作成日: 2026/2/13 更新日:2026/2/13
総合型選抜と一般選抜の違いは?学校推薦型選抜との違いについても解説

「総合型選抜と一般選抜は何が違うの?」
「私に向いているのは総合型選抜なのか一般入試なのか教えてほしい!」
こういったお声をいただく機会が増えました。
受験生の個性や能力を幅広い観点から評価するために大学受験の選抜方式は多様化してきており、現在では様々な選抜方式が採用されています。
なかでも、多くの受験生が以下の受験方式を選択しています。
- 総合型選抜
- 一般選抜
- 学校推薦型選抜
それぞれの受験方式にはメリットとデメリットがあります。本記事では、総合型選抜と一般選抜、学校推薦型選抜の概要や特徴について紹介し、それぞれの選抜方式の違いについても解説します。
総合型選抜と一般選抜の違いが分からないという方や、どの選抜方式を選ぶべきか迷っているという方は、本記事の内容を参考にして自分に合った選抜方式を見つけてみましょう。
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この記事を書いた人

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
目次
- 1 大学受験の3つの主な選抜方式とは?
- 1-1 総合型選抜(旧AO入試):学力に加え、人物像や将来性などが総合的に評価される
- 1-2 一般選抜(一般入試):募集定員が最も多く、学力試験の点数が重視される
- 1-3 学校推薦型選抜(旧推薦入試):学校長による推薦が必須で、指定校制と公募制に大別される
- 2 総合型選抜と一般選抜の違いは?
- 2-1 評価方法:一般選抜では学力試験が中心、総合型選抜では小論文なども評価の対象に
- 2-2 出願資格:一般選抜は基本的に誰でも受験できるが、総合型選抜は出願条件に注意
- 2-3 スケジュール:一般選抜は1月~3月、総合型選抜は基本的に9月~翌2月に実施される
- 3 総合型選抜と学校推薦型選抜の違いは?
- 4 総合型選抜と一般選抜のメリットは?
- 5 総合型選抜と一般選抜のデメリットは?
- 6 どの受験方式を選ぶか迷っている人がよく抱く疑問への回答
- 6-1 総合型選抜の対策はどう進めればいい?独学でも大丈夫?
- 6-2 総合型選抜と一般選抜と学校推薦型選抜、どれを選べばいいですか?
- 6-3 総合型選抜と一般選抜は両立できますか?
- 6-4 総合型選抜と一般選抜で同じ大学を受けられますか?
- 7 今回の内容のまとめ
大学受験の3つの主な選抜方式とは?

総合型選抜と一般選抜の違いについて解説する前に、現在実施されている3つの選抜方式の特徴について詳しく紹介します。自分の学力や強みなどを照らし合わせて、自分に合った選抜方式を見つけてみましょう。
総合型選抜(旧AO入試):学力に加え、人物像や将来性などが総合的に評価される
総合型選抜は2021年以前はAO入試と呼ばれていた受験方式です。文部科学省による入試区分の名称変更に伴って総合型選抜と呼ばれるようになりました。
多様な才能や個性を持つ学生を受け入れるために設けられた総合型選抜は学力試験のみに依存せず、大学が掲げるアドミッション・ポリシーとの親和性や人物像、将来のビジョンなどが重視されます。
アドミッション・ポリシーとは大学側が受験生に求める人物像のことです。学ぶことへの意欲や大学卒業後の展望などが大学が理想とする学生像や教育理念にいかに合致しているかが問われます。
従来のAO入試では学力試験を評価の対象とせず、面接や小論文のみで合否が決まることも少なくありませんでしたが、総合型選抜ではその名の通り、学力や人物像、適性、将来性などが総合的に評価されるようになりました。
受験生の興味関心や価値観、人間性を引き出すために選考項目は多岐にわたっており、主な項目としては次のようなものがあります。
- 評定平均
- 英検CSEスコアなどの英語力を示す指標
- 部活動などの課外活動の実績
- 志望理由書などの出願書類
- 面接
- 小論文
また、選抜方法は主に次の型に大別されます。
型 | 説明 |
選抜型 | 小論文やレポート、自己推薦書などが評価の対象。主に国公立大学などで実施される。 |
対話型 | 複数の面接によって受験生の人柄や能力を評価する。私立大学で採用されることが多く、学力が合否に影響しにくい傾向がある。 |
実技/体験型 | 入試要項に記されたセミナーや模擬授業への参加が求められ、参加後に提出したレポートや課題を基に面接を行う。 |
総合型選抜は学力に加えて個性や学習意欲も大きな評価基準となるため、様々なバックグラウンドを持つ学生や自分の強みを積極的にアピールしたい学生にとって非常に魅力的な選抜方式と言えます。
総合型選抜を受験する際は自己分析をしっかりと行い、自身の経験やスキルをどのように大学生活に活かすかを明確にしておくことが求められるでしょう。
一般選抜(一般入試):募集定員が最も多く、学力試験の点数が重視される

