作成日: 2025/9/09 更新日:2026/7/02
ショコラティエになるには?月収・資格・日本人の活躍・向いている人を高校生向けに解説

「ショコラティエのなり方は?」
「ショコラティエになるのに必要な資格は?」
この記事では、主に以下のことを解説します。
- ショコラティエになる方法
- 月収はいくらか
- 資格は必要か
- 日本人でショコラティエをしている人はいるか
- 向いている人の特徴
- 仕事内容・やりがい・給料・働き方
- 高校生の進路・おすすめの大学・専門学校
ショコラティエに興味のある人や、ショコラティエを目指している高校生はぜひ最後まで読んでみてください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
ショコラティエになる方法
ショコラティエになるために必要な国家資格はありません。
「技術・実績・センス」が仕事を得るための基盤です。一般的なルートは以下の3つのステップで構成されます。
ステップ | 内容 |
①製菓専門学校・大学に進学して基礎を学ぶ | チョコレートを含む洋菓子全般の知識・技術を体系的に習得する。テンパリング・ガナッシュ・型取りなどの基礎技術を身につける |
②パティスリーやホテルに就職し、実務経験を積む | 高級ホテルの製菓部門や洋菓子店で働きながら、現場での技術・品質管理・顧客対応を経験する |
③独立してブランドを展開する | 十分な技術と人脈・実績を積んだ後、自分のショコラトリー(チョコレート専門店)を開業する |
高校生には①の進学ルートが最初のステップです。
製菓専門学校や大学に進学して基礎を固め、在学中から資格取得とポートフォリオ制作を進めることが就職への近道です。
実務経験の積み方
製菓専門学校・大学を卒業した後は、洋菓子店・ホテルのパティスリー部門・チョコレート専門店などへの就職が一般的な次のステップです。
現場では学校では習得しきれない技術が身につきます。特に以下のような経験が、ショコラティエとしての成長に直結します。
- 本格的なテンパリング技術と温度管理の習得
- カカオの産地ごとの風味の違いの理解
- バレンタインなどの繁忙期における大量製造・品質管理の経験
- 顧客の反応を通じた商品開発の感覚
独立・ブランド展開
十分な経験を積んだショコラティエが目指す次のステージが、独立開業です。
自分のショコラトリーを持つことで、完全にオリジナルのブランドと商品を展開できます。独立には製造技術だけでなく、以下の要素が必要です。
- 経営・会計の基礎知識
- SNSや店舗展開によるマーケティング力
- カカオ豆の仕入れルートと原価管理
- イベント・コラボ企画などのビジネス展開力
独立後は、フランスやベルギーのコンクールに出品することで、国際的な評価を得てブランド価値を高めることも可能です。
ショコラティエの月収はいくらですか?
ショコラティエの収入は、経験年数・勤務先・雇用形態・独立開業の有無によって大きく異なります。
職業情報サイトJobTagによると、洋菓子製造・パティシエの平均年収は約396万円です。
段階別の月収・年収目安
経験を積むほど収入が上がり、独立後は実力次第で高収入を狙えます。
段階 | 月収目安 | 年収目安 |
新卒・アシスタント(就職直後) | 16〜22万円 | 200〜300万円 |
中堅(5〜10年・洋菓子店・ホテル) | 22〜30万円 | 300〜400万円 |
店舗責任者・チーフクラス | 30〜40万円 | 400〜550万円 |
独立開業(軌道に乗った場合) | 収入は規模次第 | 600万〜数千万円も可能 |
特にオリジナルブランドを展開し、バレンタインなどの繁忙期に高単価商品を販売できるショコラティエは高収入を得られる可能性があります。
一方、初任給は製菓職全般として低め水準であり、長期的なキャリアを見据えた視点が重要です。
ショコラティエになるには資格が必要ですか?
