作成日: 2026/3/02 更新日:2026/3/02
ハンドラーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「ハンドラーのなり方は?」
「ハンドラーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- ハンドラーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- ハンドラーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、ハンドラーに関するよくある質問にも答えています。
ハンドラーに興味のある人や、ハンドラーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
ハンドラーとは

ハンドラーとは、特定の処理や出来事(イベント・要求・指示など)を受け取り、それに対応する役割や仕組みのことです。
分野によって意味は少し変わりますが、共通点は「何かが起きたときに対応する担当」という点です。
今回は動物(犬)関連のハンドラーについて解説しています。
その場合のハンドラーとは、犬とチームになって任務を遂行する人です。
犬の能力(嗅覚・追跡・捜索など)を最大限に発揮できるように、日々の訓練・健康管理・現場での判断を行います。
以下にハンドラーの仕事内容や給料についてまとめます。
- ハンドラーの仕事内容
- ハンドラーの給料・給与・年収
- ハンドラーのやりがい
- ハンドラーの働き方
- ハンドラーに必要な知識、資格、スキル
- ハンドラーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
ハンドラーの仕事内容
動物(犬)関連のハンドラーの仕事内容は、犬の状態や行動を常に観察し、適切にコントロール・指示を出すことです。
災害救助犬・警察犬・探知犬・ドッグショー犬など分野はさまざまです。
以下に、動物(犬)関連のハンドラーの代表例を初回します。
- 警察犬ハンドラー:警察官として警察犬と働く(警護・警備派遣なども)
- 麻薬探知犬ハンドラー:税関で麻薬探知犬と一緒に、不正薬物の密輸入を阻止する
- 動植物検疫探知犬ハンドラー:空港などで肉製品や果物など(検疫対象物)を探知し、検査官につなぐ
- 嘱託警察犬の指導手(民間ハンドラー):民間で犬を訓練し、県警の審査会に合格すると「嘱託警察犬」として協力する(任期は基本1年更新)
以下では、それぞれのハンドラーに共通する仕事内容をまとめました。
- 犬の健康状態や行動を日常的に観察・管理する
- 訓練を通して指示への反応精度を高める
- 現場で犬に的確なコマンド(指示)を出す
- 犬が興奮・緊張した際に落ち着かせる対応を行う
- 任務(捜索・警備・ショーなど)に応じて行動をサポートする
- 関係機関やスタッフと連携し、安全を確保する
- 食事・運動・休養など日常管理も行う
動物(犬)関連のハンドラーは、「犬と信頼関係を築き、その力を引き出す専門職」です。
瞬時の判断力や冷静さはもちろん、犬の性格や特性を深く理解する観察力と愛情が不可欠です。
犬と二人三脚で現場を支える、責任とやりがいの大きい仕事です。
ハンドラーの給料・給与・年収

