工学院大学の総合型選抜は、受験生の個性を多角的に見るために3つのタイプに分かれています。
・自己推薦型選抜
先進工学部、工学部、建築学部、情報学部の全学部で実施されるスタンダードな方式です。
高校での学習成績(評定平均値)が出願条件になりますが、試験当日は「基礎学力調査(数学・英語)」と面接で合否が決まります。
小論文など事前の重い課題提出がなく、基礎的な学力がしっかり身ついているかを重視する試験と言えます。
・総合評価型選抜
先進工学部(生命化学科・応用化学科・応用物理学科)のみで行われる、非常にユニークな入試です。
最大の特徴は「実験」の実技試験があることで、実際に器具を使って実験を行い、その結果をレポートにまとめたり、考察したりする力が問われます。
「化学や物理が大好きで、実験なら誰にも負けない」という人に最適です。
・探究成果活用型選抜
高校時代に「探究学習」や課題研究に力を入れた人のための入試です。
第一次選考で書類と基礎学力をチェックし、第二次選考でその成果をプレゼンテーションします。
自分でテーマを決めて研究した経験を、大学での学びに繋げたいという意欲が評価されます。
例えば、工学部の機械工学科や電気電子工学科では、比較的多くの定員を設けている学科もあります。
一方で、情報学部などは各学科とも少数の募集です。
自己推薦型選抜では、高校での成績(評定平均値)が出願の鍵となります。
基本的には全体の評定平均値が「3.2以上」または「3.5以上」必要です。
ただし、数学や理科などの特定の科目を履修しているかどうかで基準が変わる場合があるため、自分の履修状況と照らし合わせる必要があります。
選考は主に「基礎学力調査(数学・英語)」と「面接・口頭試問」で行われます。
総合評価型選抜では、これに加えて「実験実技」や「レポート作成」が課されます。
探究成果活用型選抜の場合は、二次選考として「プレゼンテーション」が行われ、質疑応答を通じて探究の内容や学びが深掘りされます。