探究成果活用型選抜
まちづくり学科
都市計画やまちづくりに関する探究活動であれば、その社会的意義を報告書に明確に記載することが有効です。
倍率が2倍から2.6倍と高いため、書類審査の質が合否を大きく左右します。
志望理由書では「まちづくりの課題への向き合い方」「大学進学後のキャリアビジョン」を論理的に述べてください。
基礎学力調査の成績も合否判定に含まれるため、得点を確保することが重要です。
対策スケジュール:9月末までに報告書と志望理由書を完成させ、10月から基礎学力調査対策に注力し、面接準備は11月初旬から開始してください。
建築学科
建築学科はまちづくり学科と同じ倍率(2倍~2.6倍)であるため、書類の充実度が合否を決める大きな要因です。
建築に関する探究活動は、「設計思考」「構造・機能の工学的理解」を報告書に反映させることで評価が高まります。
面接では、探究活動と建築学科の関連性、および具体的な建築分野への関心(例:住宅設計、商業建築、文化財修復など)を聞かれることが多いため、事前に深掘りしておくことが有効です。
対策スケジュール:8月中に探究成果をまとめ、9月で報告書と志望理由書を完成させ、10月以降で基礎学力調査と面接対策を集中して行ってください。
建築デザイン学科
倍率は建築学科と同じですが、「デザイン」という視点が評価軸となります。
報告書では「ユーザー視点」「美的価値」「機能性とデザインの統合」などを意識した記述が有利です。
基礎学力調査で得点を確保することはもちろん、プレゼンテーションでは視覚的なデザインの表現力も評価される傾向があります。
面接では「建築デザインの業界動向」「個人的なデザイン哲学」を問われることがあるため、建築設計事例の研究を深めておくと有利です。
対策スケジュール:9月末までに報告書と志望理由書を完成させ、10月から基礎学力調査対策を強化し、プレゼンテーション資料は見た目のクオリティを意識して作成してください。
海外帰国生徒特別選抜
まちづくり学科
志望理由書の書き方
都市計画やまちづくりへの関心を、具体的な事例を交えて述べることが重要です。
国外での都市や建築環境の経験が、なぜこの学科志望に繋がるのかを明確に説明してください。
サステナブル都市やコミュニティデザインなど、現代的課題への問題意識を示すと、評価が高まります。
二次試験の対策
数学は基本的な計算スキルに加えて、幾何学的思考や統計的思考が役立ちます。
小論文は都市問題や建築環境についての論述が予想されるため、最新の都市計画トレンドや事例を学習しておきましょう。
面接では国外での都市経験や、帰国後に日本の建築・都市環境で感じた違いについて質問されることが多いため、具体的に語れるよう準備してください。
面接で問われること
- 外国での都市・建築環境の経験
- まちづくりに対する理解と問題意識
- グローバル視点での都市課題認識
- 大学での学習とキャリアプラン
対策スケジュール
7月から都市やまちづくりに関する書籍や資料で知識を深め、8月中に志望理由書を作成します。
9月までに学歴書を完成させ、試験までの期間で小論文対策を重点的に行いましょう。
建築学科
志望理由書の書き方
建築設計や構造・環境への関心を、自分の経験や視点を交えて述べてください。
国外での建築学教育や建築文化の経験が、このの学科志望にどう繋がるかを具体的に説明することが大切です。
建築の社会的役割や創造性への思いを明確にすることで、採点者への説得力が増します。
二次試験の対策
数学は特に幾何学や力学の基礎となる計算が重要です。
小論文では建築計画、構造、環境などの幅広い観点から、建築について思考する力が問われます。
面接では建築への知識深度や、卒業後のキャリアビジョンについて深掘り質問が予想されるため、準備を整えておきましょう。
面接で問われること
- 建築分野への興味の背景と深さ
- 建築学に対する理解
- 海外の建築教育の特徴への認識
- 大学での専門性追求の方向性
対策スケジュール
6月から建築関連の書籍やプロジェクト事例で知識を蓄積し、8月に志望理由書を作成します。
9月中旬までに学歴書を完成させ、試験に向けて小論文と面接対策を平行して進めましょう。
建築デザイン学科
志望理由書の書き方
建築とデザインの融合、ユーザー視点での空間創出への関心を具体的に述べてください。
国外でのデザイン思考やプロジェクト経験が、この学科志望にどう繋がるのかを明確に説明しましょう。
デジタルツールやクリエイティブプロセスへの理解を示すと、評価が高まります。
二次試験の対策
数学は基礎的な計算能力と幾何学的思考が役立ちます。
小論文では建築デザインの理論や事例分析が題材になることが多いため、有名プロジェクトや建築家の作品を研究しておきましょう。
面接ではデザイン制作の経験やプロセスについて詳しく聞かれることが想定されるため、ポートフォリオの準備と説明の練習をしてください。
面接で問われること
- デザイン制作の経験と工夫点
