探究成果活用型選抜
情報通信工学科
探究活動は「報告書」として形式的でなく、具体的なテーマ設定と実験・調査の過程、得られた知見を明確に記載することが重要です。
基礎学力調査では数学は数Ⅱまでの全範囲、英語はコミュニケーション全3冊が対象になるため、早期からの土台作りが必須です。
第二次選考のプレゼンテーションでは、10分という限られた時間で探究成果を効果的に伝える構成力が求められます。
対策スケジュール:8月までに探究成果をまとめ、9月で志望理由書と報告書を完成させ、10月上旬で学力調査と面接対策に注力してください。
コンピュータ科学科
報告書では単なる成果報告ではなく、どのようなプロセスで課題を解決したかを論理的に説明することが高く評価されます。
基礎学力調査は情報通信工学科と同じ範囲ですが、受験者数が多いため、確実な基礎力の定着が必須です。
面接では「なぜコンピュータ科学を学びたいのか」「探究活動とコンピュータ科学の関連性」を質問されることが多いため、その結びつきを明確に説明できるように準備してください。
対策スケジュール:7月末までに探究成果を報告書形式でまとめ、8月中に志望理由書を完成させ、9月以降で基礎学力調査と面接対策に集中してください。
情報デザイン学科
報告書では、探究活動の「デザイン的思考」「ユーザー視点」を意識した記述が評価されやすいです。
比率は倍率1.0で募集人数が限られているため、書類審査の精度が合否を大きく左右します。
面接では、探究活動だけでなく「情報デザインとしてのキャリア構想」も質問される傾向があるため、業界知識を深めておくことが有効です。
対策スケジュール:9月末までに報告書と志望理由書を完成させ、10月以降は基礎学力調査と面接対策に注力してください。
情報科学科
報告書では「科学的アプローチ」「仮説検証プロセス」を強調する記述が有効です。
倍率が複数パターン(3倍または1.5倍)あるため、配置されたカテゴリによって難易度が変わることに注意が必要です。
面接では「計算機科学の基礎理解」「研究志向性」が問われることが多いため、情報科学の理論的背景を学習しておくと有利です。
対策スケジュール:8月中に探究成果をまとめ、9月で志望理由書と報告書を完成させ、10月から基礎学力調査と面接対策に移行してください。
海外帰国生徒特別選抜
情報通信工学科
志望理由書の書き方
情報通信工学の分野への明確な動機を述べることが重要です。
国外での学習経歴がどのように志望学科に繋がるのか、グローバル視点での問題意識や興味をアピールしましょう。
情報通信技術の実社会での応用事例を交えながら、入学後の学習意欲を具体的に記述することで、評価が高まります。
二次試験の対策
数学は微分積分・線形代数を中心に、標準的な大学入試問題レベルの対策が必要です。
小論文は情報通信分野の時事問題や課題を題材にすることが多いため、AIやロボティクス、データセキュリティなど最新技術への理解を深めておきましょう。
面接では国外での学習環境の違いや、帰国後の適応状況について質問されることが予想されます。
面接で問われること
- 外国での教育経験とこれまでの学習成果
- 情報通信工学への興味の契機
- グローバル環境での課題解決経験
- 今後のキャリアプラン
対策スケジュール
出願期間の8月〜9月までに志望理由書、学歴書を完成させ、10月の出願に向けて準備を整えます。
10月中旬の出願後、11月上旬の試験に向けて数学と小論文の演習を重点的に行いましょう。
コンピュータ科学科
志望理由書の書き方
コンピュータ科学は理論とプログラミングの両面を学ぶ学科です。
国外での情報技術教育経験や、コンピュータサイエンスへの具体的な関心を明確に述べてください。
「プログラミング経験がある」「論理的問題解決に興味がある」など、具体的な事例を含めることで説得力が増します。
二次試験の対策
数学はアルゴリズムやデータ構造の理論的背景となる解析を中心に対策します。
小論文では計算機科学の原理やコンピュータの社会的影響についての論述力が求められます。
面接では技術的なトレンドや、プログラミング経験についての深掘り質問が想定されるため、自分の学習経歴を言語化しておきましょう。
