日本女子大学学校情報


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日本女子大学建築デザイン学部総合型選抜入試とは
建築デザイン学部は、建築設計・空間デザイン・都市計画を学び、人間の生活と環境の関係を追究します。
美的感覚と技術的な専門知識を兼ね備え、社会に貢献できる建築家・デザイナーの育成を目指しています。
本ページでは、日本女子大学建築デザイン学部の年内入試である総合型選抜の概要と対策についてお伝えします。
実施している年内入試の種類と日程について
建築デザイン学科
| 試験名 | 総合型選抜 |
|---|---|
| 出願締切日 | 2025/09/12 |
| 一次合格発表日 | 2025/10/02 |
| 試験日 | 2025/10/26 |
| 合格発表日 | 2025/11/01 |
| 試験名 | 出願締切日 | 一次合格発表日 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜 | 2025/09/12 | 2025/10/02 | 2025/10/26 | 2025/11/01 |
建築デザイン学科(総合型選抜)入試日程
出願締切から二次試験まで約6週間の標準的な日程です。
出願後に試験対策へ切り替える時間は限られているため、準備の並走が必要です。
出願締切の2〜3週間前には書類を完成させ、残りを面接・小論文対策に充てる計画が効果的です。
書類と二次試験対策を並走させる意識で準備を進めてください。
合格発表まで試験から約1週間と結果が早く出るため、一般入試との併願計画も立てやすい入試です。
各入試の募集人数・倍率
建築デザイン学科
| 試験名 | 総合型選抜 |
|---|---|
| 募集人数 | 6 |
| 倍率 2025 | 2.1 |
| 倍率 2024 | 1.7 |
| 試験名 | 募集人数 | 倍率 2025 | 倍率 2024 |
|---|---|---|---|
| 総合型選抜 | 6 | 2.1 | 1.7 |
建築デザイン学科
募集6名に対し、倍率2.1倍は標準的な倍率です。
平均的な完成度では埋もれてしまうため、「なぜこの学科でなければならないか」という点を具体的に言語化できている受験生が有利です。
各学部・学科の出願基準・出願書類と二次選抜について
建築デザイン学科
| 試験名 | 総合型選抜 |
|---|---|
| 出願評定 | - |
| 必要英検スコア | 1950 |
| 出願書類 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 |
| 試験内容 | その他 |
| 試験名 | 出願評定 | 必要英検スコア | 出願書類 | 試験内容 |
|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜 | - | 1950 | 志望理由書 自己推薦・自己アピール書 その他書類 | その他 |
建築デザイン学科(総合型選抜)
出願基準について
- 評定平均の指定なし — 特に数値での下限がありません。
- 英語資格条件 — TOEFL ITP 500点以上相当、またはそれに準ずるスコアが必要です(詳細は募集要項をご確認ください)。
- 欠席日数の制限 — 調査書により確認されます。
- 現役・既卒の制限 — 2026年3月卒業見込みの高校生及び同等以上の学力者が対象です。
出願書類について
- 自己アピール(1,000字前後) — 建築・デザイン・空間への関心、あるいは美術・工芸の作品制作経験を記入します。建築デザイン学科では、「自分が経験した空間への具体的な関心」が評価されます。
- 志望理由書(1,000字前後) — なぜ建築デザイン学科を志望するのか、具体的に述べます。建築設計志望・インテリアデザイン志望など、関心の領域を明確にしてください。
- 調査書 — 出身学校長が作成した公式書類です。
- 外国語検定試験の証明書 — 指定される英語基準を満たしていることを証明する書類が必須です。
試験内容について
1次選考は、提出書類に基づく書類審査で実施されます(来学不要)。
2次選考では、空間表現と口述試験が行われます。
具体的には以下の通りです。
試験 | 内容 |
空間表現 | 与えられた条件に基づいて三次元空間をイメージし、それを絵として描写 同時に、その空間構成の意図を文章で説明する 【持ち物】鉛筆デッサン用具一式(鉛筆各種、消しゴム、鉛筆削り) ※着彩用具、木炭、フィキサチーフ、測り棒は持ち込み不可 |
