作成日: 2025/2/13 更新日:2025/2/13
商学部は何を学ぶ学部?学ぶ学問を向いている人や目指せる資格と共に解説

文系学部への入学を検討していると商学部が選択肢に入りますが、具体的に何を学ぶのかはよく分からないという人も多いと思います。
そこで本ページでは、商学部で学ぶことについて次の観点などから詳しく解説していきます。
- 商学部に向いている人の特徴
- 入学後に取得しやすい資格
- 商学部の強みを活かせる業界・職種
- 大学選びのポイント
- 受験生に人気の大学
よくある疑問点にも回答していますので、ぜひ最後までご一読ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
そもそも商学部とはどんな学部なのか?

商学部では、実際のビジネスの流れや商取引の仕組み、流通システム、マーケティング戦略などを学びます。具体的には、次のような内容を学びます。
- 企業の経営管理や市場経済の仕組み
- 会計・金融の専門知識
- マーケティング戦略等、実践的なビジネススキル
このように、商学部では経済学や経営学をはじめ、会計学や金融学、マーケティング等、ビジネスに関連する多岐にわたる分野を学びます。
経済学部や経営学部と比べ、より広範囲の学問をカバーしているのが特徴です。
経済学部との違い

商学部と経済学部はどちらもビジネスや経済に関する知識を身につける学部ですが、学び方や焦点が異なります。
商学部 | 経済学部 |
企業の経営やマーケティング、会計等、ビジネスの実践的な知識を中心に学びます。 | 国や社会全体の経済の仕組みや個人・企業の経済活動を理論をもとに分析します。 |
例えば、商学部では企業の視点から経営戦略を立案するのに対し、経済学部では客観的な視点から社会全体にとって最適な政策を検討します。
参考記事:経済学部とは何を学ぶ学部なのかを徹底解説
経営学部との違い
商学部 | 経営学部 |
ビジネスの現場で直面する様々な問題を解決するための知識を学びます。 | 企業の運営や組織管理、戦略立案に必要な知識などの経営やマネジメントに関する内容に特化して学びます。 |
商学部ではビジネスの知識を幅広く学ぶのに対し、経営学部は経営やマネジメントに特化した理論を深く学ぶところと言えます。
入学後に主に学ぶこと

商学部では、ビジネスに必要な様々な知識を総合的に学びます。そもそも、商学とは、組織における商品やサービスの生産〜販売までの一連の流れを研究する学問であり、主に次の6つの分野にまたがっています。
- 経済学
- 金融学
- 会計学
- マーケティング
- 経営学
- ビジネス実践
それぞれの分野について詳しく解説します。
経済学

経済学は、市場の動きや経済の仕組みを研究する学問分野です。経済学は、マクロ経済学とミクロ経済学の大きく2つに分けられます。
マクロ経済学 | ミクロ経済学 |
国レベルで経済の全体像を捉え、経済成長やインフレ、失業などの問題を扱います。 | 個々の企業や消費者の行動を研究し、価格形成や市場構造を理解する学問です。 |
経済学の知識やマクロ・ミクロの視点からの経済分析は、企業の経営戦略を立てたり、政策決定の過程において経済的な影響を評価したりする際に役立ちます。
金融学
金融学は、資本市場の動きや金融商品の分析を通じてお金の流れを深く理解する学問分野です。具体的には、次のような内容を学びます。
- 金利やインフレ、経済成長といったマクロ経済的な要素が金融市場にどのように影響を及ぼすか
- 銀行や投資ファンド等の役割
- 株式や債券、外国為替をはじめとした金融商品の価格決定メカニズム
- コーポレートファイナンス(事業に必要な資金を市場から調達する活動)
金融市場は経済全体の動きを反映するバロメーターであり、金融学を学ぶことで経済の動きを予測したり、適切な経済政策を考えたりする力が身につきます。
また、金融学の知識は金融戦略の策定や投資判断に役立つので、金融業界で活躍するためには必須の知識です。
金融学は経済学や経営学と深く関連しており、これらの学問を通じて得た知識と併せて理解することで、より深い洞察が得られます。
会計学

会計学は、企業の財務状況を正確に把握し、その情報を基に経営判断を下すための学問分野です。具体的には、基本的な会計の原則や財務諸表の読み方、会計情報の分析方法等を学びます。
商学部で学ぶ会計学では、公認会計士や税理士などの資格取得に向けて基礎となる知識もしっかりと身につくので、資格試験にも有利です。
マーケティング
マーケティングは、消費者のニーズを理解し、商品やサービスを最適な方法で市場に提供するための戦略を研究する学問分野です。具体的には、市場調査や製品開発、広告戦略、価格設定等が対象となります。
経営学が企業を対象にしているのに対し、マーケティングでは、取り扱っている商材に焦点を当てていることが特徴です。
マーケティングを学ぶことで、商品やサービスの売上を増やし、企業の収益を最大化する方法が分かりますので、就職活動において大きな強みとなります。
経営学

