院友子弟等特別選考
法律学科(法律専攻・政治専攻)共通
出願書類の書き方
課題図書レポートは、この法学部の重要な評価要素です。
佐伯啓思の「自由」論は法学と深く関連しており、単なる要約では不十分です。
「法治国家における個人の自由とは何か」「自由と責任の関係」など、法学的な視点を含めると、大学とのマッチング度が高まります。
ALT型レポートの作成がこの選考の最大ポイントです。
ALTは単なる感想文ではなく、「与えられたテーマに対する学術的な分析と論述」を求めるものです。
1,600字以上2,200字以内の制約は厳しく、冗長さを排した緊密な論理構成が必須です。
テーマは法律・政治・社会問題などの学術的なものが想定されるため、以下の構成で臨んでください:
①背景 → ②問題提起 → ③自分の分析 → ④結論 という4段階を意識し、各段落が100~200字程度になるように配分してください。
エントリーシートの3項目の特性
- 「志願理由について」:法学部(法律専攻or政治専攻)を選んだ理由を明確に
- 「あなた自身のことについて」:自分の価値観や人生経験を述べ、法学と結びつける
- 「社会への関心」:現在の社会問題への見方を提示し、法的解決策を視野に入れた視点を示す
自己アピール(5~ 10分)の準備
短時間で「國學院大学法学部で学ぶべき理由」を説得力強く述べる必要があります。
以下の要素を含めた構成を用意してください:
- 高校段階での学び(社会科・国語など)
- その学びから生まれた問題意識
- 國學院大学法学部での学習の具体的な見通し
- 将来のキャリアイメージ
この5~ 10分の発表を、面接官は「学生の論理的思考力」「プレゼンテーション力」「誠実さ」の3点で評価します。
面接試験の対策
自己アピール後、エントリーシート・ALTレポート・課題図書レポートの内容が深掘りされます。
面接官は「学生が本当に自分の文章を理解しているか」「単なる暗記か、思考しているか」を判別しようとします。
したがって、提出したすべての書類の内容を「自分の言葉で」説明できる準備が必須です。
特にALTレポートについて「なぜこの構成か」「どの参考文献から着想を得たか」などの質問に対応できるレベルまで、内容を理解・熟成させてください。
対策スケジュール
8月中旬~下旬:課題図書『自由とは何か』を読み込み、法学的な視点での読書ノートを作成(3週間)
8月下旬~9月上旬:課題図書レポートとエントリーシートを完成させる
9月上旬~10月上旬(出願まで):ALTレポートに集中し、最低3本の執筆・添削サイクルを回す
第1次合格後(10月中旬):自己アピール原稿の作成と声出し練習(1週間)、面接練習を週2回のペースで実施
法・観光まちづくり学部特別選考
法律学科(法律専攻)
エントリーシートの書き方
「あなた自身のことについて」では、法律学の学習に結びつく経験・実績を具体的に述べてください。
例えば、模擬裁判やディベート大会の参加経験、または社会問題への関心(人権・労働法・商法など)を明確に示しましょう。
「志願理由について」では、國學院大学の法律学科を選んだ理由を述べ、4年間でどのような法律家を目指すのかを具体的に記述することが重要です。
V方式・A日程対策
出願基準が4.4(V方式)と最も高いため、通常入試での高得点が必須です。
国語・英語・選択科目(地歴or数学)での均等な力を磨き、総合得点での優位性を確保してください。
スケジュール管理
2月20日の出願期限までに、1月中旬からエントリーシートの執筆を開始し、複数の推敲を経て完成させます。
資格証や表彰状がある場合はコピーを準備し、調査書は学校経由で間に合うよう進路指導の先生に早めに相談してください。
法律学科(法律専門職専攻)
専門職志向の志願動機
法律専門職専攻は、弁護士・検察官・裁判官などを目指す学生向けです。
エントリーシートでは、なぜ一般的な法律専攻ではなく専門職専攻を選んだのかを明確にしてください。
司法試験への強い関心、特定の法律分野での深い学びの意欲を示しましょう。
選考準備
基準となる評定平均は3.5(V方式)と、法律専攻より若干低いため、相対的には入りやすい位置付けです。
ただし、選考時には専門職志向の真摯さが厳しく問われるため、エントリーシートでの説得力が非常に重要です。
資格・実績の活用
法律知識検定やディベート大会の入賞経歴があれば、コピーを添付して専門性をアピールしてください。
法律学科(政治専攻)
政治・行政への関心表現
政治専攻では、政治思想、行政法、地方自治など、社会制度全体への理解が求められます。
エントリーシートでは、新聞での時事問題への関心、地域行政への参加経験(市民討論会など)を具体的に述べ、國學院大学で何を学びたいかを明示してください。
学びと実践のつながり
「あなた自身のことについて」では、政治・社会問題に対する自分の考え方の形成経緯を述べ、單なる興味ではなく、構造的な思考を持っていることを示してください。
基準達成のコツ
3つの専攻の中で出願基準が最も低い(3.0V方式、2.0A日程)ため、一般的には入りやすい位置付けです。
ただし、「政治に関心がある」だけでは不充分で、具体的なビジョンと学ぶ意欲が必須です。