ハンドラー(犬に関連した職務)の給与・年収は、職種や雇用形態によって大きく異なります。
以下では、公務員と民間に分けてハンドラーの給料・給与・年収を解説します。
公務員(警察官・税関職員など)のハンドラー
警察犬訓練士として公的機関で勤務する場合は、警察官や国家公務員の給与体系が適用されます。
直轄の警察犬訓練士の年収はおおむね300万円〜500万円程度とされるデータがあります。
嘱託の場合はこれより低い水準になることがあります。
訓練見習いの場合は給与が低く、住み込みで実務訓練を行うケースもあります。
税関で麻薬探知犬などを扱うハンドラーも国家公務員として雇用されることがあり、給与体系は公務員給与に準じます。
民間のハンドラー(ドッグトレーナー・民間訓練士)
民間企業や個人事業で犬の訓練やしつけを行うドッグトレーナーの年収は幅があります。
複数の情報を総合すると、年収の目安は240万円〜360万円程度が一般的とされています。
初任給は15万円前後から20万円台となることがあるというデータもあり、地域や勤務先、経験により変動します。
ハンドラーのやりがい
動物(犬)関連のハンドラーのやりがいは、犬と信頼関係を築き、その能力を最大限に引き出せることにあります。
災害救助や警察活動、探知業務、ドッグショーなどの現場で、犬と二人三脚で成果を出す仕事です。
華やかな場面の裏側には、日々の地道な訓練と細やかな管理があり、その積み重ねが大きな結果につながります。
以下では、動物(犬)関連のハンドラーのやりがいについてまとめました。
やりがいのポイント | 具体的な内容 |
|---|---|
犬との信頼関係 | 日々の訓練や生活を通じて深い絆が生まれ、指示に応えてくれた瞬間に強い達成感を感じられる |
人命・社会への貢献 | 災害救助や警察活動などで、人命救助や安全確保に直接関われる使命感がある |
成長を間近で実感 | 子犬から成犬へ、未熟な状態から任務をこなせるレベルへと成長する姿を見守れる |
問題解決の達成感 | 現場で犬が成果を出したとき、自分の判断や指示が活きたことを実感できる |
高度な専門性 | 犬種特性・行動学・訓練理論などを深めることで、プロとしての価値が高まる |
実力が評価される世界 | ドッグショーや任務実績など、成果が目に見える形で評価につながる |
地道な努力が実を結び、犬が任務を成功させた瞬間の喜びは格別です。
責任は大きいですが、その分、信頼・成長・社会貢献を強く実感できる、やりがいのある職業です。
ハンドラーの活躍の場と働き方

ハンドラーの働き方は、所属先や担当する分野によって異なります。
公務員として勤務する場合と、民間で活動する場合では、雇用形態や業務内容、勤務体系に違いがあります。
主な活躍の場は以下のとおりです。
職種 | 雇用形態 | 勤務先 | 主な業務と働き方の特徴 |
空港探知犬ハンドラー | 公務員・準公務員 | 空港、税関、警備機関 | 探知犬と連携し、危険物や違法物の発見を担当する |
検疫探知犬ハンドラー | 公務員 | 検疫所、空港、港湾施設 | 動植物検疫に関わり、禁止物や外来病害の持ち込み防止を行う |
災害救助犬ハンドラー | 公務員、民間団体職員、登録ボランティア | 消防機関、自治体、防災関連団体、NPO | 災害現場で救助犬と連携し要救助者を捜索する。出動は不定期 |
警察犬ハンドラー | 公務員(警察官) | 都道府県警察本部、警察犬訓練所 | 犯罪捜査や行方不明者捜索を担当する |
ドッグショーハンドラー | フリーランス、個人事業主、犬舎所属 | ドッグショー会場、犬舎、トレーニング施設 | ドッグショーで犬を出陳し、審査に対応する |
ハンドラーの活躍の場は、公的機関から民間分野まで幅広く存在します。
以下では、公務員の場合と民間の場合に分けて、ハンドラーの働き方の特徴を解説します。
公務員ハンドラーの働き方
警察犬ハンドラーや検疫探知犬ハンドラーは、公務員として採用された後に配属されるのが一般的です。
最初から犬担当として採用が確約されるわけではありません。
主な特徴は以下のとおりです。
- 公務員試験に合格し、採用後に配属が決まる
- 基礎研修や専門研修を経て担当業務に就く
- 犬担当になるには、訓練や実務経験が必要
- 人事異動や転勤の可能性がある
- 継続して犬担当になるとは限らない
安定した雇用体系のもとで働きますが、組織の人事制度に従う必要があります。
民間ハンドラーの働き方
民間のドッグショーハンドラーや災害救助犬団体のスタッフは、フリーランスや団体職員として活動します。
主な特徴は以下のとおりです。
- フリーランスや団体所属として活動する
- 実績や受賞歴が評価につながる
- 大会や出動に合わせた勤務になる
ドッグショーハンドラーは大会日程に合わせて国内外を移動します。
災害救助犬ハンドラーは、平時に訓練を行い、災害時に出動します。出動は不定期で、継続的な訓練が必要です。
ハンドラーに必要な知識・資格・スキル
ハンドラーとして働くには、担当分野に関する知識と、犬を扱うための基礎知識、さらに実務に対応できる能力が必要です。
職種によって求められる内容は異なります。
■必要な知識
ハンドラーになるために必要な知識は、前提として犬に関する知識と、分野ごとの知識の両方が必要です。
犬に関する知識の例は以下の通りです。
- 犬の行動や習性の理解
- 犬の訓練の基本(褒め方、教え方、指示の出し方など)
- 犬の健康管理や体調変化の把握
分野ごとの知識の例は以下の通りです。
- 麻薬や爆発物など違法物に関する知識(探知分野)
- 動植物検疫や外来病害に関する知識(検疫分野)
- 災害現場での捜索活動や安全管理に関する知識(災害救助分野)
- 犯罪捜査や証拠保全に関する基礎知識(警察分野)
- 法令、規則、運用ルールの理解
- 現場マニュアルや対応手順の理解
■必要な資格
- 動物関連分野の民間資格
- 職場や業務内容に応じた専門研修の修了
- 警察官や税関職員として働く場合は公務員試験への合格
ドッグショー分野では、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が公認ハンドラー資格を設けています。
段位制度があり、所定の実績や審査基準を満たすことで取得できます。
■必要なスキル
- 状況を整理し判断する力
- 緊急時にも冷静に対応する力
- チームで連携するためのコミュニケーション力
- 犬や人の変化に気づく観察力
- 体力
- 犬の集中力を維持するための配慮
- 継続して知識や技術を学ぶ姿勢
ハンドラーは、知識と実務経験を積みながら担当できる業務を広げていきます。
参考:ドッグトレーナーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
参考:動物看護師になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
ハンドラーという職業の注意点