一般選抜は日本の大学入試において最もスタンダードな選抜方式であり、数ある選抜方式のなかで最も募集定員が多くなっています。
大学入学共通テストと大学が独自に実施する個別試験の成績が合否に直結する場合がほとんどですが、一部の学部や学科では例外的に面接などが課されるケースもあります。
国公立大学では大学入学共通テストと二次試験の成績を基に選考が行われます。二次試験は前期日程と後期日程(公立大学では中期日程がある場合もある)に分かれており、記述・論述形式の問題が中心です。
一方、私立大学では大学入学共通テストと個別試験のどちらか一方のみの成績で合否が決まるパターンと2つの試験を併用するパターンがあります。一般選抜は募集定員が多いものの、ほかの選抜方式と比べて競争率が高くなっています。
そのため、長期的な学習計画と綿密な試験対策が必要であり、大学ごとの出題傾向を把握して根気強く勉強を続けることが大切です。
学校推薦型選抜(旧推薦入試):学校長による推薦が必須で、指定校制と公募制に大別される
学校推薦型選抜は在籍する学校長の推薦が必須となっている入試方式であり、以前は推薦入試などと呼ばれていました。出願条件についても細かく定められている場合が多く、学業の成績はもちろん、生活態度や部活動、ボランティアなどでの実績も重視されます。
近年では国公立大学においても導入されてきていますが、私立大学と比べると募集定員が少なく、私立大学よりも出願条件が厳しく設定されている場合がほとんどです。
また、学校推薦型選抜は大学や学部・学科によって様々なパターンがありますが、主に次の2方式に大別されます。
方式 | 説明 |
指定校制推薦 | ・特定の高校に対して大学から推薦枠が提供され、その枠内で選ばれた生徒が出願できる。 ・主に高3の1学期までの評定平均や生活態度を基準にして校内選考が行われ、校内選考さえ突破すればほぼ100%合格となる。 |
公募制推薦 | ・特定の推薦枠が設けられておらず、基本的には一定の基準を満たす全ての生徒が出願できる。 ・選抜方法は総合型選抜とほぼ変わらず小論文や面接などで合否が判断される。 |
さらに、私立大学のなかには「スポーツ推薦」「有資格者推薦」「課外活動推薦」などを実施している大学もあり、競技大会での活躍や英検・簿記などの資格取得、ボランティア活動といった自分の強みを最大限に活かせる入試方式もあります。
なお、進学後に成績が振るわない場合などに奨学金の返還などを求められる大学もあるため、進学後のビジョンや学習計画などもしっかり考慮しておく必要があるでしょう。
総合型選抜と一般選抜の違いは?

自分に合った選抜方式を見つけるためにはそれぞれの受験方式の違いを明確に把握しておく必要があります。ここでは、総合型選抜と一般選抜の違いについて評価方法、出願資格、スケジュールの3つのポイントに注目して紹介します。
評価方法:一般選抜では学力試験が中心、総合型選抜では小論文なども評価の対象に
一般選抜では主に大学入学共通テストと個別試験の点数が重要視され、受験生の知識や理解力を学力試験で評価するのが一般的です。国語や数学、英語といった主要科目の基礎学力を問う試験が中心となっており、当日の成績が合否を大きく左右します。
それに対して、総合型選抜では学力試験だけでなく、小論文や面接、プレゼンテーションをはじめ、評定平均や英検CSEスコアなどの英語力を示す指標、部活動などの課外活動の実績、志望理由書などの出願書類などの様々な選考項目があります。
それらを通して受験生の個性や人間性、柔軟な思考力、社会での適応力などを総合的に評価します。
出願資格:一般選抜は基本的に誰でも受験できるが、総合型選抜は出願条件に注意

