分で完成させるペースが標準です。
毎週1題の小論文演習に加え、「食品添加物の安全性評価」「遺伝子組み換え食品の科学的評価」など、1つのテーマについて複数の視点から論述する訓練を重ねることが効果的です。
化学・生物の高度な知識が求められるため、大学の食科学の入門テキストを1冊読んでおくことが有効です。
口述試験で問われること
面接では「課題研究の具体的な内容」と「そこから学んだことが食科学科の学習にどう結びつくか」が必ず質問されます。
合格者の特徴は「食品開発の感動」だけでなく「食の科学的課題の複雑性」を語ることです。
例えば「添加物は確かに危険な側面がある一方で、食品保存と栄養価保護のためには欠かせず、『安全性』をいかに科学的に評価するかが課題である」というように、黒白つけない「科学的思考」が評価されます。
また「食品企業志向か、研究機関志向か」という具体的な進路についても質問されるため、大学での学びが将来のキャリアにいかに結びつくかを語ることが重要です。
本番では5~10分の面接で「なぜ食科学科なのか」を、科学的根拠を示しながら語ることが重要です。
親や先生の前で複数パターンの質問を想定し、毎日15分程度の面接練習を繰り返してください。
対策スケジュール
食科学科は「全体4.0以上」「化学・生物各4.0以上」「英語資格」という3つの高い基準を求めるため、スケジュール管理が最優先です。
7月中に英検2級またはTOEFL iBT 70点の目標到達を目指し、9月初旬の出願時点では既に資格取得を完了していることが前提です。
9月中に出願書類を3稿以上作成し、化学・生物科の先生のフィードバックを反映させることで、食科学的思考が見える記述を目指します。
10月は小論文対策に集中。
「食品添加物」「遺伝子組み換え食品」「食糧問題」など、3~4つの主要テーマについて、それぞれ複数の小論文を完成させます。
11月上旬までに最低5~6題の小論文演習を終え、11月中旬からは口述試験対策に全力投球。
面接では「課題研究の化学的背景」「食の安全性をいかに科学的に評価するか」をバイリンガルを含めて説明できる準備をしておくことが合格への近道です。
栄養学科(学校推薦型選抜(公募制))
出願書類の書き方
栄養学科の出願では「栄養に関心がある」という一般的な興味では不十分です。
自己アピールでは、栄養相談体験やスポーツ栄養の学習など実践経験を通じて「栄養学の社会的課題」を実感した過程が見える記述が必須です。
例えば「高齢者施設でのボランティアで、嚥下困難な高齢者の栄養管理の複雑さを目の当たりにし、個人の疾患・咀嚼能力に合わせた栄養学的対応の重要性を学んだ」というように、経験から得た「栄養科学的思考」を示すことが高く評価されます。
志望理由では「管理栄養士志向か」「栄養研究志向か」「スポーツ栄養志向か」「食育推進志向か」など、具体的な進路を示し、大学での学びがどう活きるのかを示すことが重要です。
二次試験の対策
小論文は栄養学の社会的課題が出題されます。
メタボリック症候群と食生活改善、高齢化社会での栄養管理、スポーツ栄養、食育推進、疾病別栄養管理など、複数のテーマについて生化学・生理学的知見を理解しておくことが必須です。
『日本栄養学会雑誌』などの専門誌や、厚生労働省の栄養ガイドライン、スポーツ栄養の最新研究論文で、月2~3回は業界動向をチェックする習慣をつけてください。
小論文の構成は「患者・対象者の栄養状態→生化学的問題点指摘→個別対応の栄養学的介入→効果評価」という4段階で組み立て、1,500字程度を60分で完成させるペースが標準です。
毎週1題の小論文演習に加え「高齢者の栄養管理」「スポーツ選手の栄養戦略」「疾病食(糖尿病・腎臓病など)の栄養設計」など、1つのテーマについて複数の視点から論述する訓練を重ねることが効果的です。
生化学・生理学の高度な知識が求められるため、大学の栄養学の入門テキストを1冊読んでおくことが有効です。
総合型選抜に対するよくある質問
Q. 食科学科と栄養学科の違いは何ですか?
食科学科は「食品開発・食の安全」に重点を置く一方、栄養学科は「栄養管理・疾病予防」に重点を置きます。
食品企業志向なら食科学科、医療・保健志向なら栄養学科、という判断基準が一般的です。
ただし両科とも「化学・生物の高度な理解」「英語資格」が前提であり、基準は非常に厳格です。
Q. 全体評定4.0以上かつ化学・生物各4.0以上という基準は、どの程度難しいですか?
非常に高い基準です。
全科目で確実に4.0以上を維持することが必須であり、1教科でも3.9以下だと出願資格を失います。
既に3.9以下の科目がある場合、一般選抜での受験を検討する選択肢もあります。
推薦選抜での出願資格は「全条件を満たす」ことが絶対条件です。
Q. 英語資格がないと、他の部分で補完できますか?
いいえ。
英語資格は「出願資格」であり、これがないと出願そのものが不可能です。
食科学部への推薦選抜受験を考える場合、英検2級またはTOEFL iBT 70点の達成は「最優先の課題」です。
Q. 小論文で「科学的知見」を述べるには、どのレベルの知識が必要ですか?
高等学校の化学・生物の教科書レベルの知識に加え、大学1年生程度の生化学・生理学の基礎概念を理解していることが望ましいです。
『化学と工業』や栄養学の学術誌の抄録を読み、業界の最新動向を理解しておくことで、試験での対応力が格段に上がります。
Q. 栄養学科で「管理栄養士資格」は取得できますか?
はい。
栄養学科の卒業後、管理栄養士国家試験受験資格が得られます。
ただし資格取得には「国家試験合格」が必須であり、入学だけでは資格は与えられません。
栄養学科への志望理由の中に「管理栄養士を目指す」という明確なビジョンがあることが、出願書類で高く評価される傾向です。
まとめ
日本女子大学食科学部の学校推薦型選抜(公募制)について、重要なポイントを振り返ります。
- 出願基準:学科ごとに評定平均・英語資格・欠席日数などの条件が異なるため、志望学科の募集要項を必ず個別に確認すること
- 出願書類:志望理由書・活動報告書では「なぜ日本女子大学の食科学部でなければならないか」という具体的な根拠が問われる。書類の完成度が合否を大きく左右する
- 二次試験:面接・小論文では自身の経験と将来像を論理的に語る力が評価される。繰り返しの練習が不可欠
- スケジュール:出願締切から逆算して準備を進めること。書類と試験対策を並走させる計画が合格への鍵
学校推薦型選抜(公募制)で合格する人材像
この入試で合格をつかむのは、「なぜこの学科でなければならないのか」を自分の言葉で語れる受験生です。
学力だけでなく、高校時代の活動や経験を学科の学びと結びつけて表現できること、そして面接や書類を通じて大学で何を実現したいかを具体的に示せることが求められます。
食科学部を目指すあなたへ:学校推薦型選抜(公募制)は、あなた自身の想いや経験を直接伝えられる入試です。
「なぜ日本女子大学の食科学部でなければならないのか」という問いに、自分の言葉で答えられるよう準備を進めてください。
応援しています。