経営学は、組織を効果的かつ効率的に運営するために、企業経営の全体的な理論と手法を研究する学問分野です。
経済学や会計学、マーケティング等とも密接に関連しており、これらの学問を通じて得られる知識と組み合わせることで、より深い理解と応用が可能になります。
概論的知識や簿記・会計の知識をはじめ、経済学や社会学等、関連分野の基礎的な内容が含まれるため、商学部の学生にとって重要な学習領域です。
参考記事:経営学とはどんな学問なのかを徹底解説
ビジネス実践
商学部では、実際に事業を起こすために必要な知識として、起業論やビジネスプランニングなどを学べます。
起業論やビジネスプランニングなどの授業は、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型学習の形式で進められるのが一般的です。
PBLとは、自ら問題を発見して解決する能力を養う学習方法です。
具体的には、少人数のグループを作り、実際にビジネスプランを立てることでビジネスプランニングを学んだり、民間企業や地方自治体などと連携しながら学習を行う実践体験型の授業が行われたりします。
商学部に向いている人の特徴

商学部に向いている人の特徴は、主に次の3つです。
特徴 | 向いている理由 |
マーケティングに興味がある人 | ・テレビCMなどのマスマーケティングや、SNSなどを活用したデジタルマーケティングなど、さまざまなマーケティング手法について学べます。 |
企業のお金の流れについて学びたい人 | ・経営学や経済学をはじめ、会計学、金融学などを通して企業のお金の流れについて学べます。 ・一部の大学では公認会計士や税理士などの資格を取得するための学習もサポートされており、資格を取得できれば、会計や税務などの専門職で活躍する道が開けます。 |
営業や販売戦略など実践的なスキルを身につけたい人 | ・具体的なビジネスシーンを想定したケーススタディを行えます。 ・学んだ理論や知識をどのようにビジネスで実践するのかを理解することが可能です。 |
なお、商学部ではビジネス全般を学ぶため、現時点で将来やりたいことや就きたい職業が決まっていない人でも将来の選択肢を広げられるのが商学部の魅力です。
商学部で取得しやすい資格

商学部で取得しやすい資格は、主に次の5つです。
- 日商簿記検定
- 税理士
- 公認会計士
- 中小企業診断士
- ファイナンシャルプランニング技能検定
ここからは、それぞれの資格の内容について詳しく解説します。
日商簿記検定

日商簿記検定は、会計学の基礎を理解し、企業の財務状況を正確に把握する能力を証明する資格です。
簿記の知識はビジネス全般に応用可能であり、簿記を理解できるようになると、会計知識だけでなく、財務諸表を読むスキルや基礎的な経営管理・分析のスキルが身につきます。
大学によっては、簿記検定の試験科目と学部のカリキュラムが連動しているため、商学部での勉強と並行して効率良く取得することが可能です。
税理士
税理士は、個人や企業の税務申告を行なったり税務の相談に乗ったりする専門家です。税理士になるには税理士試験に合格する必要があり、指定された科目を大学で履修することでも受験資格が得られます。
参照元:国税庁 税理士試験受験資格の概要
税理士試験では、税に関する内容が数多く出題されます。商学部では、会計学などで税制に関連する知識を学ぶことができるため、税理士資格の取得に有利です。
公認会計士

公認会計士は、企業の財務状況を正確に把握し、その情報を株主や投資家等に対して透明性のある形で伝える役割を担っています。
公認会計士になるためには公認会計士試験に合格する必要があります。公認会計士の資格は医師や弁護士と並ぶ三大国家資格の1つであり取得難易度が高く、令和6年の最終合格率は7.4%でした。(願書提出者数21,573人のうち、論文式試験合格者数は1,603人)
参照元:公認会計士・監査審査会 令和6年公認会計士試験の合格発表の概要について
基本的に誰でも受験はできますが、財務会計論、管理会計論、監査論及び企業法に関する内容が出題されるため、商学部の学生が有利となります。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営状況を財務的な観点から分析し、改善するためのアドバイスを行います。
資格試験では筆記試験と面接が課され、筆記試験では、実務を想定したケース問題においてどのような経営アドバイスをするかが問われます。
大学生でも受験可能であり、取得できると経営コンサルティング会社への就職などでは特に有利になります。
ファイナンシャルプランニング技能検定