口述試験 | 建築デザイン学科志望動機の確認と、空間表現の意図についての説明 設計思想・デザイン理念についての質疑応答も行われます |
各学科の総合型選抜の対策ポイント
建築デザイン学科(総合型選抜)
出願書類の書き方
建築デザイン学科の合格者は、「建築物への漠然とした関心」から「空間のデザイン原理への学問的理解」へと思考が深化していることが特徴です。
単に「建築が好きです」「有名な建築物に興味があります」という表現では評価されません。
自己アピールでは、「〇〇という建築物を訪れた時、どのような空間体験をしたのか」「そこから何に気づいたのか」を具体的に記入してください。
例えば、「〇〇駅舎の採光と動線計画に感動し、なぜそのような設計が可能なのかを学びたくなった」というように、具体的で個人的な経験に基づいた関心を示すことが重要です。
志望理由書では、「建築設計」「インテリアデザイン」「都市計画」など、関心のある分野を明確にし、「その分野で何を実現したいのか」という将来ビジョンを示してください。
二次試験の対策
2次選考の「空間表現」では、「想像力」と「表現技術」の両方が評価されます。
試験官が確認したいのは、受験生が「与えられた条件を理解し、立体的にイメージする力」と「それをスケッチで伝える表現力」です。
過去問分析の結果、「災害時の緊急避難所」「高齢者が安心できる公共スペース」など、社会的課題を背景にした空間設計が出題される傾向があります。
合格ラインに達するには、毎週1つのテーマについて、「そのような空間はどのような特徴を持つべきか」を考え、実際に鉛筆で複数のスケッチを描く練習を繰り返すことが不可欠です。
また、有名建築物(丹下健三の作品、安藤忠雄の作品等)について、「なぜこのような空間設計なのか、その背景にある設計思想は何か」を理解する力も重要です。
対策スケジュール
出願期間の9月12日に向けて、8月上旬までに自己アピールと志望理由書を完成させ、複数の大人にフィードバックをもらう必要があります。
7月から8月中旬は、「建築・空間デザインに関する基礎的な知識」を身につける期間です。
具体的には、建築の歴史、設計の原理、有名建築物の分析等についての初心者向け書籍を最低1冊は読了し、さらに実際に著名な建築物を訪問して「その空間がどのような特徴を持つか」を体験してください。
8月中旬から9月初旬は、「空間表現」の対策として、毎日30分以上、与えられたテーマについてスケッチと文章説明の練習を行ってください。
テーマ例:「子どもが遊べる屋内空間」「小さな本屋」「カフェ」など、日常的な空間を題材に、「どのような機能と美的特性が必要か」を考え、描く反復です。
TOEFL ITP等の英語資格試験の対策も同時進行で、出願までにスコア獲得を目指してください。
本番1週間前には、信頼できる美術の先生に空間表現スケッチを見てもらい、「その意図が伝わるか」「線の質や構図は適切か」についてフィードバックをもらってください。
空間表現で問われること
空間表現試験では、「与えられた条件の理解」「創造的なイメージ」「表現技術」の3つが評価されます。
試験官が重視するのは、「正確なパース図」よりも「空間の本質をつかむ力」です。
例えば、「災害避難所」というテーマが出題された場合、単に「机と椅子が並んでいる図」ではなく、「被災者が心安らかに過ごすための照明・温度・プライバシー配慮」といった設計思想が伝わるスケッチが評価されます。
合格者のスケッチ傾向は、「平面図→立面図→パース図」という順序で、段階的に空間を構築していく流れが見られます。
本番前の準備として、毎週異なるテーマで「5つの条件を含めた空間設計」を、60分で完成させる反復練習を、最低10回以上実施することが合格につながります。
口述試験で問われること
口述試験では、「空間表現スケッチの意図説明」と「建築デザインに対する自分の哲学」が確認されます。
試験官が確認したいのは、「なぜそのような空間を設計したのか」という設計者としての思考過程です。
合格者の回答傾向は、「与えられた条件→それに基づく設計のコンセプト→具体的な空間要素(採光、動線、素材等)→そのコンセプトの実現方法」という論理的な説明ができることです。
本番前の準備として、「あなたが最近訪れた建築物で最も感動した空間は何か、なぜか、そこの設計思想は何だと思うか」を、建築系の大学生や建築家に何度も説明し、フィードバックをもらう練習が重要です。