ショコラティエになるために必須の国家資格はありません。
技術と実績が評価される職業であり、資格がなくてもショコラティエとして働くことはできます。
ただし、以下の資格を取得することで、就職・採用・顧客からの信頼を得やすくなります。
役立つ資格(必須ではない)
資格 | 概要 |
製菓衛生師 | 厚生労働省が定める国家資格。製菓の衛生・技術の知識を証明できる。洋菓子店・ホテルの採用で評価されやすい |
菓子製造技能士(1級・2級) | 製菓の技術を証明する国家検定。1級は実務経験が必要 |
調理師免許 | 調理全般の知識・衛生管理を証明する。飲食店での就職に役立つ |
ショコラアドバイザー | チョコレートの専門知識を証明する民間資格。顧客への提案力の証明になる |
スイーツコンシェルジュ | 洋菓子全般の幅広い知識を証明する民間資格 |
製菓衛生師は、専門学校に在籍することで卒業と同時に受験資格を得られる学校が多くあります。
在学中に取得しておくことで、就職活動で有利に働きます。
独立開業の際には「菓子製造業」の食品衛生法に基づく営業許可の取得が別途必要です。
資格そのものよりも「実力・作品・実績」が評価される職業ですが、資格は信頼の補完として積極的に活用できます。
日本人でショコラティエをしている人はいますか?
日本人のショコラティエは世界で高く評価されており、多くの著名なショコラティエが活躍しています。
日本で有名なショコラティエといえば、ミュゼ・ド・テオブロマの土屋公二氏、パレ・ド・オールの三枝俊介氏などが挙げられます。
小山進氏は、フランスで最高の権威を持つクラブ・デ・クロクール・ド・ショコラで2011年から5年連続で最高位を獲得しており、2015年のインターナショナル・チョコレート・アワーズ世界大会では4つの金賞、4つの銀賞、1つの銅賞を受賞するなど、日本人ショコラティエの中でも特に注目を集めています。
世界で活躍する主な日本人ショコラティエ
日本の繊細な技術と感性は、世界のチョコレート界で高い評価を受けています。
ショコラティエ | ブランド・拠点 | 主な実績 |
三枝俊介氏 | CHOCOLATIER PALET D'OR(東京) | フランス・リヨンの名店ベルナシオンで修業。世界初のホワイトチョコビーントゥバー専門店も展開 |
小山進氏 | パティシエ エス コヤマ(兵庫) | フランスのショコラコンクールで12度の最高位を獲得。国際チョコレートアワード世界大会でも多数受賞 |
辻口博啓氏 | LE CHOCOLAT DE H(東京) | サロン・デュ・ショコラ・パリで6年連続最高評価を獲得。和素材・発酵をテーマにしたチョコで世界に発信 |
青木定治氏(サダハル・アオキ) | パティスリー サダハル アオキ パリ(パリ) | 日本に出店せずパリで活動する世界的パティシエ。抹茶やゴマなど和素材をフレンチ技術と融合させた作品で有名 |
彼らのように、日本人でありながらパリの美食家に愛されているショコラティエがいることは、日本のショコラティエの技術と感性が世界に通用するハイレベルなものである証明といえます。
日本人ショコラティエに共通するのは、和素材(お茶・ゴマ・柚子・甘麹など)を取り入れながら、日本の伝統や美意識を作品に反映させる独自性です。
こうした「日本らしさ」が世界に通じる差別化ポイントになっています。
ショコラティエに向いている人は?
