探究成果活用型選抜
機械工学科
工学部は第一段階の倍率が6倍と高いため、書類審査の精度が重要です。
報告書では「実験・製作・検証」のプロセスを詳細に記載し、得られた知見をどのように今後の機械工学の学習に活かすのかを明確に述べてください。
志望理由書では「なぜ機械工学か」「機械技術者としてのキャリアビジョン」を論理的かつ説得力を持って述べることが求められます。
対策スケジュール:8月中に探究成果を報告書にまとめ、9月で志望理由書を完成させ、10月から基礎学力調査と面接対策に注力してください。
機械システム工学科
機械システム工学科は機械工学科と同じ倍率・募集枠ですが、「システム思考」「統合的なアプローチ」を強調する報告書が評価されやすい傾向があります。
複数の要素が関連する探究活動の場合、「各要素の相互作用」「全体最適化」という視点を記述に反映させると有利です。
面接では、基礎学力調査の内容に関する質問(特に数学の応用問題)が出されることがあるため、計算過程の説明を正確に述べられるようにしておいてください。
対策スケジュール:9月末までに報告書と志望理由書を完成させ、10月から基礎学力調査対策を強化し、特に数学の応用問題に注力してください。
電気電子工学科
電気電子領域の探究活動は、「理論の理解」「実験結果の考察」を深掘りした報告書が評価されます。
倍率が高いため、基礎学力調査の数学で高得点を確保することが相対的な評価を高めます。
面接では「電気電子技術の社会応用」「エネルギーやIoT等の先端技術への関心」を聞かれることが多いため、業界動向の知識を深めておくと有利です。
対策スケジュール:8月末までに探究成果をまとめ、9月で報告書と志望理由書を完成させ、10月以降は基礎学力調査(特に数学)と面接対策に注力してください。
海外帰国生徒特別選抜
機械工学科
志望理由書の書き方
機械工学の基礎理論や実践的応用への関心を、具体例を交えて述べることが重要です。
国外での物理教育やエンジニアリング経験がこの学科志望にどう繋がるのか、明確に説明してください。
将来のキャリアビジョン(自動車業界、製造業、ロボットなど)を示すと、動機の一貫性が評価されます。
二次試験の対策
数学は微分積分と力学の基礎が特に重要です。
小論文は機械工学の実社会での応用や、エネルギー問題など現代的課題を題材にすることが多いため、最新技術トレンドを理解しておきましょう。
面接では国外での物理学や工学教育の違いについて質問されることが予想されるため、経験を言語化しておきます。
面接で問われること
- 機械工学への関心の背景
- 物理学と工学的思考の理解度
- 国外での理科教育経験
- 卒業後の進路希望
対策スケジュール
7月から機械工学の基礎理論を学習し、8月中に志望理由書を作成します。
9月中旬までに学歴書を完成させ、試験までの期間で数学と小論文の演習に注力しましょう。
機械システム工学科
志望理由書の書き方
機械とシステム制御の融合領域への関心を述べてください。
IoTやオートメーション、スマートシステムなど、現代的なシステム工学への問題意識を示すことが評価につながります。
国外でのプロジェクト経験や、システム思考の経験を具体的に説明しましょう。
二次試験の対策
数学は微分積分と微分方程式の理解が役立ちます。
小論文はシステム工学の応用事例や制御技術の社会的意義を題材にすることが多いため、制御工学の基礎概念を学習しておきましょう。
面接ではシステム思考や制御の応用例についての理解度が問われるため、身近な事例で説明できるよう準備してください。
面接で問われること
- システム工学への理解
- 機械と制御の関係性についての考え
- 実プロジェクト経験がある場合の具体例
- 今後のシステム工学領域での貢献ビジョン
対策スケジュール
8月から制御工学やシステム工学の入門書で知識を蓄積し、9月中に志望理由書を完成させます。
学歴書を整備した上で、試験までの期間で小論文と面接対策を重点的に行いましょう。
電気電子工学科
志望理由書の書き方
電気・電子技術への関心と、その社会的応用への問題意識を明確に述べてください。
エネルギー問題、再生可能エネルギー、半導体技術など、現代的課題への関心を示すことで、評価が高まります。
国外での物理・化学教育経験や、電気工学的なプロジェクト経験があれば、具体的に説明しましょう。
二次試験の対策
数学は微分積分と線形代数が重要です。
小論文は電気・電子分野のトレンド(再生可能エネルギー、EV化など)を題材にすることが多いため、最新の業界ニュースを追っておきましょう。
面接では電気工学の基礎概念や、実験・プロジェクト経験について質問されることが予想されるため、自分の学習成果を明確に語れるよう準備してください。
面接で問われること
- 電気電子工学への関心の理由
- 電気・電子技術に対する理解の深さ
- 理科教育での実験経験
- 将来のエンジニアビジョン
対策スケジュール
7月から電気・電子工学の基本概念を学習し、8月中に志望理由書を作成します。