ファイナンシャルプランニングとは、ライフスタイルや将来の目標に合わせた最適な資産計画を立てることです。
ファイナンシャルプランニングには金融や保険、年金制度などの幅広い知識が必要であり、商学部で学ぶ金融学などの知識を活かせます。
ファイナンシャルプランニング技能検定を取得できれば、金融業界や経理・財務職を目指す場合に有利になるのはもちろん、資格勉強で学ぶ知識を自身の資産運用や将来設計に役立てることもできます。
商学を学んだことを活かせる業界・職種

商学部ではビジネス全般を学ぶため、卒業後は幅広い分野で活躍できます。商学部の強みを活かせる主な業界は以下の4つです。
- 金融業界
- メーカー
- 商社
- サービス業界
また、商学部の強みを活かせる主な職種は以下の3つです。
- 営業職
- 経理・財務職
- マーケティング職
ここからは、商学部の強みを活かせる主な業界・職種について詳しく解説します。
金融業界

金融業界には、銀行や保険会社、証券会社など、様々な業種が存在します。
これらの企業で働くためには、資本市場の仕組みや金融商品の特性・リスク管理の方法などを理解する必要があり、商学部で学んだ知識を活かすことができます。
特に、企業を相手にする場合は、各企業の経営状況を理解した上で適切な金融サービスを提供するためには会計学の知識が必要です。経済動向の影響を大きく受ける場合は、経済学の知識も求められます。
商学部では、会計学や経済学などの知識を包括的に学ぶことができるため、金融業界への就職が有利となります。
メーカー
メーカーでは商品が常に革新される場合が多く、その過程で多角的な視点からの分析と戦略立案が求められます。
商学部では、経済活動全般や商業取引によるお金の流れを総合的に学ぶため、その知識を活かすことが可能です。
また、大学によってはグローバルな視点を養う講義や留学プログラムも用意されており、参加すると、海外展開する企業への就職が有利になることがあります。
商社

商社は世界中で原料などを取引する役割を果たしており、現地でのビジネス立ち上げなども手掛けています。
商学部で学んだマーケティングや経済学、経営学などの知識は、商品の売買における価格交渉や商品選定、販売戦略の立案など、商社の業務に直結します。
また、商社は多様な業界と接点を持つため、ビジネス全般の知識を様々な場面で活かすことが可能です。
サービス業界
サービス業界では、顧客と直接関わる場面が数多くあり、商学部で学んだ経済学やマーケティング、経営学等の知識を活かすことができます。
例えば、レストラン運営や旅行業、美容業などでは、顧客満足度を最大化するための戦略を立てる際などに、商学部で学んだ知識が役立ちます。
また、サービス業界では、新たなビジネスモデルの開発や既存のサービスの改善に取り組む機会も多く、そのために必要な創造力や問題解決能力も商学部のカリキュラムを通じて培うことが可能です。
営業職

商学部で経済学や経営学、マーケティングなどを学ぶことで、顧客のニーズを理解し、最適な商品やサービスを提案できるようになります。
また、商学部で学んだ会計学や金融学の知識は、企業の業績や商品の価値を正確に把握し、顧客に対する説明力を高める際に有用です。
このように、営業職に必要な知識やスキルを学ぶことで、顧客と上手くコミュニケーションを取りやすくなります。
経理・財務職
経理・財務職は、企業の財務状況を把握し、適切な経営判断をサポートする役割を担っています。商学部で学んだ会計学や金融学の知識を活かし、財務諸表の作成・分析や予算管理、資金調達等を行います。
特に、公認会計士や税理士などの資格を持つと専門性が認められるため、キャリアアップに繋がりやすく、自身の専門知識を活かし、企業経営に直結する業務に携わることができます。
マーケティング職

マーケティング職に就くと、売上を上げるために、製品やサービスの価値を顧客にどのように伝えるかを戦略的に考え、施策を実行します。
市場調査や製品開発、広告、販売促進などの様々な仕事があり、次のような能力が求められます。
- 経営学や経済学の理論を用いて市場の動向を理解する能力
- 消費者のニーズに対応する新しい製品やサービスを開発する創造的な能力
- 新しいアイデアを生み出し、それを実現するための戦略を立てる能力
これらのスキルは商学部での学習を通じて養われ、実践的なビジネス環境で磨くことが可能です。
商学部のある大学選びのポイント