ショコラティエは、チョコレートという繊細な素材を扱うため、技術力と感性・継続力の両方が求められます。
以下のような特徴を持つ人は、ショコラティエの仕事と相性が良いです。
特徴 | 理由 |
チョコレート・お菓子が大好きな人 | チョコレートに強い関心と情熱があり、新しい味や表現を追求するモチベーションの源になるから |
手先が器用で細かい作業が得意な人 | テンパリング・型抜き・デコレーションなど繊細な作業に丁寧さと集中力が求められるから |
美的感覚・デザインセンスがある人 | 「食べられる芸術」とも呼ばれるチョコレートは見た目の美しさも重要で、センスと創造力が活きるから |
味覚・嗅覚が鋭い人 | カカオの産地・焙煎方法・素材の組み合わせによる微妙な違いを感じ取る感覚が必要だから |
研究熱心で学び続けられる人 | チョコレートの世界は進化しており、新しい技術や素材を取り入れる学び続ける姿勢が大切だから |
体力と忍耐力のある人 | 繁忙期には長時間の立ち仕事が続くため、体力と粘り強さが欠かせないから |
チョコレートへの情熱と、学び続ける姿勢と体力を兼ね備えた人がこの職業に向いています。
ショコラティエとは
ショコラティエ(Chocolatier)とは、チョコレート菓子の製造・開発・販売を専門に行う職人のことです。
フランス語で「チョコレート職人」を意味します。洋菓子全般を扱うパティシエの中でも、特にチョコレートに特化した技術や知識を持つのがショコラティエです。
カカオ豆の産地・焙煎方法・テンパリングなど、チョコレートに関する深い専門性が求められます。
主な仕事内容
ショコラティエの仕事は、素材の選定から製造・開発・販売まで幅広い工程に及びます。季節やイベントに合わせた商品を企画し、顧客のニーズに応えるために常に新しいアイデアを追求します。
仕事内容 | 詳細 |
チョコレートの製造 | カカオ豆からチョコを作る「ビーントゥバー」や、製菓用チョコを使った加工 |
チョコレート菓子の開発 | ボンボンショコラ・タブレット・チョコケーキなどのオリジナル商品を企画・開発する |
素材選び・品質管理 | カカオ豆の産地ごとの特性を理解した上で仕入れ・原価計算・衛生管理・アレルギー表示を管理する |
製造技術の実施 | テンパリング(温度調整)・型取り・ガナッシュ作り・コーティング・デコレーションを行う |
イベント対応 | バレンタイン・催事出店・コラボ企画など季節や目的に合わせた商品を提供する |
販売・接客 | ショコラトリー(チョコレート専門店)を構えて自ら販売・ブランド展開を行う |
ショコラティエのやりがい
ショコラティエのやりがいは、チョコレートという素材を通じて自分の創造力を発揮し、人々に喜びを届けられる点にあります。
技術を磨き続けることで自己成長を実感でき、将来的には自分のブランドを築く夢も広がります。
やりがいを感じる場面 | 詳細 |
創造力を活かせるとき | 独自のレシピを考案し、素材の組み合わせやデザインを工夫して、オリジナルの一品を生み出せる |
お客様の笑顔に直結するとき | 完成したチョコレートを手にした人の喜びや感動を直接感じられる |
芸術性を表現できるとき | 繊細なデザインや仕上げを通じて「食べられる芸術作品」を作れる |
コンテストで評価されたとき | 国内外のチョコレートコンクールに挑戦し、受賞することで技術の客観的な評価を受けられる |
ブランドを築けたとき | 独立して自分のショコラトリーを持ち、ファンに支持されるブランドを作れる |
ショコラティエの働き方
ショコラティエとしての働き方は、勤務先と立場によって大きく異なります。
職場 | 雇用形態 | 勤務形態の特徴 |
高級ホテルのパティスリー部門・レストランのデザート担当 | 正社員・契約社員・アルバイト | 早朝5〜6時から仕込み開始。1日8〜10時間程度。シフト制で土日祝勤務が多い |
洋菓子店(パティスリー) | 正社員・契約社員・アルバイト | 朝6〜7時出勤。1日8時間前後。繁忙期は残業あり。平日定休が一般的 |
チョコレート専門店(ショコラトリー) | 正社員・契約社員・アルバイト | 朝6時頃から仕込み。バレンタインなどの繁忙期は12時間以上になることもある |
自分のブランド(独立) | 経営者(個人事業主または法人代表) | 勤務時間は不規則。製造・販売・経営管理を一手に担うため長時間労働の傾向がある |
体力的に大変な面はありますが、チョコレートを通じて人々に喜びを届け、世界を舞台に活躍できる可能性を秘めた仕事です。
ショコラティエという職業の注意点
ショコラティエはやりがいの大きい仕事ですが、事前に把握しておくべき現実的な側面もあります。
注意点 | 詳細 |
初任給が低め | 製菓職全般として初任給は低い傾向があり、収入が安定するまで時間がかかる |
繁忙期の体力的負担が大きい | バレンタインなどの繁忙期は長時間労働・立ち仕事が続く |
継続的な学習が必須 | テンパリングや温度管理など繊細な技術の継続的な練習と、新しい素材・技術へのアップデートが必要 |
