出願書類の書き方
パソコンで作成する「志望理由書(A4両面)」および任意の「活動実績説明資料」において、「高い英語運用能力」と「評定平均3.8以上または突出した課外活動実績」を、国際経営学部での実践的な学びにどう結びつけるかを中心に書く必要があります。
国際経営学部は、単なる語学力だけでなく、それをツールとして国際社会で活躍できるビジネスリーダーの育成を目指しており、高校時代の努力が大学での専門的な学びに直結しているかを書類段階で総合的に評価するためです。
留学や語学研修での異文化交流の経験、あるいは模擬国連や地域のボランティア活動でのリーダーシップ経験などを、国際的なビジネス課題と紐づけて論理的にアピールすると良いです。
まずは、出願要件となる英語資格の取得に向けた学習を最優先しつつ、高校時代の活動実績をリストアップし、それを国際経営学部のカリキュラムとどう関連付けるか、A4両面を論理的に埋めるための構成案を練り始めることです。
2次試験の対策
「日本語」で行われる「小論文」において、論理的思考力と、グローバルなビジネスや社会問題に対する自身の見解を説得力を持って記述する文章構成力が最も評価されます。
1次選考を通過した優秀な受験生の中で、大学入学後に経営学や経済学の専門書を読み解き、論理的なレポートを作成するための基礎的な日本語の運用能力が備わっているかを確認するためです。
「グローバル化がもたらす企業への影響」や「ダイバーシティと組織経営」といった国際ビジネスや社会問題に関するテーマに対し、「現状の課題提示→自身の見解と客観的根拠→解決策・結論」という構成で意見を書く練習が有効です。
日経新聞やビジネス関連の新書を日常的に読み、社会の動向を把握するとともに、週に1〜2回は関連テーマで小論文を書き、国語や地歴公民の先生に添削してもらう実践的な練習を繰り返してください。
面接で問われること
「英語」および「日本語」の両方で行われる質疑応答において、提出した書類に基づく志望理由の深掘りや、英語での実践的なコミュニケーション能力が厳しく問われます。
出願要件である「英検準1級レベル等」の高い英語力が、ペーパーテスト上のスコアに留まらず、実際の対話において自分の意見を即座に英語で論理的に伝えられるレベルに達しているかを確認するためです。
「なぜ他学部ではなく国際経営学部なのか」「将来どのようなビジネスに関わりたいか」といった定番の質問に対し、英語でも日本語でも一貫した論理で、かつ堂々と熱意を持って回答できた受験生が好印象を与えています。
提出した志望理由書の内容を英語・日本語の双方で説明できるように準備し、ネイティブの先生や英語科の先生と模擬面接を繰り返し、英語での即興的な質疑応答に慣れておくことが必須のアクションです。
対策スケジュール
9月上旬の出願までに高い英語スコアと出願書類を揃え、10月中旬の1次発表を待たずに、10月下旬の2次選考に向けた対策へ進めましょう。
高校2年生から3年生の夏休み前までに、出願の絶対条件である「英検準1級レベル等(CSEスコア2304以上等)の英語資格」を確実に取得しておくことが最大の目標となります。
英語資格は「出願期間初日から遡って2年以内のスコア」が有効であり、この高い語学要件をクリアできなければどれだけ実績があっても出願自体ができないからです。
夏休み中は、英語のリスニング・スピーキング練習を毎日継続しつつ、志望理由書の構成を考えましょう。
9月の出願後は、日本語の小論文対策と英語面接のシミュレーションを1日のルーティンに組み込みます。
高い英語スコアの取得という大きな壁がありますが、それを越えればライバルは絞られます。
「英語での面接」というプレッシャーに負けないよう、日頃から英語で考え、話す習慣をつけてメンタルを鍛え抜いて本番を迎えましょう。