- 建築デザインに対する個人の哲学
- 国外での建築・デザイン文化への理解
- 卒業後の活動イメージ
対策スケジュール
7月からデザイン関連の作品や事例研究を開始し、自分の作品ポートフォリオを整理します。
8月中に志望理由書を完成させ、9月中旬までに学歴書を仕上げます。
試験までの期間で、小論文と面接での作品説明の練習に集中しましょう。
国際バカロレア特別選抜
まちづくり学科
出願書類の書き方
志望理由書では、都市計画や地域再生への関心を、具体的な事例とともに述べることが効果的です。
IB教育で学んだグローバル視点から、「日本と世界のまちづくりの違い」「持続可能な都市開発」といったテーマに触れるとよいでしょう。
「なぜ工学院大学か」という点では、新宿というダイナミックな都市環境での学習機会をアピールできます。
二次試験の対策
数学50分試験では、データ分析や統計が都市計画と結びついた出題が予想されます。
人口分析や経済統計など、実務的な数学応用に目を向けた学習が有効です。
小論文は、都市の課題(交通渋滞、環境汚染、高齢化など)を工学的視点から分析するテーマが出やすいです。
現在の都市問題について、複数の解決案を検討できる思考力が求められます。
面接で問われること
面接では、IB教育で学んだ「シティズンシップ」や「サステナビリティ」の学習経験が話題になりやすいです。
「自分が将来設計したいまちはどのようなまちか」という質問に対し、社会的視点と技術的実現性のバランスを取った回答ができるよう準備しましょう。
実際に訪れた都市や景観について、批判的に分析できる姿勢も評価されます。
対策スケジュール
8月上旬までに、国内外の都市計画プロジェクト3~5件について、その特徴と課題をまとめておきます。
8月下旬から志望理由書を完成させ、9月は数学と小論文対策に集中します。
10月初旬から面接練習を開始し、都市問題に関する時事知識を毎日取り入れるようにしましょう。
建築学科
出願書類の書き方
志望理由書では、建築設計への具体的な興味(構造設計、歴史的建造物の保存、公共建築など)を明示することが大切です。
IB教科「デザイン」や「技術」を履修していれば、その経験を活かして「空間設計の理論」への関心を述べるとよいでしょう。
「工学院大学で何を学びたいのか」を、具体的な建築物の例を挙げながら説明することが評価につながります。
二次試験の対策
数学50分では、幾何学やベクトル、空間座標が頻出です。
建築設計では3次元空間の理解が不可欠のため、これらの単元は特に丁寧に学習してください。
小論文は、建築の構造安全性、環境適応性、社会的機能などをテーマにした出題が予想されます。
理論と実務のバランスを取った論述力が求められます。
面接で問われること
面接では、自分が「なぜ建築か」という根拠の深さが試されます。
プレゼンテーション資料やスケッチがあれば、その説明を通じて思考プロセスを示すことができます。
「将来どのような建築家になりたいか」という質問に対し、実現可能かつ社会的意義のある回答ができるよう準備しましょう。
対策スケジュール
8月中旬までに、尊敬する建築家5名とその代表作をリサーチし、作品分析ノートを作成します。
8月下旬から志望理由書を完成させ、9月を数学と小論文対策に充てます。
10月は週1回のペースで面接模擬練習を実施し、建築作品の説明スキルを高めてください。
建築デザイン学科
出願書類の書き方
志望理由書では、デザイン思考と建築の融合、あるいはUX視点での空間設計への関心を述べることが効果的です。
IB教科「美術」や「デザイン」を履修していれば、その成果を強調し、「デザインリサーチ」や「プロトタイピング」といった実践的プロセスへの理解を示しましょう。
「建築を通じて人間の生活をどう豊かにするか」というビジョンが伝わる記述が評価されます。
二次試験の対策
数学50分では、比例・図形・統計が頻出です。
デザインの領域では「黄金比」「統計データの可視化」など、数学的原理が意識的に応用されるため、応用例を交えた学習が有効です。
小論文では、デジタルデザイン、サステナブルデザイン、アクセシビリティなど、社会的課題と結びついたテーマが出やすいです。
面接で問われること
面接ではポートフォリオの説明が中心になりやすいです。
デザインプロセス(リサーチ→スケッチ→プロトタイプ→評価)を明確に説明でき、「なぜそのデザイン決定をしたか」という根拠を論理的に述べられるようにしましょう。
また、建築分野での使用を念頭に置いた設計になっているかどうかが、評価ポイントとなります。
対策スケジュール
7月末までに、自分のデザイン作品を5~8点厳選し、各作品について「プロセス説明シート」を準備します。
8月中旬から志望理由書を完成させ、8月下旬から数学と小論文対策に集中します。
9月中旬から面接対策を開始し、作品解説の流暢性を高める練習を週1回以上実施してください。
10月は本番想定練習に重点を置きます。