マーケティング視点が必要 | 美味しいチョコレートを作るだけでなく、ターゲットに響く見せ方・販売戦略を考える必要がある |
独立開業のリスク | 独立には経営知識・集客力・初期投資が必要で、軌道に乗るまで収入が不安定になることがある |
収入面の長期視点が必要 | 長期的なキャリアを見据えて、修行・実績積み上げを計画的に進める姿勢が求められる |
技術を磨くだけでなく、学び続ける姿勢とビジネス感覚を兼ね備えることが成功への鍵です。
高校生の進路
ショコラティエを目指す高校生の進路は、大きく「大学」「短大」「専門学校」に分かれます。
大学に進学する
管理栄養士養成課程がある大学への進学は、ショコラティエとしての将来の可能性を広げる選択肢になります。
栄養学・食品学の知識はチョコレート製品の開発に直接役立ちます。
砂糖や脂質のバランスを工夫したり、アレルギーに対応したチョコレートを開発したりする際に、専門知識が強みになります。
メリット | デメリット |
管理栄養士の国家資格を取得できる | 修業年限が4年間と長い |
栄養・食品の専門知識がブランドの差別化になる | 専門学校と比べて製菓実技の授業が少ない場合がある |
キャリアの変更が必要になった場合でも病院・食品メーカーへの就職が可能 | 学費が専門学校より高くなる場合がある |
短大に進学する
家政学科・食物栄養学科など食品・栄養に関する基礎知識を2年間で効率よく学べます。
大学より短期間で卒業できるため、早く社会に出たい人に向いています。調理師免許・栄養士資格の取得を目指せる短大も多く、就職活動で役立ちます。
専門学校に進学する
最も一般的な進路は製菓専門学校への進学です。チョコレートを含む洋菓子全般の基礎から応用まで実習中心で学べます。
メリット | デメリット |
テンパリング・ボンボンショコラ作りなど即戦力スキルを最短で習得できる | 学士の学位は得られない |
製菓衛生師の資格取得をサポートする学校が多い | 大学・短大よりキャリアの幅が狭くなる場合がある |
2年制・1年制など早期就職を目指せる選択肢がある | — |
おすすめの大学
ショコラティエを目指す人に参考になる大学を紹介します。
管理栄養士養成課程や食物系の学科に進学することで、食の専門知識と製菓のスキルを組み合わせたショコラティエを目指せます。
日本栄養大学 栄養学部
栄養・食物の分野で国内トップクラスの実績を誇る大学です。
特徴 | 内容 |
資格取得 | 管理栄養士・栄養士・調理師免許など複数の資格取得を目指せる |
実習環境 | 充実した調理実習室・食品実験室が整備されており、食の専門知識を実践的に学べる |
強み | 栄養の専門家としてのブランド力を持ちながら製菓に関わりたい人に向いている |
参照:日本栄養大学 栄養学部
相模女子大学 栄養科学部
食物・栄養科学の視点から食について深く学べる大学です。
特徴 | 内容 |
カリキュラム | 食物科学・栄養学を体系的に学べるカリキュラムが整備されている |
実習 | 食品開発や調理実習を通じて実践的なスキルを養える環境がある |
強み | 食の科学を深く学びながら、製品開発の視点も身につけたい人に向いている |
参照:相模女子大学 栄養科学部
おすすめの専門学校
ショコラティエを目指す場合の実践的なスキルを最短で習得したい人には専門学校が向いています。
山手調理製菓専門学校(東京)
毎日実習が充実したカリキュラムで、製菓衛生師の取得と現場力を徹底的に鍛える専門学校です。
特徴 | 内容 |
実習時間 | 2年間で1,600時間超の実習量を誇る充実したカリキュラムがある |
資格取得 | 国家資格「製菓衛生師」の取得を目指せる |
海外研修 | フランス・イタリアなどへの海外研修があり、研修費の大部分補助が受けられる |
独立支援 | 現役プロ講師による指導と、独立開業に向けたマネジメントも学べる |
参照:山手調理製菓専門学校
大阪ホテル・ウェディング&製菓調理専門学校(大阪)
パティシエ&ショコラティエコースを設置した、関西エリアの実践重視の専門学校です。
特徴 | 内容 |
専門コース | パティシエ・ショコラティエに必要な製菓技術の基礎から応用まで3年間かけて学べる |
Wメジャー制度 | 製菓以外の分野(製パン・カフェ・調理など)も自由に追加受講できる |
講師陣 | 現役トップパティシエなどが少人数制で直接指導する体制がある |
総合力 | 技術だけでなく素材理解・商品開発・マネジメント力も同時に習得できる |
札幌調理製菓専門学校(北海道)
2年間で240種類以上のレシピを実習で経験し、製菓衛生師取得と就職まで一貫サポートする専門学校です。
特徴 | 内容 |
実習内容 | 「1人1台実習」「オールデイ実習」で基本から応用技術をしっかり習得できる |
就職支援 | 就職率は19年連続100%の実績を誇る |
雰囲気 | 少人数・アットホームな環境で初心者でも安心してステップアップできる |
参照:札幌調理製菓専門学校
よくある質問
ショコラティエとパティシエの違いは?