一般選抜は原則として高校を卒業済みまたは高校を年度内に卒業見込みであれば誰でも受験できます。出願に特別な条件が設けられていないため、既卒者や社会人であっても受験することが可能です。
一方、総合型選抜は受験生の個性や意欲、将来の展望などを総合的に評価する選抜方式であるため、出願時には一定の条件が設けられることが多く、大学が独自に設定した多岐にわたる出願条件をクリアする必要があります。
例えば、特定の学科や専攻に関連する活動経験や英検スコアなどの資格の取得などが求められたり、高校卒業年度を出願条件とすることで多浪生が出願できないようにしたりしているケースも少なくありません。
また、高校1年から3年の1学期までの全科目の成績を足して科目数で割った評定平均値が出願条件に含まれている場合もあり、高校入学時から全ての科目で優れた成績を収めておくことも大切です。
加えて総合型選抜では出願前に準備しておくべき書類が多いため、志望校の特徴や求める人物像に沿った自己PRができるよう早めに準備を進めることが合格への第一歩となるでしょう。
スケジュール:一般選抜は1月~3月、総合型選抜は基本的に9月~翌2月に実施される
大学受験対策において、スケジュールをしっかりと把握して計画的に準備を進めることは非常に重要です。一般選抜は毎年1月から3月にかけて実施されるのが一般的であり、大学入学共通テストは1月、個別試験は2月から3月に集中して実施されます。
一方、総合型選抜は大学によっては9月よりも早い段階で選考が始まることもありますが、主に9月から11月にかけて実施され、年内に合否が判明することが多いです。
それに加えてⅡ期、Ⅲ期として12月から翌年2月にかけて複数回総合型選抜入試を実施する大学もありますが、志望校の情報を早めに収集し、出願時期を逃さないようにすることが大切です。
総合型選抜と学校推薦型選抜の違いは?

総合型選抜と学校推薦型選抜はともに学力以外の側面が評価対象に含まれているという点では一致しているものの、明確な違いがいくつかあります。
ここでは、総合型選抜と学校推薦型選抜の違いについて評価基準、出願資格、スケジュールの3つのポイントに注目して紹介します。
評価基準
総合型選抜と公募推薦では小論文や面接が主な評価項目であり、日頃の学業成績(評定平均値)や学業以外での活動も重要な評価対象となります。総合型選抜と公募推薦では評価基準はほぼ同じですが、総合型選抜のほうが選考方法が多様な傾向があります。
一方、指定校推薦では校内選考を突破すればほぼ100%合格します。総合型選抜では様々な選考方法で受験生を多面的に評価しますが、指定校推薦の校内選考の基準は評定平均であることがほとんどです。
出願資格

公募推薦では在籍している学校長の推薦がマストとなっていますが、特定の入試に多くの生徒の希望が集中することは稀なため、「推薦がもらえないのではないか」と考える必要はあまりありません。
一方、指定校推薦では高校ごとにどの大学・学部から何人の枠が付与されるのかが異なり、枠の付与がなければそもそも挑戦できません。人気大学には複数の生徒が希望するため校内選考を経ての出願となります。
なお、総合型選抜では学校長の推薦は不要であり、誰でも出願できるため、より幅広い学生に門戸が開かれています。大学によっては評定平均値が問われない場合もあるため、学業以外の側面で自分自身をアピールすることができます。
スケジュール
総合型選抜は9月、公募推薦は11月に選考が行われることが多いものの、大学や学部によってはそれ以外の時期にも選考が行われます。そのため、出願期日や試験日はもちろん、いつまでに結果が出るのかもしっかり把握しておくようにしましょう。
一方、指定校制推薦では9月に校内選考、12月に大学で入試が行われますが、実際には校内選考でほぼ合否が決まります。
いずれの選抜方式でも年内に合否が決まることが一般的ですが、総合型選抜のⅡ期・Ⅲ期は年内で終わらないことが多く、国公立大学が実施する入試のうち共通テストを課すものは2月頃に合否が発表されます。
総合型選抜と一般選抜のメリットは?

総合型選抜と一般選抜にはそれぞれメリットがあり、向いている学生も異なります。ここでは、総合型選抜と一般選抜のメリットについて詳しく紹介します。
総合型選抜のメリット
総合型選抜のメリットとしては、主に以下のような点が挙げられます。
- 自分の強みや得意分野をアピールできるため、学力だけでは合格が難しい大学に入学できる可能性がある
- 一般選抜との併願が可能な場合もあり、受験にチャレンジできる機会が多くなる
- 一般選抜よりも受験日程が早く、合否が分かるのも早い
総合型選抜は受験生が自身の個性や強みを最大限に活かせる受験方式のため、部活動での実績や資格といった自分の強みをアピールしたい学生に適しています。また、一般選抜と併願すれば受験に挑戦できる回数を増やすこともできます。
さらに、総合型選抜は通常、一般選抜よりも早い時期に実施されるため、早期に進路が決定するというメリットもあります。
進路が早めに決まることで受験のプレッシャーを高校卒業のギリギリまで感じることがなくなり、高校生活の後半を勉強以外の時間に充てることもできるでしょう。
関連記事:この入試のメリットの解説ページ
一般選抜のメリット