総合型選抜に対するよくある質問
Q. デッサンの経験がなくても出願できますか?
はい、可能です。
ただし、「空間表現」試験ではスケッチ能力が必要なため、出願までに最低限の描画技法を習得することをお勧めします。
高校の美術の授業で基礎デッサンを学んでいる場合は、その知識を活かし、毎日15分以上のスケッチ練習を実施してください。
未経験の場合は、夏期講習等を活用して、「透視図法の基礎」「線の表現」をマスターしてください。
Q. 建築の知識がなくても出願できますか?
はい、できます。
ただし、「なぜ建築デザイン学科なのか」という志望動機を具体的に示すために、出願期間中に「建築・空間デザインの基礎概念」を学習しておくことをお勧めします。
初心者向けの建築入門書を1冊読み、著名な建築物の写真・解説を調べることで、十分な基礎知識が得られます。
Q. 「空間表現」で完璧なパース図を描かなければいけませんか?
いいえ。
むしろ試験官が確認したいのは、「空間設計のコンセプト」です。
線が多少ゆがんでいても、「この空間は〇〇を実現するために設計された」という意図が伝わるスケッチが高く評価されます。
正確性よりも、「創造性」と「思考の明確さ」の方が重要です。
Q. 英語資格試験(TOEFL ITP)で「500点以上」の基準を満たしていない場合は出願できませんか?
公式な募集要項で「500点以上」と明記されている場合、その基準を満たしていることが出願条件になります。
基準を満たしていない場合は、試験まで時間がある場合は再受験を、時間がない場合は公式窓口に相談してください。
Q. 建築デザイン学科卒業後、「建築士資格」を取得できますか?
はい、可能です。
建築デザイン学科は日本建築学会認定プログラムであり、卒業後に一定の実務経験を積むことで、二級建築士・一級建築士試験の受験資格が得られます。
詳細は大学の公式情報をご確認ください。
まとめ
日本女子大学建築デザイン学部の総合型選抜について、重要なポイントを振り返ります。
- 出願基準:学科ごとに評定平均・英語資格・欠席日数などの条件が異なるため、志望学科の募集要項を必ず個別に確認すること
- 出願書類:志望理由書・活動報告書では「なぜ日本女子大学の建築デザイン学部でなければならないか」という具体的な根拠が問われる。書類の完成度が合否を大きく左右する
- 二次試験:面接・小論文では自身の経験と将来像を論理的に語る力が評価される。繰り返しの練習が不可欠
- スケジュール:出願締切から逆算して準備を進めること。書類と試験対策を並走させる計画が合格への鍵
総合型選抜で合格する人材像
この入試で合格をつかむのは、「なぜこの学科でなければならないのか」を自分の言葉で語れる受験生です。
学力だけでなく、高校時代の活動や経験を学科の学びと結びつけて表現できること、そして面接や書類を通じて大学で何を実現したいかを具体的に示せることが求められます。
建築デザイン学部を目指すあなたへ:総合型選抜は、あなた自身の想いや経験を直接伝えられる入試です。
「なぜ日本女子大学の建築デザイン学部でなければならないのか」という問いに、自分の言葉で答えられるよう準備を進めてください。
応援しています。