商学部のある大学を選ぶ際は、次のポイントを押さえるのがおすすめです。
ポイント | 詳細 |
実践経験を積めるカリキュラムの有無や充実度 | ・大学によっては官公庁や企業と提携したインターンシップ(職業体験)プログラムなどが用意されています。 ・実務家による講義やフィールドワークなどが充実している大学もあります。 |
海外留学支援に関する制度の有無や充実度 | ・交換留学の提携先や奨学金の種類が多いと、留学しやすくなります。 ・留学者が多い大学だと、先輩から実体験などを聞きやすいです。 |
就職実績 | ・自分の就職したい企業や業界・業種の就職実績があると、就職活動で有利になります。 |
税理士・公認会計士試験のサポート環境や合格率 | ・税理士・公認会計士試験を目指す場合は、サポート環境が充実しており、合格率が高い大学を選ぶと、予備校に通わなくても合格できる可能性が上がります。 |
以上のポイントを踏まえて大学を調べることで、自分に合った大学を選ぶことができます。
商学を専攻できる環境がある受験生に人気の大学

商学部がある受験生に人気の大学は以下のとおりです。
- 中央大学
- 日本大学
- 関西学院大学
中央大学

中央大学の商学部は次の4学科に分かれています。
- 経営
- 会計
- 国際マーケティング
- 金融
学科での学びと並行して、学んだことをキャリア科目やプログラム科目において実践することで、コミュニケーション能力やリーダーシップを高められます。
また、公認会計士や税理士等の資格取得支援もあり、公認会計士試験では全国トップクラスの合格実績を挙げています。
参照元:中央大学 商学部 学部概要
日本大学
日本大学の商学部は次の3学科に分かれています。
- 商業
- 経営
- 会計
2年次からは次の7コースから1コースを選び、さらに専門性を深めていきます。
- マーケティング
- グローバル・ビジネス
- 金融エコノミー
- マネジメント
- 事業創造
- アカウンティング
- 会計専門職
日本大学では、多くの大学で3年次にスタートするゼミナール教育を2年次から受けられます。また、社会の第一線で活躍する多彩な実務家を招いて行われる次のような内容などの講義も開設されています。
- 金融サービス業における戦略実践
- 公認会計士、税理士による実務実践
参照元:日本大学商学部 商学部の学び
関西学院大学

関西学院大学の商学部では、1、2年次に基礎科目を体系的に学んで土台を固めた後に、3年次から次の6つのコースに分かれて専門性を深められます。
- 経営
- 会計
- マーケティング
- ファイナンス
- ビジネス情報
- 国際ビジネス
コースごとに多彩なゼミが開講されており、幅広い分野から興味のある学びたい専門領域を選び、より深く学ぶことができます。
この他にも次のような機会があり、ビジネスパーソンとして求められる実践的なスキルと能力を養えます。
- 学内外で開催されるビジネスプランコンテスト
- 国内外での学会発表や研究論文の発表
- 企業との連携による産学共同研究や他大学とのディベート大会
- さまざまなゼミとの合同ゼミ活動
参照元:関西学院大学 商学部
商学部で学ぶことに対するよくある疑問点

商学部で学ぶことに対して疑問を感じる受験生は多いです。そこでここからは、商学部で学ぶことに対するよくある疑問にお答えします。
商学部って色々と学べるみたいだけど、専攻はいつ決めるの?

基本的には、2年生または3年生で専攻を決めることがほとんどです。例えば、早稲田大学の商学部では、以下の6つのトラックからメインで学ぶことを2年次に選べるようになっています。
- 経営
- 会計
- マーケティング
- ファイナンス
- 保険・リスクマネジメント
- ビジネスエコノミクス
参照元:早稲田大学 商学部カリキュラム
商学部で学ぶ学問の中で専攻したい学問領域が決まっていないのであれば、入学後に専攻を選べる大学に入学した方が選択肢は広がります。
商学って商学部がある大学でないと学べないの?
商学部がない大学でも、経済学部や経営学部などで商学を学べる学科が設けられているケースがあります。そのため、商学科を設けている大学であれば、十分に商学を学べます。
例えば、駒澤大学では経済学部に商学科を設けており、経済学に基づいた学びを実践し、理論的な基礎知識からビジネスに活かせる応用力まで幅広い能力を養うことが可能です。
参照元:駒澤大学 経済学部 商学科
今回の内容のまとめ

今回は商学部で学ぶことや向いている人の特徴などについて詳しく解説しました。最後に、今回取り上げた内容の中でも特に重要なポイントを一覧にまとめます。
- 商学部は、ビジネスに必要な知識を総合的に学ぶ学部である。
- 経済学や経営学、金融学、会計学、マーケティングなどの幅広い学問を学ぶことができる。
- ビジネス全般を学ぶ学部であるため、将来の選択肢を広げたい人に向いている。
- 学部で学んだことを活かして公認会計士や税理士などの資格を取得しやすく、就職やその後のキャリアアップに有利となる。
- 幅広い知識を身につけられるため、卒業後は金融業界やメーカー、商社、サービス業界などの幅広い業界で強みを発揮できる。
この記事を通して商学部に興味を持った場合は、商学部への入学を検討してみましょう。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。