一見すると似ている2つの職業ですが、扱う範囲と専門性に明確な違いがあります。
職業 | 専門分野 | 仕事内容 | 必要な知識と技術 |
パティシエ(Pâtissier) | 洋菓子全般 | ケーキ・焼き菓子・デザートを作る | 洋菓子のスペシャリスト |
ショコラティエ(Chocolatier) | チョコレート | ボンボンショコラ・タブレット・ガナッシュなどを作る | カカオの産地・焙煎・温度管理などチョコレート特有の知識と技術 |
パティシエはお菓子全般のプロ、ショコラティエはチョコレート専門のプロという位置づけです。
実際にはパティシエがショコラティエの技術を兼ねている場合も多く、両者の境界は現場によって異なります。
参考:パティシエになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を高校生向けに解説
社会人からショコラティエになるには?
社会人からショコラティエを目指す場合、まず製菓専門学校や調理師学校で基礎を学ぶことが第一歩です。
その後、チョコレート専門店や洋菓子店で実務経験を積むのが一般的です。
夜間・通信制の製菓学校を活用すれば、仕事を続けながら学ぶことも可能です。
将来独立を目指す場合は、製造技術だけでなく経営の基礎知識・マーケティング戦略も学んでおくことが重要です。
ショコラティエは海外で働ける?
世界を舞台に活躍することが可能な職業です。
フランス・ベルギー・スイスなどのチョコレート大国への修行は、技術向上だけでなく国際的なネットワーク構築にもつながります。
日本人ショコラティエの中には、パリにショコラトリーを構えて活躍しているケースも存在します。
英語やフランス語の習得と、コンテスト参加による評価の積み上げが海外活躍への道を開きます。
まとめ
この記事では、ショコラティエになる方法・月収・資格・日本人の活躍・向いている人・仕事内容まで解説しました。
重要なポイントをまとめます。
- ショコラティエに必須の国家資格はなく、「技術・実績・センス」が仕事を得るための基盤
- なるためには「製菓専門学校・大学への進学」→「洋菓子店・ホテルでの実務経験」→「独立開業」という流れが一般的
- 月収は平均約21.8万円(JobTag・洋菓子製造・パティシエ分類)。独立・ブランド展開次第で大幅に上がる可能性がある
- 製菓衛生師・菓子製造技能士などの資格は必須ではないが、就職・採用・信頼獲得で実質的に重要
- 日本人ショコラティエは世界で高く評価されており、三枝俊介氏・小山進氏・辻口博啓氏・青木定治氏など多数の著名なショコラティエが活躍している
- 向いているのは、チョコレートへの情熱・手先の器用さ・美的センス・研究熱心さ・体力を兼ね備えた人
- 高校生には製菓専門学校または食物・栄養系の大学・短大への進学が現実的な出発点
まずは志望する大学・専門学校のオープンキャンパスに参加し、カリキュラムと卒業生の就職実績・実習環境を確認してみてください。
本記事がショコラティエについての全体像を理解する参考になれば幸いです。
ショコラティエになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
ショコラティエになる方法や、ショコラティエになるために最適な進学先をまとめた「ショコラティエのなり方ガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