ハンドラーは現場での判断や対応を担う職種です。
責任や負担が伴うため、事前に実態を理解しておく必要があります。
主な注意点は以下のとおりです。
注意点 | 具体的な内容 |
責任の重さ | ミスや判断の遅れが、事故や重大なトラブルにつながる可能性がある |
精神的な負担 | 緊急対応やトラブル対応があり、緊張状態で業務にあたる場面が多い |
不規則な勤務 | 空港や検疫分野では、早朝・夜間・交代制勤務になることがある |
高い集中力の維持 | 小さな変化や異常を見逃さないため、長時間の集中が必要 |
専門知識の更新 | 制度や技術の変化に対応するため、継続的な学習が必要 |
体力的な負担 | 立ち仕事や移動が多く、屋外活動を伴うこともある |
チーム連携の重要性 | 単独で完結する仕事ではなく、情報共有や連携が不可欠 |
「犬が好き」だけでは務まらない | 感情面だけでなく、規律・責任・継続的訓練に向き合う必要がある |
配属によっては担当できない場合がある | 警察官や税関職員は、採用後の人事や配属次第で犬担当にならない場合がある |
ハンドラーは専門性と責任を伴う職種です。
業務内容や配属制度を理解したうえで進路を検討する必要があります。
ハンドラーになる方法

ハンドラーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、ハンドラーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 分野を決める
- 必要な知識を学ぶ
- 試験・選考を受ける
- 研修・訓練を受ける
- 実務経験を積む
それぞれ見ていきましょう。
分野を決める
ハンドラーを目指す場合、まずどの分野で働くのかを明確にします。
分野によって採用方法や勤務形態が異なります。
主な進路は以下のとおりです。
進路 | 主な所属先 | 働き方の特徴 |
警察官になる(警察犬ハンドラー) | 都道府県警察 | 警察官として採用後、配属により警察犬担当となる場合がある。採用時点で犬担当が確約されるわけではない |
税関職員になる(麻薬探知犬ハンドラー) | 税関(国家公務員) | 国家公務員として採用後、研修や配属を経て探知犬担当になる場合がある。人事配置によっては担当しないこともある |
動物検疫所職員になる(動植物検疫探知犬ハンドラー) | 動物検疫所(農林水産省) | 検疫業務に従事し、配置により検疫探知犬を扱う職員となる場合がある |
民間分野で活動する | 犬舎、訓練所、救助犬団体など | ドッグショーハンドラーや団体職員として活動する。雇用形態は団体職員やフリーランスなどさまざま |
また、警察犬には「嘱託警察犬制度」があります。
民間で飼育・訓練された犬が審査に合格し、警察の要請に応じて出動する制度です。
ハンドラーは民間の立場で協力します。
このように、公務員として組織に所属する道と、民間で活動する道があります。
進路ごとに試験制度やキャリアの積み方が異なるため、事前に制度を確認することが必要です。
必要な知識を学ぶ

分野が決まったら、業務に必要な知識を身につけます。
公務員を目指す場合は、教養科目や専門科目など、公務員試験に対応した学習が必要です。
数的処理、文章理解、社会科学・人文科学・自然科学などの基礎分野が出題されます。
警察官や国家公務員の場合は、体力試験や論文試験、面接対策も行います。
あわせて、ハンドラーとして共通して求められる知識も必要です。
- 犬の行動や習性の理解
- 犬のしつけや訓練の基本
- 犬の健康管理や体調変化の把握
- 担当分野に関する法令や業務内容の理解
学習方法は、大学や専門学校、公務員試験対策講座、独学などがあります。
試験・選考を受ける
多くのハンドラー職では、採用時に試験や選考があります。
公務員ハンドラーの場合は、公務員試験に合格したうえで採用され、配属によって犬担当になるかが決まります。
民間の場合は、書類選考、筆記試験、面接、実技確認などが行われることがあります。
また、嘱託警察犬制度では、民間で訓練された犬とハンドラーが審査を受けます。
主な流れは次のとおりです。
- 警察が実施する審査会に申し込む
- 服従訓練や捜索能力などの実技審査を受ける
- 基準を満たした場合、嘱託警察犬として登録される
登録後は、警察からの要請に応じて出動します。
継続的に能力を維持することが求められます。
いずれの進路でも、知識だけでなく適性や継続的な訓練姿勢が評価されます。
研修・訓練を受ける

採用後は、専門的な研修や訓練を通じて実務に必要なスキルを習得します。
マニュアルに基づいた対応方法や安全管理、実際の現場を想定した訓練などを重ねることで、ハンドラーとしての基本動作を身につけていきます。
この期間は、知識を実践に結びつける重要な段階です。
実務経験を積む
研修後は現場に出て実務経験を積み、対応力や判断力を高めていきます。
実際のトラブル対応や日常業務を通して経験を重ねることで、「相棒」となる犬の性格や現場の雰囲気・状況に応じた柔軟な対応ができるようになります。
こうした経験の積み重ねが、信頼されるハンドラーへと成長するための大きな力となります。
ハンドラーになりたい高校生の進路

ハンドラーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
ハンドラーを目指す進路として、大学に進学する方法があります。
大学では専門分野の知識だけでなく、幅広い教養や理論を学べるため、将来的に指導的立場や管理職を目指したい人にも向いています。
おすすめの学部・学科
- 動物科学系(動物科学科、動物生命科学科、動物資源科学科など)
- ペット・伴侶動物系(伴侶動物学科、ペット学科、動物看護学科)
- 畜産・生物資源系(生物資源科学部、農学部動物系学科)
- 獣医学系(獣医保健看護学科、獣医学科※難関だが有利)
- 行動科学・心理系(人間動物関係学、行動科学系)農
学ぶべき内容
- 動物行動学……犬の行動の仕組み、学習理論(オペラント条件づけ・古典的条件づけ)を理解する。問題行動の原因分析やトレーニング設計の基礎になる
- ドッグトレーニング理論……強化・報酬・タイミングなど訓練技術を体系的に学ぶ。作業犬・家庭犬・競技犬など目的別トレーニングを理解する
- 動物福祉(アニマルウェルフェア)……倫理的な訓練方法やストレス管理を学ぶ。近年はポジティブトレーニング理解が必須
- 動物解剖・生理学……身体構造を理解すると安全なトレーニング設計が可能に。運動量や負荷の判断にも直結する
- 犬の飼養管理・栄養学……健康管理、フード設計、生活環境管理を学ぶ。訓練効果やパフォーマンスにも影響する
- 繁殖学・遺伝学……犬種特性や気質理解に役立つ。作業犬・ショードッグ分野で重要
- 人と動物の関係学(HAB)……飼い主指導・行動カウンセリングの基礎になる
- 問題行動学・行動修正……咬み・吠え・分離不安などの対応を学ぶ
大学進学は、知識の幅を広げながら専門性を高められる進路です。
将来のキャリアの選択肢を広く持ちたい人や、管理・指導的な役割も視野に入れている人に適した道といえるでしょう。
専門学校に進学する
より実践的にハンドラーを目指したい場合は、専門学校に進学する方法もあります。
現場で役立つスキルを短期間で身につけたい人に向いている進路です。
おすすめの学部・学科・コース
- ドッグトレーナーコース/犬訓練士コース
- 動物飼育・トレーニング学科
- ペット総合学科(ドッグトレーニング専攻)
- 動物看護+トレーニングコース
- 使役犬・警察犬トレーニングコース科
学べる内容
- ドッグトレーニング実技……基礎訓練(脚側行進・待て・呼び戻し)を反復する
- ハンドリング技術……犬の扱い方、リードワーク、現場対応を学ぶ。ショー・作業犬・家庭犬で技術が異なります。
- 問題行動トレーニング……吠え・咬み・引っ張りなどの修正方法を学ぶ
- 犬種学・気質理解……犬種特性を理解する。作業犬分野で重要
- 動物行動学(基礎)……学習理論を実務と結びつけて理解する。トレーニング設計の根拠になる
- 飼養管理・グルーミング……健康管理、生活環境、衛生管理を学ぶ
- 動物看護基礎……体調変化の把握や応急対応を学ぶ。訓練中の安全管理に直結する
- 現場実習・インターン……訓練所、ペット関連施設、使役犬施設などで実習を行う
- 資格対策……JKC関連資格、動物関連民間資格の対策
専門学校は、即戦力として現場で活躍したい人に向いた進路です。
実践的な学びを重視し、早くハンドラーとして働きたい人にとって、有効な選択肢といえるでしょう。
おすすめの大学

以下では、動物(犬)関連のハンドラーを目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|
動物看護学部 動物看護学科 | 動物看護に特化した大学で、動物の行動・健康・福祉を総合的に学べる 実習が多く、動物の扱い方や観察力を実践的に習得できるため、動物ハンドラーの基礎力を身につけやすい | |
獣医学部 獣医保健看護学科 | 獣医学・生命科学に強みを持つ伝統校 動物行動学や生命科学を学べるため、科学的根拠に基づいたハンドリングや管理能力を養える 公的機関や研究分野への進路も視野に入る | |
生命環境学部 アニマルサイエンス学科 | 動物行動学・動物福祉・飼育管理・トレーニングなどを幅広く学べる 実習重視のカリキュラムで、動物との関わりを通じて観察力や対応力を養える点が強み 動物関連施設や公的機関への進路実績もあり、ハンドラー志望者に適した学科 |
動物(犬)関連のハンドラーを目指す場合、動物の行動・健康・特性を体系的に学べる大学を選ぶことが重要です。
目指す将来像に応じて選択することで、専門性の高いハンドラーへの道が開けます。
ハンドラーを目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
ハンドラーを目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
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おすすめの専門学校