一般選抜のメリットとしては主に以下の点が挙げられます。
メリット | 説明 |
学力試験で合否が決まる場合がほとんど | 高校時代の成績や特定の活動に縛られず、試験当日の学力だけで勝負したいという学生には非常に魅力的な選択肢となっています。 |
基本的には誰でも受験できる | 大学入学資格を満たしていれば誰でも受験できるため、出願のハードルが低いことも大きなメリットです。 |
募集定員数が入試区分の中で最も多く、選択肢も幅広い | 前期・中期・後期のそれぞれで異なる大学を受験することもできるため、幅広い選択肢の中で自分に合った大学を自由に選ぶことができるのも大きなメリットと言えるでしょう。 |
受験日程が統一されているため、計画的に勉強を進めやすい | 全国的に統一された試験日程で行われるため、スケジュール管理がしやすく計画を立てやすいという利点もあります。 |
併願がしやすい | 大学が併願に制限をかけることがなく、大学によって選考方法が大きく異なることがほぼありません。 |
総合型選抜と一般選抜のデメリットは?

先述したように、総合型選抜と一般選抜にはそれぞれ異なるメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点が存在します。ここでは、総合型選抜と一般選抜のデメリットについて詳しく紹介します。
総合型選抜のデメリット
総合型選抜のデメリットとしては主に以下のような点が挙げられます。
- 評価基準が曖昧なため具体的な対策が練りにくく、試験官の主観に左右される可能性がある
- 出願条件や選考内容が幅広く準備に時間がかかるため、早期の段階から受験を意識する必要がある
- 一般選抜と併願して受験する場合、両立が難しくなってしまう可能性もある
- 早期に出願・選考が始まるため、準備期間が短い
- 評定平均で出願の可否や合否が決まることがあるので高1から勝負が始まっている
- 出願条件や試験内容が大学ごとに異なり、情報収集に手間がかかる
- 一部の大学では合格後に入学を辞退できない(専願を求める)ルールがある
総合型選抜は学力以外の多様な要素を総合的に評価するという選抜方式ですが、その評価基準がはっきりしてしない場合が多く、どのような人物が合格しやすいのかが分かりにくいというデメリットがあります。
また、評価が主観的になりがちで試験官の個人的な価値観や感覚に左右される可能性も否定できず、努力や能力が正当に評価されないと感じる受験生も少なくないようです。
総合型選抜は学力試験以外の小論文や面接が重視されるという性質上、学力試験対策の他にも様々な準備が求められるため、進路を早めに決めたうえで計画的に準備を進めなければなりません。
さらに、一般選抜と併願する場合には両立が難しいこともあり、総合型選抜で不合格となったときにモチベーションを維持できるかも考慮しておく必要があるでしょう。
一般選抜のデメリット

一般選抜のデメリットとしては主に以下の点が挙げられます。
- 当日の学力試験の成績が合否を大きく左右するため、精神的なプレッシャーがかかりやすい
- 多くの受験生が参加するため倍率が高く、競争が激しい
- 国立大学の後期日程や私立大学は特に倍率が高く、受験問題は近年難化傾向にある
一般選抜は学力試験が中心となるため、試験当日のコンディションや緊張感が合否に大きく影響する可能性があります。
また、試験範囲が広範囲にわたっており、試験日程も他の選抜方式と比べて遅いため、根気強くコツコツと勉強を続けなければなりません。
さらに、国立大学の後期日程や私立大学では競争が激しく、受験問題は年々難化傾向にあるため、少しのミスが合否を左右してしまうこともあるでしょう。
どの受験方式を選ぶか迷っている人がよく抱く疑問への回答