面接で問われること
- プログラミング学習の経歴と成果
- コンピュータサイエンスに対する理解度
- 外国教育環境での情報技術教育の特徴
- 卒業後の進路希望
対策スケジュール
8月から志望理由書作成を始め、9月中に学歴書を完成させます。
10月の出願準備と並行して、数学の基礎演習を行い、試験直前には小論文の実践演習に時間を割きましょう。
情報デザイン学科
志望理由書の書き方
情報デザイン学科は、ユーザーインターフェースやデジタルメディアデザインを学ぶ学科です。
デザイン思考や視覚的表現への興味、情報と表現の融合についての考え方を述べてください。
国外での創造的学習環境での経験が、この学科の志望動機にどう繋がるのかを具体的に説明しましょう。
二次試験の対策
数学は基礎的な計算スキルに加えて、幾何学的思考が役立ちます。
小論文ではデザイン理論やユーザー体験についての考察が出題される傾向があります。
面接ではデザイン関連のポートフォリオやプロジェクト経験について聞かれることが多いため、作品制作の背景と工夫を説明できるよう準備してください。
面接で問われること
- デザイン制作の経験とそこからの学習
- 情報とデザインの関係についての理解
- グローバル視点でのデザイントレンド認識
- 大学での学習目標と将来の活用方法
対策スケジュール
7月から志望理由書の企画を始め、自分の作品や活動を整理します。
9月までに学歴書を含めた書類を完成させ、試験まで小論文対策に注力しましょう。
情報科学科
志望理由書の書き方
情報科学科は、情報処理の理論と応用を学ぶ学科です。
論理的思考や数学的基礎、情報科学の実社会への応用についての理解を示してください。
国外での科学教育経歴がこの学科志望にどのように繋がるかを明確に述べることが大切です。
二次試験の対策
数学は特に解析と線形代数に強くなることが重要です。
小論文は情報科学の社会的課題や理論的深さを問う内容が予想されます。
面接では情報科学の応用領域や最新研究トピックについての基本知識があると、質問への回答がしやすくなります。
面接で問われること
- 情報科学分野への興味の背景
- 数学と情報科学の関係についての理解
- 海外での自然科学教育との違い
- 大学での研究関心
対策スケジュール
8月中に志望理由書を作成し、9月中旬までに学歴書を完成させます。
10月の出願後、試験までの1ヶ月で数学の深掘り復習と小論文の実践を並行させましょう。
国際バカロレア特別選抜
情報通信工学科
出願書類の書き方
志望理由書は、国際的な視点から通信技術やネットワークへの関心を示すことが重要です。
IB教育で培ったグローバル視点が、情報通信技術の発展にどのように貢献できるか、具体的かつ説得力のある記述を心がけてください。
「なぜ工学院大学か」という点では、新宿キャンパスの環境や教育プログラムとの親和性を述べると効果的です。
二次試験の対策
数学50分は、IB数学の水準を想定した試験です。
計算問題だけでなく、応用・応答問題も含まれるため、基礎からの理解を確認しておきましょう。
小論文60分は、ICT分野のトレンドや社会的課題を扱うテーマが出題されやすいです。
時事問題への対応力と、工学的思考法を用いた論述力を磨いてください。
面接で問われること
面接では、IB履修中の知見や経験を引き出す質問が多いです。
「国際バカロレアで学んだことをどう工学分野で活かすか」という観点から、自分の学習経歴と志望動機の接続を整理してください。
英語で説明できる語彙も準備しておくとよいでしょう。
対策スケジュール
8月末までに志望理由書初稿を完成させ、複数回の改稿を経ておくことをお勧めします。
9月上旬に数学と小論文対策に集中し、試験1ヶ月前から定期的に面接練習を組み込んでください。
10月初旬から出願書類の最終チェックと、面接予想問題への対応を重点化しましょう。
コンピュータ科学科
出願書類の書き方
志望理由書では、プログラミングやアルゴリズム、データサイエンスへの具体的な関心を示してください。