9月中旬までに学歴書を完成させ、試験に向けて数学の演習と小論文対策に時間を割きましょう。
国際バカロレア特別選抜
機械工学科
出願書類の書き方
志望理由書では、「ものづくり」への関心、あるいは特定の機械分野(自動車、ロボット、エネルギー機器など)への興味を具体的に述べることが効果的です。
IB教育で学んだ「システム思考」や「問題解決プロセス」がどのように機械設計に活かされるか、その接続を明確にしましょう。
「グローバル視点で機械工学に貢献したい」という観点から、国際的な技術課題(カーボンニュートラル、資源循環など)に触れるとよいでしょう。
二次試験の対策
数学50分は、微積分、力学(ベクトルと運動方程式)が頻出です。
IB物理HLを履修していれば、その内容と直結する領域が多いため、IB試験対策の復習が最も効率的です。
小論文では、機械工学の実務的課題(燃費改善、騒音低減、安全設計など)をテーマにした出題が予想されます。
理論的知識と実行可能性のバランスを取った論述が求められます。
面接で問われること
面接では「なぜ機械工学か」という根拠の深さが試されます。
具体的な機械や技術について、その構造と原理を説明できるレベルの知識があると、実務的興味が伝わります。
「大学での研究テーマ」や「卒業後のキャリアビジョン」について、業界の現状を踏まえた現実的な回答ができるよう準備しましょう。
対策スケジュール
8月上旬までに、関心のある機械分野について、その技術課題と解決事例を3~5件リサーチしておきます。
8月下旬から志望理由書を完成させ、9月は数学と小論文対策に集中します。
特に微積分と力学の応用問題に重点を置き、計算速度を高めてください。
10月初旬から面接練習を開始し、技術的説明の流暢性を高めます。
機械システム工学科
出願書類の書き方
志望理由書では、「システム統合」や「複雑な機械システムの最適化」への関心を強調することが効果的です。
IB教科「設計」で学んだシステム思考や、「テクノロジー」の授業での実践的プロジェクト経験があれば、それをアピールしましょう。
「複数の要素(機構、制御、環境)の統合」という視点から、自分のビジョンを述べることが高評価につながります。
二次試験の対策
数学50分では、線形代数(行列、固有値)と微積分が頻出です。
制御工学の基礎に直結する数学内容のため、これらの単元は丁寧に学習してください。
小論文では、自動化、スマートシステム、サイバーフィジカルシステムなど、最新技術トピックが出題されやすいです。
技術の進展と社会ニーズの関連性を理解した上での論述が求められます。
面接で問われること
面接では「機械システムの何に引かれているのか」という点を掘り下げられます。
ロボティクス、自動運転、スマートファクトリーなど、特定の関心領域があれば、その技術動向や課題を具体的に説明できるようにしましょう。
「システムの最適化とはどういうことか」という概念的理解も、評価ポイントとなります。
対策スケジュール
7月末までに、機械システムの実例(ロボット、自動化工場、制御システム)3~5件について、その構成と特徴をまとめておきます。
8月中旬から志望理由書を完成させ、8月下旬から数学(特に線形代数)対策に集中します。
9月を小論文対策に充て、最新の工業技術トレンドに関する知識を毎日更新してください。
10月は面接練習に力を入れ、複雑なシステムを簡潔に説明するスキルを磨きます。
電気電子工学科
出願書類の書き方
志望理由書では、電気・電子技術への根本的な興味(半導体、電力システム、通信技術など)を具体的に述べることが重要です。
IB物理HLで学んだ電磁気学の知識が、実務的な技術とどのようにつながるか、その接続を明確にしましょう。
「次世代エネルギー」「5G/6G通信」「半導体技術」など、グローバルな技術課題への視点を加えると、評価が高まります。
二次試験の対策
数学50分では、複素数、微積分、ベクトルが頻出です。
電気・電子工学では複素平面を使った計算が多いため、複素数の理解と計算速度は特に重要です。
小論文では、エネルギー技術、情報通信、電子機器の安全性など、社会的課題と結びついたテーマが出やすいです。
技術的知識と社会的インパクトの両立を示す論述が求められます。
面接で問われること
面接では「電気・電子技術のどの分野に最も興味があるか」という掘り下げが予想されます。
具体的な技術や製品について、その原理と社会的役割を説明できるレベルの知識があると好印象です。
IB物理での実験経験やプロジェクトがあれば、それを題材に「実践的な技術理解」を示すことが効果的です。
対策スケジュール
8月上旬までに、電気・電子技術の分野(電力、通信、半導体など)の中から、最も関心のある領域を1~2つ選定し、その技術課題をリサーチします。
8月下旬から志望理由書を完成させ、9月は複素数と微積分を中心とした数学対策に集中します。
9月下旬から小論文対策を開始し、最新のエネルギー技術や通信技術のニュースを毎日フォローしてください。
10月は面接練習に重点を置き、技術的説明の正確性と流暢性を同時に高めます。