ここでは、総合型選抜と一般選抜に対して多くの受験生が抱きがちな疑問とその回答について紹介します。受験対策の方法や両立の可否などについて気になる方は参考にしてみましょう。
総合型選抜の対策はどう進めればいい?独学でも大丈夫?
総合型選抜の受験対策をする際は、まず自己分析と志望理由の明確化が重要です。
総合型選抜では学力だけでなく受験生の個性や将来性を総合的に評価するため、自分の強みや経験を整理し、志望校が求める人物像に合致しているかどうかを考えると良いでしょう。
小論文では論理的な思考力と表現力が必要となるため、テーマに沿った文章を書く練習を重ね、担当教員からフィードバックを受けるのが理想的です。
面接では自己PRや志望動機をはっきりと言語化できるように、模擬面接を何度も行って臨機応変に受け答えができるようにしておきましょう。
総合型選抜対策においては情報収集と計画性が大きな鍵となるため、明確なビジョンを持って計画的に準備を進められる方であれば基本的に独学は可能です。しかし、独学に不安を感じる場合は塾や予備校の利用を検討するのも良いかもしれません。
塾や予備校では合格者の体験談などの情報が豊富に揃っており、受験のプロにいつでも気軽に相談できる環境が整っているため、蓄積された膨大なスキルやテクニックを駆使して効率的に学ぶことができるでしょう。
総合型選抜と一般選抜と学校推薦型選抜、どれを選べばいいですか?

入試形式 | 向いている人の特徴 |
総合型選抜・公募推薦 | 学力だけでなく個性や人間性を重視するため、自分自身の強みや人間性を深く理解している方に適している |
一般選抜 | 学力試験が評価の中心であり、学力に自信がある方や他の評価基準に縛られたくない方に向いている |
指定校推薦 | 校内選考を通過する必要があるため、高校3年間の成績や日頃の生活態度が良く、学校側との信頼関係がある方に向いている |
選抜方式にはそれぞれ特徴があり、人によって向き不向きがあります。自分の学力や目標、適性を選抜方式に照らし合わせ、自分が大学に行って何をしたいのか、どの方式が最も自分に適しているかをじっくり見極めてから選ぶのがベストです。
自分にどの選抜方式が合っているかが分からないという方は三者面談などのタイミングで担任の先生に相談してみると良いでしょう。
総合型選抜と一般選抜は両立できますか?
総合型選抜と一般選抜の両立は可能ですが、スケジュールと学習計画には注意が必要です。
総合型選抜や公募推薦は通常9月から11月にかけて行われ、一般選抜は1月から3月に実施されるため、これらのスケジュールを考慮したうえで準備を進める必要があります。
また、総合型選抜では小論文や面接などの対策が必要ですが、一般選抜は学力試験が中心となるため、両方を受験する場合にはそれぞれの対策を並行して行わなければなりません。
さらに、先に行われる総合型選抜が不合格となってしまった際は落ち込んだ気持ちをすぐに切り替える必要があり、メンタル面のコントロールも非常に大切な要素と言えるでしょう。
総合型選抜と一般選抜で同じ大学を受けられますか?

総合型選抜と一般選抜で同じ大学を受験することはほとんどの大学で可能となっています。ただし、大学や学部によっては受験できないケースもあるため、総合型選抜と一般選抜で同じ大学を受験する場合には募集要項を事前に確認しておくようにしましょう。
なお、総合型選抜と一般選抜で別の大学を受験する場合、総合型選抜の中には合格後の入学辞退ができない専願制の大学もあるため注意が必要です。
今回の内容のまとめ

本記事では、総合型選抜と一般選抜の違いを中心に解説してきました。その中でも特に重要な点は以下のようにまとめることができます。
- 大学受験には総合型選抜、一般選抜、学校推薦型選抜の3種類がある
- 総合型選抜は人物評価中心、早期合格が魅力
- 一般選抜は学力重視、誰でも挑戦できて選択肢も豊富
- 学校推薦型選抜は成績や推薦が必要で、高校内での実績がカギ
- それぞれ評価方法・出願条件・時期が異なるので注意
- 自分の得意分野や性格、準備状況に合わせて方式を選ぼう
- 総合型と一般選抜の併願は可能だが、専願条件には要注意
- 成功のカギは、早めの情報収集と戦略的な準備
それぞれの選抜方式にはメリットとデメリットがあるため、志望校の募集要項をしっかりチェックしてどのような選抜方式があるのかを早めに知っておく必要があります。
自身の学力や日頃の成績、生活態度、部活動やボランティアなどでの活動実績を鑑みて自分に適した受験方式を見極めることが重要です。
最後になりますが、今回は割愛致しました総合型選抜の対策のポイントや出願時に求められる代表的な出願書類については年内入試ナビの無料会員向けにお渡ししている「総合型選抜の始め方ガイド」でお渡ししております。
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この記事の監修者

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