国際バカロレアの「知識の理論(ToK)」で学んだ論理的思考が、コンピュータ科学の学習にいかに有効であるかを述べるとよいでしょう。
大学での研究テーマや期待する学びについて、実現可能な具体例を挙げることが評価されます。
二次試験の対策
数学50分試験では、離散数学やベクトル・行列などの単元が頻出です。
IB数学HL(高等レベル)履修者であれば対応可能な難度ですが、計算速度を高めておくことが必須です。
小論文では、AIやセキュリティなどのホットな技術トピックを取り上げた出題が予想されます。
最新の技術ニュースに常にアンテナを張り、批判的思考力を磨いてください。
面接で問われること
面接では、「なぜコンピュータ科学か」という根拠の深さが問われます。
プログラミング経験や個人プロジェクトについて、その過程と学びを具体的に説明できるようにしておきましょう。
国際バカロレア内部評価(IA)やEE(拡大論文)でコンピュータ科学関連のテーマを扱った場合は、その内容を詳しく伝える準備をしてください。
対策スケジュール
7月末までに志望理由書をまとめ、8月中に計3〜4回の修正を完了させます。
9月は数学と小論文に週6時間以上を配分し、10月は面接練習に力を入れてください。
最後の1週間は、想定問題への即答力を高める「ラストスパート対策」が効果的です。
情報デザイン学科
出願書類の書き方
志望理由書では、デザイン思考やUIUX設計への関心を、学習実績と結びつけて記述することが大切です。
国際バカロレアのカリキュラムで、美術やテクノロジー関連の授業を履修した場合、その経験を強調しましょう。
「デザインと工学の融合」というテーマで、自分のビジョンを展開することが高評価につながります。
二次試験の対策
数学50分では、幾何学や統計が頻出傾向です。
デザイン領域では統計データの可視化やUI設計のプロポーションなど、数学的思考が活かされるため、応用例を意識した学習が有効です。
小論文では、デジタルデザインの倫理やアクセシビリティなど、社会的課題を含むテーマが出やすいです。
批判的思考力と実践的提案力を同時に示すことを心がけてください。
面接で問われること
面接ではポートフォリオまたは具体的なデザイン作品の説明が求められることが多いです。
なぜそのデザインを選択したか、ターゲットユーザーは誰か、改善点は何かといった質問に対応できるよう準備しましょう。
デジタルツール(Adobe CC、Figmaなど)の操作経験も、話題として出ることがあります。
対策スケジュール
8月中旬までに、自分のデザイン作品を3〜5点厳選し、それぞれについてコンセプト説明資料を準備します。
8月末から志望理由書を完成させ、9月を数学と小論文対策に充てます。
10月は週1回のペースで面接模擬練習を実施し、作品解説の流暢性を高めてください。
情報科学科
出願書類の書き方
志望理由書では、情報理論や計算理論への深い興味を示すことが重要です。
国際バカロレアで数学HL以上を履修し、高度な理論的学習をしている場合、その成果をアピールしましょう。
「理論と応用の結びつき」について、自分の学習経験や将来のビジョンを述べることが評価されます。
二次試験の対策
数学50分試験では、線形代数や確率論が頻出です。
IB数学HLの履修内容と直結する領域が多いため、IB試験対策で学んだ内容を確認し直すことが最も効率的です。
小論文では、情報科学の理論的側面や社会への応用について、バランスよく論じることが求められます。
面接で問われること
面接では、大学での研究テーマについて現実的かつ具体的に語ることが重要です。
「計算理論をどのように応用したいか」という質問に対し、業界動向や具体的なキャリアパスを念頭に置いた回答ができるようにしましょう。
数学や情報科学の最新研究動向についても、簡潔に説明できるレベルの知識を持つと好印象です。
対策スケジュール
7月末までに志望理由書初稿をまとめます。
8月中旬から数学と小論文対策を同時進行で行い、計算速度と論述力を同時に高めます。
9月中旬から面接対策を開始し、想定問題(研究計画、キャリアビジョンなど)に対する即答力を養ってください。
10月は最終チェックと本番想定練習を中心に進めます。