以下では、動物(犬)関連のハンドラーを目指す方におすすめな専門学校を紹介します。
学校名 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|
動物看護コース | 動物看護・飼育・しつけなどを実践中心で学べる 現場実習が充実しており、動物の扱い方や安全管理を身につけやすく、動物(犬)関連のハンドラーの基礎力を養える | |
ドッグトレーナー&グルーミング専攻 | 犬のトレーニングや行動理解、グルーミング技術を専門的に学べる 実習量が多く、動物と直接関わりながらハンドリング技術を高められる点が強み | |
ドッグトレーニングコース | 犬の行動理解・しつけ・トレーニング技術を実践中心で学べる 実習時間が多く、犬との信頼関係の築き方や安全なハンドリングを身につけやすい 現場に直結した指導で、即戦力を目指せる点が強み |
専門学校に進学する最大のメリットは、実践重視で動物を扱う技術を短期間で身につけられる点です。
座学だけでなく実習を通して現場感覚を養えるため、即戦力として動物(犬)関連のハンドラーを目指したい人に向いています。
早く現場で働きたい、実務中心でスキルを磨きたい人にとって、有力な進路といえるでしょう。
よくある質問

ハンドラーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
ハンドラーに向いている人の特徴は?
ハンドラーは、現場で起こる変化やトラブルに即座に対応する役割を担う仕事です。
そのため、専門知識だけでなく、性格や考え方、行動特性も重要になります。
自分の特性が合っているかを知ることで、長く活躍できるかどうかの判断材料になります。
以下では、ハンドラーに向いている人の特徴をまとめました。
向いている人の特徴 | 具体的な理由・内容 |
|---|---|
冷静に行動できる人 | 突発的なトラブルや緊急事態でも、感情に流されず落ち着いて対応できる |
観察力が高い人 | 小さな異変や変化に気づき、早めに対処することができる |
責任感が強い人 | 自分の判断や行動が、現場全体の安全や結果に直結することを理解している |
柔軟な対応ができる人 | マニュアル通りにいかない状況でも、最善策を考えて動ける |
チームワークを大切にできる人 | 周囲と連携しながら、情報共有や協力を通じて問題解決ができる |
コツコツ努力できる人 | 日々の訓練や知識の更新を継続できる |
対象への理解が深い人 | システムや動物など、扱う対象に対して興味と敬意を持って向き合える |
ハンドラーに向いているのは、冷静さ・観察力・責任感を持ち、現場を支えることにやりがいを感じられる人です。
派手さはなくても、確実に役割を果たすことに価値を見いだせる人にとって、非常に適した職業といえるでしょう。
どんな仕事をしている人がハンドラーになれますか?
ハンドラーになれるのは、特定の職種経験がある人に限られるわけではありません。
動物関連分野では、動物看護師、トリマー、飼育員、ドッグトレーナーなど、動物と日常的に関わる仕事をしてきた人が活躍しやすいです。
また、警備・接客・現場管理など、トラブル対応や安全管理を経験してきた人も、判断力や対応力を活かしてハンドラーになることが可能です。
まとめ

本記事では、ハンドラーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、ハンドラーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- ハンドラーとは、特定の出来事(イベント)や要求に対して、状況を判断し適切な対応を行う役割を担う職業である
- 主な仕事は、トラブルや異常の監視・対応、対象の管理、現場の安全と円滑な運営のサポート、関係者との連携などが挙げられる
- ハンドラーに取得必須の資格は「特にない」が、分野によっては公務員試験、動物関連資格などが求められる場合がある
- 冷静に判断できる人・責任感が強い人にハンドラーはおすすめ
- ハンドラーになりたい高校生は、動物・生命科学、農学、公務員対策などを学べる学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「ハンドラーのなり方ガイド」でまとめています。
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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
